銅婚の里ツアー

銅婚の里ツアー体験記

生まれ育った街で迎えた、夫婦の特別な日

二宮さんご夫婦(新居浜市)

子供の頃にはわからなかった魅力がつまった、マイントピア別子

「小さい頃にマイントピア別子端出場ゾーンに来たことはありますが、東平ゾーンに来るのは初めてです。」というのは、新居浜市にお住いの二宮さんご夫婦です。子供の目線と、大人になってからの目線では銅山に対する印象も違うようです。

「東洋のマチュピチュ」と称され、産業遺産がそのまま残る東平ゾーンとは対照的に、テーマパークとして銅山の歴史を楽しみながら学ぶことができる端出場ゾーン。長さ333mの観光坑道は旧火薬庫跡を利用して作られ、江戸時代の銅山の作業風景を再現した江戸ゾーン、明治以降の急速に進む近代化を巨大パノラマと映像で見ることができる近代ゾーン、銅山内の作業を実際に体験することができる遊パーク体験ゾーンの3つから構成されています。

「銅婚の里」新居浜市の魅力を私たち市民も発信し続けたい

端出場ゾーンは2016年4月にリニューアルされ、炭酸泉や酸素泉の露天風呂が楽しめる別子温泉~天空の湯~や、子供たちに人気の「ボーネルンド」がプロデュースしたあかがねキッズパークなどご家族でも楽しめる施設が充実。さらに子供から大人まで人気なのが「いよかんソフト」です。口に含むと伊予柑の爽やかな香りが鼻に抜け、甘すぎないすっきりとした味わいが評判です。ツアーに参加された皆さんにも気に入っていただきました。

子供の頃の記憶をたどり、今と比べながら旅を楽しまれた二宮さん。自分の生まれ育った町について、「新居浜、いいとこあるやん」と気付いた旅でもあったそうです。「これからも新居浜市の素敵なところを守り続けたい」という二宮さんは、銅婚式という節目を、地元で楽しく過ごせたことが何よりの記念になったご様子でした。