銅婚の里ツアー

銅婚の里ツアー体験記

地元の温かいおもてなしが、
家族の記念日を演出

石川さんご家族(栃木県)

瀬戸内海の景色を眺めながらディナーを満喫

「豪華なディナーで驚きました」と、ツアーのなかでも銅婚ディナーが一番印象に残ったと石川さん。銅婚式の舞台となったのは新居浜マリーナにあるベイサイドレストラン「BLANC&BLEU」。

今回、料理を手掛けられた清家料理長は、2004年にドイツで開催された「世界料理オリンピック」日本代表チームの一員として銀メダルを獲得した料理人。地元の食材にこだわり「伊予の海の幸・山の幸のオードブル」や「別子山のアマゴのコンフィー」、「牛フィレ肉のポワレ 愛ある県産品をブリックに包んで」など、どれも素材を活かした味付けに繊細な盛り付けで、舌も目も楽しませていただきました。

自然と産業遺産が調和する、落ち着いた雰囲気の新居浜市

石川さんは「豊かな自然に多彩な遺構が溶け込んだ、心やすらぐ街」と印象を抱いたようです。
新居浜市は、1691年の別子銅山の開坑と、そこから派生した産業によって発展しました。現在、海岸部には多くの工場群が立ち並び、四国有数の工業都市を形成しています。宿泊先であるリーガロイヤルホテル新居浜の窓から、工場やコンビナートが作り出す幻想的な夜景を眺めつつ眠りについた石川さん。機会があれば、新居浜市内の街並みを散策し、点在する産業遺産や遺構をもっと見てみたいと語っていました。

ツアーもさることながら、石川さんが印象に残っているのが地元の人々のあたたかいもてなし。豊かな自然と心温まる交流のなかで、ほっこりとした気持ちで帰路につかれたそうです。