銅婚の里ツアー

3月27日銅婚ツアー開催

3月27日(土)スケジュール

結婚7年目を迎えたご夫婦5組を対象に2021年3月27日(土)~28日(日)に銅婚イベントを行いました。

この度、めでたく結婚7年を迎えられた5組の様ご家族は、銅婚式の記念にと、お申込みをいただき、お子様も一緒に遊びにきてくださり、銅にゆかりのある新居浜市で「銅婚式」の記念に残る2日間を過ごされました。

まず、「あかがねミュージアム」にて銅婚セレモニーを行いました。石川勝行市長から、「銅婚証明書」が贈呈されました。この「銅婚証明書」は、新居浜ふるさと観光大使でイラストレーターの近藤勝也氏が銅婚式のために書き下ろしたイラストが入っています。その後、銅婚式の祝福の鐘を7回鳴らし、各ご家族の結婚7年目の誓いを思い出に刻みました。

銅婚式のあとは、あかがねミュージアム内のワークショップ会場に移動し、「銅婚」にちなみ、かつて世界有数の銅の産出を誇った「別子銅山」で採取した石を原料とした「新居浜硝子」に名前を掘るサンドブラストと、銅板でお花を作るワークショップを体験していただきました。

その後、会場を移し、広瀬公園に到着。タイミングよく満開の桜並木を歩き、広瀬歴史記念館へ移動しました。こちらの旧広瀬邸は、別子銅山の近代化により日本の近代産業を育成し、住友グループと工業都市・新居浜の礎を築いた広瀬宰平の旧邸と庭園です。 平成30年、旧広瀬邸の庭園が、「迎賓・祝祭・顕彰の場を兼ね備えた近代日本における地方の庭園文化発展を示す重要な事例である」として、国の名勝「旧広瀬氏庭園」に指定されました。 旧広瀬邸の母屋や新座敷など主要な建造物は、平成15年に国の重要文化財「旧広瀬家住宅」に指定されている新居浜を代表する施設です。

広瀬歴史記念館館長により、広瀬歴史記念館と旧広瀬邸をご案内いただきました。

旧広瀬邸から宿泊先に移動。ここで、エレガントコースを選択された2組は、リーガロイヤルホテル新居浜へ。アドベンチャーコースを選択された3組はオーベルジュゆらぎへ。

各ホテルでは、銅婚オリジナルのプランとディナーが提供され、銅婚を祝いました。

2021年 銅婚イベント 2021年 銅婚イベント 2021年 銅婚イベント 2021年 銅婚イベント 2021年 銅婚イベント
銅婚式PRイベント開催

3月28日(日)スケジュール

2日目最初に訪れたのは、「日暮別邸記念館」です。こちらは、新居浜から瀬戸内海沖合約20kmにある四阪島に、明治39年住友家の別邸として建設されたものを、平成30年に、四阪島が遠望できる今の場所へ移築した別子銅山ゆかりの施設です。別子銅山にまつわる様々な歴史に触れ、展望台からは四阪島や赤石山系の山々、新居浜市内を望むことができます。こちらでは、銅婚式を記念した家族写真の撮影も行いました。

リーガロイヤル新居浜に移動し、銅婚記念ランチを楽しみました。シェフによって提供されたカラフルなランチの中には「結婚7年の幸福」にちなみ、新居浜の大島でしか採れない「七福芋」料理もご用意いただきました。

ランチが終わり、別子銅山の歴史を刻む「山田社宅」へ移動。昭和初期に住友企業の幹部社宅として順次整備され、最盛期には最大290戸あった住友山田社宅群は、「住友グループの昭和の近代化の象徴」と言えます。 令和2年8月17日官報告示により国の登録有形文化財になった「住友山田社宅」6棟は、洋館も含め昭和浪漫あふれる建物で、整備が終わった建物から順次公開されることとなっています。 今回は、この日から限定公開が始まった旧住友鉱業株式会社別子鉱業所長社宅を見学しました。 当時の様子をそのまま残す主屋・応接棟・茶室などを新居浜市の担当者から説明を受けたあと、満開の桜と洋館をバックに記念撮影を行い、2021年の銅婚ツアーが終了しました。

結婚7年目を迎える銅婚カップルが、別子銅山が生んだ浪漫溢れる建物を巡る「銅婚ロマンスツアー」はいかがだったでしょうか?これから銅婚を迎えるみなさんも「銅婚の里にいはま」に是非お越しください。

2021年 銅婚イベント 2021年 銅婚イベント

ご協力頂いた皆様

新居浜市企画部別子銅山文化遺産課様、あかがねミュージアム様、広瀬歴史記念館様、日暮別邸記念館様、リーガロイヤルホテル様、ゆらぎの森様