銅婚の里ツアー

銅婚の里ツアー体験記

結婚7年目と次男の退院祝い、ダブルの記念日に。

岩城さんご一家(大阪府)

大人も童心に帰り、子供といっしょに楽しめる博物館

岩城さんは、ご夫婦と5歳と4歳の男の子の4人家族でご参加。ツアー初日、特に印象に残っているのが愛媛県総合科学博物館だとか。

この博物館は、自然館、科学技術館、産業館から構成され、目玉は実物大の動く恐竜。ティラノサウルスとトリケラトプスが待ち構え、本物さながらに動きます。あまりの迫力とリアルさに、二人のお子様も大はしゃぎ。歓声が館内に響きわたりました。

今回はドーム直径30m、世界最大級のプラネタリウムも体験。約65万個もの恒星を投影した満天の星空は、まるで宇宙空間を漂っているかのよう。プラネタリウムをスクリーンにみたてた3D映像は迫力満点で、楽しみながら地球のことを理解できたといいます。

旧広瀬邸と庭園の散策でゆったりとした癒しの時間を

先駆的な近代和風住宅として平成15年に国の重要文化財に指定された旧広瀬邸は、母屋は明治10年、新座敷と庭園は明治22年に造られました。伝統的な日本建築の様式でありながら、マントルピースや避雷針、ガラスなど、様々な西洋のテイストが盛り込まれた独特の空間が広がります。

展示館の望煙楼から見渡す瀬戸内の多島美や、詫び寂びを感じさせる庭園を眺めていると、まるで時が止まっているかのような錯覚にとらわれます。岩城さんご夫婦は「忙しかった日常を忘れて、ゆったりとした気分になりました」と癒されたご様子。

実は、岩城さんのご次男は半年間の闘病生活を送っていました。家族みんなでツアーに参加することを目標に、直前までつらい治療に耐え、無事退院。「このツアーは夫婦の結婚7年目を祝うと同時に、家族をより強い絆で結びました」と岩城さんはふりかえります。