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新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えていますが、アルコールは、火気に近づけると引火しやすく、また、アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすいという特徴があります。
ご家庭や事業所などにおいて、消毒用アルコールを使用する場合、十分注意の上、安全に取り扱ってください。
最近、換気不良により、小型ガス瞬間湯沸器での一酸化炭素中毒による死亡事故が発生しています。
物が燃えるには、新鮮な空気が必要です。十分な換気をしなければ、空気が不足し、一酸化炭素が発生します。
閉めきった4畳半で小型ガス瞬間湯沸器を燃焼すると、約20分で致死量の一酸化炭素が部屋に充満することもあります。
一酸化炭素は無色無臭です。頭痛や吐き気で異変に気づいた時には、手足がしびれて動けず、手遅れになって死に至る場合もあります。
最近、消防署の職員を名乗る人物からの不審な電話が急増しています。
消防署から一般のご家庭に電話をして家族構成を聞くなど、個人情報を聞き出すことはありません。また、消火器や住宅用火災警報器の販売・点検なども行っていませんので、不審な電話や訪問には十分にご注意ください。
家族構成などの個人情報を聞き出す電話があっても、絶対に答えないでください。
また、消防署の職員を名乗る人物が直接お宅へ訪問した場合は、身分証の掲示を求めてください。
不審だなと思ったら、すぐに新居浜市消防本部までお問い合わせください。
新居浜市消防本部 0897-34-0119(代表)
全国的に産業廃棄物処理施設において火災が相次いで発生しております。本市におきましても本年度2件の産業廃棄物業者から火災が発生しております。
産業廃棄物処理施設での火災は、取扱う物質の特殊性、大量の可燃物の貯蔵等から出火時の延焼拡大危険性及び消火困難性が高く、火災が発生した際には社会的影響の大きな火災となる可能性があります。つきましては、火災予防に関する法令や廃棄物の処理及び清掃に関する法律を遵守することはもとより、以下の6点について改めて徹底した対応をよろしくお願いします。