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心肺蘇生法(心臓マッサージ)

ページID:0132952 更新日:2024年2月5日更新 印刷用ページを表示する
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応急手当でつなぐ救命バトン

 倒れている人を発見したら、すぐに応急手当をお願いします。救急バトンをしっかりと救急隊につなげられるように次の手順を覚えておきましょう。

 

1.反応確認

 肩を優しくたたきながら、大声で呼びかける。

2.通報

 反応がなかった場合は、大声で助けを求め、119 番通報とAED の手配を依頼。

3.呼吸確認

 胸や腹部の動きを見て、普段どおりの呼吸があるかを確認(普段どおりの呼吸が確認できれば、様子を見ながら回復体位で応援や救急車を待つ)。

 

 呼吸確認 回復体位

4.胸骨圧迫+人工呼吸

 胸骨圧迫(心臓マッサージ)30回と人工呼吸2回を交互に絶え間なく繰り返す(人工呼吸に自信がない場合などは胸骨圧迫だけを続ける)。

胸骨圧迫1

AEDの到着後は、直ちにAEDの使用を開始してください!


心肺蘇生法(胸骨圧迫+人工呼吸)

胸骨圧迫のポイント

圧迫の場所:胸の真ん中(胸骨の下半分)

圧迫の深さ:成人は約5cm(6cmは超えない)、小児は胸の厚さの約3分の1

胸骨圧迫2

圧迫の解除:圧迫と圧迫の間は胸が元の高さまで戻るようにする

圧迫のテンポ:1分間に100回~120回

圧迫は絶え間なく、垂直に押す(胸骨圧迫の中断時間は最小限にする)


人工呼吸のポイント

気道を確保するため片手を額に当て、頭を後ろにのけぞらせ、あご先を上げる

人工呼吸

約1秒間かけて、胸が軽く上がるのを確認しながら息を吹き込む(吹き込みは2回まで)


勇気ある行動が命を救います!

 あなたの勇気ある行動が命を救います。慌てず落ち着いて反応、呼吸の確認をしましょう。また、一人の場合は周囲に助けを求め、119番通報や周りの安全確保などを協力して行ってください!目の前の命を救うのはあなたです!

救急車