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乳児の重大事故を防ごう!

ページID:0132986 更新日:2024年2月6日更新 印刷用ページを表示する
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乳児の重大事故を防ごう!

 乳児の事故はいつどこで起こるか分からず、特に注意が必要です。ここでは、育児をしている保護者や家族に向けて、乳児の事故で特に多い誤飲・窒息の原因と対策、対応を紹介します。

原因と対策

1.ボタン電池、おもちゃなどの誤飲→手の届かないところへ保管する

2.ミルクの吐き戻しによる窒息→授乳後はげっぷをさせる

3.うつ伏せで寝て寝具に埋もれる→1歳になるまでは仰向けに寝かす


対応

 直ちに119番通報をしてください。1のときで反応がある場合には背部叩打法と胸部突き上げ法を、異物が取れるか、反応がなくなるまで数回ずつ交互に行います。

 ※1,2,3のときで反応がない場合には、直ちに心肺蘇生法を行ってください。


背部叩打法(1のときで反応がある場合)

 救助者の片腕の上に乳児をうつぶせに乗せ、片方の手で乳児のあごをしっかり持ち、頭部が低くなるような姿勢にします。もう一方の手のひらの付け根で、背部を力強く数回連続してたたきます。

背部叩打法

胸部突き上げ法(1のときで反応がある場合)

 救助者の片腕の上に乳児を仰向けに乗せ、手のひら全体で乳児の後頭部をしっかり支え、頭部が低くなるよう仰向けにします。両乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とする胸骨の下半分をもう一方の手の指2本で力強く数回連続して圧迫します。

胸部突き上げ法

心肺蘇生法(1、2、3のときで反応がない場合)

 圧迫する位置は、両乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とした胸骨の下半分で、指2本で胸骨圧迫を行います。

 圧迫の強さ(深さ)は、胸の厚さの約3分の1を目安として、十分に沈む程度に、強く速く絶え間なく圧迫します。

心肺蘇生法