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ガソリンや軽油は私たちの生活にはなくてはならない身近な危険物ですが、その取扱いや保管方法を誤ってしまうと思わぬ事故に発展することになります。
ガソリンや軽油を正しく取扱うために知っておきたい事項を次のファイルにまとめましたので、参考としてください。
石油ストーブによる火災は、誤使用や不注意による原因が大半を占めており、そのうち約1割がガソリンや軽油を、灯油と間違えてストーブに給油したことによるものです。
もし、ストーブのタンクに誤ってガソリンを入れてしまった場合、燃焼しているうちにガソリンが揮発し、タンク内部の圧力が高まってガソリンが外部に染みだし引火、ストーブ全体が炎に包まれてしまいます。
しかも、ストーブの多くは室内で使用されるため、炎は一気に周囲に燃え広がる危険性があります。
セルフスタンドの普及に伴い、ガソリンを入れるはずの自動車に軽油を入れるなどの誤給油がしばしば起きています。誤給油は故障の原因となるだけでなく、誤って入れた機器によっては火災が起きた例もあります。
セルフスタンドのノズルカバーやノズル受けには、誤給油を防ぐため、ハイオクガソリンは『黄』、レギュラーガソリンは『赤』、軽油は『緑』、灯油は『青』に色分けされています。これらをしっかり確認して、誤給油しないよう気をつけましょう。