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令和7年6月に中央新居浜自動車学校協力のもと、教習所のコースを使用し、運転技術の向上を目的とした消防職員対象の育成訓練を実施しました!
この訓練は若手職員を中心に運転技術の向上を第一の目的とし、自動車教習所の施設を利用することで、狭隘道路等における車両操縦技術の習得に努めました。また、職員一丸となって交通事故防止に努め、緊急走行に関する基本的な知識や交通法規に関する教育も併せて行いました。
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縦列駐車を行うポンプ車(準中型) | 周囲の安全確認と誘導を行う |
この日は悪天候でしたが、現場に出動する際は天候を選べません。視界も足元も悪く、誘導員の声も届きにくいなど、悪条件下で実践に即した良い訓練ができました。
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S字カーブを走行するタンク車(大型)とポンプ車(大型) | 縁石等に接触しないよう内輪差を意識して運転する様子 |
狭い道を大きな車両で走行するためには、運転者と誘導者が共に車両の特性を知ることが重要です。
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内輪差を考慮したハンドル操作の指導を受ける若手職員 |
緊急自動車の運転は、通常の運転とは異なり、切迫した中での対応が求められます。安全かつ迅速に現場に向かうためには訓練を積み重ねるしかありません。大切なことは次に生かすこと。厳しい意見も真摯に受け止め運転技術の向上を目指します!!
この度、中央新居浜自動車学校の皆様には、安全運転教育を通じて地域の交通安全に貢献する目的のもと、訓練趣旨に賛同いただき施設利用にご協力いただきました。
設備の整ったコースでの走行訓練は、運転技術の基本に立ち返ることができ、職員の運転技術の向上につながりました。
この運転技術をもとに、市民の皆様の要請に安全かつ迅速に対応できる車両運行を目指していきますが、市民の皆様におかれましても、自動車などの運転中に緊急自動車が接近してきた場合は、進路を譲っていただくなど、安全な緊急通行ができるようにご理解・ご協力をお願いいたします。