本文
2024年8月15日に国の有形文化財に登録された村上家住宅は、元禄年間 (1688-1704) に西条藩主の御立寄の記録や、宝暦 12 年(1762) の修繕を記録した文書史料などが残されており、建物と併せて大島における江戸時代の庄屋の屋敷構えを今に伝えるものとして歴史的価値が高い建築物です。
今回は、「村上家住宅主家」とその周辺の調査を実施しました。
![]() |
![]() |
東側からの村上邸 | 村上邸の東門 |
![]() |
![]() |
所有者への聞き取り調査 |
![]() |
![]() |
道路幅の測定 | 検査を終え安堵の同級生 |
大島地区は火災等の災害が発生すると、防ぎょが極めて困難な地域で、地域住民の方々の初動対応が大変重要になってきます。また、文化財は後世に伝えるべき国民の財産でもあります。
今回の調査活動において、有事の際の警防計画を作成し、文化財の保護と被害の軽減を目指します。