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令和7年2月2日(日曜日)愛媛県立中央病院で、愛媛県災害医療研修が実施されました。
この研修は愛媛県保健福祉部社会福祉医療局医療対策課が主催で毎年開催されています。
参加対象者は愛媛県内の消防をはじめ、病院、警察、陸上自衛隊、海上保安部及び松山空港などの多種多様な職種となります。
研修目的として災害医療関係機関が、災害時にDMAT等と連携し、一元的な指揮命令系統の下で、効率的・効果的に医療救護活動を展開できる体制構築に向け、医療機関、消防機関等の防災関係機関を対象に、災害・多数傷病者対応に関する知識や技術の習得を図るため、実施しております。
今後発生するといわれております南海トラフ巨大地震や列車事故等の大規模災害時に密な連携をとり、少しでも被害を軽減することにより、市民の生命、身体及び財産を守れるよう努めます。
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【目的】
災害医療または防災業務に従事する者が、災害時に発生した多数傷病者への対応を適切に行うことにより、傷病者の救命率及び社会復帰率の向上に資することを目的とする。
【目標】
(1)災害・多数傷病者に関する基礎的な知識を習得する。
(2)災害現場対応の原則を理解し実践する。
(3)先着隊の活動ができる。
(4)災害現場医療の3T(Triage、Treatment、Transportation)を理解し実践する。
(5)各トリアージを理解し実践できる。
(6)現場救護所の設置・運営ができる。
(7)災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team;DMAT)の現場活動を理解し連携できる。