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新居浜市は、元禄4年(1691年)の別子銅山開坑以来300年以上にわたり、工業都市として発展してきました。その中で創造されてきた別子銅山関連の近代化産業遺産群は、世界に誇れる歴史的産業遺産であります。また、環境共生を図った植林事業によりよみがえった緑豊かな山は、良好な森林景観を創り出しています。
新居浜市固有の景観である近代化産業遺産と緑豊かな山は、観光振興や地域活性化に大きく寄与するものです。
住民との協働により、市民共通の財産である歴史的景観や豊かな自然景観を保全・活用し、地域全体が調和した良好な景観形成を図るため、『新居浜市景観計画』を策定いたします。
特に景観を保全する必要がある区域として、『山根・立川景観計画区域』、『別子山景観計画区域』の2つの景観計画区域を指定します。
山根・立川景観計画区域(96.8ha) [PDFファイル/1.23MB]
別子山景観計画区域(143.5ha) [PDFファイル/1.18MB]
良好な景観の形成を目指すため、景観に影響を及ぼす一定規模を超える行為について届出を必要とし、周辺の景観と調和するよう規制・誘導することとなります。