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麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスは、伝染力が極めて強く、万一かかってしまった場合、高熱や発疹以外にも肺炎、急性脳炎、亜急性硬化性全脳炎(約10年位たって発症する脳炎)等の重篤な合併症を併発する可能性があります。約10~12日の潜伏期間で、感染後しばらくしてから発症するため、周囲で発生していないからといって、必ずしも大丈夫とはいえません。
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって、5から7人にうつす強い感染力を有します。
妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になる可能性があります。
大人になって感染すると無症状~軽症のことが多いですが、まれに重篤な合併症を併発することがあります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つことが重要です。
麻しん(はしか)・風しんの予防のためには、麻しん(はしか)・風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種することが有効とされています。
接種することによって、95%程度の人が麻しん(はしか)・風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。さらに、接種後年数の経過とともに免疫が低下してきた方、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があります。
現在、供給見通し事務連絡に記載の取組等を通じて、MRワクチンの安定供給が図られてはいるものの、
・一部地域において、接種者のもとにワクチンが届くまでの供給の接続が上手くいっておらず、局地的かつ一時的に大幅なワクチンの偏在等が生じていること
・それに起因して、当該地域では、接種が各年代とも後ろ倒しになっている現状があり、他方で、接種体制には限界があることから、一定程度、年度内に接種を受けられない者がいると見込まれること
から、以下の対象者の方は、接種対象期間を超えて公費で接種ができる場合がありますので、新居浜市保健センターまでお問い合わせください。
(1)令和6年度MR第1期(令和4年4月2日~令和5年4月1日生)
(2)令和6年度MR第2期(平成30年4月2日~平成31年4月1日生)
(3)風しん第5期(昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生)対象者のうち、
風しん第5期期間内(令和7年3月31日まで)に抗体検査を実施し、定期予防接種の対象となった未接種者。
(注)令和7年度以降、抗体検査を実施した方は対象外。
令和7年4月1日から令和9年3月31日までの2年間