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おはようございます。
令和6年度の幕開けを迎え、本日、4月1日付けで、新規採用職員32名を含め、総勢403名の人事異動発令を行いました。
今年度は、本市の最上位計画であります「第六次新居浜市長期総合計画」がスタートして4年目、また、『住みたい、住み続けたい あかがねのまち』を目指して策定いたしました「第2期新居浜市総合戦略」が、5年目の最終年度を迎えることとなります。
加えて、私の市長としての第3ステージ最終の年、つまり、市長としての公約の総仕上げの年でございます。この度の人事異動では、喫緊の行政課題に的確に対応するため、組織機構の見直しを行い、能力主義と適材適所による人員配置を行ったところでございます。
すでに施政方針で申しあげましたとおり、本市におきましては、令和6年度を「未来に繋がる新しい新居浜を創る重要な一年」と位置づけ、まず一つ目として「防災・減災対策の充実・強化」、二つ目として「人口減少対策」、三つ目として「持続可能なまちづくり」、この3点に重点を置き、市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。
そして、公約で掲げた「少子高齢化・人口減少対策」、「地域経済対策の活性化」をはじめ、5つの市政運営の柱と、「安全で快適に暮らせる都市の実現」をはじめとする7つの夢を、市民の皆様とともに、しっかりと形にしていきたいと、決意を新たにしているところでございます。
さて、幹部職員の皆さんにはすでにご承知のとおり、本市の財政は、現在、大変厳しい状況となっております。市民サービスを維持しながら、同時に財政調整基金を適正な状態に戻していくことは、非常に困難な挑戦ではありますが、全職員の市政に対する強い思いと不断の努力により、必ずこの難局を乗り越えることができると信じております。
お集まりの幹部職員の皆様には、まず自らの意識改革に積極的に取り組むとともに、一層の自覚と責任をもって職務に精励していただきたいと思います。そして同時に、次の時代を担う職員の育成を常に意識し、新しい時代を切り開く強い意志を持っていただきたいと願っております。
新居浜市民の未来のため、一年間、全力で取り組んでいただきますようお願いを申しあげ、新年度にあたっての訓示とさせていただきます。
今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。