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落書きは、美観を損ねるだけでなく、施設利用者や周辺住民に不快感を与え、さらには地域の治安を悪化させる原因ともなります。また、個人や法人に損害を与える、悪質な犯罪でもあります。
特に差別落書きは、人権が尊重されるまちづくりを推進する市民の思いを踏みにじり、差別意識の助長にもつながりかねない大変卑劣な行為です。このような落書きを防止するため、この度、市内の都市公園のトイレに、落書き禁止啓発ポスターを掲示いたしました。
全く読み書きができなかった女性が、還暦を過ぎて一生懸命に覚えた”字”が、落書きに使われていることに強い憤りを感じたという内容です。“字”はみんなを幸せにするものであり、決して人を傷つけるものではないということを、市民の皆様に深く考えていただきたいと願い、作成いたしました。
公園でトイレを利用する機会があれば、ぜひご覧いただき、“字”の大切さについて考えていただくとともに、落書きの防止にご協力くださいますようお願い申し上げます。