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新居浜市上下水道局では、平成27年9月1日から、上水道の水圧を増圧ポンプにより加圧し給水する、「直結増圧給水システム」による給水方式を導入いたします。
これにより、従来、受水槽により給水することとされていた中層階の建物へ、直接給水をおこなうことが可能となります。
直結増圧給水システムには次のような特徴があります。
直結増圧給水システムによる給水方式の採用にあたっては、水の使用形態及びこれらの特徴を考慮の上判断して下さい。
1 上水道配水管から直接、水の供給が可能となります。
2 受水槽が不要となるので、スペースの有効活用が可能となります。
3 上水道の水圧を有効に利用できるため、従来よりも省エネルギーが期待できます。
4 受水槽の維持管理が不要となります。
5 貯水機能がないので、停電、配水管工事、災害、事故等により断水が発生する可能性があります。
6 水の使用状況によっては、配水管の水圧低下等を招き、周辺の給水状況に影響を与える恐れがあります。
7 増圧ポンプ、減圧式逆流防止装置の年1回以上の定期点検が必要となります。
直結増圧給水システムが適用できない建物は次のようなものがあります。
1 断水時に一定の水を確保する必要のある病院、学校、その他公共施設等の建築物
2 一時に大量の水を必要とする建物または常時一定の水圧及び水量を必要とする建物
3 毒物、劇物等の危険な化学物質を取り扱う工場、事業所及び研究所
4 その他、直結増圧給水システム導入にあたり定めた「直結増圧式給水装置設置基準」に適合しない建築物