新居浜市では平成27年に、人口減少問題を克服し、持続的発展を図るため、市が目指す将来の方向と人口の将来展望を示す「新居浜市人口ビジョン」を策定するとともに、その実現に向けて、本市の実情に応じた今後5年間の目標や施策の基本的方向と具体的な取組を示す「新居浜市総合戦略」を策定しました。
令和元年度で第一期総合戦略の計画期間(平成27年度~令和元年度)が終了し、現在は第二期総合戦略を推進しているところですが、第一期総合戦略の5年間の取組について評価を行いました。
数値目標については全7項目のうち3項目、KPI(キー パフォーマンス インジケーター/重要業績成果指標)については全38項目のうち16項目を達成しました。
平成27年の人口ビジョン策定時に、国立社会保障・人口問題研究所(以下「社人研」という。)の「日本の地域別将来人口推計」をもとに2060年の新居浜市の人口を推計したところ、74,997人であり、これに対し目標人口は2060年に9万人を維持することと定めました。
そして昨年度新たに社人研が公表した平成30年推計値をもとに2060年の人口を推計したところ、86,326人となっており、人口ビジョン策定時と比較して人口減少幅が小さくなっていました。
これは第一期総合戦略をはじめとした本市の取組みの成果であり、今後も継続的に取り組むことで将来の目標達成へつながっていくものと考えております。
一方で、出生数の減少や進学で市外に転出した若者が帰ってきていない状態は続いていることから、気を緩めることなく、第二期総合戦略の着実かつ効果的な推進を図り、数値目標・KPIの達成に向けて取組みを進めてまいります。
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