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平成15年度 第1回 議事録

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ページID:0000377 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
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平成15年度第1回新居浜市高齢者保健福祉計画推進協議会

平成15年7月10日

13時30分~15時10分

市役所3階応接会議室

(副会長)定刻が参りましたので、ただいまから平成15年度第1回新居浜市高齢者保健福祉計画推進協議会を開催いたします。本日のご出席は11名ですので、設置要綱第6条により本日の会議は成立要件を満たしておりますことを確認させていただきます。次に異動にともないます委員さんの交代がありましたので、新委員さんに自己紹介をお願いいたします。玉井委員さん、渡邉委員さん、お願いいたします。

(委員自己紹介)

(副会長)それでは、ただいまから議事に入りますが、皆様方の忌憚のないご意見をおねがいいたしまして、議事の進行にご協力をおねがいいたします。まず、「平成14年度高齢者保健福祉計画実績」について、事務局から説明をお願いします。

(事務局説明)

(副会長)ありがとうございました。ただいま事務局から「平成14年高齢者保健福祉計画実績」について説明がありましたが、ご質問、ご意見はございませんか?

(委員) 施設入所待機者は重複申し込み者を除くと879名ということですが、これは特養・老健・療養型を合わせた数値ですか?それぞれの待機者数はわかりますか?

(事務局)これは特養についてのみの数値です。

(委員)それでは、西条や宇摩地区の介護保険施設を利用されている方もたくさんおられますが、市外の施設入所待機者数はわかりますか?

(事務局)市外の施設入所待機者数については把握しておりません。

(委員)施設入所につきまして、これまでは申し込み順だったということですが、これからはどのように変わるのですか?概要について簡単に説明してください。

(事務局)各施設に設置されております入所検討委員会で一次判定・二次判定を経て入所順位を決定します。まず、一次判定で待機者の状況をいくつかの項目に基づいて調査いたします。例えば「介護の必要性」という項目では要介護1の方が10点、要介護5の方が50点となり、「在宅介護の困難性」という項目では介護者なしが50点、介護者がいてもその状況によって0点から40点まで配点が変わってくるという風に100点満点で順位を決定するわけです。一次判定の項目につきましては市内施設統一となっております。次に二次判定で、一次判定により決まった上位グループにつきまして再調査を行います。二次判定の項目につきましては、ほとんど統一されておりますが、一部施設の独自性を出す項目も設けております。二次判定の配点は40点となっております。このような方法で概ね三ヶ月に一回入所順位を決定するということになります。

(委員)今言われた通りだと思いますが、少しつけ加えさせていただきます。まず、各施設に入所申し込み者が何百人もいるわけですが、すべての方を一度調査いたしまして順位をつけます。これが一次判定です。すべての方を細かく調査するのは大変ですので、一次判定で上位30名程度を決めて、その方たちについて細かく調査して、もう一度順位をつけます。これが二次判定です。この結果、三ヶ月間は決まった順位で入所していただき、次の三ヶ月間は、前の三ヶ月間で入所できなかった方も全部含めて再度調査し、新たに順位をつけることになります。一番最初は9月1日現在の待機者の状況を調べ、適用するのは12月1日以降になる予定です。調査に関して調査員の主観が入るのでは?という問題もありますが、できるだけ公平に、誰が見てもその順位が正しいと思われる仕組みをつくっていかなければなりません。各施設の入所検討委員会に第三者も数人参加していただき、公平性を保とうと考えております。

(委員)現在入所されている方については関係無いですよね?

(事務局)はい。

(委員)介護保険が始まってもうすぐ5年が経ちますが、要支援で施設に入所されている方はいますか?

(事務局)一人おられたと思います。

(委員)10ページ目の財政についてなんですけれども、当初予算に対して執行率が100%を越えているということは、繰り上げ充用したということですか?

(事務局)通常、介護保険につきましては三年間の計画を立てて予算を組みますので、1年目は収支がプラス、2年目は同じ、3年目はマイナスになるだろうという3年のサイクルになっております。今回足らなかったのは、2ページ目の本来入るべき交付金が、国の方もお金が不足していたため、全国の市町村に対して調整率をかけ、交付金を抑えようとしたわけです。したがって、新居浜市のように保険料を抑えていた市町村は繰り上げ充用で対応しなければならないという状況に陥ったわけです。結果的に清算してもらっておりますので、不足分は入ってきております。単年度で見たら、こういう結果になったということです。

(委員)介護保険料の徴収率が99%ということですが、残りの1%は人数で言うと何人ぐらいですか?また金額的にはいくらぐらいですか?

(事務局)保険料未納者582名、金額で言うと966万5、640円です。

(委員)そのうち納付拒否者の数はどのくらいですか?

(事務局)100名弱だと思います。

(委員)15年度から保険料も上がり、納付拒否者数も増えるのではないか?

(事務局)まだ通知書を発送していないため何とも言えませんが、おそらく昨年よりは増えると予想しております。

(委員)1千万に近い滞納額ですから、できるだけ増やさないようにしなければなりません。何か特別な対策はありますか?

(事務局)相談員が未納者宅を個別に訪問し、未納の場合のペナルティについて詳しくご説明いたしております。また通常の納付が困難な方には分納を勧めて、少しずつでも払っていただくようにしております。結局、何度も足を運んで理解していただく他、方法は無いと思います。また、著しく生活が困窮している方につきましては生活保護の紹介をいたしております。

(委員)保健センターの健康都市づくり事業といたしまして健康推進員はどのような活動をしているのですか?

(委員)一昨年までは、一年に2、3回講演を聞くくらいで、目立った活動はしていなかったと思います。14年度から健康都市づくり事業としてウォーキングを推奨し、推進員さんを中心に上部のウォーキングマップを作成しました。15年度も引き続き川東を中心としたすばらしいウォーキングマップができております。この事業につきましては全市的に広げていって欲しいと思っています。1つお願いなんですけれども、推進員の募集につきましては公募となっておりますが、各団体から1名ずつ選ぶという風に中央で研修したことがより多くの方に浸透するような形にするべきだと思います。

(副会長)それでは次に、「敬老会事業」について事務局から説明をお願いします。

(事務局説明)

(副会長)ありがとうございました。ただいま、事務局から「敬老会事業」について説明がありましたが、ご質問、ご意見はございませんか?

(委員)敬老会事業を廃止または見直すということですが、それは市の財政的な問題からですか?それとも助成金の使われ方に問題があるのですか?助成金の使われ方については当初市が予想していたものとは随分違うのではないでしょうか。十分検討する必要があると思います。

(事務局)敬老会事業の問題点につきましては様々な所からご指摘をいただいております。皆様の貴重な意見を頂戴して、廃止するかどうかも含め十分検討していきたいと思います。

(副会長)次に「その他」で何かございませんか?

(委員)次回の推進協議会では、別子山地区における介護保険の利用状況などについて教えていただきたいと思います。

(副会長)それでは、予定いたしておりました議題はすべて終了いたしました。長時間にわたりまして、熱心にご協議いただきましてありがとうございました。これをもちまして、本日の会議を終了させていただきます。