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介護サービス相談員は利用者と提供者の橋渡し役
介護保険によって、利用者が主体的にサービスを選び、利用する時代になりました。とはいえ、介護サービスを利用している人の中には、忙しい職員に対する遠慮や、「こんなことを言ったら嫌がられるのではないか」という思いから、要望や希望、疑問や不満を誰にも言えず我慢している人も少なくありません。サービスの提供側も、利用者のナマの声を聞くことができれば、サービス改善に役立てていけます。そこで、介護相談員が利用側と提供側の橋渡し役を果たすことになります。
小さな不満は小さなうちに
利用者からは色々な声があがります。「ほんの些細な・・・」と思われることでも、毎日の生活がその積み重ねとなれば、やがて大きな問題へと発展していきかねないものです。同じ市民としての立場から、利用者の切実な気持ちを聞き、それを「告発」としてではなく、「よりよいサービス提供」に結びつけるために提供側に伝えるのが介護相談員です。問題が小さな芽のうちに解決・改善策をみんなで探っていこうというものなのです。
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