安心して搾乳ができる環境づくりのために
出産後の女性の中にはさまざまな理由から、自分で母乳を搾る「搾乳」が必要な場合があります。
赤ちゃんが入院している場合は、入院先に母乳を届けるために数時間おきの搾乳が必要になることがあります。また、お子さんと一緒にいない時や、職場に復帰したお母さんは、母乳が溜まって乳房が張り、放置してしまうと乳腺炎になる可能性もあることから、外出中であっても、定期的な搾乳が必要になることがあります。
搾乳が必要な方々が安心して搾乳できるよう、知識や理解を深め、搾乳室(搾乳スペース)の設置等の環境整備が重要です。
搾乳できることの表示について
お母さんが、赤ちゃんと一緒でないときも安心して搾乳できるよう、授乳室に「授乳・搾乳室」と表示するなど、授乳室は搾乳での利用が可能であることを明示する取組にご協力をお願いします。
【取組例】
・授乳室の名称を「授乳・搾乳室」とする。
・授乳室の出入口付近の案内表示に「搾乳もできる」ことを表示する。
・「搾乳できますマーク」の活用(神奈川県とNPO法人penaが連携し作成)
関連情報
事業所において、出産した女性が職場復帰後に安心して働き続けられるよう、職場での搾乳スペースの設置をご検討ください。
<外部リンク>
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