本文
目的
21世紀を担う中学生を外国に派遣し、現地の人々との交流や異化体験を通して、その国の文化、経済、生活習慣、国民性等の違いを肌で感受することにより、国際理解を深め、豊かな国際感覚と日本人としての自覚と責任感を身に付け、これからの国際社会に貢献できる人材の育成と友好親善の絆を結ぶために実施する。
平成25年度新居浜市中学生国際交流事業アメリカ訪問団
Friendships Without Borders
― 国境のない友情 ―
1 アメリカ訪問団の概要
(1)派遣先 アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 フランクリン市
(2)期 間 平成25年10月26日(土曜日)~11月5日(火曜日)
(3)訪問先 フランクリン高等学校、フォレストパーク中学校等を訪問
ホームステイ(8泊)
(4)派遣人数 中学生18名(1年生9名、3年生9名)
引率指導者3名
(5)派遣日程 派遣日程について
2 壮行会・結団式
(1) 日時 平成25年10月11日(金曜日)16時00分~
(2) 場所 新居浜市文化振興会館(3階)
石川勝行市長、山本健十郎市議会議長を来賓に迎え、壮行のお言葉をいただきました。
また、阿部教育長から「国際感覚を磨き、視野を広げ、有意義で心に残る訪問にしてください。また、将来の新居浜市の国際交流の中心的な人材となられるよう期待しております。」との激励の言葉がありました。
訪問団員を代表して、中萩中3年生の長谷川さんが、「新居浜市の代表としての自覚と責任を持って行動し、何事にも積極的に取り組み、友好親善の絆を深めていきたい。また、現地(アメリカ)の歴史や文化、社会状況などを学べることを楽しみに、でききるだけ多くのことを吸収し、学んだことを周りの友達にも広げ共有していきたい。」と決意を語りました。
さらに、団員の保護者代表の方から、ご自身の小学生時代の外国人との交流経験から、「現地ではいろいろなことにチャレンジしてください。人と人、心と心の触れ合いを大切にし、自分たちから積極的に相手に気持ちを伝えてください。少し成長した姿で帰ってくることを楽しみにしています。」との壮行の言葉をいただきました。
3 出発式
(1) 日時 平成25年10月26日(土曜日)11時35分~
※正午に市役所を出発
(2) 場所 新居浜市役所(1階ロビー)
訪問団を代表して、団長の三木由紀子教育委員と泉川中1年生の高橋さんそれぞれが、アメリカへの出発に向けて決意と抱負を語りました。
また、阿部教育長から、出発に際して壮行の言葉をいただきました。
団員の家族や友人、学校関係者等100人を超える方々が見送りに来てくださいました。
4 現地の様子(クリックしてください)
(1)日時 平成25年11月5日(火曜日) 22時35分
(2)場所 新居浜市役所 1階ロビー
長いようで短かった11日間の日程を終え、全員元気で「ふるさと・新居浜」へ帰ってきました。
訪問団員を代表して、船木中1年生の小橋さんから、アメリカ訪問での感想や関係者への感謝の言葉がありました。
また、阿部教育長から、団員に対しねぎらいの言葉と「訪問中、現地アメリカの関係者の方から団員の皆さんの活躍についての多くの報告やお礼の言葉をいただきました。8月からの研修で学んだ成果を新居浜の代表として立派に披露してくれたこと大変うれしく思います。」とのあいさつがありました。
最後に引率者を代表して、団長の三木由紀子教育員から、お礼の言葉と「アメリカ訪問の中で生徒は色々なことを学びました。その中で、失敗も少しありましたが、アメリカと日本、双方の関係者の皆さんにカバーしていただき無事帰ってくることができました。今後はアメリカで経験した多くのことを同じ学校の生徒、周りの人と共有していけるようにステップアップしていってください。」とのあいさつがありました。
なお、深夜にもかかわらず、多くの方々が出迎えに来てくれました。
団員たちは、一回り成長して帰ってきました。今後の活躍に期待します…。
6 報告会
(1)日時 平成25年12月15日(日曜日)13時30分~
(2)場所 新居浜市立女性総合センター(ウイメンズプラザ)3階
伊藤幸男先生(元・全米州教育庁長官連合協議会国際局 日本担当代表)を来賓に迎え、団員18名が4班に分かれて、出発式から、現地での学校訪問や社会見学、ホストファミリーとの生活、帰着式までの様子について、それぞれ発表しました。
また、団員の大生院中 窪田雄介さんから関係者に対してお礼の言葉がありました。
※今回の「新居浜市中学生国際交流事業(海外派遣)アメリカ訪問団」で得た貴重な体験をこれからの学校生活、今後の人生に生かしてもらいたいと思います。また、将来、国際感覚を身に付けた社会人となって、新居浜市を担うことはもちろん、国を代表して国際的な分野でご活躍いただけるよう期待します。
そして、大人になったとき、新居浜市の子どもたちのために、自分にできることで社会に貢献されるよう強く願います。