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旧端出場水力発電所は、明治後期の増大する電力需要に対応するために、明治45年(1912年)に竣工しました。
別子銅山の近代化を推進した大規模発電所で、出力は当時の国内で最大級の3,000kWでした。その後、発電機の増設等により最大で4,800kWの発電を行いましたが、昭和45年(1970年)には、発電所としての役割を終え、59年の歴史に幕を下ろしました。
平成22年(2010年)に住友共同電力株式会社から新居浜市へ寄贈され、平成23年には国登録有形文化財に登録されました。平成30年から進めてきた耐震補強等工事がこのほど完了し、令和5年(2023年)3月28日(火曜日)から一般公開を開始しています。
内部には、稼働当時から設置されている発電機や放水路に入ってペルトン水車などを見ることができます。
旧端出場水力発電所 <旧端出場水力発電所~東洋一・世界一の技術を探る> |
※旧端出場水力発電所の見学を希望される方は、マイントピア別子の園内上流部にある足谷橋を渡り、県道沿いに整備した歩道を通ってお越しください。
高速道路 | 新居浜ICから15分 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
公共交通 |
【せとうちバスをご利用の方】 JR新居浜駅から20分
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第二水車発電機 |
ペルトン水車 |
・館内は、飲食禁止、火気厳禁です。
・敷地内は全面禁煙です。
・劣化の著しいものがあるため、展示設備等には触れないでください。
・館内へのペットのご同伴は、ご遠慮ください。
・館内には段差があるため、足元にはご注意ください。
・入館には、高低差約20メートルの階段を利用します。足元には十分ご注意してお越しください。
マイントピア別子(道の駅)<外部リンク> |