本文
河川に廃棄されたり海岸などへ漂着したプラスチックごみは、劣化することで5ミリメートル以下のマイクロプラスチックになり、魚介類などが体内に取り込み蓄積、それらを摂取する人体にも蓄積される等、生態系を含む環境汚染を引き起こしています。
海岸のプラスチックごみを回収することでマイクロプラスチックの発生を抑制するほか、プラスチック削減による地球温暖化対策を推進するため、新居浜市地球高温化対策地域協議会の主催で、11月12日(土曜日)に垣生海岸でプラごみ清掃を実施しました。
約140人の参加者がテトラポットや堤防の隙間なども隈なく清掃し、150kgものごみを回収することができましたが、マイクロプラスチックになる前の劣化したプラスチックごみがたくさんあり、手作業で回収するのは大変困難でした。
これらのごみを減らすためには、ポイ捨てをしない、リサイクルを徹底するといったこともですが、普段の生活において、できるだけプラスチックを使わないということも大切です。新居浜市地球高温化対策地域協議会では、これまでマイバッグ持参推進キャンペーンを実施してきましたが、今年度からマイボトル等持参推進キャンペーンも実施しています。「普段からマイボトルを持ち歩きペットボトル飲料水を買わない、マイスプーンを持ち歩きコンビニ等でのプラスチックスプーンの提供を断る。」等の、すぐに実行できるエコ活動により、私たちの美しい新居浜市を守っていきましょう。
・エコアクションプランにいはま4(新居浜市地球温暖化対策率先行動計画)