救急係
~医療の最前線へ~
新居浜市消防本部救急隊
救急隊は、急病人や交通事故及び災害によるけが人などに応急処置を施しながら病院等に搬送します。救急隊員は、応急処置の知識及び技術を高めるため各種研修や高度化された救急資器材の取扱い訓練に励んでいます。
当市では、地域の医療機関とも連携をしメディカルコントロール体制を構築しています。
メディカルコントロール体制とは
救急現場から救急病院等の医療機関へ搬送されるまでの間において、医学的観点から救急救命士を含む救急隊員が行う応急処置等の質を保証するために、救急救命士に対する指示体制および救急隊員に対する指導・助言体制の充実、救急活動の医学的観点からの事後検証体制の充実、救急救命士の病院実習等の再教育体制の充実等を整備し運用していくシステムのことをメディカルコントロールといいます。
P A連携について(令和5年4月1日より積極的なPA連携を実施しております)
P A連携とは、救急現場において救急隊と消防隊(救助隊)が連携して救急・救護活動を行うことの総称です。
新居浜市消防本部では、救急隊による病院への搬送が迅速かつ円滑に行われるように重篤な傷病者や中高層ビル、加害事案また、幹線道路等で活動が困難と予想される事案に対し、救急隊と同時に消防隊(救助隊)も出場する「PA連携」を実施しています。
消防ポンプ車(Pumper)と救急車の(Ambulance)が同時に出場するので双方の頭文字から「P A」と名付け、全国の消防本部で広く活用されています。
P A連携で出場するときはどんな時?
・通報内容に心肺停止を疑うキーワードがあった場合(呼吸をしていない・口は動いているが胸及びお腹が動いていない・脈がない等)
・搬送困難と思われる事案(中高層ビル、体重超過)
・活動障害があると思われる事案(加害事案等)
・交通事故の安全管理(幹線道路等)
*救急車を呼んだのに、救急車と消防車が同時に来ることもあります。
PA連携の取組についてご理解をお願い致します。