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新居浜市斎場は、昭和59年4月に供用を開始後、老朽化が進行いたしましたため、延命化及びバリアフリー化を目的として、令和元年から大規模改修事業を開始しました。現場工事期間中には、ご利用のみなさまには大変ご不便をおかけいたしましたが、令和4年10月末をもちまして事業が完了いたしました。
本事業では火葬炉更新の他、待合棟トイレ洋式化、待合室レイアウト変更、火葬棟前等の段差解消等を実施し、利用者の利便性と快適性及び安全性の向上を図りました。
斎場は故人の人生終焉の場として、「お別れ」の儀式を厳粛かつ円滑に執り行うことを目的とする施設でありますことから、本事業が完了いたしましたことにより、今後もさらに利用者の心情に寄り添ったサービスをご提供してまいります。
◎事業概要
1 現場工期
令和3年12月~令和4年10月末
2 工事等内容
(1)火葬棟大規模改修工事(火葬炉更新等)
(2)待合棟大規模改修工事設計業務
(3)外部整備工事(外構改修)
(4)屋上防水改修工事
(5)待合棟大規模改修工事
(6)備品更新(椅子・机等)
(7)その他
3 総事業費
745,348千円
施設老朽化が進行したため、火葬炉の更新等を実施しました。
■内容 火葬炉8炉更新・非常用発電機更新・燃料設備更新 等
■効果 火葬可能件数が1日8件から16件に増加・火葬1件あたりの燃料(灯油)平均使用量削減(約65ℓ→約45ℓ)・火葬時
間短縮等効率的な火葬の実施 等
利用者の安全性を確保しバリアフリー化を図るため、外構の改修工事を実施しました
■内容 建屋前段差解消・ロータリー整備・バス乗降場整備(火葬棟前に新設)・おもいやり駐車場整備 等
■効果 ご遺体搬入の効率化(お棺介添えの方の必要がなくなりました。)・利用者の安全性及び利便性の向上
施設利用者の利便性向上及びバリアフリー化を図るため改修工事を実施しました。
■内容 待合室レイアウト変更・空調、給排水設備更新(トイレ洋式化・バリアフリートイレ新設等・照明の更新・授乳室新設 等
■効果 利用者利便性及び快適性の向上。光熱水費削減 等
令和5年1月1日から、従来無料でご使用いただいておりました待合室の使用について、使用料をご負担いただくようになります。
ご負担いただきました使用料は、リニューアルいたしました待合棟施設等を、長期間にわたりまして適正に維持管理していくため、待合室管理経費、備品管理経費等の一部に使用させていただきます。
なお、従来どおり無料でご利用いただける待合ホールや待合ラウンジをご用意しておりますので、ご利用ください。