家族経営協定とは
概要
家族経営協定とは、家族農業経営をより良いものにするために家族全員で十分に話し合い、経営方針や役割分担、労働時間、労働報酬、休日等、家族みんなが働きやすい就業環境などについて、取り決めを行うものです。
家族経営協定の内容
家族で全員で話し合い家族の構成や経営形態によって、その家族に合った内容にすることが大切です。
例として、以下のような項目があげられます。
経営方針(経営管理や生産方式などの目標など)
就業条件(労働時間、休日など)
労働報酬(金額や支払い方法など)
家族の役割分担(家計の管理や家事の分担など)
福利厚生(慰安旅行、健康診断など)
将来の経営移譲(後継者への経営移譲の進め方や時期など)
家族の会議(家族経営協定の見直しなど)
締結までの流れ
まずは、新居浜市農林水産課までお気軽にご相談ください。
1.参考となる協定書等を基に、家族間で話し合い、現状について分析し対策を検討
2.家族経営協定書を作成
3.指導機関の立会による調印式
関連リンク
家族経営協定推進強化月間(2月)について
愛媛県では、農山漁村における男女共同参画社会の実現に向けて、関係機関が一体となり各種政策を推進しています。
家族経営協定の締結については、令和7年度に1,300戸の推進目標としており、農業経営改善計画の更新が多くなる3月を前に、2月を「家族経営協定推進強化月間」として設定しています。