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国道11号は、徳島市を起点とし、四国の北部を瀬戸内海沿いに徳島県、香川県及び愛媛県の主要都市を経て松山市に至る延長約230キロメートルの四国で最も重要な幹線道路です。産業・経済を支える大動脈であるとともに、私たちの日常生活を支える生活道路です。
しかしながら、近年の自動車交通の激増による慢性的な交通渋滞、交通事故が多発し、日常生活にも支障をきたしています。
国道11号新居浜バイパス(以下、11号バイパス)は、交通渋滞や交通事故の解消のほか、高速道路と新居浜市街部と連結することによって、新居浜地域の活性化や都市の健全な発展を図る道路として、早期開通が望まれています。
11号バイパスは、新居浜市東田三丁目から新居浜市西喜光地町(楠中央通り)までの延長2.4キロメートルの道路として昭和62年度に事業着手し、現在は新居浜市船木から新居浜市大生院までの総延長9.3キロメートルの事業化がされています。平成20年3月には新居浜市東田三丁目から新居浜市西喜光地町の延長2.4キロメートル区間が完成供用、平成24年2月には新居浜市本郷一丁目から新居浜市萩生の延長2.0キロメートル区間が暫定2車線で供用、平成30年12月には新居浜市萩生から新居浜市大生院の延長1.5キロメートル区間が完成供用、令和6年4月に新居浜市西喜光地町から新居浜市本郷一丁目の延長1.1キロメートル区間が暫定2車線で供用されています。
昭和60年度 | 都市計画決定 |
昭和62年度 | 事業着手、測量着手 |
平成2年度 | 用地買収着手、工事着手 |
平成4年7月 | 0.5キロメートル暫定供用開始 |
平成10年4月 | 0.5キロメートル暫定供用開始 |
平成15年2月 | 0.8キロメートル暫定供用開始 |
平成17年2月 | 新居浜市東田三丁目から新居浜市松原町の延長1.4キロメートル区間の完成4車線で供用 |
平成20年3月 | 新居浜市松原町から新居浜市西喜光地町の延長0.5キロメートル区間の完成4車線で供用 |
平成24年2月 | 新居浜市本郷一丁目から新居浜市萩生の延長2.0キロメートル区間が暫定2車線で供用 |
平成30年12月 | 新居浜市萩生から新居浜市大生院の延長1.5キロメートル区間の完成4車線で供用 |
令和6年4月 | 新居浜市西喜光地町から新居浜市本郷一丁目の延長1.1キロメートル区間が暫定2車線で供用 |
現在、新居浜市土地開発公社では、新居浜市船木から東田三丁目の区間の用地買収に取り組んでいます。
国道11号新居浜バイパス パンフレット(令和3年12月作成) [PDFファイル/4.88MB]
計画概要
路線名 | 国道11号新居浜バイパス |
区間 | 新居浜市船木から新居浜市大生院まで |
構造・規格 | 第4種第1級、第3種第2級 |
延長 | 9.3キロメートル |
標準幅員 | 24.25メートル、30メートル、40メートル、47.5メートル |
設計速度 | 時速60キロメートル |