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最近、いじめ・児童虐待など、少年が被害にあったり、万引き・振り込め詐欺など、犯罪を犯したり・・・。少年が絡んだ事案が相次いで発生しています。
しかし、子どもは子どもなりに精神的ダメージを受け、悩み、誰にも相談できずに、自ら命を絶ってしまったり、犯罪に手を染めてしまうのではないでしょうか。後から考えてみると、そのときは見逃していた子どもの変化があると思います。子どもの日常生活を見つめ、心のサインを見逃さないように見守ってください。
「なぜ茶髪にしたいの?」「友達もしているから?」など子どもの言い分も最後まで聞いてあげてください。
「ダメだ!ダメだ!」と頭ごなしに押し付けてしまうのではなく、きっぱり親の意見を伝えたうえで、子ども自身に考えさせましょう。
愛媛県青少年保護条例でも【保護者はみだりに青少年(6歳~18歳未満)を夜間遅くまで外出させなように努めなければならない】と定められています。「言ってもきかないから・・・」といってあきらめてしまうのは、親の責任を放棄することです。親の目が向けられないことへの不満や寂しさの裏返しが非行化の大きな原因でもあります。犯罪に巻き込まれたりしないためにも、家族内でのルールを決めるなど、家族でよく話し合ましょう。