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守ろう貴重な産業遺産「山根グラウンド観覧席」

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ページID:0089363 更新日:2024年9月13日更新 印刷用ページを表示する
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山根公園グラウンド観覧席の祭り前の場所取り禁止のお知らせ

 山根公園のグラウンドや観覧席は、昭和初期に別子銅山の最高責任者である鷲尾勘解治(わしおかげじ)の指揮のもと住友各企業社員の作務(さむ、奉仕作業)によって建設された歴史的に貴重な産業遺産です。そのため、観覧席を建設当時の姿で後世に継承していくことを主眼とした保存・活用を図っており、平成21年には登録有形文化財になりました。
 しかし、残念なことに例年上部地区山根グラウンド統一寄せの観覧場所取りのため、見物席である石積観覧席にブルーシートなどを敷いてそのシートが飛ばないように釘を打ったり、置石として石積の石を使っている人がいます。
 このような状況が長年慣習化し常態化していると、今まで大切に保存してきた財産を損なうだけでなく、怪我など重大な事故を起こしかねません。
 そのため、グラウンド観覧席の場所取りについては、祭り当日、10月16日午後6時まで禁止させていただきます。すべての皆さんが楽しめる太鼓祭りとするためにご協力をお願いします。

場所取りシート等の撤去について

 グラウンド観覧席の場所取りのために祭りまでに置かれたブルーシート、敷物類、ロープなどについては、すべて撤去します。撤去は、10月初めから 10月16日午後6時までの間に都市計画課・観光物産課・上部地区山根グランド統一寄せ実行委員会の三者合同で行い、撤去したものは10月下旬まで保管する予定です。