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◆成熟した雌の体長は、約0.7~1cmです
◆全体が光沢のある黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縱条があります
◆毒を持っているのは雌だけであり、雄に毒はありません
◆成熟した雌の体長は、約0.7~1cmです
◆灰色または褐色などの丸い胴体で、腹部の背面には目立った赤色の縱条があります
◆毒を持っているのは雌だけであり、雄に毒はありません
◆日当たりの良い暖かい場所で、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します例)自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中など
◆屋外に置かれていた傘、衣服、おもちゃ等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります
◆局所の疼痛、熱感、搔痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じます
◆通常は数時間から数日で症状は軽減するが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります
◆重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます
◆咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください
◆重症化した場合は抗毒素血清による治療が必要です
◆咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へ持って行ってください
(1)営巣していそうな場所に家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を吹きかけると、巣の中からクモが飛び出してくる。
(2)素手で触らず、ピンセットなどでプラスチック容器などに入れる。
(3)巣の周囲にも潜んでいたり、卵がある可能性があるので、周辺をしっかり調査する。
(4)見つけた巣・卵は残さずに回収し、しっかりと密封して燃やすごみとして処理する。
(5)卵から孵化するまで最大で20日程度かかるので、巣があった場所には一週間おきに殺虫剤を吹きかけるなどして確認する。
令和元年8月26日に新居浜マリーナ内船舶修理棟付近のフェンス基礎から発見されたクモ4個体について、専門家による種の同定の結果、同日中に特定外来生物である「セアカゴケグモ」と確認され、発見現場周辺を確認すると、更に多数の個体が発見されました。新居浜市での発見は初めてで、県内では二十例目です。
また、同年9月30日に新居浜港東港地区垣生ふ頭荷さばき地内から発見されたクモ1個体について、専門家による種の同定の結果、10月1日に特定外来生物である「ハイイロゴケグモ」と確認されましたが、発見現場周辺では他の個体は発見されませんでした。
〈新居浜マリーナ以外での発見事例〉
令和3年7月14日、新居浜市黒島の事業所敷地内において発見されたクモ11個体について、専門家による種の同定の結果、7月15日に特定外来生物である「セアカゴケグモ」と確認されました。また、7月15日に発見現場周辺を確認すると、新たに22個体が発見されました。新居浜市での発見は二例目です。
令和3年9月13日(月)、新居浜市磯浦町の事業所敷地内において特定外来生物である「セアカゴケグモ」が確認されました。新居浜市での発見は三例目となります。
令和4年4月4日(月)、新居浜市菊本町の事業所敷地内において特定外来生物である「セアカゴケグモ」が確認されました。令和元年には新居浜マリーナ敷地内で、令和3年度に黒島、磯浦で確認されており、今回の確認は新居浜市内では四例目となります。
令和5年6月27日(火)、新居浜市黒島の黒島海浜公園内において特定外来生物である「セアカゴケグモ」が確認されました。
今後は定期的にモニタリング調査と殺虫剤による防除を合わせて行っていく予定です。
これまでに行った調査の結果については、以下のファイルをご確認ください。
セアカゴケグモやハイイロゴケグモと疑わしいクモを発見した場合や、セアカゴケグモ及びハイイロゴケグモの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、以下にご連絡をお願いいたします
・愛媛県
担当課:県民環境部環境局自然保護課 電話番号 089-912-2368
愛媛県生物多様性センター 電話番号 089-948-9678
・新居浜市
担当課:環境エネルギー局環境衛生課 電話番号 0897-65-1512
・特定外来生物「セアカゴケグモ」にご注意ください [PDFファイル/908KB]