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人とペットの災害対策

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ページID:0127756 更新日:2023年9月14日更新 印刷用ページを表示する
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災害は、ある日突然起こります。大規模な災害が発生した場合、行政機関による支援は、人の救護に集中しがちで、ペットへの支援は遅れることが多くなります。飼い主とペットが災害を乗り越えるためには、日ごろからの備えが欠かせません。

飼い主の普段からの備え

1 所有者の明示と逃走防止

災害発生時には、ペットもパニックになって逃げだすことがあります。保護されたときに飼い主がわかるように、普段から身元を示すものをつけましょう。

 
犬の場合 猫の場合
dog cat

 

2 健康管理としつけ

避難先などの慣れない場所で、他の動物と一緒の生活では、ペットも体調を崩しやすくなります。日ごろから、多くの人や動物に接することや、いろいろな環境を無理なく体験させておくと、環境の変化によるストレスを軽減させることができます。

 
犬の場合 猫の場合

・「待て」、「ハウス」などのしつけ

・ケージに慣らす

・むやみに吠えないようにする

・狂犬病予防接種、各種ワクチン

・ノミ、ダニ、寄生虫の予防

・不妊去勢手術の実施

dog

・ケージやキャリーバッグに慣らす

・人や他の動物に慣らす

・各種ワクチンの接種

・ノミ、ダニ、寄生虫の予防

・不妊去勢手術の実施

cat

3 ペットのための備蓄品

ライフラインの寸断などに備え、必要な物資の備蓄をしておきましょう。ペットに対する支援は遅れることがあり、個別の状況に添えないことがあります。

.
優先順位1 健康や命に係わるもの

・薬、療養食

・フード、水(7日分以上)

・キャリー、ケージ、予備の首輪、リード

・トイレ用品、食器

優先順位2 情報

・ペットの写真

・飼い主の連絡先、一時預け先の情報

・ワクチン接種履歴、かかりつけ病院の情報

優先順位3 ペット要因

・ブラシ等

・お気に入りのおもちゃ

 

4 住まいの防災対策

住まいを災害に強くしておくことが、一緒に住んでいる動物の安全にもつながります。

・家具の固定、転倒落下防止
・ペットの隠れ場所の確保
 (ガラス窓の近くは避ける。)

5 避難所、避難経路の確認

住んでいる地域の防災計画を確認しておき、災害の時に避難場所までどう行くか、考えておきましょう。

・避難場所までの安全な経路の把握
・通行できないときの迂回路

避難所での飼養の他にも、親族に一時的にあずける等の方法も検討しておきましょう。

災害がおこったら

1 ペットとの同行避難

まず大切なことは、飼い主が無事であることです。安全を確保し、落ち着いて行動しましょう。避難場所に避難する場合、できる限り飼育しているペットと同行避難し、自宅に置き去りにしないようにしましょう。

・猫や小型犬はキャリーバッグやケージに入れる。away

・大型犬はリードを付け、首輪が緩んでいないか確認する。

・ケージ等を布などで包んで暗くすると安心します。

 

2 避難所での注意点

避難所では、動物が好きな人、動物が嫌いな人、アレルギーを持つ人など多様な人が集まります。人とペットは別の場所で生活し、ペットの世話は飼い主が自ら行うことが原則です。避難所の飼育ルール守り、飼い主同士で助け合い、清掃などを行うようにしましょう。 

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