新居浜市におけるアルゼンチンアリの確認について
令和5年7月24日(月)午前 愛媛県生物多様性センターと新居浜市が、新居浜港東港地区及び周辺部(臨港道路植込み部)で実施したヒアリ類確認調査において、アルゼンチンアリの疑いのあるアリ19匹を発見しました。翌7月25日(火)午後 前日に同個体を確認した箇所を中心に、再調査を実施したところ、新たに働きアリ65匹を発見し、同定の結果、アルゼンチンアリと判明しました。
7月27日(木)午後 同個体の確認箇所を中心にベイト剤(殺虫餌)等による殺虫処理を実施しました。
今後の対応
発見場所周辺において、引き続き調査を実施するとともに、確認された場合は、速やかに防除を実施します。
アルゼンチンアリについて
アルゼンチンアリとは
南米原産のアルゼンチンアリは、この150年の間に世界的に分布を広げ、問題となっています。
日本においても、平成5年に広島県で初めて生息が確認され、その後も日本各地で確認されています。
アルゼンチンアリの外見的特徴
アルゼンチンアリの被害
アルゼンチンアリは毒性がなく、噛まれても人体・健康に直接的な影響はありませんが、屋内に侵入し食べ物等への群がるなど、不快であるほか、繁殖力が非常に強いため、在来アリが駆逐されるなどの生態系への影響もあります。
アルゼンチンアリの防除
・駆除:アルゼンチンアリは他のアリと同様に市販の駆除薬で駆除できます。
・侵入防止:アルゼンチンアリは隙間を好むため、コンクリートのひび割れや、壁の隙間を埋めることが侵入防止に繋がります。
相談窓口について
アルゼンチンアリと疑わしいアリを発見した場合や、特徴等一般的な問合せ等については、以下にご連絡をお願いいたします。
・愛媛県
担当課:県民環境部環境局自然保護課 電話番号 089-912-2368
愛媛県生物多様性センター 電話番号 089-948-9678
・新居浜市
担当課:環境エネルギー局環境衛生課 電話番号 0897-65-1512
<外部リンク>
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