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自治会でごみの収集整理をしていますが、現在の市の分類のうち、プラスチック類の分類が複雑で、収集日に違反ごみがいつも発生し、収集されず残されたごみの片付けに担当自治会役員が対応するのが常態となっています。
市がリサイクル目的で収集するものは、俗に言う「プラスチック」の中のごく一部であって、市民の多くはプラスチックごみの複雑な分類を理解できていません。リサイクルするプラスチックは、もう少し明瞭に「発泡プラスチック」とか「洗浄されたトレー」などと周知すべきで、現在の「プラスチック収集日」の知らせだけでは、ほとんどの人が一般プラスチック廃棄物を「どうしてこれがプラスチックでないのか?」と反論しながら置いていきます。
あまりに行政の一方的な仕事ぶり、説明をよく読んでいないのが悪いと言わんばかりですが、一部の住民にはこれが普通ということをよく理解され、改善をお願いします。
【回答】
新居浜市のごみの分別収集は、10種分別となっておりますが、そのうちリサイクルを目的とした収集は、プラスチック製容器包装、布類、びん、缶、ペットボトル、古紙類、有害ごみの7種になります。
ご提言のありましたプラスチックのリサイクルにつきましては、平成21年度に容器包装リサイクル法に基づく事業者の負担においてリサイクルを実施するために、以前のプラスチックでできたごみ全般を収集しておりました「プラスチックごみ」の収集から、事業者が販売のために商品を包んでいたプラスチックでできた容器や袋である「プラスチック製容器包装」のみの収集へと分別の種類を変更いたしました。
ご指摘のとおり、現在のプラスチック製容器包装のみを集める「プラスチック製容器包装」の収集日に、以前の「プラスチックごみ」のままの認識で誤った分別で排出されている方も多く、市といたしましても市政だよりやホームページ、また環境イベント時などにおいて誤った認識を正せるように、より一層の啓発を進めてまいりたいと考えております。
現在の新居浜市で生活している私たちはもちろん、これからの生まれて育っていく子どもたちに美しい環境を残すためにも、プラスチック製容器包装など各種分別にご理解いただき、引き続き適切なごみの分別にお力添えいただきますようお願い申し上げます。
(担当課:ごみ減量課)
以前は市庁舎の西側にも駐輪場がありましたが、今は東側と、道を挟んで南側にしかありません。不便なので、西側にも設置してくださいと以前からお願いしていますが、改善されません。
車は正面にも停められますが、どうして自転車や単車のことは考えていないのでしょうか。お答えください。
【回答】
駐輪場についてご不便をおかけいたしまして申し訳ございません。
駐輪場所につきましては、現在、建設中の防災拠点施設の工事に合わせて、防災拠点施設の南側に20台程度の駐輪場を、また、市庁舎西側に10台程度の駐輪スペースを確保する予定ですので、今しばらくお待ちください。
ご理解よろしくお願いいたします。
(担当課:管財課)
全国の鉄道やバスで、SuicaやPASUMOなどの交通系ICカードが使える鉄道事業者が増えていますが、愛媛県には全く予定がありません。首都圏の人はみんなカードを持っていて、逆に使えない県があると聞くと驚いていました。自分はICOCAを持っていますが、将来的には新居浜駅でも使用できることを願っています。沿線人口の多い愛媛県東予地方からでも先行で利用できるように、JR四国やJR西日本に働きかけてください。よろしくお願いします。
【回答】
交通系ICカードについて、貴重なご提言をいただきましてありがとうございます。
運行事業者であります四国旅客鉄道株式会社に確認いたしましたところ、ICカードの取扱いについては、現在高松駅~多度津駅間の13駅に導入しており、来年の3月にはJR四国管内の7駅にエリア拡大を予定しているものの、新居浜駅については、現在のところ導入の計画はないとのことでした。
本市といたしましても、ご提案のとおりJR新居浜駅において交通系ICカードを利用できることは利便性の向上を図れるものであると考えておりますが、ICカードの導入及び運用につきましては多額の経費を要するため、早急な対応は難しいと考えております。
しかしながら、社会環境や市民ニーズ、公共交通の情勢等を踏まえ、今後交通事業者との連携を図りながら、交通系ICカードの導入に向けてJR四国及びJR西日本への働きかけを進めてまいりたいと考えております。
(担当課:運輸観光課)
マイントピア別子の岩盤浴を時々利用していますが、最近お客さんが多くて週末はロウリュウに入れないこともあります。特に男性は一つしか利用できないので、そちらに入れないと岩盤浴ができません。少し前にアンケートをしていたので、改善されるのかと思っていましたが、その後全く変わりません。
温泉は市の施設だと聞きましたが、公共施設で男女のサービスが違うのはおかしいと感じています。男女とも同じお金を払っているのに不公平だと思いますが、市長はこのことをどう思いますか。利用している男の人たちは、みんな不満だと言っています。早急に何らかの対応を望みます。
【回答】
マイントピア別子の岩盤浴及び岩塩浴について、貴重なご意見をいただきありがとうございます。
マイントピア別子「別子温泉~天空の湯~」にあります岩盤浴及び岩塩浴の利用内容については、平成28年のリニューアルオープン当初は男女共用での利用となっていましたが、女性利用者から女性専用スペースの設置について多数要望があり、同年9月に現在の利用内容に変更いたしており、現在年間約7,000人の方にご利用いただいております。
しかし、ご指摘のありましたように男性利用者も増加傾向にあること、また指定管理者である株式会社マイントピア別子が実施いたしました利用者アンケートにおいても男性利用者から共用利用の要望が多く寄せられたことを受けまして、今後の利用内容について指定管理者と協議を行いました。その結果、男女の公平性を保つため、令和元年12月31日までを周知期間とし令和2年1月1日から、平日については時間で男女の入れ替えを行い、土・日曜日については共用利用に変更いたします。
今後も株式会社マイントピア別子と連携を図り、皆さんに喜んでいただける施設となるよう努めてまいりますので、引き続きマイントピア別子をご愛顧いただきますようお願いいたします。
(担当課:運輸観光課)
新居浜市の公共交通機関の利用頻度を上げるために考えました。公共交通機関を利用することで、楽しく移動することができます。また、環境などにも自家用車利用よりいいと思います。
まずはJR四国・瀬戸内運輸・別子山地域バスとまとめて週1回利用してみよう、というポスターを作り、啓発してみたらどうでしょうか。商業施設、学校や主要公共施設、飲食店などに貼ってほしいです。デザインとしては、実際の車両の写真と、乗り方を上か下に、割引情報を右に載せたらどうでしょうか。人を描くなら、子どもと運転士さんにしてほしいです。そして、乗車時はできる限り余裕を持って、3~5分前にはホーム・バス停に来るように、とも書いてほしいです。
また、利便性向上のために各社HP・乗換案内をもっと市民が使っていけるようになったらいいなと思います。各社HPには、運行情報、時刻表など、お得な情報(割引など)が掲載されています。乗換案内のサイトには、条件を設定してルートを検索する機能があります。便利です。他にも、時刻表、路線図、スポット検索、付近の駅・港・バス停などが利用できます。「NAVITIME」や「Yahoo!路線情報」などがこの辺りだと一番いいと思います。地方の路線もどんどん対応しています。この機会に、別子山地域バスもそれらのサービスに対応させてほしいです。事実、デマンド運行の路線でも対応している路線はあるようです。
将来的には、地域循環バス、全国交通系ICカードへの対応、四国新幹線の実現、LRT(次世代型路面電車システム)の導入などもいいと思います。
幅広い人が利用するために、全部とは言いませんが、お願いします。
【回答】
新居浜市の公共交通機関について、ご意見をいただきましてありがとうございます。ご提言にもありましたとおり、公共交通は環境にもやさしい移動手段ではございますが、平成29年8月に実施いたしました利用交通手段のアンケート結果によりますと、アンケート回答者全世代平均で自動車利用の割合が約75%と非常に高く、また10歳代では自転車・バイクの割合が約68%となっており、いつでも便利に移動が可能なマイカーや自転車を利用される傾向が強く、公共交通機関への利用転換には苦慮しているところです。
ご提案のポスター制作及び掲示による利用促進の啓発につきましては、現在は各交通事業者が個々に実施しておりますが、今後、公共交通機関の連携が図られ乗継等の交通体系が整いましたら、すべての公共交通機関の積極的な利用を促すためにも、「公共交通ガイドブック」の更新等とあわせて利用促進のひとつの手段として検討してまいりたいと考えております。
また、各社HP・乗換案内の利用による利便性向上につきましては、別子山地域バスの情報をNAVITIME等に対応させることはできないかというご提案を、運行を実施しております別子山支所に確認をいたしましたところ、「現在、NAVITIMEと利用契約を締結し、バスダイヤ等の運行情報を登録中です。」との回答がありました。
本市といたしましては、まちづくりと一体となった使いやすい持続可能な公共交通網の形成を目指すため、平成30年3月に「新居浜市地域公共交通網形成計画」を策定し、その中の取組施策のひとつであるバス路線網の見直しに重点をおいて、現在バス事業者と協議を進めているところです。今回いただきましたご意見、ご提案を参考にいたしまして、今後の社会環境や市民ニーズ等の変化も考慮しながら、市民・交通事業者・行政が連携を図り公共交通機関の利便性向上に取り組んでまいります。
(担当課:運輸観光課)