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昨年は新居浜市市制施行80周年ということで、映画「ふたつの昨日と僕の未来」が公開され、山根グラウンドでのロケや映画も数回、見に行きました。水樹奈々さんによるエンディング曲も力強く、のびやかで、未来に向かって歩んでいく若者たちへのエールのようで印象的でした。
また、先日は「えひめさんさん物語」が好天の下、開催され、素晴らしいスタートが切れたことを何より嬉しく思いました。
その中で、坊ちゃん劇場で上演されているミュージカル「瀬戸内工進曲」のPRのため、来られた団員の方々が劇中歌を披露してくださり、その美しい歌声に感動しました。すぐにでも劇場へ見に行きたいのですが、私は自宅で母を介護しており、遠くへは出かけることができません。他にも、何らかの事情で行きたくても行けない方がいるのではないでしょうか。一年近く上演する中で、一度だけでも新居浜の市民文化センターで上演していただけないのでしょうか。
また、10月の「天空の音楽祭」、石丸幹二さんのコンサートも、市民文化センターで追加公演などはできないでしょうか。
【回答】
「瀬戸内工進曲」は、別子銅山を題材にした演目で、坊ちゃん劇場(地域拠点型劇場)の第14番目の作品として新居浜市の別子銅山を取り上げていただいたもので、別子銅山の煙害問題解決や植林事業に尽力した2代目住友総理事の伊庭貞剛をモチーフとした創作ミュージカルとなっております。
新居浜市での上演につきましては、別子銅山を舞台にしたミュージカルでもあることから、これまでも再三に渡り坊ちゃん劇場に当市での開催依頼を行ってまいりましたが、特殊な舞台設定の関係で、困難であるとの見解をいただいております。ご理解のほど、お願い申し上げます。
(担当課:別子銅山文化遺産課)
「天空の音楽祭」は東予東部圏域振興イベント「えひめさんさん物語」のコアプログラムの一つで、10月5日(土曜日)に「東洋のマチュピチュ」として知られる東平を舞台に、新居浜市出身の俳優でアーティストでもある石丸幹二さんをお招きして行う、当地では初となる野外コンサートイベントです。
このイベントは、本市が誇る別子銅山の産業遺産の魅力を圏域外に広く発信することを目的にて野外コンサートを行うものであり、市民文化センター等での追加公演の予定は残念ながらございませんが、後日あかがねミュージアム多目的ホールにおいて、コンサートの模様を収録した映像を上映する方向で検討しておりますので、詳細等が決まり次第、「えひめさんさん物語」公式ホームページ等でお知らせいたします。
(担当課:運輸観光課)
滝の宮公園内の金子芳谷林道沿いに植えた陽光桜が、周りの常緑樹などに覆われて瀕死の状態です。
この桜を植樹した平成3年度から平成6年度まで、4枚の記念プレート(銅板)が展望台の下にあります。プレートには植えた方(おそらく桜を寄付した方)の住所氏名や植樹理由(結婚記念、誕生記念、入学記念など)が印字されており、当時、新居浜市が植樹希望者を募り、市民の夢を将来に繋ぐ事業として意欲的に取り組んだことが想像できます。
このままでは桜は枯れてなくなり、記念プレートだけが虚ろに残るでしょう。
新居浜市には、ぜひとも桜の周囲の雑木などを刈り払って、陽光桜を蘇らせてほしい。陽光桜とともに、子どもたちが成長していくことが市民の希望であり、市の希望でもあるのではないですか。
継続こそ力なり。つい新しい事業に目が行きがちですが、桜を繋いでいただきたい。
【回答】
滝の宮公園の桜並木について、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
ご指摘いただきましたとおり、滝の宮公園内には、多数の記念植樹された桜があり、植樹後は、市に寄付していただいておりますが、周囲の雑木や雑草、台風災害等により、順調に生育していない桜も多くあり、維持管理に大変苦慮しているところでございます。
こうした中、より一層市民に親しまれる憩いの場として滝の宮公園を復活させることを目的としたリニューアル計画を本年3月に策定し、その実現方策の一つとして、桜の名所の復活を挙げ、金子芳谷林道沿いの雑木伐採や公園内の桜の植え替え等についても検討しているところでございます。
今後におきましても、市民の皆さまに安全かつ快適にご利用いただけますよう、またできる限りご希望に添えられますよう、適切な管理に努めてまいりますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
(担当課:都市計画課)