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日 時 平成19年7月3日(火曜日)19時~21時00分
会 場 惣開公民館
参加者数 83名
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新居浜市連合自治会設定課題 | 市側からの回答 |
住民の一人一人が災害に対し常に危機意識をもつための方策として、どのようにして いけばいいか、市内の自治会等組織のなかで、参考となる事例があれば教えていただきたい。惣開校区15自治会のうち7自治会は、3階以上の高層住宅で生活されている。この高層住宅での防災訓練や避難方法等の災害時における防災方法を教えていただきたい。 | 立川自治会においては、月1回以上の防災訓練等の実施がなされており、船木校区自主防災組織においては、定期的な防災情報誌を発行しています。大久保自治会においては、組織作りの際に、災害情報の通知・避難勧告の伝達・誘導等に概ね5戸に1人の割合で連絡員を選出しています。なお、現在、各自主防災組織の取組みをまとめた事例集を作成中です。まとまり次第配布しますので参考にしてください。3階以上の中高層住宅で、防災上の注意点としては、地震のときは上層階になるほど、揺れが大きい事が予想されます。事前に家具などを転倒防止金具等により固定をすることが大切です。また、停電によりエレベーターが停止することもあります。避難経路を確保することも大切です。 |
新居浜市連合自治会設定課題 | 市側からの回答 |
私達市民一人一人の減量化に向けての意識の啓発を図る事だと思うが、その方策を今後どのようにとられるのか教えていただきたい。 | ごみの減量化やリサイクルの推進に対しての意識を高め、ごみの発生抑制を図るための手段として、家庭ごみの有料化を現在検討しています。家庭ごみの有料化により、ごみを少なく出す人は費用が少なく、ごみを多く出す人は多くの費用かかることになり、不公平を解消することにもなります。また、ごみが少なくなることにより、ごみ処理施設の延命化が図られます。有料化を実施する場合には、現在実施している資源ごみの集団回収の奨励や生ごみ処理容器等の補助の継続、マイバック運動の推進、不法投棄対策など、様々な施策を同時に進める必要があると考えています。 |
惣開校区設定課題 | 市側からの回答 |
昨年度までの「市政懇談会」においても「産業遺産の保存・活用」について継続して質問し、その中で、産業遺産群の価値評価を行い、産業遺産の多くを保有する住友各社との協議を継続的に行っていくという回答をもらった。また、今年度より「別子銅山文化遺産課」が新設され、その活動が継続的に実施されていることと思うが、現時点での進捗状況はどうなっているのか。また、今後どのような方向で進めていかれるのか教えていただきたい。 | 別子銅山産業遺産の所有者である住友各社に対して先人たちの活動の所産である文化財としての価値や文化財制度などを説明して保存に対する理解を求めてきました。今年度からは、行政と所有者による別子銅山保存活用連絡調整会を設置して、これまでの協議の対象になりました山田社宅、山根グラウンド石積、旧山根製錬所煙突、旧端出場水力発電所、足谷川橋梁、中尾トンネルに限定して保存の可否、活用等の検討することになりました。5月に第1回の会を開いたところですが、この会で対象の資産について具体的な結果を出していく考えです。また、世界遺産登録をめざしていますが、これは深い私たちの誇りに基づくものです。最近、石見銀山が世界遺産に登録されました。金銀銅サミットがあり、新居浜市も参加しています。佐渡金山、石見銀山、別子銅山があるが、現在も企業が操業しているのは、ここだけです。 |
惣開校区の産業遺産についてはどうなのですか。 | 山田社宅については、現に生活されていますので、自由に見学できるというものではありません。住友倶楽部については、社員研修等に現在も使用されています。旧住友銀行は住友化学歴史資料館になっています。總開の記碑、旧別子病院もあります。旧泉寿亭跡は図書館になりましたが、泉寿亭の一部はマイントピア別子に移築されています。星越駅は工場の施設内にあります。近くには星越トンネル、西洋風住宅もあります。山田社宅に戻りますが、このようなものは全国的にもここしかないと思います。 |