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市制施行80周年記念事業として、広瀬歴史記念館開館20周年記念特別企画展「広瀬邸と庭園のなりたち」を開催しました。
企画展の関連事業では、様々な団体の皆様にご協力いただきまして盛大に開催することができ、好評を博しました。ありがとうございました。
会期中の11月17日には、旧広瀬邸の庭園を国名勝「旧広瀬氏庭園」として指定するよう答申が出されました。(平成30年2月13日指定)
企画展の様子(展示館)
高校生ボランティアサークルMayによる台所喫茶店
高齢者生きがい創造学園写真教室による旧広瀬邸写真展示
中萩中学校吹奏楽部によるアンサンブル演奏
新居浜南高校ユネスコ部によるガイド
高齢者生きがい創造学園茶道部による抹茶席
新居浜居合道会による演武
新居浜市民吹奏楽団によるアンサンブル演奏
明治のしつらえ展示(旧広瀬邸)
会期 10月28日(土曜日)から12月3日(日曜日)まで
※期間中の休館日 10月30日(月曜日)、11月6日(月曜日)、13日(月曜日)、20日(月曜日)、27日(月曜日)
時間 9時30分~17時30分 (受付は17時まで)
場所 新居浜市広瀬歴史記念館 展示館
観覧料 一般:520円/団体(20名以上):420円/小中学生:無料/新居浜市在住の65歳以上、障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで 260円
※国指定名勝「旧広瀬氏庭園」答申を記念して、11月23日(木曜日)から12月3日(日曜日)まで無料公開します。
(撮影 木村 孝(きむらこう))
概要 愛媛県指定名勝「広瀬公園」は、幕末に住友家が灌漑用の溜池「亀池」を築造したことに始まります。明治中期、住友家総理人広瀬宰平がこの地に邸宅を構え、その後、昭和初期まで広瀬家による整備が続けられ、今日(こんにち)見る姿となりましたが、その過程は時代と空間で大きく三つに分けられます。
まず、明治23年の別子開坑200年祭にあわせ、母屋、新座敷と「内庭」周辺が迎賓空間として整備されます。次に明治31年の宰平古希祝賀会にあわせて「亀池」周辺が整備され、祝賀会後は市民の憩いの場として開放された祝祭空間となります。大正時代に入ると邸宅が南に拡張され、靖献堂や広脇神社、馨原文庫がつくられ、広瀬家の祭祀・顕彰空間「南庭」となります。
こうした広瀬邸と庭園のなりたちを、昨年から今年にかけて行われた旧広瀬邸庭園文化財調査の成果をもとにご紹介します。
「広瀬邸と庭園」について、講演会を開催いたします。
講師 末岡 照啓(すえおかてるあき)氏(住友史料館副館長・広瀬歴史記念館特別顧問)
尼﨑 博正(あまさきひろまさ)氏(京都造形芸術大学教授)
矢ヶ崎 善太郎(やがさきぜんたろう)氏(京都工芸繊維大学准教授)
日時 11月26日(日曜日) 13時30分~15時30分
場所 高齢者生きがい創造学園 階段教室
定員 120人
料金 無料
※当日は、広瀬歴史記念館・旧広瀬邸も無料公開。
予約 不要
(撮影 木村 孝(きむらこう))
詳細はこちら 講演会チラシ [PDFファイル/420KB]
広瀬歴史記念館の開館20周年を記念して、「おもてなし」のイベントを開催します。
20年のありがとうを込めて、広瀬を楽しむ3日間。
さまざまな企画でお待ちしております。
日時 11月3日(金曜日)、4日(土曜日)、5日(日曜日) 10時~16時
場所 旧広瀬邸(母屋、新座敷、ほか)
内容 台所喫茶店・抹茶席(有料)
新居浜南高校ユネスコ部によるガイド
旧広瀬邸写真展 →引き続き12月3日まで旧広瀬邸(料理場)で展示しています
クイズラリー
居合演武
吹奏楽アンサンブル演奏(市民吹奏楽団、中萩中学校吹奏楽部)
料金 入館無料(軽飲食等は有料)
詳細はこちら 広瀬のもてなしチラシ表 [PDFファイル/984KB]
日時 11月21日(月曜日)~26日(日曜日) 9時30分~17時30分(入館は17時まで)
場所 旧広瀬邸(母屋・新座敷)
内容 別子開坑200年祭や宰平古希記念祝いなど、明治時代の広瀬邸での”しつらえ”の雰囲気を再現します。
料金 通常入館料
※11月23日(木曜日)から12月3日(日曜日)までの間、国指定名勝「旧広瀬氏庭園」答申を記念して無料公開します。
(撮影 木村 孝(きむらこう))