令和４年第４回新居浜市議会定例会会議録　第５号

目次

議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議（午前１０時００分）
日程第１　会議録署名議員の指名
日程第２　議案第５２号～議案第６６号
　越智企画教育委員長報告
　伊藤市民福祉委員長報告
　白川経済建設委員長報告
　井谷幸恵議員の討論
　片平恵美議員の討論
　藤田誠一議員の討論
　表決
休憩（午前１０時３３分）
再開（午前１１時０１分）
日程第３　委員会の閉会中の継続審査
　表決
日程第４　議員の派遣
　表決
議案第６７号、議案第６８号
　石川市長の説明
　委員会付託省略
　表決
市長挨拶
閉会（午前１１時０９分）

本文

令和４年９月22日 （木曜日）
　　議事日程　第５号
第１　会議録署名議員の指名
第２　議案第52号　財産の取得について
　　　　　　　　　　（経済建設委員長報告）
　　　議案第53号　工事請負契約について
　　　　　　　　　　（企画教育委員長報告）
　　　議案第54号　工事請負契約について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第55号　工事請負契約について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第56号　工事請負契約について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第57号　新居浜市議会議員及び新居浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第58号　新居浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第59号　新居浜市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第60号　新居浜市地方活力向上地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第61号　新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（経済建設委員長報告）
　　　議案第62号　新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（同上）
　　　議案第63号　新居浜市火葬場設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
　　　　　　　　　　（市民福祉委員長報告）
　　　議案第64号　令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第４号）
　　　　　　　　　　（各常任委員長報告）
　　　議案第65号　令和４年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算（第１号）
　　　　　　　　　　（市民福祉委員長報告）
　　　議案第66号　令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第５号）
　　　　　　　　　　（各常任委員長報告）
第３　委員会の閉会中の継続審査
第４　議員の派遣
――――――――――――――――――――――
　　本日の会議に付した事件
日程第１　会議録署名議員の指名
日程第２　議案第52号～議案第66号
日程第３　委員会の閉会中の継続審査
日程第４　議員の派遣
議案第67号
議案第68号
――――――――――――――――――――――
　　出席議員（２５名）　 　 　
　１番　　　 小野　志保
　２番 　　　片平　恵美
　３番　　　 合田　晋一郎
　４番　　　 白川　誉
　５番　　　 伊藤　嘉秀
　６番　　　 越智　克範
　７番　　　 井谷　幸恵
　８番　　　 神野　恭多
　９番　　　 米谷　和之
　10番　　　篠原　茂
　11番　　　河内　優子
　12番　　　黒田　真徳
　13番　　　高塚　広義
　14番　　　藤田　誠一
　15番　　　田窪　秀道
　16番　　　小野　辰夫
　17番　　　永易　英寿
　18番　　　伊藤　謙司
　19番　　　藤原　雅彦
　20番　　　大條　雅久
　21番　　　藤田　豊治
　22番　　　藤田　幸正
　23番　　　伊藤　優子
　24番　　　仙波　憲一
　25番　　　近藤　司
――――――――――――――――――――――
　　欠席議員（１名）
　26番　　　山本　健十郎
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　　説明のため出席した者
　市長　　　　　　　　　　　　　石川　勝行
　副市長　　　　　　　　　　　　加藤　龍彦
　副市長　　　　　　　　　　　　原　　一之　　
　企画部長　　　　　　　　　　　亀井　利行
　総務部長　　　　　　　　　　　高橋　正弥
　福祉部長　　　　　　　　　　　古川　哲久
　市民環境部長　　　　　　　　　長井　秀旗
　経済部長　　　　　　　　　　　宮崎　司
　建設部長　　　　　　　　　　　三谷　公昭
　消防長　　　　　　　　　　　　高橋　裕二
　上下水道局長　　　　　　　　　神野　賢二
　教育長　　　　　　　　　　　　高橋　良光
　教育委員会事務局長　　　　　　木俵　浩毅
　監査委員　　　　　　　　　　　鴻上　浩宣
　選挙管理委員会事務局長　　　　堀　　尚子
――――――――――――――――――――――
　　議会事務局職員出席者
　事務局長　　　　　　　　　　　髙橋　利光
　事務局次長　　　　　　　　　　高本　光
　議事課副課長　　　　　　　　　鴨田　優子
　議事課議事係長　　　　　　　　和田　雄介
　議事課調査係長　　　　　　　　伊藤　博徳
　議事課主査　　　　　　　　　　村上　佳史
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　　午前１０時００分開議   
○議長（藤田豊治） これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第５号のとおりでありますが、日程第２終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
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　　日程第１　会議録署名議員の指名
○議長（藤田豊治） 日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において井谷幸恵議員及び神野恭多議員を指名いたします。
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　　日程第２　議案第５２号～議案第６６号
○議長（藤田豊治） 次に、日程第２、議案第52号から議案第66号までの15件を一括議題といたします。
以上の15件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、越智企画教育委員長。
○６番（越智克範）（登壇） ただいまから企画教育委員会の報告をいたします。
本委員会は、９月20日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第53号から議案第60号まで、議案第64号及び議案第66号の10件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第53号から議案第55号までの工事請負契約についての３件につきまして一括して御報告申し上げます。
以上の３件は、東田団地２号棟新築建築・電気設備・機械設備工事の各請負契約についてであります。
以上の３件について質疑の概要を申し上げます。
まず、電気設備工事の参加資格案件は、また参加資格のある業者は市内にどれぐらいいるのかとの質疑に対し、入札参加形態は、共同施工方式による２者、または３者の共同企業体としており、代表者、構成員の参加資格は、共に電気工事格付がＡで、過去10年以内の公共工事の受注実績として、代表者は6,000万円以上、構成員は1,000万円以上としている。参加資格のある業者は、代表者として８者、構成員として15者いるとの答弁がありました。
次に、今後の資材高騰等による契約金額の見直しは考えているのかとの質疑に対し、予定価格の設定は、労務費、原材料費、エネルギーコスト等の取引価格を反映した最新の実施設計単価を用いることにしており、適正な金額を設定しているが、物価高騰の影響により工事期間中に著しい変動が認められ、受注者からの請求がある場合には、インフレスライド条項運用マニュアルに沿って適切に対応したいとの答弁がありました。
次に、インターネット配線等を行う予定かとの質疑に対し、各居住者が、ＮＴＴやハートネットワークなどの各事業者と契約した際に問題なく引込みができるように、通信配管の仕込みをすることとしているとの答弁がありました。
次に、省エネの取組はどうなっているのかとの質疑に対し、外皮性能として、断熱等のエネルギー対策を国の指針等に基づき行うこととしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第53号から議案第55号までの３件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第56号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、令和４年度清掃センター定期点検整備工事の請負契約についてであります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第56号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第57号、新居浜市議会議員及び新居浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第57号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58号、新居浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第58号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第59号、新居浜市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第59号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号、新居浜市地方活力向上地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
条例制定後、本市に本社機能を移転した会社はないということだが、市としての働きかけはしているのかとの質疑に対し、本制度は、県の地域再生計画に位置づけられていることから、県と連携しながら制度の内容を周知している。東京の本社機能が本市に移転することの現実性や整備計画を立てて知事の認定を受けなければならない手続のハードルが高く、結果的に実績はないとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第64号について御報告申し上げます。
議案第64号、令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第４号）の審査における当委員会関係分は、第１表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第10款教育費、第２表継続費補正変更、第４表債務負担行為補正変更及び第５表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
旧広瀬邸等保存活用事業に関して、計画策定委託料の内容と委託先はとの質疑に対し、名勝旧広瀬氏庭園内の馨原文庫や靖献堂、指月庵、潺潺亭などの重要な建造物の耐震診断業務を行うもので、委託先は株式会社文化財構造計画を予定しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第66号について御報告申し上げます。
議案第66号、令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第５号）の審査における当委員会関係分は、第１表歳入歳出予算補正中、歳入全部であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第66号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画教育委員会の報告を終わります。
○議長（藤田豊治） 次に、伊藤市民福祉委員長。
○５番（伊藤嘉秀）（登壇） ただいまから市民福祉委員会の報告をいたします。
本委員会は、９月16日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第63号から議案第66号の４件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第63号、新居浜市火葬場設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、この条例は、令和５年１月１日施行予定であるが、待合室完成から施行予定日前日までの利用料はどう扱うのかとの質疑に対し、待合室は、順次改装を行っており、現時点で待合室の一部は利用開始している。全体の完成は10月末予定であるが、12月31日までは市民への周知期間とし、無料とするとの答弁がありました。
次に、霊安室の利用料について、市外利用者の使用料は市内利用者の３倍としているが、その根拠はとの質疑に対し、使用者の住所、または死亡者が死亡したときの住所が市内である場合を市内利用者、それ以外を市外利用者としており、近隣他市と比較検討し、３倍が妥当と判断したとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第63号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第64号について御報告申し上げます。
議案第64号、令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第４号）の審査における当委員会関係分は、第１表歳入歳出予算補正中、歳出、第２款総務費、第４款衛生費、第２項清掃費及び第３表債務負担行為補正追加であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、総合防災マップ更新事業費に関して、対象の河川は、東川と渦井川であるが、そのほかの河川の予定はどうするのかとの質疑に対し、尻無川は国と県で作成中と聞いている。そのほかの中小河川については、令和７年度までに国と県にて作成予定としているとの答弁がありました。
次に、家庭ごみ収集運搬事業者支援事業費及びし尿収集運搬事業者支援事業費に関して、対象の業者はそれぞれ何者で、車両台数は何台かとの質疑に対し、家庭ごみ収集運搬業者は９者で、車の台数は25台、し尿収集運搬事業者は３者で、車の台数は14台であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第65号、令和４年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算（第１号）について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
毎年剰余金があり、介護給付費準備基金積立金に積立てができているのであれば、今後の保険料見直しをする中で保険料を下げることも考えられるのかとの質疑に対し、介護保険料は、３年ごとに改定しているが、介護給付費準備基金積立金の残額を充当し、次の計画期間の保険料額を算定している。その結果、現在の計画期間は、保険料を据え置くことができている。令和６年度からの次期計画期間の保険料は下がる可能性もあるが、上がる可能性もあるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第65号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第66号について御報告申し上げます。
議案第66号、令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第５号）の審査における当委員会関係分は、第１表歳入歳出予算補正中、歳出、第３款民生費及び第４款衛生費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業費に関して、対象世帯は何世帯かとの質疑に対し、事業の詳細は、９月下旬の閣議で決定予定であり、その後、要領が示される予定である。現時点では、住民税非課税世帯などが対象となると想定しており、前回の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の実例に合わせた形で、住民税非課税世帯１万7,500世帯、家計急変世帯500世帯の合計１万8,000世帯で予算組みをしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第66号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民福祉委員会の報告を終わります。
○議長（藤田豊治） 次に、白川経済建設委員長。
○４番（白川誉）（登壇） ただいまから経済建設委員会の報告をいたします。
本委員会は、９月16日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第52号、議案第61号、議案第62号、議案第64号及び議案第66号の５件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第52号、財産の取得について御報告申し上げます。
本案は、渡海船「おおしま７」に係る共有持分100分の90を取得しようとするものであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
減価償却費として、契約の相手方に今まで何回に分けて支払いを行ったのかとの質疑に対し、平成23年度に旅客船共有契約を締結し、今年度まで12回支払いをしているとの答弁がありました。
次に、「おおしま７」は、今後どの程度の期間使用する予定なのかとの質疑に対し、今後10年以上は使用する予定であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第61号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
今回の改正で創設された既存住宅に長期優良住宅の認定を申請する利点はとの質疑に対し、新築と比較すると少ないが、住宅ローンの金利等の優遇があるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第62号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
今まで里親は入居できなかったのかとの質疑に対し、市が有する公営住宅については対象外で、里親は入居できない。今回の改正は、特定公共賃貸住宅に入居することのできる者に、里親制度にて里子等と同居する親族を加える改正であり、今後、市で当該住宅を建築する際には入居できるようになるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第62号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第64号について御報告申し上げます。
議案第64号、令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第４号）の審査における当委員会関係分は、第１表歳入歳出予算補正中、歳出、第４款衛生費、第３項下水道費、第６款農林水産業費及び第８款土木費であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第64号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第66号について御報告申し上げます。
議案第66号、令和４年度新居浜市一般会計補正予算（第５号）の審査における当委員会関係分は、第１表歳入歳出予算補正中、歳出、第６款農林水産業費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
新居浜市肥料価格高騰緊急支援事業費に関して、肥料の高騰分を支援するとのことだが、その対象期間は、また申請には何が必要かとの質疑に対し、令和４年６月から令和５年５月までの期間が対象である。また、申請には国が指定した化学肥料低減に向けた取組に２つ以上取り組むことが条件になるため、その計画書と領収書等の提出が必要になるとの答弁がありました。
次に、産直市に出品している者は対象に当たるのかとの質疑に対し、販売伝票があれば、肥料価格高騰対策事業における対象となるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、支援対象者に漏れなく支援が行き渡ることを要望して賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第66号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で経済建設委員会の報告を終わります。
○議長（藤田豊治） これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○７番（井谷幸恵）（登壇） 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第61号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で討論します。
長期優良住宅の普及の促進に関する法律が一部改正され、それに基づいた条例改正です。
法律改正の背景についてお聞きしました。新築、増築だけでなく、既存の建物についても手抜きが少ない、構造がしっかりしている、省エネ対策、耐震化ができている、こういった住宅を良いと認定し、中古住宅として売りやすくする、税金の控除もある、結果として空き家をつくらない、建築解体ごみをつくらないことにつながり、つまり既存の建物にも、言わば箔をつけて流通しやすくし、そして長もちする家を建てることを促進する狙いがあるとのお話でした。この内容自体に反対するものではありませんが、今の物価高騰の状況から見て、住民に新たな負担となる手数料を求めるのはいかがなものかと考えますので反対いたします。以上です。
○議長（藤田豊治） 片平恵美議員。
○２番（片平恵美）（登壇） 日本共産党の片平恵美です。
議案第63号、新居浜市火葬場設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で討論します。
この改正は、これまで無料だった待合室を有料化し、無料のエリアも設けることで、有料の個室か、無料のオープンスペースかを選択できるようになるというものですが、経済的理由で個室の利用を諦めざるを得ない遺族がおられたとき、オープンスペースで故人をしのび、最期のお別れのときを心安らかに待つことができるでしょうか。誰にでも訪れる死に際し、お金のあるなしにかかわらず、周囲に気遣うことなく、親しい人と故人をしのび、交流できることは大切なことです。市民負担の増になり、または安らかに故人を送ることに差し障りが出る可能性もありますことから、本議案には反対いたします。
○議長（藤田豊治） 藤田誠一議員。
○１４番（藤田誠一）（登壇） 自民クラブの藤田誠一です。
議案第63号、新居浜市火葬場設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について賛成の立場で討論いたします。
この議案は、新居浜市斎場を適正に維持管理していく観点から、待合室使用料を新設するなど、施設使用料を改正するものでございます。
新居浜市斎場は、昭和59年の開設以来、市民生活に欠かせない火葬場事業を担ってきたものですが、老朽化が進行したため、令和元年度から４か年をかけ、火葬炉及び待合棟などの大規模改修を行い、この10月末に完了の見込みとお聞きしました。
大規模改修事業では、安定した火葬が可能となるばかりではなく、バリアフリー化を進め、待合室も一部畳敷きの洋室へと改装され、利用者から好評を得ているとのことであります。
また、近年の家族葬の増加や参列者の減少など、葬儀の在り方の変化にも対応した内容となっており、無料で使用できる待合ホールやラウンジを拡張しており、十分な無料スペースが確保されているため、有料となる待合室を使用するかどうかは、利用者が選択できる環境となっております。
今後、長期間にわたり斎場を適正に管理運営していく上では、待合室の使用料の新設は、受益者負担の原則からやむを得ないものと考えます。
本条例の施行に当たりましては、市民の皆様への丁寧な周知と利用者に寄り添った斎場運営に努めていただくことを要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長（藤田豊治） 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第52号から議案第60号までの９件を一括採決いたします。
以上の９件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の９件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、議案第52号から議案第60号までの９件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第61号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長（藤田豊治） 起立多数であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第62号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第63号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長（藤田豊治） 起立多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第64号から議案第66号までの３件を一括採決いたします。
以上の３件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の３件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、議案第64号から議案第66号までの３件はいずれも原案のとおり可決されました。
ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
　　午前１０時３３分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
　　午前１１時０１分再開
○議長（藤田豊治） 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
　　日程第３　委員会の閉会中の継続審査
○議長（藤田豊治） 次に、日程第３、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
お手元に配付いたしました申出書のとおり、現在、委員会において審査中の事件について、会議規則第110条の規定により、決算特別委員長から閉会中の継続審査の申出があります。
お諮りいたします。以上の２件については、決算特別委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、認定第１号及び認定第２号の２件については、決算特別委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
　　日程第４　議員の派遣
○議長（藤田豊治） 次に、日程第４、議員の派遣を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
―――――――――― ◇ ――――――――――
　　議案第６７号、議案第６８号
○議長（藤田豊治） お諮りいたします。ただいま市長から議案第67号及び議案第68号の２件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第67号及び議案第68号の２件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第67号及び議案第68号の２件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長（石川勝行）（登壇） ただいま上程されました議案第67号及び議案第68号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第67号、新居浜市公平委員会の委員の選任につきましては、新居浜市公平委員会の委員近藤千登世氏は、令和４年９月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の選任を必要といたしますため、新居浜市公平委員会の委員に近藤千登世氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第68号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員田井伸男氏は、令和４年９月30日をもって辞任いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に石村耕一氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長（藤田豊治） これより質疑に入ります。
議案第67号及び議案第68号の２件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第67号及び議案第68号の２件については、会議規則第38条第３項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、議案第67号及び議案第68号の２件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第67号及び議案第68号の２件を一括採決いたします。
以上の２件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（藤田豊治） 御異議なしと認めます。よって、議案第67号及び議案第68号の２件はいずれもこれに同意することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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　　市長挨拶
○議長（藤田豊治） 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長（石川勝行）（登壇） 閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。
まず、先日の大型で猛烈な台風14号により、全国で記録的な暴風や降雨量による被害が出ており、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
本市におきましても、重要文化財である旧広瀬家住宅の主屋に接続する中門と塀が倒壊するなどの被害が出ており、今後一日も早い復旧に向け取り組んでまいります。
議員の皆様方には、今議会に提案いたしました東田団地２号棟新築建築工事に係る工事請負契約をはじめ、令和４年度一般会計補正予算など重要諸案件につきまして御熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心から御礼を申し上げます。
審議の過程で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で遺漏のないよう十分配慮してまいります。
さて、９月10日の日本経済新聞に、外国人が旅行先として検索する国内都市の検索数を新型コロナウイルス感染症拡大前と比較した結果、本市は2.8倍と大きく伸びており、中四国では１位、全国でも３位といううれしいニュースがございました。これはこれまでのＰＲが実を結び、外国人の視線が本市に向き始めているということであり、来年３月には、端出場水力発電所の一般公開も予定しておりますことから、外国人観光客のみならず、多くの方に本市へ訪問していただくことを大いに期待しているところでございます。
結びに、日ごとに秋らしくなり、朝夕めっきり涼しくなってまいりました。議員、市民の皆様方には、十分お体を御自愛いただきますようお願いを申し上げますとともに、皆様の御健勝と新居浜市のさらなる発展を御祈念申し上げまして、閉会に当たってのお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長（藤田豊治） これにて令和４年第４回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
　　午前１１時０９分閉会