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令和4年第1回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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令和4年3月24日 (木曜日)
  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第1号 市道路線の認定について
          (経済建設委員長報告)
   議案第2号 工事委託契約の変更について
          (企画教育委員長報告)
   議案第4号 新居浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
          (同上)
   議案第5号 新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
          (市民福祉委員長報告)
   議案第6号 新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について
          (経済建設委員長報告)
   議案第7号 新居浜市債権管理条例の一部を改正する条例の制定について
          (企画教育委員長報告)
   議案第8号 新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
          (経済建設委員長報告)
   議案第9号 新居浜市文化財保護審議会条例の制定について
          (企画教育委員長報告)
   議案第10号 新居浜市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について
          (市民福祉委員長報告)
   議案第11号 新居浜市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
          (同上)
   議案第12号 新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について
          (同上)
   議案第13号 新居浜市ごみ処理施設等設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
          (市民福祉委員長報告)
   議案第14号 新居浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
          (経済建設委員長報告)
   議案第15号 新居浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
          (同上)
   議案第16号 新居浜市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
          (市民福祉委員長報告)
   議案第17号 新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
          (同上)
   議案第28号 令和3年度新居浜市一般会計補正予算(第12号)
          (各常任委員長報告)
   議案第29号 令和3年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
          (市民福祉委員長報告)
   議案第30号 令和3年度新居浜市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
          (経済建設委員長報告)
   議案第31号 令和3年度新居浜市公共下水道事業会計補正予算(第1号)
          (同上)
   議案第32号 訴訟上の和解について
          (企画教育委員長報告)
第3 議案第18号 令和4年度新居浜市一般会計予算
          (予算特別委員長報告)
   議案第19号 令和4年度新居浜市渡海船事業特別会計予算
          (同上)
   議案第20号 令和4年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算
          (予算特別委員長報告)
   議案第21号 令和4年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算
          (同上)
   議案第22号 令和4年度新居浜市介護保険事業特別会計予算
          (同上)
   議案第23号 令和4年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算
          (同上)
   議案第24号 令和4年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算
          (同上)
   議案第25号 令和4年度新居浜市水道事業会計予算
          (同上)
   議案第26号 令和4年度新居浜市工業用水道事業会計予算
          (同上)
   議案第27号 令和4年度新居浜市公共下水道事業会計予算
          (同上)
第4 請願第1号 家庭ごみの一部有料化反対について
          (市民福祉委員長報告)
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第1号~議案第2号、議案第4号~議案第17号、議案第28号~議案第32号
日程第3 議案第18号~議案第27号
日程第4 請願第1号
議案第33号~議案第37号、諮問第1号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)     
 1番    小野 志保
 2番    片平 恵美
 3番    合田 晋一郎
 4番    白川 誉
 5番    伊藤 嘉秀
 6番    越智 克範
 7番    井谷 幸恵
 8番    神野 恭多
 9番    米谷 和之
 10番   篠原 茂
 11番   河内 優子
 12番   黒田 真徳
 13番   高塚 広義
 14番   藤田 誠一
 15番   田窪 秀道
 16番   小野 辰夫
 17番   永易 英寿
 18番   伊藤 謙司
 19番   藤原 雅彦
 20番   大條 雅久
 21番   藤田 豊治
 22番   藤田 幸正
 23番   伊藤 優子
 24番   仙波 憲一
 25番   近藤 司
 26番   山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
 なし
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長             石川 勝行
 副市長            加藤 龍彦
 副市長            原  一之  
 企画部長           亀井 利行
 総務部長           岡田 公央
 福祉部長           古川 哲久
 危機管理統括部長       庄司 誠一
 市民環境部長         原  正夫
 経済部長           宮崎  司
 建設部長           三谷 公昭
 消防長            高橋 裕二
 上下水道局長         秋月  剛
 教育長            高橋 良光
 教育委員会事務局長      高橋 正弥
 監査委員           寺村 伸治
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長           髙橋 利光
 事務局次長          飯尾 誠二
 議事課副課長         鴨田 優子
 議事課副課長         尾藤 秀行
 議事課調査係長        神野 瑠美
 議事課議事係長        和田 雄介
 議事課主任          村上 佳史
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議   
○議長(山本健十郎) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第4終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(山本健十郎) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において井谷幸恵議員及び神野恭多議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第1号、議案第2号、議案第4号~議案第17号、議案第28号~議案第32号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第2、議案第1号、議案第2号、議案第4号から議案第17号まで及び議案第28号から議案第32号までの21件を一括議題といたします。
以上の21件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、小野企画教育委員長。
○16番(小野辰夫)(登壇) ただいまから企画教育委員会の報告をいたします。
本委員会は、3月11日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第2号、議案第4号、議案第7号、議案第9号、議案第28号及び議案第32号の6件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第2号、工事委託契約の変更について御報告申し上げます。
本案は、一般財団法人愛媛県廃棄物処理センター東予事業所解体撤去工事の委託契約の変更についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
契約金額減額の主な要因はとの質疑に対し、解体撤去工事の入札減少金や廃棄物の処分・運搬費用の減額などを合わせ、全体で約6億1,400万円の減額となったことから、5市町の負担割合に応じ、本市分として約1億1,700万円の減額となったとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第2号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第4号、新居浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
現在の育児休業取得状況は、また条例改正によりどのような変化を見込んでいるかとの質疑に対し、正規職員の取得状況については、過去3年間で女性職員は取得率100%、男性職員は2名が取得している。条例改正により、在職期間1年未満の非常勤職員も対象となるため、取得者は増加していくと考えているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第4号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、新居浜市債権管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第7号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、新居浜市文化財保護審議会条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、審議会のメンバーは決まっているのかとの質疑に対し、市内在住、または市内勤務で、文化財保護に関して専門的な知識、経験を有する方を選定したいとの答弁がありました。
次に、条例制定の目的はとの質疑に対し、時代の変化に対応し、地域社会一体となって文化財保護に取り組もうとする中で、文化財保護事務が市長事務部局に移管されることに伴い、文化財保護法の規定により、文化財保護審議会が必置となるため、条例を制定するものであるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第9号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号について御報告申し上げます。
議案第28号、令和3年度新居浜市一般会計補正予算(第12号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第10款教育費、ただし財源補正を除く、第2表継続費補正変更、第3表繰越明許費補正追加、第2款総務費、第1項総務管理費、第10款教育費、第4表地方債補正追加及び第5表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
小中学校ICT環境整備推進事業費に関して、教員用タブレットの現在の整備状況はとの質疑に対し、教員623人に対し、普通教室分として388台整備済みであり、今回さらに90台を補充するとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第28号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第32号、訴訟上の和解について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第32号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画教育委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) 次に、大條市民福祉委員長。
○20番(大條雅久)(登壇) ただいまから市民福祉委員会の報告をいたします。
本委員会は、3月11日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第5号、議案第10号から議案第13号まで、議案第16号、議案第17号、議案第28号及び議案第29号の9件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第58号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第10号、新居浜市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第11号、新居浜市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についての3件につきまして一括して御報告申し上げます。
以上の3件につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第5号、議案第10号及び議案第11号の3件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、手数料を取ることでどのくらいごみが減らせると考えているのかとの質疑に対し、静岡県三島市を参考にした当初案の100キログラムまで1,000円とした場合では、直接搬入ごみが45%、全体で6%の減量を想定していたが、50キログラムまで500円に修正した結果、当初案より経済的インセンティブが弱くなるため、想定していた効果までは上がらないと思うが、一定の経済的インセンティブが働き、減量になると考えているとの答弁がありました。
次に、有料化しただけでごみの減量になると考えているのかとの質疑に対し、経済的負荷やチケット購入などの手間をかけることにより、3Rの取組などを刺激し、今まで取り組んできた段ボールコンポストや食品ロスの削減などとともに、他市を参考に各種施策に取り組むことで、相乗効果を得てごみの減量につなげていきたいと考えている。また、ごみ処理にどのようなコストがかかり、なぜ負担をしなければならないのかについて今まで以上に積極的な情報発信を行い、市民意識を変えていきたいとの答弁がありました。
次に、一部有料化については、市民に正しい理解がされておらず、情報発信がされていないと感じるが、情報発信についてどのように考えているのかとの質疑に対し、今後については、情報発信に努めて、自治会等への説明や出前講座等で市民に丁寧な説明を行い、理解いただけるよう努力したいとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、一部有料化によるごみの減量効果については疑問に思うところであり、コロナ禍で生活が厳しくなる中、今回の有料化で効果がなければ、ステーションごみの有料化につながることを危惧するため反対する。今回の有料化は、ごみ処理に対するコスト削減ではなく、ごみの排出量削減が目的であると思っている。公民館等での出前講座などで3Rの推進を市民にもっと啓発することを要望して賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第12号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、新居浜市ごみ処理施設等設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第13号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、新居浜市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
今回の見直しにより、他市と比べてどのような状況になるのか、また処遇改善による消防団員数の増員を期待しているのかとの質疑に対し、団員の階級に当たる者は県内の各消防本部と同一であり、班長や部長などについては若干の差異はあるが、ほぼ横並びの状況である。消防団員数は、令和4年3月1日時点で682人と条例定数から100人程度減員となっており、早急な増員は難しいが、報酬等の支給方法なども見直され、処遇改善が将来的には若い世代の団員確保につながると期待しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第16号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第17号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号について御報告申し上げます。
議案第28号、令和3年度新居浜市一般会計補正予算(第12号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、ただし財源補正を除く、第4款衛生費、第1項保健衛生費、ただし財源補正を除く、第9款消防費、第3表繰越明許費補正追加、第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費及び第4款衛生費、ただし第3項下水道費を除くであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、児童手当費に関して、児童数減少による減額とのことだが、どのくらい減少したのかとの質疑に対し、令和元年度実績と比べると7,700人程度、令和2年度実績と比べると4,100人程度減少しているとの答弁がありました。
次に、福祉施設職員PCR検査等支援事業費に関して、検査数減少による減額とのことだが、その理由はとの質疑に対し、福祉施設職員が、県のモニタリング検査等を利用したことで減少したと考えている。なお、今年の第六波からのモニタリング検査数は、延べ4,148件であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第28号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号、令和3年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第29号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民福祉委員会の報告を終わります。
先ほど申し上げました市民福祉委員会の委員長報告におきまして、「議案第5号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」と申し上げるべきところを誤って「議案第58号、新居浜市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」と申し上げました。訂正しおわび申し上げます。
○議長(山本健十郎) 次に、田窪経済建設委員長。
○15番(田窪秀道)(登壇) ただいまから経済建設委員会の報告をいたします。
本委員会は、3月14日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第1号、議案第6号、議案第8号、議案第14号、議案第15号、議案第28号、議案第30号及び議案第31号の8件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第1号、市道路線の認定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
寄附申込みはどのくらいあるのかとの質疑に対し、正式な寄附申込みというよりは、事前の相談が結構あり、市道の認定要綱に合致するものは、引取り可能であると説明しているが、土地の境界が明確で無償譲渡が可能かどうかが課題になる場合が多いとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第1号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、生活が厳しい時期であるため、今値上げするということについては反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第6号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、駐車場は確保されているのか、また空いている駐車場は借りることが可能かとの質疑に対し、東田団地については、1戸に1台用意しており、全部で64台分の駐車スペースがある。また、空いている駐車場については、来客用の駐車場として活用するとの答弁がありました。
次に、駐車料金は幾らかとの質疑に対し、近隣7か所の駐車場の料金を調査したところ、おおむね2,000円から3,000円であったため、低所得者のための住宅でもあることから、1台につき月2,000円に設定しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第8号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、新居浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
今回の値上げにより、耐震化がどのように改善されるのかとの質疑に対し、令和2年度の本市の耐震化率は36.1%で、全国平均の40.7%と比べて低い状況であるため、少なくとも全国平均に追いつき、それ以上に耐震化の推進を図っていく必要があると考えている。今回の料金改定を行うことにより、経営戦略で見込んでいる令和10年度の基幹管路耐震化率50%の達成に向けて推進を図っていきたいとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、耐震化率の全国平均達成に向けて取り組むことも含め精いっぱい努力していていただきたい。また大幅な値上げにならないよう、定期的な料金見直しを要望して賛成する。営業努力、経費削減等さらなる取組と安定した水の供給を要望し賛成する。20年も労働者の賃金が上がっておらず、それに加え、円安で輸入品やガソリン、小麦などが値上がりし、庶民の生活が苦しい中での値上げはあまりにも冷たいと思うため、今の時期の値上げには反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第14号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、新居浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
アフターコロナの際には、金利が上がっていく可能性があるが、賄える計算となっているかとの質疑に対し、今回の改定については令和4年から令和7年までの4年間を算定期間としており、極端な金利上昇は見込んでいないが、4年後の見直しの際にはそのときの状況によって借入金利などを推計しながら見通しを立てていくとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、適切な時期に見直しすること、新しい企業経営に向けて取り組むこと、またさらなる営業努力、経費節減等を要望して賛成する。今の時期の値上げには反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第15号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号、令和3年度新居浜市一般会計補正予算(第12号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、ただし財源補正を除く、第8款土木費、ただし財源補正を除く、第3表繰越明許費補正追加、第4款衛生費、第3項下水道費、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第8款土木費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、大島七福芋作付け拡大事業費について、協力隊が採用できなかったのかとの質疑に対し、4件の応募があったが、新型コロナウイルス感染症の影響や辞退などにより採用に至っていない状況である。令和4年度早期の採用を目指したいとの答弁がありました。
次に、別子木材センター活性化事業について、新型コロナウイルス感染症の影響により材料調達が間に合わないという話も聞くが、工期は大丈夫かとの質疑に対し、半導体不足等の影響で工作機械等の納期も遅れていると聞いているが、この事業は、令和4年度への繰越事業となっており、予算が成立次第、速やかに対応し、令和4年度中には事業を完了させる予定であるとの答弁がありました。
次に、生活路線維持運行対策費について、バス路線については、新居浜市だけの問題ではないため、市独自の運行体制は組みにくいと思うが、公共交通についてどのように考えているのかとの質疑に対し、バス利用客増加を図ること、デマンドタクシーなど他の公共交通による補完、公共交通空白地帯の解消など、トータルとしてこれからの市民の足をどう確保していくかというのは市として重要な課題だと考えているとの答弁がありました。
次に、マリンパーク新居浜支援事業費について、何か月分の予算かとの質疑に対し、休業期間に基づく施設使用料減収分の補償で、全館休業が令和3年4月10日から5月31日までの約2か月間、キャンプ場のみの閉鎖が、令和3年8月20日から10月20日までの約2か月間であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第28号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、令和3年度新居浜市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第30号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第31号、令和3年度新居浜市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第31号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で経済建設委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。片平恵美議員。
○2番(片平恵美)(登壇) 日本共産党の片平恵美です。
議案第12号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で討論します。
ごみの減量は、避けては通れない課題です。地球規模で見た環境保全、温室効果ガスの削減、資源を有効活用して循環型社会を構築するなど、環境、命、資源問題に関わってきます。大量生産、大量消費、大量廃棄のサイクルの大本にメスを入れない限り、ごみの総量は減りません。
今回上程されたこの条例案は、直接搬入ごみと大型ごみを有料化することでごみの減量を図ろうというものです。家庭ごみの一部有料化及び事業ごみの手数料変更計画案によりますと、今まで直接搬入されていたごみが45%減るという見通しを持っておられるようですが、ごみの発生が減るわけではなく、その分ステーションに出されるわけですからごみの総量は減らないと考えられます。大型ごみに関しても、不要になるものが減るわけではなく、ただ市民の負担が増すだけということになります。
今回この件に関して出されたパブリックコメントは、77名197件であり、その内容としては、手数料が高い、不法投棄が心配、周知や市民啓発の充実、コロナ禍での値上げ反対、市外からの持込みや事業ごみについてなど様々な意見が寄せられ、市民のごみ問題に対する関心の高さがうかがえます。また、ごみの有料化に反対する請願も提出されました。短い期間に458名の署名も集められています。
廃棄物減量等推進審議会の答申では、定期収集の有料化にも触れられ、今回の一部有料化はその第一歩となります。
既に有料化されている事業系ごみは、人口減少にもかかわらず減量が進んでおりません。家庭系ごみも同じことになっては、ただ市の手数料歳入が増えただけということにもなりかねません。ごみの減量は、自治体として、手間暇をかけ、なぜごみの減量が必要なのかを明らかにしながら、市民に減量への協力を真摯に訴えていくことこそが必要なのではないでしょうか。市民負担増となるこの条例の制定には反対いたします。
○議長(山本健十郎) 越智克範議員。
○6番(越智克範)(登壇) 自民クラブの越智克範です。
議案第12号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について賛成の立場で討論いたします。
この議案は、新居浜市清掃センターへの家庭系ごみの搬入及び大型ごみの戸別収集について新たに手数料を徴収し、また事業系の手数料を改定しようとするものであります。
ごみに係る諸施策は、市民並びに事業者の方に大きな影響を及ぼすものではありますが、衛生的な住みよいまちづくりの実現のためには、適正で安定したごみ処理体制が重要です。
しかし、現在、新居浜市の令和元年度の市民1人当たりのごみの量の実績が1,041グラムと全国平均や県内平均と比較して150グラム以上多く、高止まりの状態が続いております。
このごみ排出量の減量を図るためには、令和4年2月7日に新居浜市廃棄物減量等推進審議会からも答申されておりますとおり、人口減少、少子高齢化が進行する中、将来にわたり持続可能なごみ適正処理を確保するためには、改めて今有料化を導入し、ごみ減量、3Rの推進を加速させることが必要であり、まずは直接搬入ごみ及び大型ごみ戸別収集の有料化を速やかに導入することが重要であるとされています。
本議案につきましては、手数料の面、処理券購入の面などで受益者となる市民の皆様には一定の御負担をお願いするものにはなってはございますが、一方では家庭系直接搬入ごみ搬入量50キログラム以下を定額500円とし、重量の細分化を行うなど、市民の皆様の御意見を反映し、受容性を勘案された上、なおかつごみ減量の有効性を維持したものであると考えます。
また、特に家庭系ごみについては、直接搬入せずに、分別の上、近くのごみステーションを利用するよう勧めるものです。
なお、市においては、この有料化の実施に合わせ、10月の施行に向けて、市民や事業者の一層の理解促進に努めていただくとともに、不法投棄やごみステーションへの不適切搬入対策の徹底など、自治会等との調整を今後とも続けていただくこと、さらにはリデュース、リユース、リサイクルの3Rの新たな取組を推進するなど、環境負荷を低減させるとともに、循環型社会を実現し、第六次長期総合計画に記載の誰もが住みよい衛生的で快適な居住空間の維持、向上に取り組んでいただくことを要望して、私の賛成討論といたします。
○議長(山本健十郎) 井谷幸恵議員。
○7番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
討論の前に一言述べます。ロシアのウクライナ軍事侵攻から今日で1か月となります。数千人の犠牲者の中に子供121人が含まれています。ロシアは、国連憲章を守り、即時完全無条件に全部隊を撤退させるよう強く求めます。
議案第14号、新居浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第15号、新居浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定についての2件まとめて反対の立場から討論します。
議案第14号は、水道料金を平均32.8%も値上げするものです。値上げの理由は何でしょうか。人口減少や節水対応の家電の普及で水需要は減少傾向にあり、水道料金収入は減少の一途であること、水道施設の多くが老朽化し、施設の更新や耐震化などへの多額の投資が不可避で、今後厳しい経営状況が見込まれること、水道料金の値上げはやむを得ない、今後は、4年に1度料金改定の必要性について検証することが適当などと1月の審議会の答申で述べられております。
実際にどのくらいの値上げになるのでしょうか。市から出されている資料を見てみますと、単身あるいは2人家庭、月10立米使用の場合は835円から1,110円へと月275円、1年では3,300円の値上げです。3人家庭、月20立米使用の場合1,835円から2,440円へと月605円、1年では7,260円の値上げです。お店や営業など業務用、月20立米使用の場合、2,545円から3,585円へと月1,040円、1年では1万2,480円もの値上げになります。コロナ禍の中、特に飲食のお店にとっては大きな痛手です。大口使用の場合、これはホテルや福祉施設などだそうですが、基本料金は月300立米、3万2,345円から4万5,300円へと1万2,955円の値上げ、1年では15万5,460円の値上げとなります。
今市民の生活はどうなっているのでしょうか。日本は、先進国の中でも成長できない国です。二十数年もの長い間、給料の上がらない国です。内閣府の発表によりますと、2019年までの四半世紀で、30歳前後の単身者では、非正規の割合が顕著に増えた。30代半ばから50代半ばの世帯所得が100万円以上減少した。若い世代は結婚生活は困難、子供は産めない、育てられない社会となっているとの新聞の報道です。しかも、コロナ禍で市民の懐は痛んでいます。特に、飲食等のお店の経営は大変な状況です。その上、ガスや石油、小麦など輸入品が軒並み値上がりしております。小麦を材料とする商品等の値上がりが続き、家計を圧迫しています。医療や介護の費用は増える一方、年金生活者にとって頼みの年金は何があっても下がる一方です。
痛めつけられた市民の懐に追い打ちをかけるように、新居浜市は令和4年度、値上げを幾つも実施する計画です。福祉の向上とは逆の方向です。今値上げするべきではないと考えます。
1点付け加えます。学校や道路を造ったり、福祉施策を行ったりなどの一般行政は、多くは税金で賄われています。水は命。水道という住民にとって死活問題となるような大事な事業が、なぜ一般行政と同じように扱われないのか疑問です。耐震工事や更新工事には、多額の費用がかかります。住民からの使用料収入でやりくりするのは無理なのではないでしょうか。
次に、議案第15号は、一般汚水の下水道料金を平均8.7%値上げするものです。値上げの理由は、何でしょうか。水需要の減少により、今後横ばいから減少に転じる見込みの使用料収入、耐震対策や老朽化対策の増大が見込まれる状況及び財源不足を一般会計からの補填に依存している経営状況から段階的に自立した経営に移行するためには、下水道使用料の値上げはやむを得ない。令和4年からの4年間で平均8.7%の引上げとの審議会答申です。
雨水は公費、汚水は私費の原則で、雨水は公費で多く賄われていますが、汚水は多くが使用料収入で、13億3,000万円、一般会計から4億2,000万円補助されており、ここの部分を見直しするとしております。市からの説明資料では、20立米使用で2,475円から2,750円へ275円の増、1年では3,300円の値上げです。先ほど述べましたように、市民の家計は今、景気低迷、格差拡大、非正規雇用の増大、諸物価の値上げなどで大変な状況です。その上にコロナ禍で痛んでいます。値上げは、今行うべきではないと考えます。
一言付け足します。管路施設の老朽化対策などには多額の費用がかかり、使用料収入だけで賄うのは無理なのではないでしょうか。
以上述べまして、反対討論といたします。
○議長(山本健十郎) 白川誉議員。
○4番(白川誉)(登壇) 自民クラブの白川誉です。
議案第14号、新居浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について賛成の立場で討論いたします。
本市の水道事業は、市民生活や社会活動を支える重要なライフラインとして、安心、安全な水を安定的に供給するという役割を果たしてきました。
一方で、人口減少等により水道事業経営の根幹をなす水道料金収入は減少の一途をたどる中で、これまで布設してきた水道管は、耐用年数を経過し、これから本格的に更新、耐震化が必要な時期を迎え、このままではいずれ経営が立ち行かなくなってしまうおそれがあります。
ちなみに、水道事業は、地方公営企業法という法律で独立採算制となっています。すなわち、水道事業は、経営に必要な費用のほとんどを水道料金収入で賄わなければなりません。
いつでも必要なときに必要なだけ水を使えるようにするには、水道施設の整備を常に行っていかなければなりません。このための資金の一部は、国などからの借入金である企業債で賄われていますが、当然ながら、この借入金の返済も水道料金収入で充てられています。
今回の水道料金値上げについてですが、値上げは誰もが喜ぶ話ではありません。私もうれしくはありません。でも、世代間格差、すなわち将来への水道料金のツケ回しを広げることは、後から来るもののために早い時期から食い止める必要があるとも思います。コロナ禍という時期にと反対討論されている意味も理解はしています。ただ、独立採算制であることを踏まえた代替案がないことや、コロナが終息すれば値上げに賛成するという文言がないことには、正直違和感を覚えますし、料金改定を先送りすることは、将来の値上がり幅を大きくしてしまう可能性にもつながると思います。
ちなみに、新居浜市水道局では、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が減少したなどの事情により納入期限までに水道料金の支払いが困難である方に対して、水道料金の支払い猶予も実施され、誰一人取り残さない最大限の配慮も行われています。
今後は、市民の皆様に市民生活や社会活動を支える水道事業に対する積極的な理解や関与をしていただくためにも、1つ、水道事業そのものをさらに見える化すること、2つ、耐震化率が全国平均を超えるように取り組んでいただくこと、3つ、持続可能な水道事業に努めていただくこと、最後に、平成9年以来25年間にわたり水道料金を据え置き、今回の値上げでも愛媛県内で最も安い水道料金ということをシティプロモーションの一つとして活用することを強く要望し、私の賛成討論とさせていただきます。
○議長(山本健十郎) 伊藤嘉秀議員。
○5番(伊藤嘉秀)(登壇) 自民クラブの伊藤嘉秀です。
議案第15号、新居浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について賛成の立場で討論いたします。
本市の下水道事業は、市民生活や社会活動に欠かすことのできない重要な社会基盤として、事業開始以来、計画的に整備を進めることにより、浸水被害を軽減し、衛生的な生活環境を確保するという役割を果たしてきました。
下水道事業についても、水道事業と同様に、人口減少などにより、下水道使用料収入は減少に転ずることが予想され、一方で、既に耐用年数を迎えている下水道処理場やポンプ場施設に加え、管路施設もこれから本格的に老朽化対策が必要な時期を迎え、施設の更新や耐震化による多額の費用が必要となってきます。
このような状況の下、本市では、令和元年度から独立採算制を原則とする企業会計制度に移行しました。
汚水処理に要する経費については、受益者である使用者からの使用料収入によって賄うことが原則ですが、これまで汚水処理に要する経費のうち、使用料で賄い切れない経費については一般会計から繰入金で補填していました。
一方、国からも使用料で賄うべき経費を一般会計からの繰入れなどにより賄っている団体にあっては、早急に使用料の適正化に取り組むことを強く求められております。
このようなことから、下水道使用料を改定し、汚水処理に要する経費については、可能な限り使用料収入で回収し、一般会計に過大に依存しない自立した経営基盤を段階的に構築していくことが必要です。
今後は、これまで以上に経営努力、経費節減に取り組み、市民生活や社会活動に欠かすことのできない社会基盤である下水道事業を将来にわたって安定的に継続していただくことを強く要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(山本健十郎) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第1号、議案第2号、議案第4号及び議案第5号の4件を一括採決いたします。
以上の4件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の4件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号、議案第2号、議案第4号及び議案第5号の4件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号から議案第11号までの5件を一括採決いたします。
以上の5件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の5件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号から議案第11号までの5件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号、議案第17号及び議案第28号から議案第32号までの7件を一括採決いたします。
以上の7件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の7件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号、議案第17号及び議案第28号から議案第32号までの7件はいずれも原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
  午前10時57分休憩
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  午前11時06分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  日程第3 議案第18号~議案第27号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第3、議案第18号から議案第27号までの10件を一括議題といたします。
以上の10件に関し、予算特別委員長の報告を求めます。藤田予算特別委員長。
○22番(藤田幸正)(登壇) ただいまから予算特別委員会の報告をいたします。
本委員会は、令和4年3月10日に設置され、3月10日及び3月16日から3月18日まで委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第18号から議案第27号までの10件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
最初に、議案第18号、令和4年度新居浜市一般会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、企画部関係について申し上げます。
シティプロモーション推進費に関して、県外、首都圏に向けた情報発信はどのような手法で取り組むのかとの質疑に対し、プロモーション用冊子や映像等を制作するとともに、今年度制作したドラマ等も活用したウェブ広告、SNSと連携した発信等を予定しているとの答弁がありました。
次に、企業版ふるさと納税促進事業費に関して、まず金融機関の報酬分5.5%の根拠はとの質疑に対し、提案いただいた銀行から企業版ふるさと納税のマッチング事業に取り組む民間事業者の手数料率を参考に決定したと伺っており、県をはじめ、県内他市も同率での契約となっている。県外の自治体では10%から15%の手数料であるため、適正な率と判断しているとの答弁がありました。
次に、どのくらいの納税を目指しているかとの質疑に対し、金融機関との連携分で1,800万円、市独自の依頼分で1,200万円の合計3,000万円を目標に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
次に、カーボンニュートラルポート形成計画策定事業費に関して、計画の対象範囲は、また具体的な実施内容はとの質疑に対し、対象範囲は新居浜港と東予港東港地区としており、実施内容としては、荷役機械等における低炭素化や船舶の陸上電源の導入等について、より具体的な取組や次世代エネルギーの受入れ環境の整備等について検討し計画を策定するとの答弁がありました。
次に、総務部関係について申し上げます。
庁舎等整備事業に関して、電源盤移設工事による来庁者への影響はとの質疑に対し、工事期間中において東側駐輪場が使用できなくなる。また、一時的に庁舎東側通路の通行止めが予想されるとの答弁がありました。
次に、福祉部関係について申し上げます。
まず、生活保護費に関して、事業費が前々年度、前年度と減額しているが、その積算根拠はとの質疑に対し、受給者死亡を主な要因とする医療扶助の減少や生活保護基準改定に伴う生活扶助費基準の見直しにより、生活保護費が減少傾向にあることから、ここ数年の実績と保護推移を見込んで減額としたものであるとの答弁がありました。
次に、生活困窮者自立支援事業費に関して、相談者数に応じた体制は確保できているのかとの質疑に対し、自立相談支援センターに来所した新規相談者数は、令和元年度は年間326件、月平均27件だったのが、令和2年度には年間1,275件、月平均106件と大幅に増加した。令和3年度の状況については、令和4年2月末までに557件、下半期では月平均35件となっていることから、相談者数に対応できる人員体制は確保できているものと考えているとの答弁がありました。
次に、地域医療対策強化事業費に関して、まず予算額2,500万円の内訳はとの質疑に対し、教授1人、助教1人の人件費として年間2,000万円、研究費として300万円、整備費として200万円となっているとの答弁がありました。
次に、難病・高齢医療学講座では、どのような研究を行うのか、また寄附講座の開設が具体的にどの程度の医師確保につながるのかとの質疑に対し、講座では、免疫性神経疾患等の神経難病や血管病及び循環器疾患の基礎的・臨床的研究を行う。また診療支援として、大学より派遣された医師が、診療に携わり、講座の臨床現場として地域サテライトセンターが設置されることで研修できる体制が整うため、勤務医希望の増加が期待できるとともに、将来的には医師の開業への環境整備にもつながるものと考えているとの答弁がありました。
次に、市民環境部関係について申し上げます。
まず、縁結びサポート事業費に関して、令和4年度の開催回数や内容、参加者の年齢層はとの質疑に対し、令和4年度は4回の交流イベントの開催を予定しており、例年人気のホテル等を利用して、スイーツやランチを楽しむパーティーイベントや新たに東平などの産業遺産を訪れ、地域の歴史に触れる屋外イベントを企画している。参加者は、20代から40代の年齢層を想定しているとの答弁がありました。
次に、インドネシア・マレーシア交流促進事業費に関して、インドネシアの交流都市はどこを予定しているのか、またその都市を選んだ理由はとの質疑に対し、予定している都市は、西カリマンタン州クブラヤ県である。西カリマンタン州は、住友林業が荒廃した泥炭の湿地帯を再植林でよみがえらせる植林事業を長年行っており、住友林業の発祥地で、過去に大規模な植林事業で森をよみがえらせ、環境問題に取り組んできた本市に親近感と興味を抱いており、今後の交流について提案を受け、相互に交流を進めていくことで話がまとまったことによるとの答弁がありました。
次に、ごみステーション適正管理推進事業費に関して、まず賛同自治会数とごみステーション数はとの質疑に対し、地域環境維持活動支援交付金の申請自治会は、事業開始時の300自治会のうち225で、該当自治会のごみステーション数は、おおむね1,965か所であるとの答弁がありました。
次に、自治会からの意見はとの質疑に対し、自治会からは、自治会活動上の支援となり、ありがたいとの意見が多数あった一方、ごみの分別や利用上でのルールを市から周知してほしい、交付金はどのように使ったらいいのかなどの意見があったとの答弁がありました。
次に、ごみ一部有料化推進事業費に関して、まず期待できる効果はとの質疑に対し、市民への周知等円滑な有料化の実施、不法投棄、不適正排出への迅速な対応が可能になると考えているとの答弁がありました。
次に、自治会未加入で、直接搬入せざるを得ない家庭に対する対策を検討しているのかとの質疑に対し、ごみステーション適正管理推進交付金以外、特に対策を検討していない。直接搬入ごみの有料化については、ひとしく市民に少しからでもごみを減らす意識を持ってもらうため、自治会員かそれ以外かにかかわらず、有料化の対象としているとの答弁がありました。
次に、経済部関係について申し上げます。
まず、デマンドタクシー運行事業費に関して、川西地区のバス利用困難者の見込み数はとの質疑に対し、平成29年8月に実施した公共交通に関するアンケート調査や高齢化率等から推計すると、川西地区のバス利用困難者は約1,000人を超えると見込んでいるとの答弁がありました。
次に、川西地区のバス利用困難者は、デマンドタクシーの利用ができず、デマンドタクシーの運行が現状に即したものではなくなってきているのではないかとの質疑に対し、現在、川西地区の空白地域における移動手段の確保に向け見直しを行っており、デマンドタクシー導入の経緯やサービス水準等を考慮し、交通事業者の了解をいただきながら、移動手段を確保していきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、地域おこし協力隊推進費に関して、まず起業支援補助の具体的内容はとの質疑に対し、対象となる協力隊員1名が、別子山地区においてトウガラシ、マコモタケなどを生産する農業で起業を予定しており、支援補助の内容は、農業機械等の購入費であるとの答弁がありました。
次に、地域おこし協力隊誘致における取組内容はとの質疑に対し、市のホームページやJOIN、ニッポン移住・交流ナビのホームページ掲載を予定している。また、新たな取組として、関西圏の独り親の就労支援をしている団体などへの周知も予定しているとの答弁がありました。
次に、別子木材センター活性化事業に関して、まず木材センターは、令和8年度までの5年間で経営計画どおり黒字化できるのかとの質疑に対し、令和2年度に策定した経営計画に基づき、建屋の改修、機械設備の更新等のハード面での整備により、生産性、品質向上に見合った積層間柱等の重点製品の生産が可能になり、ソフト面でも積極的な営業活動等を進め、受注確保に取り組むことにより、計画5年目の木材加工の売上目標1億7,535万5,000円を達成し、黒字化が実現できると考えているとの答弁がありました。
次に、最新機械を導入すると、今より生産性はどう変わるのか、また営業担当は何人いるのかとの質疑に対し、最新機械を導入すると、今より約1.3倍生産性が上がる。営業活動は、主に代表取締役1名で行っているとの答弁がありました。
次に、建設部関係について申し上げます。
道路緊急舗装等事業に関して、令和4年度の実施内容はとの質疑に対し、2車線以上の幹線道路である大生院地区の上部東西線、敷島通りの新居浜港田の上線、住宅地の市道である庄内西筋線、柳川通り線など全16路線、施工延長約2.2キロメートルの舗装修繕工事を事業費1億円で実施する予定であるとの答弁がありました。
次に、消防本部関係について申し上げます。
消防分団詰所整備事業に関して、整備状況はとの質疑に対し、トイレの水洗・洋式化はおおむね完了し、シャワー室の設置は年一、二分団ずつ実施し、令和11年頃に完了する予定である。令和4年度は、垣生分団詰所の大規模改修を予定しており、令和5年度以降の改修は、改めて詰所の現状を再確認し、随時計画を見直しながら改修を進めていきたいとの答弁がありました。
次に、教育委員会事務局関係について申し上げます。
まず、小中学校ICT環境整備推進事業費に関して、コスト削減の検討はとの質疑に対し、令和2年度に児童生徒用タブレット、校務用パソコン、電子黒板、校務支援システム等を導入する際、予算執行の平準化のため、5年間のリース契約を締結しており、この間、費用の増減はないが、この5年間の検証を行い、次回の契約の際にはプロポーザル方式での提案内容に加え、費用についても審査を実施することで、コスト削減を検討していくとの答弁がありました。
次に、小学校トイレ改修事業に関して、まず洋式化率の目標値はとの質疑に対し、当面の目標としては60%であるが、まずは学校間の不均衡をなくすためにできる限りの努力をしていきたいとの答弁がありました。
次に、トイレ改修を実施した学校の児童の声はとの質疑に対し、児童からは使いやすくなった、臭いがなくなった、明るくなったなどの声を聞いているとの答弁がありました。
次に、地域防災施設整備事業に関して、まず防災備蓄倉庫の整備対象となる学校は、また今後の計画はとの質疑に対し、対象は別子小学校を除く全ての小学校15校であり、令和4年度に設計を行い、令和5年度の夏休みを中心に改修工事を実施する予定であるとの答弁がありました。
次に、整備後に期待できる効果は、また管理主体はとの質疑に対し、空き教室や体育館倉庫などに分散して保管されている備蓄品を一元管理することで、災害時において迅速な対応が可能になる。平時においては、各学校が管理し、災害時には避難所運営の中で、市と避難者が協力し管理を行うとの答弁がありました。
質疑終了後、委員からの要望として、企画部関係では、新居浜情報定期便事業費について、高校等卒業のタイミングで登録してもらえるような仕組みづくりを展開してほしい。企業版ふるさと納税について、金融機関任せでなく、市としても知恵を出し、予算の有効活用を図ってほしい。また、郵便局、JAえひめ未来などの金融機関にも参加を呼びかけてほしい。総務部関係では、福利厚生費について、市の人材確保にもつながるよう、市職員の福利厚生をより充実させてほしい。福祉部関係では、独居高齢者の見守り活動について、後継者の育成等、持続可能な見守り体制の確立を目指し、見守り推進員活動費を増額してほしい。休日夜間急患センターについては、ハード整備はもちろん、付随するソフト面の充実、長期的に持続可能である体制を構築してほしい。生活困窮者自立支援事業費について、今後ますます多様な相談も想定されるため、スキルのある方による相談体制を構築してほしい。市民環境部関係では、自転車のまちづくり推進事業費について、高齢化により運転免許証を返納される方が増加しており、地域での足の確保の観点から、電動アシスト自転車購入支援を拡充してほしい。人権対策推進費について、ノーマライゼーションの実現に向けて、人権施策基本方針及び地域福祉推進計画にのっとり、部落差別対策と同レベルの障害差別対策と障害理解の促進を行ってほしい。ごみ一部有料化推進事業費について、市民に十分説明し、理解が得られるよう周知徹底を図ってほしい。また、不法投棄が増加しないように取締りを強化してほしい。経済部関係では、デマンドタクシー運行事業費及び生活路線維持運行対策費について、タクシー、路線バスのそれぞれの特性に応じ、公共交通における役割や対象者、助成等の在り方を早急に見直してほしい。地域おこし協力隊推進費について、地域おこし協力隊の定着率や定住率の向上を図ってほしい。市制85周年記念新居浜太鼓祭りイベント事業費について、周年記念として市民の関心、期待は高まっており、必要であるなら予算増額も考慮し、積極的な関与をしてほしい。別子木材センター活性化事業では、月別赤字返済額及び月別売上額をまとめ、決算時だけでなく、半年単位で示してほしい。また、営業担当の雇用も検討してほしい。建設部関係では、上部東西線改良事業について、計画どおりの供用開始に向けて対応をしてほしい。また、関係する市民に対して、引き続き丁寧な説明をしてほしい。滝の宮公園リニューアル事業について、駐車場が満杯で入れない状況になることがあるため、公園近くに駐車場を確保してほしい。教育委員会事務局関係では、いじめ・不登校問題等対策費について、適応指導教室の複数設置やフリースクール開設支援など、実態に合わせた対策をしてほしい。小中学校のトイレ洋式化率の目標値は平均60%ではなく、学校ごとで最低60%にして、早期に改修してほしい。全部局に関係するものでは、有料化、値上げの問題があったが、物事を決めるときには市民への説明を十分に行い進めていってほしい等の要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第18号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、令和4年度新居浜市渡海船事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
フェリーくろしま運航時の風よけ・雨よけ対策をどのように考えているのかとの質疑に対し、風よけ・雨よけ対策のため改造すると、現在の小型船扱いではなくなり、おおしま7と同様の200トン規模の定期検査を受ける必要となるため、費用も現行より大幅に増加することが見込まれることから、現状での運航を続けていきたいと考えているとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、利用者から船員の苦情を聞く場合もあり、船員の教育の徹底、強化を行ってほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第19号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号、令和4年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第20号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号、令和4年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
質疑終了後、委員から、県下の市の中で一番安い国保料ということで、今後とも加入者の生活実態に寄り添った国保行政であってほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第21号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、令和4年度新居浜市介護保険事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
令和4年度の健康長寿地域拠点の目標数はとの質疑に対し、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、積極的な新規開設の勧奨が行えず、令和2年度に4か所、今年度1か所のみの開設にとどまっているが、拠点開設目標は120か所と定めており、令和4年度は残り21か所の開設を目指しているとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、今後もますます介護予防事業を進めてほしい、また健康長寿拠点づくり事業が大変遅れているため、早急に進めてほしい等の要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第22号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号、令和4年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
質疑終了後、委員から、後期高齢者の皆さんが、安心して医療にかかれるよう全力を尽くしてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第23号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号、令和4年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第24号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号、令和4年度新居浜市水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず滝の宮送水場整備事業の進捗状況はとの質疑に対し、新規敷地造成、ポンプ室を含む管理棟、着水井、吸水池、場内配管及び高圧受電設備の整備は、計画当初に予定していた令和3年度までに完了し、令和4年度には外構整備と令和6年度までの3か年継続費を計上しているポンプ及び電気設備の整備に着手し、令和6年度の事業完了後に供用開始を予定しているとの答弁がありました。
次に、本管工事の耐震化の進捗状況はとの質疑に対し、基幹管路の耐震化は、令和3年度末の見込みは38.6%で、令和4年度が41.9%、令和5年度が43.2%となるよう、順次整備を進め、経営戦略の計画最終年である令和10年度末の目標値50%を達成できるよう、耐震化整備を進めていくとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、値上げに際しては、生活困窮者へ十分配慮してほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第25号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、令和4年度新居浜市工業用水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第26号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、令和4年度新居浜市公共下水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
質疑終了後、委員から、コロナ禍の今は値上げをしないでほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第27号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後になりますが、各委員さんには、大変熱心に議論を尽くされ、厳正な審査をしていただきましたが、委員長報告に当たりましては、要点のみをまとめた簡潔な報告といたしております。
理事者におかれましては、3日間にわたる審査の中で出されました意見や要望を踏まえまして、令和4年度の予算執行におきましては、市長が目指す都市像の実現に向けて、一歩一歩かつきめ細やかに、また無駄が生じることのないよう、効率的に取り組んでいただけることをお願い申し上げます。
以上で予算特別委員会の報告を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
ただいまの予算特別委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。片平恵美議員。
○2番(片平恵美)(登壇) 日本共産党の片平恵美です。
議案第18号、令和4年度新居浜市一般会計予算について反対の立場で討論します。
本予算のうち、清掃センター管理運営費は、使用料として家庭からの直接搬入ごみの手数料を財源とし、一般会計からの歳出を減額しています。先ほど述べました家庭ごみ一部有料化反対の立場から、本予算にも反対いたします。
また、学校給食費について、今センターで調理に当たってくださっている会計年度任用職員さんを7月で雇い止めとし、8月から業務委託するという予算になっております。その理由として、人員不足と言われておりますけれども、その重労働と処遇とのバランスで二の足を踏む人も多いと聞きます。今働いてくれている人に引き続き働いてもらい、新しく働いてくれる人を増やすためにどうすればいいか、今いる職員さんと十分に話し合ってこられたでしょうか。そこの努力、真摯さが見えないと思います。調理業務は重労働です。民間に業務委託したとして、簡単に人が集まるとは考えられません。教育委員会からは、市の雇いより勤務時間について柔軟に対応できるからとの説明を受けましたが、ならば市でもそのような勤務ができるようにしたらいいのではないでしょうか。
業務委託をすると、責任の所在が曖昧になり、直接業務に関与して指示することもできなくなります。業務委託するメリットはありません。
以上申し述べ、私の反対討論といたします。
○議長(山本健十郎) 篠原茂議員。
○10番(篠原茂)(登壇) 新居浜の未来を考える会の篠原茂です。
議案第18号、令和4年度新居浜市一般会計予算について賛成の立場で討論いたします。
令和4年度一般会計予算額は509億3,972万9,000円と前年度と比較して約9億3,300万円、率にして1.9%増となっており、今年度からスタートしました第六次新居浜市長期総合計画及び市長の公約である7つの夢の実現に向けた積極的な取組であると感じております。
まず、新型コロナウイルス感染症予防ワクチン接種費による新型コロナウイルス感染症対応や企業立地促進対策費による新居浜市の経済対策における重要課題の一つである企業留置対策はもちろん、仮称西部学校給食センターの供用開始に向けた整備等を着実に進めるため、学校給食センター建設事業や安全、安心な学校給食の提供のため、学校給食センター調理業務等の委託に取り組むなど、未来を担う子供たちへの投資に多くの予算を割いている点を高く評価いたしております。
また、老朽化の著しい文化センターについて、新たな施設建設に向けた新市民文化センター建設準備事業費や防災・減災対策など、各事業を着実に実行していただくことを強く望みます。
あわせて、ごみの一部有料化につきましては、今後周知等に努めていただくとともに、不法投棄の増加が生じないための対策と3Rの推進であったり、ごみを出さない工夫を呼びかけることが重要と考えます。今後もごみ減量の努力に取り組んでいただくことを強く要望いたします。
最後に、石川市長におかれましては、コミュニティーの活性化に、より一層注力し、住民同士がお互い助け合い、支え合う地域社会の構築に向け、施策を推進していただくとともに、ふるさと納税や企業版ふるさと納税による積極的な財源確保への取組など、本市の未来を担う子供たちにふるさと新居浜を継承するため、持続可能な市政の推進に努めていただくことを強く要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(山本健十郎) 井谷幸恵議員。
○7番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第25号、令和4年度新居浜市水道事業会計予算、議案第27号、令和4年度新居浜市公共下水道事業会計予算、2件まとめて反対の立場から討論します。
議案第25号は、今年10月からの水道料金の値上げが含まれております。第27号には、公共下水道料金の値上げが含まれています。条例改正反対討論でも述べさせていただいたように、痛んだ庶民の懐をますます冷え込ませるコロナ禍の今、値上げには慎重であってほしいと思います。今値上げは行うべきではないと考え、反対をいたします。
○議長(山本健十郎) 白川誉議員。
○4番(白川誉)(登壇) 自民クラブの白川誉です。
議案第25号、令和4年度新居浜市水道事業会計予算について賛成の立場で討論いたします。
先ほどの議案第14号、新居浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての賛成討論でも述べさせていただきましたが、水道事業が独立採算制であることを踏まえ、今後は市民の皆様に市民生活や社会活動を支える水道事業に対する積極的な理解や関与をしていただくためにも、水道事業そのものをさらに見える化することや耐震化率が全国平均を超えるよう取り組んでいただくこと、持続可能な水道事業に努めていただくこと、平成9年以来25年間にわたり水道料金を据え置き、今回の値上げでも愛媛県内で最も安い水道料金ということをシティプロモーションの一つとして活用することを強く要望し、賛成させていただいたところであります。
このような中、令和4年度予算は、水道料金を改定することにより、水道施設の更新や耐震化に必要な財源を確保し、全国平均と比較して耐震化が遅れている基幹管路をはじめ、水道水の安定供給に必要な施設整備を着実に取り組まれる予算であると評価しております。
今後、これまで布設してきた水道管が、耐用年数を経過し、本格的に更新、耐震化が必要な時期を迎えますが、必要な財源を確保し、計画的に更新、耐震化を着実に進めていくことが必要であります。
さらに、これから先も持続的に水道事業を経営していくには、水道料金の改定にとどまらず、水道事業の担い手となる職員等の人材確保、技術継承についても強い危機感を感じております。
次年度以降も引き続き計画的な施設整備に取り組み、市民生活や社会活動を支える重要なライフラインである水道水の安定供給に努めていただくことと併せて、これから起こり得る職員不足の時代に大量の更新、耐震化を続けていかなければならないという課題に対して、デジタル技術の活用や人材確保、技術継承についても積極的に議論、検討を進めていただくことを強く要望して、私の賛成討論とさせていただきます。
○議長(山本健十郎) 合田晋一郎議員。
○3番(合田晋一郎)(登壇) 新居浜の未来を考える会、合田晋一郎です。
議案第27号、令和4年度新居浜市公共下水道事業会計予算について賛成の立場で討論させていただきます。
当下水道事業は、生活環境の改善という大きな使命を持つ事業であり、社会活動、防災、減災の面からも重要な社会基盤として計画的な整備が必要だと思っています。
今回の予算は、下水処理場の老朽化対策、ポンプ場や管路施設の更新や耐震化に着実に取り組まれるなど、それぞれの事業目標に沿った予算編成となっており、適切であると評価しております。
業務体制の面でも、令和元年度から下水道と上水道部門を組織統合し、効率的な業務体制を確立されておりますが、令和4年度からは4課体制となり、職員数も削減予定であるとお伺いしています。
また、収入の確保においては、高い徴収率を維持され、支出の抑制についても維持管理コストの縮減、工事コストの削減などにも取り組まれておられますが、今後においても、より一層、企業努力、経費節減を推進されることを期待いたしております。
なお、さきに討論されましたが、下水道使用料を改定し、一般会計の過度な負担の軽減と自立した経営基盤の確立にも取り組まれている予算編成であると感じておりますが、コロナ禍であり、市民に対して今回の予算措置を含めて、丁寧な説明をお願いいたします。
また、令和3年3月に策定された経営戦略に基づき、汚水処理人口普及率の向上、企業債残高の削減などに今後においても徹底した企業努力で全力で取り組んでいただき、事業の収益性を視野に入れた経営の健全化を図り、長期的に安定した運営がなされることを期待しております。
最後になりますが、公平性、透明性の確保された無駄のない予算執行もお願いするとともに、現下の新型コロナウイルス対策及びそこから派生する企業の経営悪化や市民の皆様の生活不安に対しても適切な対応を要望しまして、賛成討論とさせていただきます。
○議長(山本健十郎) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第18号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号から議案第24号までの6件を一括採決いたします。
以上の6件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の6件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号から議案第24号までの6件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山本健十郎) 起立多数であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。
  午前11時53分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時53分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  日程第4 請願第1号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第4、請願第1号を議題といたします。
請願第1号については、ただいま議案第12号が原案のとおり可決されましたので、本件は不採択とみなします。
この際、暫時休憩いたします。
  午前11時54分休憩

  午後 2時00分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議案第33号~議案第37号、諮問第1号
○議長(山本健十郎) お諮りいたします。ただいま市長から議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第33号、新居浜市監査委員の選任につきましては、新居浜市監査委員寺村伸治氏は、令和4年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに監査委員の選任を必要といたしますため、新居浜市監査委員に鴻上浩宣氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第34号、新居浜市教育委員会の教育長の任命につきましては、新居浜市教育委員会の教育長高橋良光氏は、令和4年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに教育長の任命を必要といたしますため、新居浜市教育委員会の教育長に高橋良光氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第35号、新居浜市教育委員会の委員の任命につきましては、新居浜市教育委員会の委員本田郁代氏は、令和4年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜市教育委員会の委員に本田郁代氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第36号、新居浜市公平委員会の委員の選任につきましては、新居浜市公平委員会の委員工藤順氏は、令和4年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の選任を必要といたしますため、新居浜市公平委員会の委員に工藤順氏を選任するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第37号、新居浜港務局の監事の任命につきましては、新居浜港務局の監事神野和髑氏は、令和4年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに監事の任命を必要といたしますため、新居浜港務局の監事に神野和髑氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員久保弥生氏は、令和4年6月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に久保弥生氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号から議案第37号まで及び諮問第1号の6件については委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第33号から議案第37号までの5件を一括採決いたします。
以上の5件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号から議案第37号までの5件はいずれもこれに同意することに決しました。
次に、諮問第1号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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  寺村監査委員退任の挨拶
○議長(山本健十郎) この際、令和4年3月31日をもって退任されます寺村監査委員から挨拶があります。寺村監査委員。
○監査委員(寺村伸治)(登壇) お許しをいただきまして、一言退任の御挨拶を申し上げます。
このたび4年間の任期満了によりまして、3月末をもちまして監査委員を退任することとなりました。
平成30年4月1日に就任させていただきまして、以来4年間、石川市長さんをはじめ、議会議員の皆様方、そして職員の皆様方には大変温かい御指導と御厚情によりましてこの職を全うすることができましたことは、誠にありがたく、感謝申し上げますとともに、厚くお礼を申し上げます。
これからは、一市民として、新たな立場で新居浜市のさらなる発展のため、微力ながら尽くしてまいりたいと考えておりますので、今後とも御交誼賜りますようよろしくお願い申し上げます。
終わりになりますが、新居浜市のますますの発展と石川市長さんをはじめ、議員の皆様方の御健勝、御活躍を心からお祈り申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
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  市長挨拶
○議長(山本健十郎) 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 閉会の御挨拶の前に、3月16日、福島県沖を震源とする地震により被災をされた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
東日本大震災からの復興に向けた懸命な取組が進む中、再び被災された皆様の御心痛のほど拝察しますと言葉もございません。一日も早く穏やかな生活に復帰されますようお祈りを申し上げます。
また、連日報道されておりますように、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が今もなお続いており、子供を含む多くの人命が失われております。生活に不可欠なインフラへの甚大な被害も出ている状況を鑑み、本市といたしましても少しでも支援ができればと考え、3月9日から市役所1階、上部支所及び川東支所にウクライナ人道危機救援金の募金箱を設置いたしました。
犠牲となられた全ての方々に深く哀悼の意を表しますとともに、一日も早い平和的解決を望んでおります。
さて、議員の皆様方には、今議会に提案いたしました新居浜市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定をはじめ、令和4年度当初予算につきましては、3日間に及ぶ予算特別委員会におきまして、終始熱心に御審議をいただき、それぞれの重要諸案件につきまして御議決、御同意を賜ることができました。
審議の過程や一般質問、討論の中で御指摘をいただきました御意見、御提言等につきましては、今後の市政運営の中で配慮してまいります。
新型コロナウイルス感染症につきましては、3月の本市新規陽性者が昨日までで390人を超えており、予断を許さない状況が続いております。これからお花見や歓送迎会等、会食の機会が増加し、感染拡大が懸念されますことから、引き続き正しいマスクの着用や手指消毒、小まめな換気など、感染回避行動への御協力をお願いいたします。
本市では、今月22日から5歳以上11歳以下の子供へのワクチン接種を開始いたしました。
今後におきましても、接種を希望する全ての方が、安心してワクチン接種を受けることができるよう、周知啓発に努めてまいります。
本年は、市制施行85周年という本市にとりまして記念すべき節目の年でございます。施政方針でも申し上げましたが、令和4年度は、新型コロナ克服と時代の変革期の重要な1年と位置づけ、新時代の課題に的確に対応するため、新しい新居浜の芽吹きの年となるよう全力で取り組んでまいります。
3月は別れの季節でもあります。ここで今月末をもって退任される寺村監査委員さん、市職員の皆さんに対しまして、心からねぎらいを申し上げたいと思います。本当に御苦労さまでございました。
結びになりますが、令和4年度におきましては、議員の皆様、また市民の皆様方には、市民の誰もが幸せを実感できる笑顔輝く新居浜市の実現に向けまして、チーム新居浜の一員として、一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、今議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(山本健十郎) これにて令和4年第1回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 2時13分閉会