本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開会(午前10時00分)
市長議会招集の挨拶
市長一般報告
議長報告
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
表決
日程第3 報告第22号~報告第27号
石川市長の説明
亀井企画部長の説明
藤田福祉部長の説明
片平恵美議員の質疑
亀井企画部長の答弁
大條雅久議員の質疑(1)
休憩(午前10時26分)
再開(午前10時35分)
藤田福祉部長の答弁
大條雅久議員の質疑(2)
藤田福祉部長の答弁
委員会付託省略
休憩(午前10時41分)
再開(午前10時42分)
表決
日程第4 議案第63号、議案第64号
石川市長の説明
原市民環境部長の説明
高須賀建設部長の説明
片平恵美議員の質疑
原市民環境部長の答弁
委員会付託
日程第5 議案第65号~議案第67号
石川市長の説明
委員会付託省略
休憩(午前10時55分)
再開(午前10時55分)
表決
日程第6 議案第68号~議案第71号
石川市長の説明
河端経済部長の説明
赤尾総務部長の説明
藤田福祉部長の説明
井谷幸恵議員の質疑
藤田福祉部長の答弁
片平恵美議員の質疑
河端経済部長の答弁
委員会付託
日程第7 議案第72号、議案第73号
石川市長の説明
亀井企画部長の説明
日程第8 認定第1号、認定第2号
石川市長の説明
決算特別委員会の設置及び委員会付託
表決
決算特別委員の選任
日程第9 請願第3号~請願第9号、陳情第1号
委員会付託
散会(午前11時24分)
本文
令和2年9月1日 (火曜日)
議事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第22号 令和元年度新居浜市継続費精算報告について
報告第23号 令和元年度新居浜市水道事業会計継続費精算報告について
報告第24号 健全化判断比率の報告について
報告第25号 資金不足比率の報告について
報告第26号 専決処分した事件の承認について
(委員会付託省略)
報告第27号 専決処分の報告について
第4 議案第63号 工事請負契約について
(企画教育委員会付託)
議案第64号 工事請負契約について
(同上)
第5 議案第65号 新居浜市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(委員会付託省略)
議案第66号 新居浜市みんなでつくる福祉のまちづくり条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第67号 新居浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
第6 議案第68号 新居浜市支所設置条例及び新居浜市別子山地域バス運行条例の一部を改正する条例の制定について
(経済建設委員会付託)
議案第69号 新居浜市地方活力向上地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(企画教育委員会付託)
議案第70号 新居浜市歯科衛生士修学資金貸付条例の制定について
(市民福祉委員会付託)
議案第71号 新居浜市農業近代化資金及び漁業近代化資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(経済建設委員会付託)
第7 議案第72号 令和2年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)
議案第73号 令和2年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第8 認定第1号 決算の認定について
認定第2号 決算の認定について
第9 請願第3号 国の責任による20人学級を展望した少人数学級の前進を求める意見書の提出方について
(企画教育委員会付託)
請願第4号 学校給食の自校方式と学校農園による食育について
(同上)
請願第5号 学校給食センターの提供食数と施設数について
(同上)
請願第6号 新居浜市学校給食の自校方式検討について
(同上)
請願第7号 学校給食7,100食のセンターを中止し、今の自校方式を守ることについて
(同上)
請願第8号 市学校給食の自校方式を堅持することについて
(同上)
請願第9号 給食センター大型化に反対し、自校方式を守ることについて
(企画教育委員会付託)
陳情第1号 新居浜市学校給食施設整備基本計画の中止について
(同上)
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
出席議員(26名)
1番 小野 志保
2番 片平 恵美
3番 合田 晋一郎
4番 白川 誉
5番 伊藤 嘉秀
6番 越智 克範
7番 井谷 幸恵
8番 神野 恭多
9番 米谷 和之
10番 篠原 茂
11番 河内 優子
12番 黒田 真徳
13番 高塚 広義
14番 藤田 誠一
15番 田窪 秀道
16番 小野 辰夫
17番 永易 英寿
18番 伊藤 謙司
19番 藤原 雅彦
20番 大條 雅久
21番 藤田 豊治
22番 藤田 幸正
23番 伊藤 優子
24番 仙波 憲一
25番 近藤 司
26番 山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
欠席議員
な し
――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市長 石川 勝行
副市長 寺田 政則
副市長 加藤 龍彦
企画部長 亀井 利行
総務部長 赤尾 禎司
福祉部長 藤田 憲明
危機管理統括部長 庄司 誠一
市民環境部長 原 正夫
経済部長 河端 晋治
建設部長 高須賀 健二
消防長 毛利 弘
上下水道局長 秋月 剛
教育長 高橋 良光
教育委員会事務局長 加藤 京子
監査委員 寺村 伸治
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 岡田 公央
事務局次長 飯尾 誠二
議事課副課長 尾藤 秀行
議事課副課長 美濃 有紀
議事課調査係長 神野 瑠美
議事課議事係長 和田 雄介
議事課主任 村上 佳史
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午前10時00分開会
○議長(永易英寿) ただいまから令和2年第4回新居浜市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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市長議会招集の挨拶
○議長(永易英寿) 市長から今議会招集の挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) おはようございます。
開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、令和2年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
今議会に提案をいたします案件は、東田団地1号棟新築建築工事に係る工事請負契約や新居浜市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例の一部を改正する条例の制定をはじめ、令和2年度一般会計補正予算におきましては、私立保育所等施設整備事業の公共事業をはじめ、マイントピア別子端出場整備事業等の単独事業のほか、学校給食センター建設推進費等の施策費について措置いたします。また、後日追加予定いたしております案件もございます。議員の皆様には十分な御審議をいただき、適切な御議決、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
市長一般報告
○議長(永易英寿) この際、諸般の報告を行います。
市長から報告があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) お許しをいただきまして御報告を申し上げたいと思います。
去る3月19日に国の文化審議会より、文部科学大臣に国の登録有形文化財とするよう答申されておりました星越町にある住友山田社宅6棟8件につきまして、正式に登録され、8月17日に告示されましたので、御報告いたします。
以上で報告を終わります。
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議長報告
○議長(永易英寿) 次に、議長報告を申し上げます。
報告事項は、監査結果並びに現金出納検査についての報告並びに株式会社マイントピア別子、有限会社別子木材センター及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告についてであります。
まず、監査結果及び現金出納検査についての報告につきましては、監査委員から令和2年4月22日から令和2年6月29日までの間に行った定期監査の結果に関する報告書及び令和2年3月、4月、5月分の例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、株式会社マイントピア別子、有限会社別子木材センター及び新居浜市文化体育振興事業団の事業についての報告につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(永易英寿) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において井谷幸恵議員及び神野恭多議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第2 会期の決定
○議長(永易英寿) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月17日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 報告第22号~報告第27号
○議長(永易英寿) 次に、日程第3、報告第22号から報告第27号までの6件を一括議題といたします。
説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました報告第22号から報告第27号までの6件につきまして一括して御説明を申し上げます。
まず、報告第22号、令和元年度新居浜市継続費精算報告につきましては、一般会計におきまして継続費を設定して事業を進めておりました清掃センター焼却灰処理施設整備事業及び総合防災拠点施設建設事業について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
次に、報告第23号、令和元年度新居浜市水道事業会計継続費精算報告につきましては、水道事業会計におきまして継続費を設定して進めておりました総合防災拠点施設建設事業について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
次に、報告第24号、健全化判断比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、実質赤字比率等4項目の令和元年度決算に基づく健全化判断比率について、監査委員の意見をつけ、議会に報告するものでございます。
次に、報告第25号、資金不足比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、水道事業等5公営企業の令和元年度決算に基づく資金不足比率について、監査委員の意見をつけ、議会に報告するものでございます。
次に、報告第26号、専決処分した事件の承認につきましては、令和2年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)についてでございまして、地方創生臨時交付金等を活用した新型コロナウイルス感染症対策関連事業に係る予算措置につきまして、補正予算を専決処分いたしたもので、報告し、承認を求めるものでございます。
次に、報告第27号、専決処分の報告につきましては、訴訟上の和解についてでございまして、令和元年10月27日に控訴した子ども手当返還金滞納者に対する未払返還金等請求控訴事件につきまして、被控訴人と訴訟上の和解をするため、令和2年8月11日専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
なお、報告第24号から報告第27号までの詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明いたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(永易英寿) 補足説明を求めます。亀井企画部長。
○企画部長(亀井利行)(登壇) 報告第24号から報告第26号までの3件につきまして一括して補足を申し上げます。
まず、報告第24号、健全化判断比率の報告についてでございます。
議案書の7ページ、8ページ及び参考資料の1ページから3ページまでをお目通しください。
参考資料の総括表にございますとおり、本市の健全化判断比率のうち、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、赤字を生じていないことから、数値は表示されておりません。実質公債費比率につきましては1.5%、将来負担比率につきましては14.0%となっており、いずれも財政状況が悪化していることを示す基準である早期健全化基準を大幅に下回る結果となっております。
次に、各比率の詳細について御説明いたします。
参考資料の2ページをお開きください。
まず、実質赤字比率につきましては、一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計及び平尾墓園事業特別会計のそれぞれの決算額を合算した歳入決算総額から歳出決算総額及び翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支の赤字額を市の一般財源の標準的な規模を表す標準財政規模で除したものでございますが、赤字を生じておりませんので、数値は表示されておりません。
次に、連結実質赤字比率についてでございます。
本市の全ての会計の実質収支の赤字額及び資金剰余額、資金不足額を合算したものを標準財政規模で除したものでございますが、赤字を生じておりませんので、数値は表示されておりません。
次に、参考資料の3ページを御覧ください。
実質公債費比率についてでございます。
地方債の元利償還金に充当された一般財源額や公債費に準じた繰入金などの準元利償還金などから交付税措置される算入公債費を控除した額を標準財政規模から同じく算入公債費を控除した額で除した1.4%が令和元年度単年度の実質公債費比率となりまして、平成29年度から令和元年度までの3か年平均でございます1.5%が令和元年度の実質公債費比率となります。
次に、将来負担比率についてでございます。
地方債の現在高や企業会計及び特別会計の地方債の償還に充てるための繰入見込額などの将来負担額から地方債の償還等に充当可能な基金の額や地方債の償還等に要する経費として基準財政需要額に算入されることが見込まれる額などを控除した額を標準財政規模から算入公債費を控除した額で除した14.0%が将来負担比率となります。
以上が財政健全化判断比率を構成する4指標でございます。
次に、報告第25号、資金不足比率の報告についてでございます。
議案書の9ページ、10ページ及び参考資料の4ページをお目通しください。
資金不足比率は、公営企業会計ごとの資金の不足額の比率を表した指標でございまして、資金の不足額について公営企業の営業収益などから算出した事業規模に対する比率を表したものでございます。
参考資料の総括表にございますとおり、おのおのの資金の不足額を算定した結果、これらの会計全てにおいて資金不足を生じておりませんので、資金不足比率に数値は表示されておりません。
経営状況の健全化を図るべき基準として定められる経営健全化基準は20.0%でございまして、本市の数値はいずれも基準値を下回る結果となっております。
以上が健全化判断比率及び資金不足比率の説明となります。
令和元年度の各比率につきましては、早期健全化基準や経営健全化基準を大きく下回っており、財政健全化法上、特に問題がないと判断いたしておりますが、今後とも各指標に留意しながら、よりよい財政状況を目指してまいります。
次に、報告第26号、専決処分した事件の承認につきましては、令和2年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。
処分書に基づきまして御説明申し上げます。
処分書の1ページをお開きください。
今回の補正予算は、5億3,082万9,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ644億7,417万3,000円といたすものでございます。
次に、2ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入についてでございます。
第15款国庫支出金につきましては、国庫補助金として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など5億1,157万9,000円を追加いたすものでございます。
第19款繰入金につきましては、一般財源相当額の1,925万円を追加いたすものでございます。
歳入につきましては、これらにより5億3,082万9,000円の追加でございます。
次に、3ページを御覧ください。
歳出についてでございます。
第2款総務費から第10款教育費まで、総額5億3,082万9,000円の追加となっております。
補正の内容といたしましては、地方創生臨時交付金事業として、国が示しております緊急時の対応段階から継続・回復段階に至る各種フェーズの取組として、感染拡大の防止、経済活動の回復や強靱な経済構造の構築のために防疫事業や各種対策事業について緊急に対応したものでございます。
まず、感染拡大の防止につきましては、市内の公共施設の感染症対策として、非接触型体温測定器の設置や福祉避難所にしている公共施設での避難所専用テント、テントつき組立て式トイレ、段ボールベッド等を購入いたします。
次に、経済活動の回復のための事業といたしましては、利用が減少しているマリンパーク新居浜について、使用料を50%減額するなどして利用促進を図るほか、宿泊事業者と連携した宿泊プランの割引やあかがねポイントを活用した宿泊客誘致事業などを行います。
また、マイントピア別子のキッズパーク内にチームラボの制作する小人が住まう黒板を設置するほか、新しい生活様式に即した新たな芸術文化の普及として、あかがねミュージアムにおけるeミュージアムを展開する事業や文化芸術活動を支援し、動画配信サイトや市公式ユーチューブを活用するなど、デジタル配信に取り組みます。
強靱な経済構造の構築のための事業といたしましては、テレワーク環境を本庁舎及びマリーナ施設内に整備し、三密を回避した分散勤務の実現化を図ります。
また、公共施設オンライン予約システムの導入を行い、体育・文化施設等市内の公共施設についてウェブ上で空き状況を確認して利用申請できるよう、環境を整備いたします。
なお、これらの事業のほか、小中学校、保育園等、子供たちに対する新型コロナウイルス感染症対策事業を実施するとともに、独り親世帯への臨時特別給付金の支給に要する事業費や事務費について予算化しております。
これらの新型コロナウイルス感染症対策につきましては、スピード感を持って取り組むことで、市民の皆様の生活を守り、一日も早い経済活動の回復を目指してまいります。
○議長(永易英寿) 藤田福祉部長。
○福祉部長(藤田憲明)(登壇) 報告第27号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
議案書の12ページから14ページまでをお目通しください。
本件は、訴訟上の和解についてでございまして、平成30年7月20日、子ども手当返還金滞納者を被告とした子ども手当返還請求の訴えを提起し、令和元年10月10日に新居浜簡易裁判所から本市の訴えを棄却する判決を受けたため、これを不服とし、同年10月27日、子ども手当返還金滞納者に対する未払返還金等請求控訴を提起しておりましたが、裁判で審理する中で、裁判所から和解の勧告がなされました。これに基づき、訴訟代理人とも協議を行い、和解に向けた調整を行いまして、被控訴人は市に対して債務の支払い義務があることを認め、これを支払うなど、市の主たる控訴の趣旨が確保されましたことから、訴訟上の和解に応じたものでございます。
以上で補足を終わります。
○議長(永易英寿) これより質疑に入ります。
報告第22号から報告第27号までの6件に対して質疑はありませんか。片平恵美議員。
○2番(片平恵美)(登壇) 日本共産党の片平恵美です。
報告第26号、一般会計補正予算(第5号)のうち、処分書14ページのクルーズ船利用促進事業費についてその内容について質疑をいたします。
このクルーズ船利用促進事業なんですけれども、多分主催者の方によってコロナ対策はもちろん徹底されると思うんですが、定員何人の船に乗客何名ぐらいを見込んでいるのかという点、またコロナ対策がどのようにされているかというのを市として確認したりすることはあるのでしょうかということを質疑いたします。よろしくお願いします。
○議長(永易英寿) 答弁を求めます。亀井企画部長。
○企画部長(亀井利行)(登壇) 片平議員さんの質疑にお答えいたします。
まず、クルーズ船の定員ということでございますが、本クルーズ船の定員は532人で、今回の申込みの定員は、その6割から8割程度にしたいと伺っております。
次に、クルーズ船の新型コロナ対策への対応についてでございますが、まずクルーズを企画しているJR四国では、募集型企画旅行における新型コロナウイルス対策ガイドラインに基づき、乗客に対しましては、クルーズ出発前に体温・体調チェックを行い、37.5度以上の発熱や感染の症状がある方には旅行参加を遠慮していただくこと、旅行中に37.5度以上の発熱や感染の症状が発覚した場合にも旅行を途中で離団していただくこと、また船内でのマスクの着用、ソーシャルディスタンス徹底の周知を図ることなどの対策を実施すると伺っております。乗務員に対しても、乗船前の体調確認を実施するとのことでございます。
次に、にっぽん丸においては、新型コロナウイルス感染症の取組として、JR四国の取組に加え、乗船受付時の健康質問票の提出、船内におけるうがい、手洗いの徹底、手すり、ドアノブ、トイレ、エレベーター等の共用スペースの消毒の徹底、全客室への空気清浄器設置、スタッフ船員については、PCR検査の実施及び乗船中1日2回の検温の実施などを行うと伺っております。
いずれにいたしましても、コロナ対策といたしましては、クルーズを企画しているJR四国、船舶会社の商船三井客船株式会社からはそれぞれが策定しているガイドラインに基づき、安心して旅行を楽しめるよう取り組んでいくと伺っております。
○議長(永易英寿) ほかに質疑はありませんか。大條雅久議員。
○20番(大條雅久)(登壇) 自民クラブの大條雅久です。
報告第27号、専決第11号について質疑させていただきます。
和解条件にある不親切な対応とは何ですか。平成22年に起きた案件と聞いておりますが、ただいまの説明では、和解のための譲歩の中に入っているかとも想像いたしますが、具体的な対応についてどう反省されたんでしょうか。
併せて、訴訟費用は第一審、第二審を通じて各自の負担とするとなっておりますが、新居浜市負担の訴訟費用はお幾らでしょうか。
○議長(永易英寿) 暫時休憩いたします。
午前10時26分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時35分再開
○議長(永易英寿) 休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁を求めます。藤田福祉部長。
○福祉部長(藤田憲明)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えいたします。
まず、不親切な対応という点についてでございます。
平成22年度に子ども手当の制度が変わっておりますので、金額等も変わっておりますけれども、このときに和解の相手方の方は、4月から公務員になられておりました。公務員になられた方というのは、公務員になられた翌月からはその所属しているところから給与の一部として手当が支払われるということで、新居浜市の受給者からは外れるということでございます。その辺りの制度の説明というものが、より丁寧にされてなかったということで、より丁寧な説明をすべきであったという点が和解の1点目ということになっております。
2点目でございます。
この訴訟にかかった費用でございますが、原審と控訴審合わせまして弁護士費用が16万4,000円、その他事務費で9万6,761円の費用がかかっております。
○議長(永易英寿) ほかに質疑はありませんか。大條雅久議員。
○20番(大條雅久)(登壇) 自民クラブの大條雅久です。
先ほどの質疑への答弁で、1点追加でお伺いいたします。
訴訟の相手の方が、公務員になられたということで支給の方法が変わった、説明が不足したということですが、公務員として勤務された先とは争いにはならなかったんでしょうか。仮に新居浜市でしたら、勤めを始められた方に子ども手当の支給について説明をされるのが当然かと思いますが、その点については争点にはならなかったんでしょうか。
○議長(永易英寿) 答弁を求めます。藤田福祉部長。
○福祉部長(藤田憲明)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えいたします。
相手方の勤務先との間での争点にはならなかったのかということでございますが、当然、公務員になられたその所属先のところで本来は恐らくそういった説明があったのではないかなというふうには思っておりますけれども、今回のこの方や相手方との中に、その勤務先での説明がどうかといったことについての争点はございませんでした。新居浜市のほうに就職をされた方ではありませんけれども、最初に原審の段階で、新居浜市の主張が一切認められず、相手方が新居浜市から適切な手続上の言葉をもらえなかったと。要するに説明がなかったということが原審では認められまして、新居浜市のほうで請求権がなかなか認められないという結果でございましたけれども、今回はその新居浜市と別のところの勤務先との関係というのは、一切争点にはなりませんでした。
○議長(永易英寿) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第26号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、報告第26号については委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時41分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時42分再開
○議長(永易英寿) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより報告第26号を採決いたします。
本件はこれを承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、報告第26号はこれを承認することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第4 議案第63号、議案第64号
○議長(永易英寿) 次に、日程第4、議案第63号及び議案第64号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第63号及び議案第64号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第63号、工事請負契約につきましては、令和2年度清掃センター法定点検整備工事を契約の対象といたしまして、契約金額2億130万円で住友重機械エンバイロメント株式会社大阪支店と契約を締結するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第64号、工事請負契約につきましては、東田団地1号棟新築建築工事の請負契約でございまして、去る7月20日の一般競争入札の結果、9億4,930万円で白石工務店・米谷建設共同企業体と契約を締結するため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましてはそれぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(永易英寿) 補足説明を求めます。原市民環境部長。
○市民環境部長(原正夫)(登壇) 議案第63号、工事請負契約につきまして補足を申し上げます。
議案書の19ページから24ページまでをお目通しください。
本工事は、新居浜市清掃センターのごみ焼却施設及び粗大ごみ破砕施設につきまして、稼働を継続するため、本年度に実施が必要な法定点検整備を行うものでございます。
工事の概要でございますが、ごみ焼却施設の受入供給設備、燃焼設備、燃焼ガス冷却設備、排ガス処理設備、余熱利用設備、通風設備、灰出し設備、電気設備、ポンプ設備及び共通設備等につきまして、また粗大ごみ破砕施設のホイスト設備につきましては、それぞれ必要な設備類の点検、検査、分解整備、補修等を実施するものでございます。
本工事の事業者の選定に当たりましては、本工事は既存プラントに関する特有の知識と技術を要する工事であり、これらを備えている事業者が、住友重機械エンバイロメント株式会社以外には存在しないため、また同社は毎年度同種の工事を請け負い、問題なく施工を完了している実績がございますことから、同社を選定し、工事請負契約を締結しようとするものでございます。
本工事の実施により、清掃センターの稼働の継続が可能となり、適正で安定したごみ処理が図られるものと考えております。
○議長(永易英寿) 高須賀建設部長。
○建設部長(高須賀健二)(登壇) 議案第64号、工事請負契約につきまして補足を申し上げます。
議案書の25ページから30ページまで及び参考資料の5ページをお目通しください。
本工事は、新居浜市の公営住宅の適正な管理戸数を維持するために、新居浜市公営住宅等長寿命化計画に基づき、老朽化の著しい東田団地の全144戸を除却し、建て替えを行うものです。
建設場所は、新居浜市東田二丁目1505番1外17筆でございます。
建物の構造及び規模は、鉄筋コンクリート造6階建て、延べ床面積4,308.4平方メートルで、整備計画の全150戸のうち1期工事として1号棟全64戸を整備するものでございます。
住宅の部屋の種類といたしましては、1LDK24戸、2DK18戸、3DK22戸の3種類を整備するものでございます。
なお、1階の2DK2戸は、車椅子対応でございます。
整備基準といたしましては、新居浜市市営住宅等の整備に関する基準を定める条例に基づき、住宅の基準に係る措置として省エネルギー対策や劣化対策等を講じるとともに、エレベーター設備を設置し、高齢者等への配慮対策を講じております。
以上で補足を終わります。
○議長(永易英寿) これより質疑に入ります。
議案第63号及び議案第64号の2件に対して質疑はありませんか。片平恵美議員。
○2番(片平恵美)(登壇) 日本共産党の片平恵美です。
議案第63号、工事請負契約について質疑いたします。
契約の金額なんですけれども2億130万円、これが昨年度よりも上がっているとお聞きしております。どのくらい上がったのかという点、それからその理由についてお伺いいたします。
○議長(永易英寿) 答弁を求めます。原市民環境部長。
○市民環境部長(原正夫)(登壇) 片平議員さんの質疑にお答えいたします。
まず、金額はどのぐらい上がったのかという点でございます。
まず、令和元年度の法定点検整備につきましては、1億1,311万3,000円という金額でございまして、今回の契約金額と比較いたしますと約9,000万円ほど上昇という形になっております。
また、大きく工事費が伸びた原因は何かということでのお尋ねでございますが、まず近年の労務単価あるいは材料費という形での工事費の影響がまず大きいかと思います。さらには、今回は平成29年度に基幹設備改良工事で更新いたしました焼却炉耐火物が3年を経過しましたことから一部更新が必要となったこと、併せまして、ボイラーの詳細点検あるいは数年に一度の更新が必要なろ過式集じん器のろ布交換等が重なったこと、いわゆる工事が幾つか重なったことが高額の原因となっております。また、施設の老朽化が順次進んでおり、整備範囲も増加していることなどが大きく影響しているものと考えております。
○議長(永易英寿) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) これにて質疑を終結いたします。
議案第63号及び議案第64号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画教育委員会に付託いたします。
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日程第5 議案第65号~議案第67号
○議長(永易英寿) 次に、日程第5、議案第65号から議案第67号までの3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第65号から議案第67号までの3件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第65号、新居浜市教育職員の退職年金及び退職一時金に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、漁業法の一部改正に伴い、条例中の引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第66号、新居浜市みんなでつくる福祉のまちづくり条例の一部を改正する条例の制定につきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部改正に伴い、条例中の引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
次に、議案第67号、新居浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、条例中の引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(永易英寿) これより質疑に入ります。
議案第65号から議案第67号までの3件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号から議案第67号までの3件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号から議案第67号までの3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時55分休憩
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午前10時55分再開
○議長(永易英寿) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第65号から議案第67号までの3件を一括採決いたします。
以上の3件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号から議案第67号までの3件はいずれも原案のとおり可決されました。
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日程第6 議案第68号~議案第71号
○議長(永易英寿) 次に、日程第6、議案第68号から議案第71号までの4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第68号から議案第71号までの4件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第68号、新居浜市支所設置条例及び新居浜市別子山地域バス運行条例の一部を改正する条例の制定につきましては、新居浜市別子山支所移転に伴い、当該支所の位置及び新居浜市別子山地域バスの停留所名を変更するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第69号、新居浜市地方活力向上地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、固定資産税の特例措置の要件である地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定日の期限を延長するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第70号、新居浜市歯科衛生士修学資金貸付条例の制定につきましては、市内に住所を有し、指定医療機関において将来歯科衛生士としてその業務に従事しようとする者に対し、新居浜市歯科衛生士修学資金を貸し付けることにより、歯科衛生士を確保するとともに、定住促進を図るため、本案を提出いたしました。
次に、議案第71号、新居浜市農業近代化資金及び漁業近代化資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、農林漁業共同化資金を利子補給の対象に追加するため及び所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(永易英寿) 補足説明を求めます。河端経済部長。
○経済部長(河端晋治)(登壇) 議案第68号及び議案第71号につきまして補足を申し上げます。
まず、議案第68号、新居浜市支所設置条例及び新居浜市別子山地域バス運行条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
議案書の34ページ、35ページ及び参考資料の9ページ、10ページをお目通しください。
本議案は、令和2年12月に別子山支所の移転が予定されていることから、第1条の新居浜市支所設置条例の一部改正により、当該支所の位置を変更し、第2条の新居浜市別子山地域バス運行条例の一部改正により、別子山地域バスの停留所名を変更しようとするものでございます。
また、当該支所の位置が変更されたことに伴い、附則において、新居浜市公告式条例に規定されている別子山支所掲示場の所在地を改正しております。
なお、この条例は、令和2年12月1日から施行したいと考えております。
次に、議案第71号、新居浜市農業近代化資金及び漁業近代化資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
議案書の42ページ、43ページ及び参考資料の12ページ、13ページをお開きください。
本議案は、農林漁業共同化資金について、市は農業近代化資金及び漁業近代化資金の利子補給に関する条例に規定しておらず、利子補給を行っていないため、農林漁業共同化資金の利子補給の規定を条例に追加し、今後農林漁業者等に融資を行った融資機関に対して、市が県と同様に利子補給を実施することが可能になることで、農林漁業者の資金の調達手段が増え、資金の借入れがしやすくなり、結果として農林漁業者の経営の振興に寄与することができることから、条例を改正するものでございます。
なお、この条例は、令和2年10月1日から施行したいと考えております。
○議長(永易英寿) 赤尾総務部長。
○総務部長(赤尾禎司)(登壇) 議案第69号、新居浜市地方活力向上地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の36ページ及び参考資料の11ページをお開きください。
本議案は、現在、地域再生法に基づき、地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定を受けた事業者が、本社機能の移転、または拡充のため、新たに取得した資産について、固定資産税を課税免除することができるようになっているところでございますが、今回認定日の期限を令和4年3月31日までに延長しようとするものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行したいと考えております。
○議長(永易英寿) 藤田福祉部長。
○福祉部長(藤田憲明)(登壇) 議案第70号、新居浜市歯科衛生士修学資金貸付条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の37ページから41ページまでをお目通しください。
本議案は、市内の医療機関で働く歯科衛生士を確保するとともに、本市への定住促進を図るため、将来歯科衛生士としてその業務に従事しようとする者に対して、修学に要する資金を貸し付けるために必要な事項について条例で定めようとするものでございます。
条例の内容といたしましては、第1条では条例の目的、第2条では定義、第3条では貸付け及び貸付対象者の要件、第4条では貸付限度額等、第5条では連帯保証人、第6条では貸付けの廃止等の要件、第7条及び第8条では返還免除の要件及び返還、第9条では履行猶予、第10条では延滞利息、第11条では条例の施行に関し必要な事項の委任についてそれぞれ定めるものでございます。
なお、この条例は、令和3年4月1日から施行したいと考えております。
以上で補足を終わります。
○議長(永易英寿) これより質疑に入ります。
議案第68号から議案第71号までの4件に対して質疑はありませんか。井谷幸恵議員。
○7番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第70号、議案書38ページの第3条第2項、ちょうど真ん中辺ですが、同種の修学に要する資金の貸付け、これはどのようなものですか、お尋ねいたします。
○議長(永易英寿) 答弁を求めます。藤田福祉部長。
○福祉部長(藤田憲明)(登壇) 井谷議員さんの質疑にお答えいたします。
歯科衛生士修学資金貸付条例第3条第2項における同種の修学に要する資金の貸付けについてでございます。
本条例で想定しております同種の貸付けにつきましては、愛媛県の基金、地域医療介護総合確保基金を活用して愛媛県の歯科医師会が実施しております愛媛県歯科医師会歯科衛生士修学支援事業における貸付けのみを想定しておりまして、その他の各種奨学金等につきましては想定をいたしておりませんので、その各種奨学金のほうで併給を認めていない限りは、この本市の貸付制度と他の奨学金を合わせて受給することは可能となっております。
○議長(永易英寿) ほかに質疑はありませんか。片平恵美議員。
○2番(片平恵美)(登壇) 議案第71号についてお伺いをいたします。
議案第71号の中にあります43ページの第2条の(3)のところで、農林漁業共同化資金というものがありますけれども、この農林漁業共同化資金とはどういうものかということをお伺いしたいと思います。
それと、第1条中のところで、近代化にというところを近代化及び合理化を図りというふうにありますが、この合理化という言葉を入れたことで内容がどう変わったのかということをお伺いいたします。
○議長(永易英寿) 答弁を求めます。河端経済部長。
○経済部長(河端晋治)(登壇) 片平議員さんの質疑にお答えいたします。
まず、共同化資金はどういうものなのかでございますが、共同化資金は、愛媛県農林漁業共同化資金の融通に関する条例に基づき県が実施している資金で、農林漁業の生産性の向上を図るため、中古漁船の取得や農機具の購入、農業用建物等の取得などを実施しようとするときに、JAや愛媛県信用漁業協同組合連合会等の融資機関で1年から7年間低利で融通されており、資金を融資する融資機関に対して県と市が利子補給を行うことで実質無利子の資金の融資が受けられるようになっております。
また、主に国の法律で定める近代化資金の融資条件に該当しないものを農林漁業共同化資金の融資条件としており、近代化資金との対比では、融資対象事業や貸付限度額、償還期限などに違いがございます。
次に、合理化を加えた理由でございますが、近代化資金のみのときよりも、関係施設の整備や必要な器具等の購入をする際に無利子で融資を受ける選択肢が増え、関係施設の整備や必要な器具等の購入や買換えが促進されることは、農林漁業団体にとって無理のない合理的な経営につながることから、合理化を付け加えております。内容については、特に変わってはおりません。
○議長(永易英寿) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) これにて質疑を終結いたします。
議案第68号から議案第71号までの4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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日程第7 議案第72号、議案第73号
○議長(永易英寿) 次に、日程第7、議案第72号及び議案第73号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第72号及び議案第73号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第72号、令和2年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)につきましては、私立保育所等施設整備事業の公共事業をはじめ、マイントピア別子端出場整備事業等の単独事業のほか、学校給食センター建設推進費等の施策費につきまして予算措置いたすものでございます。
次に、議案第73号、令和2年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、令和元年度事業の精算に伴う償還金及び基金積立金につきまして予算措置いたすものでございます。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(永易英寿) 補足説明を求めます。亀井企画部長。
○企画部長(亀井利行)(登壇) 議案第72号及び議案第73号の予算議案につきまして補足を申し上げます。
まず、議案第72号、令和2年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)についてでございます。
補正予算書の1ページをお開きください。
今回の補正予算は、2億3,003万8,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ647億421万1,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、145億589万円、28.9%の増となっております。
内容につきましては、補正予算参考資料に整理をいたしておりますので、御覧ください。
参考資料の2ページをお開きください。
施策費の主な事業についてでございます。
総務費、地域おこし企業人プログラム活用推進事業費につきましては、国が推進する地域おこし企業人プログラムを活用し、本市のスマートシティーを推進するため、昨年連携協定を締結した株式会社ソフトバンクの社員を一定期間受け入れるための企業人派遣負担金として330万円を追加いたすものでございます。
防災行政無線整備事業費につきましては、愛媛県から渦井川浸水想定区域が示されたこと及び新たに土砂災害警戒区域に指定される区域が示されたことから、対象範囲に居住する住民への情報伝達を強化するため、防災ラジオを配布するもので、431万2,000円を追加いたすものでございます。
住民票等コンビニ交付推進事業費につきましては、総務省が実施するマイナンバーカードを活用した住民票の写し等のコンビニ交付サービスの導入促進に向けた実証実験に選定されたため、住民基本台帳システムの改修費用として1,154万5,000円を追加いたすものでございます。
施策費につきましては、これらの事業のほか、3ページの学校給食センター建設推進費など、合計8事業で7,432万2,000円の追加となっております。
次に、4ページをお開きください。
公共事業費についてでございます。
民生費、私立保育所等施設整備事業につきましては、社会福祉法人勇仁会が運営するすみれ保育園の屋上防水、外壁改修等に対する補助金1,351万6,000円を追加いたすものでございます。
次に、5ページを御覧ください。
単独事業費についてでございます。
民生費、児童養護施設整備事業につきましては、社会福祉法人常美会により、令和3年4月の開設に向けて整備が進められている児童養護施設現東新学園について、国、県と共に建設費の一部を補助するため、6,420万円を追加いたすものでございます。
商工費、マイントピア別子端出場整備事業につきましては、老朽化した受水槽から漏水が確認され、今後受水槽の破裂につながるおそれが生じたことから、隣接する混合槽と併せて改修を行う工事費として7,800万円を追加いたすものでございます。
単独事業費につきましては、これら2事業で1億4,220万円の追加となっております。
次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
補正予算書の2ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして、第15款国庫支出金4,255万2,000円、第16款県支出金381万6,000円、第19款繰入金6,137万円、第21款諸収入820万円、第22款市債1億1,410万円をそれぞれ追加し、3ページにございます歳出経費に充当いたすものでございます。
次に、4ページをお開きください。
第2表繰越明許費につきましては、学校給食センター建設推進費につきまして、繰越明許の措置をいたすものでございます。
次に、5ページを御覧ください。
第3表債務負担行為補正の追加につきましては、地域おこし企業人プログラム活用推進事業費につきまして、債務負担行為を設定するものでございます。
次に、6ページをお開きください。
第4表地方債補正の変更につきましては、社会資本整備事業の外1件につきまして、1億1,410万円を増額し、限度額を50億2,840万円に変更するものでございます。
次に、特別会計補正予算についてでございます。
7ページを御覧ください。
議案第73号、令和2年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
今回の補正予算は、9,403万9,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ140億4,297万2,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、2億9,966万6,000円、2.2%の増となっております。
内容につきましては、8ページをお開きください。
歳入につきましては、第3款国庫支出金8,928万4,000円、第4款支払基金交付金475万5,000円を追加するものでございます。
9ページを御覧ください。
歳出につきましては、第3款諸支出金2,415万1,000円、第5款基金積立金6,988万8,000円をそれぞれ追加いたしております。
以上で補足を終わります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第8 認定第1号、認定第2号
○議長(永易英寿) 次に、日程第8、認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました認定第1号及び認定第2号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、認定第1号、決算の認定につきましては、令和元年度新居浜市水道事業会計決算、令和元年度新居浜市工業用水道事業会計決算及び令和元年度新居浜市公共下水道事業会計決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。
次に、認定第2号、決算の認定につきましては、令和元年度新居浜市一般会計歳入歳出決算及び令和元年度新居浜市渡海船事業特別会計歳入歳出決算外6特別会計歳入歳出決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(永易英寿) これより質疑に入ります。
認定第1号及び認定第2号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、23人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、いずれも23人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において正副議長及び議会選出の監査委員を除く23人の議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第9 請願第3号~請願第9号、陳情第1号
○議長(永易英寿) 次に、日程第9、請願第3号から請願第9号まで及び陳情第1号の8件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画教育委員会に付託いたします。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、9月2日から9月7日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(永易英寿) 御異議なしと認めます。よって、9月2日から9月7日までの6日間、休会することに決しました。
9月8日は午前10時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時24分散会