本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
休憩(午前10時00分)
再開(午前10時01分)
日程第2 議案第1号
小野市民経済委員長報告
表決
休憩(午前10時04分)
再開(午前10時04分)
日程第3 議案第2号~議案第13号、議案第25号~議案第30号
田窪企画総務委員長報告
藤田福祉教育委員長報告
小野市民経済委員長報告
篠原環境建設委員長報告
岡崎溥議員の質疑
田窪企画総務委員長の答弁
井谷幸恵議員の討論
岡崎溥議員の討論
表決
休憩(午前10時53分)
再開(午前11時04分)
日程第4 議案第14号~議案第24号
仙波予算特別委員長報告
井谷幸恵議員の討論
田窪秀道議員の討論
岡崎溥議員の討論
表決
休憩(午前11時54分)
再開(午後 1時49分)
議案第31号、諮問第1号
石川市長の説明
委員会付託省略
井谷幸恵議員の討論
表決
日程第5 議会議案第2号
藤田豊治議員の説明
委員会付託省略
表決
議長報告
関教育長退任の挨拶
市長挨拶
議長挨拶
閉会(午後 2時11分)
本文
平成31年3月14日 (木曜日)
議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第1号 公有水面の埋立てについて
(市民経済委員長報告)
第3 議案第2号 市道路線の認定について
(環境建設委員長報告)
議案第3号 市有財産の売却について
(市民経済委員長報告)
議案第4号 工事委託協定について
(企画総務委員長報告)
議案第5号 新居浜市史編さん審議会条例の制定について
(同上)
議案第6号 新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第7号 新居浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第8号 新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について
(環境建設委員長報告)
議案第9号 新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第10号 新居浜市重量挙練習場設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
(福祉教育委員長報告)
議案第11号 新居浜市体育館設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第12号 新居浜市医師確保奨学金貸付条例の一部を改正する条例の制定について
(福祉教育委員長報告)
議案第13号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(企画総務委員長報告)
議案第25号 平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)
(各常任委員長報告)
議案第26号 平成30年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
(環境建設委員長報告)
議案第27号 平成30年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
(福祉教育委員長報告)
議案第28号 平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
(同上)
議案第29号 平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)
(各常任委員長報告)
議案第30号 平成30年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
(環境建設委員長報告)
第4 議案第14号 平成31年度新居浜市一般会計予算
(予算特別委員長報告)
議案第15号 平成31年度新居浜市渡海船事業特別会計予算
(同上)
議案第16号 平成31年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
(同上)
議案第17号 平成31年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算
(同上)
議案第18号 平成31年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算
(予算特別委員長報告)
議案第19号 平成31年度新居浜市介護保険事業特別会計予算
(同上)
議案第20号 平成31年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算
(同上)
議案第21号 平成31年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算
(同上)
議案第22号 平成31年度新居浜市水道事業会計予算
(同上)
議案第23号 平成31年度新居浜市工業用水道事業会計予算
(同上)
議案第24号 平成31年度新居浜市公共下水道事業会計予算
(同上)
第5 議会議案第2号 ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書の提出について
(委員会付託省略)
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本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第1号
日程第3 議案第2号~議案第13号、議案第25号~議案第30号
日程第4 議案第14号~議案第24号
議案第31号、諮問第1号
日程第5 議会議案第2号
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出席議員(24名)
1番 神野 恭多
2番 米谷 和之
3番 井谷 幸恵
4番 藤田 誠一
5番 田窪 秀道
6番 小野 辰夫
7番 太田 嘉一
8番 欠員
9番 三浦 康司
10番 篠原 茂
11番 大條 雅久
12番 高塚 広義
13番 藤原 雅彦
14番 豊田 康志
15番 永易 英寿
16番 伊藤 謙司
17番 藤田 豊治
18番 藤田 幸正
19番 岡崎 溥
20番 伊藤 優子
21番 佐々木 文義
22番 欠員
23番 仙波 憲一
24番 近藤 司
25番 加藤 喜三男
26番 山本 健十郎
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欠席議員
なし
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説明のため出席した者
市長 石川 勝行
副市長 寺田 政則
企画部長 原 一之
総務部長 多田羅 弘
福祉部長 白石 亘
市民部長 岡松 良二
環境部長 小山 京次
経済部長 鴻上 浩宣
建設部長 赤尾 恭平
消防長 毛利 弘
水道局長 園部 省二
教育長 関 福生
教育委員会事務局長 加藤 京子
監査委員 寺村 伸治
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議会事務局職員出席者
事務局長 粂野 誠二
議事課長 飯尾 誠二
議事課主幹 小島 篤
議事課副課長 髙橋 憲介
議事課議事係長 美濃 有紀
議事課調査係長 神野 瑠美
議事課庶務係長 和田 雄介
議事課主任 村上 佳史
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午前10時00分開議
○議長(加藤喜三男) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第4終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(加藤喜三男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において田窪秀道議員及び小野辰夫議員を指名いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時00分休憩
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午前10時01分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第2 議案第1号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第2、議案第1号を議題といたします。
本案に関し、市民経済委員長の報告を求めます。小野市民経済委員長。
○6番(小野辰夫)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会は3月1日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第1号、公有水面の埋立てにつきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市大江町甲1532番11から西町甲955番5までの地先公有水面埋め立てについて、異議ない旨の意見を述べることにつき、議会の議決を求めるものであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、埋め立て後の用途はとの質疑に対し、駐車場、道路用地、緑地等を予定していると伺っているとの答弁がありました。
次に、造成後の売却金額はどれくらいかとの質疑に対し、造成事業費として継続費などで約3億3,000万円を見込んでおり、要した経費額での売却を予定しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第1号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
ただいまの市民経済委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第1号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時04分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 議案第2号~議案第13号、議案第25号~議案第30号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第3、議案第2号から議案第13号まで及び議案第25号から議案第30号までの18件を一括議題といたします。
以上の18件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、田窪企画総務委員長。
○5番(田窪秀道)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会は3月1日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第4号から議案第7号まで、議案第13号、議案第25号及び議案第29号の7件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第4号、工事委託協定について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場(汚泥共同処理施設)の建設工事の委託協定についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、市外業者の下請で市内業者が入っているという話があるが、下請の流れは把握しているのかとの質疑に対し、市からは工事の下請及び資材調達の市内優先使用について依頼文書を出しており、事業団の発注設計書には特記仕様書で市内に本店を置く業者を優先的に下請として使用するということを記載しているとの答弁がありました。
次に、工事のノウハウの継承など、市職員の教育面でのケアはあるのかとの質疑に対し、職員は設計段階から協議に加わっている。事業団が行う工事の施工管理にもかかわっており、その方法や技術を近くで見ながら学ぶ形になるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第4号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第5号、新居浜市史編さん審議会条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第5号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第6号、新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
規則で定めようとしている時間外勤務の範囲を超えている人数はとの質疑に対し、一般的には年間360時間以内ということになるが、平成29年度は約9割の職員は360時間以内であり、全職員の平均は150時間程度であった。また、720時間を超えた職員は6人であったが、その中には国体や大雨による浸水の補償問題に関して勤務した職員が含まれるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第6号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号、新居浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第7号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、施行までに1年あるが、その間に立入検査などで状況を把握するのかとの質疑に対し、愛媛県が管内消防本部の公表制度の実施目標時期を平成32年4月1日としたことから、施行日をそれにあわせている。違反状況は把握しており、施行までに違反対象物の是正を図るとの答弁がありました。
次に、施行後に違反が見つかった場合、公表までに猶予はあるのかとの質疑に対し、立入検査で違反が認められた場合、その結果を通知した日の翌日から起算して14日を経過した日においても違反が認められる場合に公表するとの答弁がありました。
次に、制度の周知方法とその内容はとの質疑に対し、市政だより、ホームページ、SNS等の活用を考えており、防火対象物の名称、所在地及び違反内容を公表する旨を周知するとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第13号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号について御報告申し上げます。
議案第25号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出第2款総務費、ただし第1項総務管理費、15目市民活動費、18目災害対策基金費を除く、第9款消防費、ただし財源補正を除く、第2表繰越明許費補正追加、第2款総務費、第9款消防費及び第4表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
県補助金の地籍調査事業補助金に関して、2,255万円減額になっているが、その理由はとの質疑に対し、当初補助金を4,920万円計上していたが、国の内示が2,665万円だったため減額となったとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第25号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号について御報告申し上げます。
議案第29号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部及び第5表地方債補正変更であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第29号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(加藤喜三男) 次に、藤田福祉教育委員長。
○4番(藤田誠一)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
本委員会は3月4日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第10号から議案第12号まで、議案第25号及び議案第27号から議案第29号までの7件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第10号、新居浜市重量挙練習場設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
重量挙げ練習場を市民体育館に移設後、徳常町の旧練習場の活用をどのように考えているのかとの質疑に対し、旧練習場については、隣接する武徳殿や文化振興会館の駐車場が狭く、駐車スペースが慢性的に不足しているため、更地とし、駐車場として利用することを中心に一部借地している地権者などと協議を進めたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第10号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、新居浜市体育館設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第11号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、新居浜市医師確保奨学金貸付条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、第3条第1項第3号を入れた当初の趣旨はとの質疑に対し、市内の高校に進学した生徒であれば、地元に帰り市内の医師確保につながること、また新居浜西高校に医学部の進学コースができたこともあり、市内の生徒の学力向上も含め、市内の高校卒業を要件としていたとの答弁がありました。
次に、新居浜生まれという条件になるのかとの質疑に対し、応募要件として、本市に本人または保護者の住所があること、保護者の市町村民税所得割額が30万4,200円未満であること、保護者及び連帯保証人に市町村税の滞納がないこと、同種の奨学金を受けていないこと、これらの全てに該当する方が対象となるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第12号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号について御報告申し上げます。
議案第25号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、第2表繰越明許費補正追加、第3款民生費、第10款教育費及び第3表債務負担行為補正追加、別子中学校寄宿舎管理委託料(消費税増税分)であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
高齢者施設防災改修等支援事業に関して、グループホームおてだまは何名が利用する施設かとの質疑に対し、3ユニットあり、定員は27名であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第25号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第27号、平成30年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第27号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第28号、平成30年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第28号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号について御報告申し上げます。
議案第29号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費、第2表繰越明許費補正追加、第3表繰越明許費補正変更、第3款民生費及び第4表債務負担行為補正追加であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査を行い討論に付したところ、プレミアム付商品券事業費については、消費税が上がるため実施されると思うが、低所得者ほど負担が重くなるのが消費税であり、消費税そのものをやめるべきだと思うので反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第29号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(加藤喜三男) 次に、小野市民経済委員長。
○6番(小野辰夫)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました議案第3号、議案第25号及び議案第29号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第3号、市有財産の売却について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市観音原町甲941番10の土地を売却しようとするものであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、選定過程はとの質疑に対し、平成30年7月2日から約3カ月間募集し、問い合わせが五、六件あり、その結果、3件の立地申請があった。その後、1社が申請を取り下げたため、2社により新居浜市工業用地の立地に関する規則などに基づき審査を行い、市内経済への効果や雇用力などを総合的に判断し決定したとの答弁がありました。
次に、工業用地確保の今後の方向性はとの質疑に対し、今後新しい工業用地を確保していく必要があると考えており、民有地も含め、内陸部や海岸線などもできるところから確保していきたい。海面の埋め立てについては、可能性を検討したいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第3号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号について御報告申し上げます。
議案第25号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第2款総務費、第1項総務管理費、15目市民活動費、18目災害対策基金費、第6款農林水産業費、第1項農業費、3目農業振興費、4目農地費、第7款商工費、ただし財源補正を除く、第2表繰越明許費補正追加、第6款農林水産業費、第7款商工費、第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費及び第3表債務負担行為補正追加、新居浜市商業振興センター管理委託料(消費税増税分)であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、有害鳥獣駆除費に関して、捕獲頭数のわなと銃による割合及び現況はとの質疑に対し、わなによる捕獲が7割で、銃による捕獲が3割である。現況としては、2月17日現在579頭で、平成30年度の見込みは622頭である。平成29年度同時期の452頭と比較し、現時点で127頭増となっているが、4月から6月の間、別子山のニホンジカが100頭、イノシシが40頭、それぞれ増加している。国の推定によると、平成27年をピークに、個体数はふえていないため、活動区域が市街地付近へ拡大されていることが増加の要因であると考えられるとの答弁がありました。
次に、中小企業振興対策費に関して、補助対象は何社かとの質疑に対し、3月までの申請受け付けで200社程度を見込んでいる。平成29年度に事業を拡充することにより、件数が増加傾向にあり、過去最多となる見込みであるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第25号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号について御報告申し上げます。
議案第29号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第6款農林水産業費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
土地改良施設耐震対策事業に関して、対象はどこかとの質疑に対し、対象となる池は池田池、青木下池、宮ノ谷大池であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第29号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(加藤喜三男) 次に、篠原環境建設委員長。
○10番(篠原茂)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
本委員会は3月4日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第2号、議案第8号、議案第9号、議案第25号、議案第26号、議案第29号及び議案第30号の7件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第2号、市道路線の認定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第2号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
興行場と特別興行場の違いはとの質疑に対し、興行場については、仮設建築物の設置できる期間が1年までであるが、特別興行場は1年を超えての設置が可能となるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第8号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
入居申し込みの3割が単身者ということだが、338戸が入居可能になるとそれで足りるのかとの質疑に対し、戸数の割合だけでいうと足りると思うが、現入居者の退去が条件となるため、現時点で足りるかどうかの把握は困難であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第9号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第25号について御報告申し上げます。
議案第25号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第6款農林水産業費、第1項農業費、2目農業総務費、第8款土木費、第2表繰越明許費補正追加、第8款土木費、第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費及び第3表債務負担行為補正追加、新居浜市斎場管理委託料(消費税増税分)であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、平形外山線改良事業に関して、現在南中学校前の交差点の信号は点滅信号であるが、工事後は道路幅員が広がり、通行車両のスピードが上がるおそれがあるため、安全性を担保できる信号に改良することを要望して賛成する等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第25号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第26号、平成30年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、工事がおくれているため、繰り越しを行うということだが、いつまでに完了するのかとの質疑に対し、管渠関係の工事については、繰越予定が12件あり、9月末までに全て完了する予定であるとの答弁がありました。
次に、工事車両をとめる場所などを確保しなければならないが、事前に地元との調整を行うよう、受注業者に指導しているかとの質疑に対し、地元との調整がうまくできていないことがあるため、今後受注業者とは十分協議した上で事業に取り組むよう努力していきたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第26号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第29号について御報告申し上げます。
議案第29号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第4款衛生費、第8款土木費及び第3表繰越明許費補正変更、第8款土木費であります。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第29号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第30号、平成30年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
終末処理場改築事業に関して、耐震工事は管理棟のみで終了するのかとの質疑に対し、平成31年度に管理棟、平成32、33年度で機械棟、それ以降に汚水ポンプ棟の耐震工事を予定しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第30号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
ただいま各委員長から報告がありましたが、議案第6号について質疑させていただきたいと思います。
これは、残業時間等を定めるわけなんですが、私はここで提案されたときに過労死ラインも超えて残業をさせることができるという状況、内容について質疑をさせてもらいましたけれども、その関係について委員会ではどういう議論がなされたんでしょうか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。田窪企画総務委員長。
○5番(田窪秀道)(登壇) 企画総務委員長の田窪でございます。
先ほど岡崎議員さんの質疑に対して、3月1日に開催されました企画総務委員会では、そのような質疑は出なかったものと記憶をしております。以上です。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第6号、新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場から討論します。
条例は、新居浜市の一般職の職員について、国家公務員などに準じて残業の上限の設定等を行うものです。働き方関連法案は、去年6月29日、参議院本会議で可決成立し、ことし4月1日に施行されます。主な点は3点あります。
1点目は、時間外労働の上限が月45時間、年360時間となります。これは、1カ月22日働くとして、22で割りますと1日約2時間の残業となります。
2点目、特別な場合、1カ月100時間未満、連続する2カ月から6カ月平均で月80時間以内、100時間未満の場合は、1日の残業は約4.5時間となります。月80時間以内の場合は、1日の残業は約3.6時間となります。
3点目は、高度プロフェッショナル制度の創設、高度の専門的知識を必要とする業務に従事し、職務の範囲が明確で一定の年収を有する労働者を法の規制から外す仕組み。
以上のような内容です。働く者の健康を脅かし、命まで奪う法案を数を頼りに強行しました。全国過労死を考える家族の会を初め、多くの人が採決を許さないと傍聴席に詰めかける中、野党などの抗議を無視し、審議を打ち切り、採決に踏み切る乱暴なやり方でした。命と健康を危険にさらすその最たるものは、残業代ゼロ制度、高度プロフェッショナル制度を初めて導入しようとしていることです。労働時間規制を全面的に適用除外にし、24時間働かせ放題にすることを可能にする仕組みです。週休2日に当たる104日の休みを与えれば、24時間労働を48時間連続させてもそれを規制することはできません。100時間、80時間の上限規制も、過労死ラインの残業時間を合法化するもので、長時間労働を一層蔓延させるおそれがあります。財界の強い要求に応え、働く者の命と健康を脅かすものです。欧州連合、EUでは、週の労働時間は、残業を含め48時間以内に制限されているそうです。5で割りますと、残業を含めて1日9.6時間以内であります。また、1日の労働が終わり、次の労働の開始まで連続11時間の休息時間、インターバルを法制化しておりますが、日本にはありません。このことから見ても、とんでもない大改悪です。月100時間残業合法化は許されません。一括法案はどの点をとっても過労死促進法案そのものです。8時間働けば普通に暮らせる社会にして、家族団らんや趣味の時間も持てるようにこそすべきです。
以上、述べまして反対討論といたします。
○議長(加藤喜三男) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
私は、議案第7号、新居浜市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、そして議案第29号、平成30年度新居浜市一般会計補正予算(第6号)について反対討論をしたいと思います。よろしくお願いします。
まず、最初に、議案第7号ですが、提案理由は、一般職の職員等について、その所有に係る住宅に居住している職員で世帯主であるものに支給する住居手当を廃止するということでございます。そもそも住宅費の高騰による生計費の圧迫というものを緩和するために支払われてきた手当でございます。家族手当、通勤手当とともに、賃金体系に含まれているわけでございますが、しかしその額は、極めて低額でございます。新居浜では3,500円であるということでございます。
さて、住宅手当の支給額の相場は幾らかということでございますが、厚生労働省の調査では、これは2015年の分ですが、就労条件総合調査の概況の中の住宅手当などというところに載っておりますが、平均相場額は1万7,000円だそうでございます。住宅手当の金額が一番高いのは2万5,312円、そして低いのが1万466円ということのようでございます。このことから見えてきますように、非常に低い住居手当であったと言わなければなりません。
さて、これまでも公務員さんの退職金のカットが410万円、これに続いて77万円、合わせて500万円近くの退職金カット、さらに賃金の切り下げ等もあったと記憶しておりますが、この住居手当は、賃金の一部でございます。持ち家の場合はローンの支払いあるいは修理あるいは建てかえを見込んでいろいろ貯蓄するということにもなってきたであろうと思います。賃金の一部であり、そして生活費に直接かかわってきた、この住居手当を削るということは、実質的な賃金の引き下げでございます。ですから、これについて反対といたします。
次に、議案第29号でございます。
消費税増税時の10%に引き上げるということにかかわったプレミアム付商品券、1人2万円で2万5,000円までの商品券がもらえるということですかね。この発行の目的というのは、もう言うまでもございません。御承知のように、消費税増税に伴って、消費に与える影響を緩和するためだということでございます。そして、その対象者は、住民税が非課税である世帯の方、それからゼロ歳から2歳児のお子さんがいる子育て世帯の方が対象だということのようでございます。政府は、これだけではなくて、5兆円もつぎ込んで増税対策を行うとしております。これがポイント還元とかプレミアム付商品券、また複数税率やらさまざまな形で膨れ上がっておりますけれども、これはとりもなおさず、10%への増税を実施した場合に、どれほど景気や経済を痛めつけるかわからない、そのことへのおびえのあらわれではないでしょうか。消費税は、福祉のため、社会保障のためといって今まで導入され、3%、5%、8%へと引き上げられてきましたけれども、社会保障は医療も介護も年金も生活保護も皆切り刻まれてきたわけでございます。そして、これからも原則75歳以上の医療費の窓口負担を2割にするあるいは介護保険では利用料の原則2割、後期高齢者では低所得者の保険料軽減の中止、マクロ経済スライドによる年金削減などなど、大変なものでございます。消費税が増税されたらどういうことになるか、おびえているというふうに言いましたけれども、現に消費税増税が家計消費と経済に与える影響は極めて深刻でございます。2014年4月に消費税率を8%に引き上げました。これが実施されたわけでございますけれども、その後、家計消費は増税前の水準を上回ったことは1カ月もなかったわけでございます。そして、増税前に比べて、年間1世帯当たり25万円もの消費の落ち込みでございます。ですので、大打撃を受けるだろう、こういうことからいろいろ手を打ってきたわけでございますけれども、もう消費税増税はあり得ない。こういうことで、消費税増税賛成、支持する、こういう立場の方もこれはやばい、これが大きく今広がっているわけでございます。いろいろ言いましたらまた時間がかかり過ぎるということで注意を受けるかもわかりませんので、以上でやめておきますけれども。このことで、例えば商品券を使って買い物をしたとすれば、レジで私は低所得者ですというようなものだ、こういう声も聞こえてきております。また、プレミアム付商品券を発行し負担を軽減するといっても、そんなものは一時しのぎだ、ずっとやるわけでもなかろう、1回限りだろうと思いますけれども、国民をばかにするのもいいかげんにせえというような声も聞こえてきております。
以上、いろいろ申し上げましたけれども、消費税の増税は、保守、革新を問わず、これやめてほしい、これはやばいという声が大きく広がっているところでございます。ぜひこのプレミアム付商品券にだまされずに、そんな5兆円も使って対策を立てるだなんて、上げなければ一番の対策でございます。そういうことを申し上げまして反対討論とします。ありがとうございました。
○議長(加藤喜三男) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第2号から議案第5号までの4件を一括採決いたします。
以上の4件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の4件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第5号までの4件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(加藤喜三男) 起立多数であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(加藤喜三男) 起立多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第8号から議案第13号まで及び議案第25号から議案第28号までの10件を一括採決いたします。
以上の10件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の10件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号から議案第13号まで及び議案第25号から議案第28号までの10件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(加藤喜三男) 起立多数であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時53分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前11時04分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第4 議案第14号~議案第24号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第4、議案第14号から議案第24号までの11件を一括議題といたします。
以上の11件に関し、予算特別委員長の報告を求めます。仙波予算特別委員長。
○23番(仙波憲一)(登壇) ただいまから予算特別委員会の報告を行います。
本委員会は平成31年2月28日に設置され、2月28日及び3月6日から3月8日まで委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第14号から議案第24号までの11件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
最初に、議案第14号、平成31年度新居浜市一般会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、企画部関係について申し上げます。
まず、ふるさと応援寄附金推進費に関して、平成31年度の寄附金目標額は幾らか、またふるさと納税制度をインターネットポータルサイトで各市の返礼品を見比べ利用するが、多くは無料でなく、平均10%前後の支払手数料がかかっている。新居浜市のポータルサイトに係る平成31年度の広告料や手数料は、どの程度見込んでいるのか、また今後の市の特産品の開発をどう考えているのかとの質疑に対し、ふるさと納税は、2億円を見込んでおり、3つのポータルサイトの手数料は、ふるさとチョイスが1%で88万円、楽天は11%で968万円、KDDIのWowmaが10.5%で462万円の計1,518万円を平成31年度の手数料として見込んでいる。サイトの広告料はない。今後は、地方税制の改正要因があり、新たな返礼品について物産協会とも協議しながらふやしていく必要があるとの答弁がありました。
次に、地域ポイント制度導入事業費に関して、庁内でポイント事業を一本化するとのことであるが、事業内容は、また開始時期と消費税増税は関係あるのかとの質疑に対し、市が現在実施している健康、環境、シルバー等の庁内ポイント制度を統合して、市が配布するICカードにポイントをためることができる。1ポイント1円を考えており、そのポイントは市内の登録した店舗で使用できるほか、その店舗で買い物や食事をした場合でもポイントがたまるような仕組みとしたいと考えている。開始時期については、公募し、業者を決定、5月下旬に委託契約締結となり、6月からシステムを構築し、事業の周知、また加盟店の募集などを行うためであり、消費税増税にあわせたということではない。
次に、地域の活性化にどう結びつけていくのかとの質疑に対し、これまで各種の市のポイントの使い道としては、公共施設の利用などで、今回この制度でカードが普及すれば、地元商店の利用者もふえるので、地域内でお金を循環させて、地域経済の活性化につなげたいと考えているとの答弁がありました。
次に、福祉部関係について申し上げます。
まず、東新学園費に関して、民設民営化の方針を決定されたと思うが、具体的な進め方はとの質疑に対し、プロポーザル方式により整備・運営法人を今年度中に選定する予定である。その後、2019年度から2020年度にかけて施設整備が行われる予定で、事務の引き継ぎが必要なため、法人と継続的に協議を行い、入所児童等に配慮した内容と考えており、2021年度に法人による運営開始を予定しているとの答弁がありました。
次に、敬老地域ふれあい事業費に関して、現状参加者のみの予算だが、全体を対象にする考えはとの質疑に対し、高齢者が地域で集える場づくりを支援するとともに、地域住民との交流を活性化させ、高齢者の社会参加を推進することを目的としているが、対象者全員への支給は考えていない。市政をこれまで支えた高齢者への感謝の気持ちは大切だが、高齢化が進む中で限られた予算を健康づくりや介護予防を中心にと考えているとの答弁がありました。
次に、受験生予防接種助成事業費に関して、告知はどのようにして行うのかとの質疑に対し、中学校3年生及び高校3年生の年齢に相当する者を対象とし、9月末頃に助成金を個別に郵送するとの答弁がありました。
次に、市民部関係について申し上げます。
まず、翻訳用タブレット整備事業費に関して、昨年何人の外国人が来庁したのかとの質疑に対し、平成30年1月から12月までに新居浜市に転入手続をした外国人は418名、転出の手続は318名、市内転居が80名の計816名の住民異動届があった。戸籍関係では、婚姻や出生届等45件であるが、事前に何度も相談に来られる方が多いので、もっと多いと思うとの答弁がありました。
次に、ネット経由で翻訳するのかとの質疑に対し、端末に向かって話をすれば、翻訳文が画面に表示されるもの、つまりネット通信で翻訳アプリを使用する予定との答弁がありました。
次に、家具転倒防止等推進費に関して、南海トラフ地震に備えて啓発は十分なのかとの質疑に対し、阪神・淡路大震災の際は、死亡者の1割、負傷者の46%が家具転倒によるものであるが、平成29年11月の防災に関する世論調査では、家具、家電などを固定し、転倒、落下、移動を防止している人の割合は40.6%であった。また、対策していない人の理由としては、先延ばしにしているが36%と最も多く、面倒だ、が20.3%、自分ではできないと思うからが14.9%などとなっており、市でも同様の傾向でないかと考える。自分で取りつけることが困難な対象世帯とあわせて、市民にもさまざまな機会を通じて重要性を周知したいと考えているとの答弁がありました。
次に、地域づくり促進事業費に関して、まず住民自治を一層推進するため、協議会型地域運営組織の導入について調査研究をということだが、校区の各種団体と協議をして、そのときに問題、課題等はなかったのかとの質疑に対し、人口減少社会の到来、単身世帯の増加、価値観の多様化等、地域の環境が変化している中で、地域を支えてきた地域力や共助力が低下していることや自治会の加入率が下がり続けており、このままでは自治会だけで後継者の育成や地域課題を解決できなくなることなどの課題があり、その理解のもとに既に幾つかの校区で地域運営組織の導入に向けての取り組みが進められているとの答弁がありました。
次に、市民に理解されていないが、自治会の組織を変えるということかとの質疑に対し、地域運営組織とは、地域の生活や暮らしを守るため、地域で暮らす人々が中心となって形成され、地域課題の解決に向けた取り組みを持続的に実践する組織のことを一般的にはいい、この組織の特徴としては、概ね小学校区域を対象区域として、その区域の自治会等を中心とした地縁団体、PTA、民生委員、消防団や文化サークル、体育サークル等の目的を持って集まっている目的団体などのあらゆる団体が分野を横断して集結し、組織化をしていこうというものである。基本的な仕組みとしては、1人1票制で運営し、住民自治を進めていく。一般的にいうと、単位自治会というのは、日常生活で親睦や助け合いを支える最小限の地縁組織であるので、単位自治会は残っていくだろうと思っている。単位自治会の校区の集まりである連合自治会の枠の中に、地域内の多数の団体が加わって、校区内の一つの大きな組織を形成していくように進んでいくと現在想定しているとの答弁がありました。
次に、今でも自治会加入率が低下しているのに、協議会をつくるということは、勉強会などに地域の人々に参加を要請することになると難しいのではとの質疑に対し、漏れのないように、地域の方にたくさん参画してもらい、参画と協働というスタイルで地域コミュニティーの将来を考えていく中で、地域運営組織のあり方を考えていきたいと思っているとの答弁がありました。
次に、地域運営組織の先進地はどこかとの質疑に対し、島根県雲南市であるとの答弁がありました。
次に、アドバイザーとモデル地区の導入予定はとの質疑に対し、アドバイザーには櫻井常矢高崎経済大学教授の就任を予定しており、4月以降自治会、公民館関係、各種団体などから15名程度の委員を推薦してもらい、検討委員会を構成しようと考えている。検討委員会での議論を経て、協議会型地域運営組織の導入に向けて、市の基本的な考え方を平成31年度に取りまとめたいと考えている。早ければ平成32年度から幾つかの校区でモデル事業を実施できればと考えているとの答弁がありました。
次に、もっと情報共有が必要ではないかとの質疑に対し、これまでは広報も少なく、説明不足の部分があった。今後は市民との情報共有に十分配慮し進めたいと思うとの答弁がありました。
次に、環境部関係について申し上げます。
まず、斎場施設整備事業に関して、工事内容は、また工事期間中、利用者に不便がかからない対応はどのように考えているかとの質疑に対し、平成31年度は4月から7月でオイルタンク、サービスタンクの設置、受変電設備、非常用発電機を設置し、8月から11月で1号炉及び2号炉の火葬炉の更新を行う予定である。また、斎場の炉内外整備工事については、耐火台車などの更新補修工事を予定している。冬の12月から火葬件数が増加するので、火葬炉関係の工事は11月までとし、増加する冬季には8炉、最大1日10件の稼働で進めていくとの答弁がありました。
次に、新エネ設備導入支援事業に関して、省エネ性能の高い住宅という指定があるが、どういったものかとの質疑に対し、一般にネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、通称ZEHと呼ばれているもので、住宅の断熱性能を高めるとともに、暖房や給湯などにエネルギー消費の少ない設備を使用して、使う分と同程度のエネルギーを発電することで、建物のエネルギーの消費が実質ゼロになるような住宅である。ZEHと並行して蓄電池も70軒分の予算を計上しているとの答弁がありました。
次に、経済部関係について申し上げます。
まず、さくらひめ生産拡大支援事業費に関して、目的は別子の産業振興かとの質疑に対し、木材センターから現在要望が出ているサクラヒメの育苗施設の増設に関する支援を行うもので、県、市の補助割合については、それぞれ県が3分の1以内、市が2分の1となっている。増設した場合は、平成30年度の約1.5倍である苗9万3,000株程度、売り上げにして平成30年度の1.3倍である約600万円を見込んでおり、別子山の産業振興が期待できるものと考えているとの答弁がありました。
次に、生活路線維持運行対策費に関して、バス1台の乗車人数はどれくらいで推移しているのか、この対策費の予算は事業内容からすれば廃止、縮小できると思うが、どのように考えているのかとの質疑に対し、市内を走るバス路線23系統で算出すると、平成24年度から平成29年度までの間、平均して1台当たり4.3人程度で推移している。また、さまざまな検討をした結果、本市における最適な移動手段は、基幹公共交通軸や支線軸をバス交通が担い、バス路線の空白地域において、デマンド型交通による拠点へのアクセスを確保するとしており、バス路線維持のためには、一定の補助金の支出は仕方ないと考えているとの答弁がありました。
次に、えひめさんさん物語開催費に関して、市民の機運醸成をどのように図るつもりかとの質疑に対し、広報キャラバン隊や公式ガイドブックの発行、テレビCMの放送などを既に流しているが、このようなことが中心となる。市民向けについては、市政だより4月号の特集記事で、コアプログラム等の紹介に加えて、市庁舎や市関連施設の懸垂幕、のぼりの設置、JR新居浜駅のシンボルロードへのペナント掲示や新居浜市で開催予定のものづくり物語、子どもの物語、山の物語、あかがね物語のコアプログラムを中心に、開催時期にあわせて市内各所や公共交通機関でのポスター掲示を初め、効果的な情報発信を計画しているとの答弁がありました。
次に、建設部関係について申し上げます。
まず、滝の宮公園リニューアル事業に関して、何カ年の計画で整備するのかとの質疑に対し、リニューアル計画は、国の補助を受けて実施する予定で、補助事業上、5カ年が基本の単位となっており、現在策定中の基本計画では、全ての施設を5カ年でリニューアルできないので、第2期計画も検討したいと考えている。来年度の整備内容としては、現在中央部にある歩道を撤去し、進入路である駅前滝の宮線の拡幅とあわせた形で、両側を歩道にして、街路樹等も整備するとともに、回転スペースには公園名の入ったモニュメントを設置する予定としているとの答弁がありました。
次に、公営住宅建替推進事業に関して、東田団地解体事業の移転補償費の対象は、また今後の計画はとの質疑に対し、入居を停止している全体144戸のうち、現在72世帯が入居、今回第1期解体範囲内の移転対象世帯数は27世帯である。また、計画は6階建て及び8階建ての各1棟、全体戸数150戸の住宅を計画しているとの答弁がありました。
次に、消防本部関係について申し上げます。
総合防災拠点施設建設事業に関して、工事の進捗状況、オープニングイベントの内容はとの質疑に対し、1月末時点で当初計画の44.47%に対して32%となっており、約3カ月おくれとなっている。オープニングイベントとしては、近隣市の例を参考に、何らかの形で式典を行いたいと考えているが、総合防災拠点施設は、災害対策機能、ライフライン機能、消防機能、防災学習機能などを有する多機能な施設であるため、今後関係部局と具体的な案を検討協議するとの答弁がありました。
次に、教育委員会事務局関係について申し上げます。
まず、王子幼稚園管理運営費及び神郷幼稚園管理運営費に関して、幼稚園の定員数と園児数の現状はとの質疑に対し、聖マリア幼稚園定員400名に対して園児数241名、ひかり幼稚園310名に対して217名、シオン幼稚園60名に対して30名、菊本幼稚園350名に対して221名、パコダ幼稚園180名に対して157名、王子幼稚園280名に対して51名、神郷幼稚園200名に対して51名であるとの答弁がありました。
次に、公立幼稚園の園児数が少ない状況が続いているが、この状況の解決に向けどのように検討されているのかとの質疑に対し、検討の中で2園のうち1園を廃止することが望ましいといった方向性が出た。その後、庁内の政策会議において検討を行った結果、1園を廃止するが、どちらの園を閉園するか、資料を整備し、再度政策会議において検討するとの答弁がありました。
次に、放課後児童対策費に関して、女性の社会進出や子供を産み育てる環境をつくるために、長期休暇中の昼食提供について、平成31年度はどのように検討していくのかとの質疑に対し、現状では受け入れ学年を拡大しているので、昼食提供に関する業務量の増加や食物アレルギーの配慮や安全面もあり、現在の指導員の業務に加えて昼食サービスを提供することは難しいと考えている。保護者自身で手配される方法もあると思うので、保護者と今後相談、協議していきたいとの答弁がありました。
次に、小中学校ICT環境整備推進事業費に関して、校務システムとは具体的にどういう内容か、またICTの環境整備をする場合、全生徒にタブレットを持たせ、校内が全部無線LANでつながり、校務システムもあわせて先生の間で情報共有ができるという環境をつくらねばならないのではとの質疑に対し、校務システムの主な機能として、名簿管理、出欠管理、成績処理、通知表作成、指導要録作成、保健情報管理などのデータを一元管理し、転記に係る時間や転記ミスを減らすことができ、校務の効率化を図ることができる。また、子供たちの大切な成績等の情報が入っているが、そういった情報のセキュリティー対策にもつながる。学級担任以外からの情報を共有することができ、よりきめ細やかな指導にも役立つものと考えている。平成31年度は、電子黒板をいかに有効に使っていくかということの研修を行い、平成32年度には新しくタブレットを整備し、無線LANの環境を整え、平成34年までに整備していきたいとの答弁がありました。
次に、あかがねマラソン大会開催事業費に関して、増額の主な要因は何かとの質疑に対し、1点目は、これまでゴールのみに設置していた計測装置をスタート地点にも設置することであり、これによりスタートライン上にいるランナーも集団の最後尾からスタートするランナーも、コース上の完走タイムを公平に計測することが可能になる。これまでスターターのピストル音が出走ランナー全員のタイム計測スタートとなっており、特に距離の短い小学生のコースで不平等な点があった。スタート地点にも計測装置を設置することにより、スタート時の混雑による転倒防止にも寄与するなどランナーの安全確保も期待できる。2点目は、第2回大会からハーフマラソンコースに延長したことにより、警備員や大会運営ボランティアの増員等が必要となったことであるとの答弁がありました。
次に、ホストタウン交流促進事業費に関して、具体的にホストタウンとはどういった施策かとの質疑に対し、ホストタウンとは、2020年東京オリンピック等の大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興に資する観点から参加国、地域との人的、経済的、文化的な相互交流を図る地方自治体をホストタウンとして全国各地に広げるために、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局が取り組んでいる施策であるとの答弁がありました。
次に、小学校トイレ洋式化整備事業及び中学校トイレ洋式化整備事業に関して、小学校、中学校の体育館に設置するに際し、体育館はどこも建設時から改修していないため、各学校についてどのような施設内容の改修となるのかとの質疑に対し、それぞれに少なくとも1カ所の洋式トイレを設置することで予算化している。また、避難所に指定されていることから、手すりの設置や著しい段差が見られる場合には、段差の解消を検討していきたいと考えているとの答弁がありました。
質疑終了後、委員からの要望として、福祉部関係では、敬老地域ふれあい事業費について、開催率、参加率ともに低いため、開催の必要性を自治会にPR要請してほしい。市民部関係では、自主防災組織活性化事業費について、対象者や具体的なテーマを設定し、参加者に具体的なアクションを促す機会として研修、フォーラムの開催をお願いしたい。地域づくり促進事業費について、現在の自治会の枠にとらわれない新しい試みやモデル事業を市がサポートして強力に進めていくための方針等の策定をしてほしい。国際交流協会運営事業費について、関係部局の連絡体制、また市民団体をサポートするようにお願いしたい。カーブミラー設置や街灯設置について、自治会申請だけでなく、公益的に必要な場所には設置するようにしてほしい。環境部関係では、斎場施設整備事業について、棺運搬用のストレッチャー導入など、市民の負担が軽減される工夫と設備整備を進めてほしい。墓地管理費について、墓地利用者の調査を先送りせず、利用者から管理費の徴収を開始してほしい。一般下水路整備事業について、老朽化で水路の改修が迫られている中、増額に向けて取り組んでほしい。経済部関係では、えひめさんさん物語開催費について、まずは市民の機運の醸成を図り、この事業を成功に導いてほしい。中長期的な視野に立ち、工業用地の確保をしてほしい。物産振興対策費について、特産品開発事業の適当な人材が見つからない場合は、再計画も視野に入れ、事業の推進をしてほしい。農道維持管理事業については、積み残し件数を減少するため、増額をお願いしたい。建設部関係では、上部東西線改良事業について、南北交差点があるため、地元と十分協議して進めてほしい。湧水空間整備事業について、地域の文化継承、環境学習などが体験できるように、ネットワーク化を図ってほしい。消防関係では、総合防災拠点施設建設事業について、災害対策本部機能や消防本部機能を有効に活用するためにも、市民の安全、安心を十分確保できる組織づくりをお願いしたい。消防職員の充足率について近隣市に近づけてほしい。教育委員会事務局関係では、小中学校ICT環境整備推進事業費について、ICT推進支援員の活用も含め、今後AIに使われる人間でなく、使う側の人間を育てるために早期に全生徒へのタブレットの導入を進めてほしい。小学校トイレ洋式化整備事業と中学校トイレ洋式化整備事業について、設置されるトイレはウォシュレット化及びバリアフリー的な要素を取り入れ、関係部局と連携を図ってほしい。市民体育館空調設備整備事業について、トイレ改修するなら洋式化だけじゃなく、ウォシュレット化もしてほしい。部活動指導員配置事業費について、県に要件緩和を要望していただきたい。教育費について、増額して学力向上に加え、体力向上への取り組みも引き続き積極的に推進してほしい。スクール・サポート・スタッフ配置事業費について、生徒数の少ない小学校にも増員をお願いしたい。市民体育祭第50回記念事業費について、競技のオープニングを盛大にしていただきたい。幼稚園については、市立幼稚園の定数減への取り組みを早急にしてほしい。芸術文化振興費について、郷土芸能普及促進のための増額をしてほしい等の要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第14号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、平成31年度新居浜市渡海船事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第15号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号、平成31年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
予算内容と事業内容はとの質疑に対し、同和対策事業特別措置法による地域の住環境の整備改善を目的として、昭和48年から平成7年まで23年間にわたって442名に対して23億1,234万円の貸し付けを行っている。また、一般会計の繰り入れについては、平成21年度までで7億3,380万円だが、その後は平成32年度までない予定である。滞納事案の整理については、引き続き継続するとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第16号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、平成31年度新居浜市平尾墓園事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第17号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第18号、平成31年度新居浜市国民健康保険事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
健診の受診率向上のためにどのようなことをする予定かとの質疑に対し、平成31年度から特定健診の自己負担を無料化する、また集団健診の回数を49回から4回ふやし53回を予定しているとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、国保料を引き下げてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第18号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第19号、平成31年度新居浜市介護保険事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
保険料収入は減少だが、その理由は、また介護保険料が高いとの声を聞くが、どう考えているのか、保険料を低く抑え、介護を遠慮なく受け続ける方法と今後の見通しはどうかとの質疑に対し、第7期介護保険事業計画の中で、第1号被保険者、65歳以上の方は、平成30年度を境に減少すると推計しているため、保険料収入も減少すると見込んだものである。愛媛県の平均6,365円よりも低く、県内では中位である。健康づくりと介護予防を重点的に行うことで、介護給付費が抑制されるとの答弁がありました。
質疑終了後、委員から、国では介護保険の利用料の原則2割化などを検討していると聞いている。ぜひ国に対して値上げをしないよう要望してほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第19号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第20号、平成31年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
審査終了後、委員から、2割負担の動きをやめるように国に要望してほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第20号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第21号、平成31年度新居浜市工業用地造成事業特別会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
公有水面埋め立て後の用地利用はとの質疑に対し、大江橋にかわる道路と駐車場用地、緑地を予定しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第21号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第22号、平成31年度新居浜市水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
耐震化の状況はとの質疑に対し、基幹管路については、平成31年度末に34.9%と1.8%の増、また配水池については平成31年度末に71.4%と17.4%の増を見込んでいるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第22号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第23号、平成31年度新居浜市工業用水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
耐震化はとの質疑に対し、管路総延長7.6キロメートルの耐震化率は48.8%であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第23号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第24号、平成31年度新居浜市公共下水道事業会計予算について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第24号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後になりますが、平成最後の年の予算特別委員会でした。各委員の皆さんには、長時間に及ぶ熱心な議論を尽くし、厳正な審査をしていただきました。理事者におかれましては、この3日間にわたる審査の中で出されましたさまざまな意見や要望を十分に踏まえ、執行に当たってはスピーディーな予算執行に取り組まれることを強く要望いたします。また、委員の皆さんには、選挙を控えているにもかかわらず、大変御苦労さまでございました。
以上で予算特別委員会の報告を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
ただいまの予算特別委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議案第14号に反対、議案第18号と議案第19号には賛成の立場から3点まとめて討論します。
まず、議案第14号、平成31年度新居浜市一般会計予算に反対の立場から3点申し述べます。
1点目、住宅リフォーム助成制度について。
3世代同居、近居のための助成制度はあります。また、中小企業のための助成制度も充実してきております。高齢者の方がちょっとトイレや水回りを改修したいときなど、一般の市民が使える住宅リフォームのための補助制度をぜひ予算化するべきです。
2点目、自衛官募集事務費について。
この間、自衛官募集に自治体が協力しないから改憲するとの安倍首相の発言が議論を呼びました。先日の新聞に、被災地で救援活動をする自衛隊に親しみを持つ国民は多いようだが、実際の自衛隊は毎日殺傷能力の高いあらゆる種類の武器を使いこなす訓練をしているとの元自衛官の話や自衛隊の募集案内が来れば、子供は住、食つきで給料がもらえる条件に魅力を感じるだろう。自衛隊への情報提供と子供たちが戦争に巻き込まれることがリアルにつながるとの市民の声が新聞に載っていました。市民の命と暮らしを守るべき市は、自衛隊員の命が危険にさらされるようなことに加担すべきではありません。
3点目、教育の分野から数点述べます。
教育費の保護者負担軽減のための予算を増額すること、公費負担の項目をふやすこと、学校給食費1食20円の値上げ分を公費負担すること、多子世帯支援事業費の所得制限を取り払い、誰でも3人目は支援すること、全国で広がっている給食費の無料化を目指すこと、学校給食センター化が始まりました。大変残念です。子供にとって最善の自校給食存続こそとるべき道です。就学援助制度は、条件が合う人は全て申請できるようにすること、教員多忙化解消のため、学校に人をふやすこと、中学3年まで少人数学級にすること、支援員の先生をふやすこと、授業のこま数を減らして授業の準備の時間を確保する、トラブルから子供や学校、教員を守るため、支援・相談体制を充実させること。
以上3点述べまして、反対討論とします。
次に、議案第18号、国保特別会計予算についてです。
一般会計より1億円繰り入れることにより、平成31年度値上げを回避されたこと、高く評価し、賛成します。引き続き他自治体での取り組みが始まっている子供の均等割免除など、国保料の軽減、改善へ一歩進めるよう要望します。
最後に、議案第19号、介護保険事業特別会計についてです。
平成31年度は、国から国民への負担増が導入されておらず、このことを評価し、賛成します。引き続き、以下の5点についてサービス低下にならないよう要望します。
介護保険の利用料の原則2割化、ケアマネジメントの利用者負担の導入、要介護1、2の地域支援事業への移行、介護施設の多床室における部屋代の見直し、頻回のサービス利用の適正化、こういった改悪が国で検討されております。他の市町村と力を合わせ……。(ブザー鳴る)
○議長(加藤喜三男) 田窪秀道議員。
○5番(田窪秀道)(登壇) 自民クラブの田窪でございます。
議案第14号、平成31年度新居浜市一般会計予算について賛成の立場で討論をいたします。
国においては、幼児教育の無償化、まち・ひと・しごと創生事業の推進、社会保障の充実及び人づくり革命の実現に向け、地方の安定的な財源を確保した上で消費税引き上げに伴う対応が図られております。本市においても、人口減少に立ち向かい、地方創生をなし遂げるために策定した新居浜市総合戦略の完遂に向け着実に推進していることは一定の評価をするところであります。
提案のあった平成31年度当初予算は、総合戦略に掲げる4つの基本目標を実現するための施策を強化するとともに、近い将来発生が懸念される南海トラフ巨大地震に備えた防災・減災対策の強化、充実、さらに東予圏域で初めての振興イベントえひめさんさん物語の成功に向けて各種イベントを開催するなど、積極的な予算案であると受け取っており、着実に実行をしていくことを望むものであります。
また、今回提案された当初予算は、小学校への電子黒板や校務支援システムの導入など、いずみ会とともに要望していた教育予算の10%確保に向けて大きく前進するなど、積極的な取り組みのあらわれであると認識をしておりますが、今後とも選択と集中、効率的な財政運営に努められるよう強く要望をいたします。
さて、本年は平成最後の年であり、我々市議会にとっても改選の時期となり、5月には新たな時代を迎えるとともに、新しい市議会となる節目の年でありますが、引き続きチーム新居浜として笑顔輝く新居浜市の実現に向けて、全力で取り組んでまいりたいと考えております。
最後に、理事者におかれましては、市長が施政方針で述べられた平成のその先の時代に向かって、新居浜市のあすを切り開く1年になるよう、着眼大局、着手小局、先手必勝を念頭に、スピード感を持った行政運営を心がけていただくことを強く要望いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(加藤喜三男) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
議案第14号、一般会計予算について反対の立場から、それから議案第20号、後期高齢者医療事業特別会計、これも反対の立場から討論させていただきます。
まず、自治会活動の問題についてであります。
自治会は、市政とも大きくかかわる準公的な性格を持つ任意団体だと思います。新居浜市から自治会に対し、多額の交付金や補助金も出ているわけであります。公平、公正という立場からの市政の問題で、いろんな問題や弱さもあると思うわけであります。
まず、阿島川自治会問題でございます。
市民税を払い、主権者である市民が、自主的に結成した自治会が多数を占めて、市政だよりも配布し、活動を進めていることについてであります。新居浜市は、連合自治会と同一歩調をとりまして、何の手も打てていないのが実態でございます。市からの交付金も少数派には出しまして、多数派には出していない、こういう不公平、公平、公正ではない実態がございます。新居浜市は、いろんないきさつがあって自治会が2つある現実に、ちゃんと向き合いまして、公平、公正の立場から動ける市の側の対応が必要だと思うわけでございます。そして、介入ではなくて、指導性を発揮していただきたい。
また、自治会運営の問題でございます。
議員に対し公職選挙法に触れる寄附を強要したり、一方の議員に対し物を言わすななどと挨拶をさせないなどの差別的な扱いを公然と行うなど、また自治会は政党支持や思想信条の違いなど、いろんな立場の方の集まりであるのにもかかわらず、自治会で地方選挙の推薦決定をしたり、自治会を選挙の道具、集票機関として使うなど、動きも表面化してきておるわけでありますが、自治会を多数によって地域のボス的存在の方々や議員などの影響力を使って私物化することはもってのほかであります。
地域主導型公民館の問題であります。
正規職員を引き揚げて、公民館の地域主導性を掲げてきましたが、私は最初からこの公平、公正の公民館の従来からのあり方、これが地域主導型を掲げたときからいろんな問題を指摘してきたところであります。地域のボス的存在や議員などの影響を受けて、ゆがんでいくおそれがあることを指摘してきました。やはり、そのような実態が生まれております。公平、公正の立場から責任のとれる正規職員を配置して、そして本来の社会教育と地域の実態に合った公民館活動を進めるべきだと考えるわけであります。
そして、企業立地促進条例に基づく大企業への補助金の問題であります。
これは従来から指摘してきているところであります。必要のない補助金はやめるべき、中小に向けるべきということでございます。
消防関係の人員の問題であります。
南海トラフによる地震等、また自然災害、劣化ウラン対策などなど、また今回救急車の1台増車ということも含めて、人員増、県平均を目指して充足率を引き上げていくことが必要だと思うわけであります。
次に、議案第20号でございます。(ブザー鳴る)
○議長(加藤喜三男) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第14号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(加藤喜三男) 起立多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号から議案第19号までの5件を一括採決いたします。
以上の5件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の5件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第15号から議案第19号までの5件はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(加藤喜三男) 起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号から議案第24号までの4件を一括採決いたします。
以上の4件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の4件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第21号から議案第24号までの4件はいずれも原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時54分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 1時49分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議案第31号、諮問第1号
○議長(加藤喜三男) お諮りいたします。ただいま市長から議案第31号及び諮問第1号の2件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第31号及び諮問第1号の2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第31号及び諮問第1号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第31号及び諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第31号、新居浜市教育委員会の教育長の任命につきましては、新居浜市教育委員会の教育長関福生氏は、平成31年3月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに教育長の任命を必要といたしますため、新居浜市教育委員会の教育長に高橋良光氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員上田英二氏及び久保弥生氏は、平成31年6月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に上田英二氏及び久保弥生氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
議案第31号及び諮問第1号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第31号及び諮問第1号の2件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号及び諮問第1号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
要望を申し上げて賛成討論をしたいと思います。
数年前ですが、中学校歴史教科書の採択のときに、現場の先生方が、10対2で反対をしたほうの教科書が採択されたということがございました。また、教育委員会ではありませんが、学校給食検討委員会で、自校給食かセンター給食かが話し合われていたときに、多くの検討委員さんが自校給食をと望んでいたのに、最後の最後の会でセンターに決まるというようなことがありまして、それが教育長に答申をされました。教育委員会の最高責任者、トップとして、さきの大戦を反省し、再び戦争をしないと約束した平和憲法を守って進めていくこと、そして現場の先生方の意見をしっかり聞いて、民主的運営をしていただきたいこと、このことを申し上げて、賛成討論といたします。
○議長(加藤喜三男) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第31号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号はこれに同意することに決しました。
次に、諮問第1号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 議会議案第2号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第5、議会議案第2号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。藤田豊治議員。
○17番(藤田豊治)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第2号につきまして提案理由を説明申し上げます。
本案は、ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書の提出についてであります。
少子高齢化が急速に進展する中、タクシー事業は、多様化する利用者ニーズに対応し、地域住民や交通弱者の移動手段として大きな役割を果たしております。その一方で、一般の運転者が自家用自動車を用いて有償で旅客運送を行う、いわゆるライドシェアの導入を求める動きが出てきておりますが、ライドシェアは、道路運送法に抵触するタクシー類似行為に該当するとの指摘があり、また運転者のみが運送責任を負う形態であるため、安全の確保や利用者の保護等の観点から、大きな問題が生じる懸念が指摘されております。ライドシェアの導入は、タクシー事業の根幹を揺るがすとともに、路線バスや鉄道を含めた地域交通に大きな混乱をもたらすおそれもあります。よって、国におかれましては、ライドシェアの導入について慎重に検討するとともに、安全かつ安心なタクシー事業をより活性化するために必要な諸施策を講じるよう、国会及び関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
議会議案第2号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議会議案第2号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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議長報告
○議長(加藤喜三男) この際、御報告いたします。
新居浜市議会議員第20期の任期が始まりまして以来、本日まで今期議員の任期中に招集された市議会における本会議を無欠席で通された議員をここに御報告いたします。
神野恭多議員、米谷和之議員、井谷幸恵議員、藤田誠一議員、太田嘉一議員、篠原茂議員、大條雅久議員、高塚広義議員、藤原雅彦議員、豊田康志議員、永易英寿議員、伊藤謙司議員、藤田豊治議員、伊藤優子議員、佐々木文義議員、仙波憲一議員、近藤司議員、山本健十郎議員、加藤喜三男、以上19人であります。まことに御同慶にたえません。ここにその御努力に感謝申し上げる次第であります。
以上、報告を終わります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
関教育長退任の挨拶
○議長(加藤喜三男) 次に、今期定例会をもって退任されます関教育長から挨拶があります。関教育長。
○教育長(関福生)(登壇) お許しをいただきまして、教育長退任に当たっての挨拶をさせていただきます。
3年間にわたり議員の皆様方には大変お世話になりました。何とか無事に任期を満了できますことを心より御礼申し上げたいと思います。未熟な点、至らなかった点など多々あったであろうと思います。御迷惑をおかけいたしたこともあろうかと思いますが、御海容のほどをお願い申し上げます。
平成時代の最後の3年間、教育行政にかかわらせていただきましたが、社会の変化はまさに急激であり、学校教育におきましては、子供たちを取り巻く状況が大きく変わり、将来に向けて何が大切なことなのかを見きわめることの難しさを常に感じたものでございます。全ての子供たちが、誰も取り残されることなく、希望を抱き、未来に前進していくことができる新居浜市として、さらなる御発展が遂げられますことを願うものでございます。
また、社会教育、文化、スポーツにおきましても、ライフスタイルが大きく変わっていこうとしている中、市民の皆様の力で自分たちの町をつくっていく取り組みが、さらに拡充されますことを願うものでございます。
この3年間の仕事の中では、本当に多くのことを学ばせていただきました。価値観がぶつかる中、対話を重ね、厳しい選択を強いてしまった事案もございました。しかし、それを乗り越え、前に向いて進んでいこうとする市民の皆様方の潔さや覚悟に感動いたしたものでございます。このような市民力が、きっと未来を切り開いていくものであると改めて感じたものでございます。
最後となりますが、この3年間、未熟な私を支えてくださいました教育委員会初め市役所の皆様方、そして市議会議員の皆様方に改めて感謝を申し上げます。新居浜市のますますの発展、そして全ての市民の皆様の夢の実現を祈念申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。まことにありがとうございました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
市長挨拶
○議長(加藤喜三男) 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。
議員の皆様方には、今議会に提案いたしました新居浜市史編さん審議会条例の制定を初め、平成31年度当初予算につきましては、3日間に及ぶ予算特別委員会におきまして、終始熱心に御審議をいただき、それぞれの重要諸案件につきまして御議決、御同意を賜ることができました。
審議の過程や一般質問、討論の中で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で配慮してまいります。
施政方針でも申し上げましたが、本市におきましては、平成31年度は平成22年に策定いたしました第五次新居浜市長期総合計画を残すところあと2年、平成27年に策定いたしました新居浜市総合戦略は、最終年度となり、まさに総仕上げの年であります。また、来年4月20日から東予東部圏域初の振興イベントえひめさんさん物語がいよいよ開催されます。本市で開催されるあかがね物語を初め、当圏域においてさまざまなイベントを予定いたしております。どうか多くの皆様に御来場いただきますようお願いをいたします。
さて、平成も残りわずかとなり、5月には皇位継承が行われ、新たな時代の幕あけを迎えます。平成のその先の時代に向かって、新居浜市のあすを切り開く1年にしたいと思います。議員の皆様方におかれましては、今議会が今任期の最後の議会となるわけでございます。この4年間にわたりまして、市民の幸せと市政発展のために御尽力をいただきましたことに対しまして、改めて心から敬意を表する次第であります。
また、今期をもって御勇退される議員の方々には、長年にわたりまして地方自治の確立のため、市民福祉向上、市政発展のために情熱を傾けていただき多くの御功績を残されてまいりました。この間の御努力に対しまして、市民を代表いたしまして感謝を申し上げます。今後とも十分御自愛をいただきまして、大所高所からの御指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。本当にお世話になりました。
3月は別れの季節でありますが、ここで今月末をもって退任される先ほど御挨拶のありました関教育長さん、また退職される市職員の皆さんに対しまして、心からねぎらいを申し上げたいと思います。本当に御苦労さまでございました。
結びになりますが、平成31年度におきましても、議員の皆様、また市民の皆様方には、市民の誰もが幸せを実感できる笑顔輝く新居浜市の実現に向けまして、チーム新居浜の一員として、一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、今議会閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議長挨拶
○議長(加藤喜三男) 閉会に当たりまして、お許しをいただきまして一言御挨拶を申し上げます。
私たち議員として任期も残すところ1カ月余りとなりましたが、本日をもって閉会となります、この定例会が任期中最後の議会になろうかと思います。本定例会に付議されました平成31年度当初予算を初め、諸案件を滞りなく議了し、議員として職責の一端を果たし得たことは御同慶の至りであり、改めまして皆様方の御協力に深く感謝申し上げます。
石川市政も2期目を迎え、Hello!NEW新居浜を合い言葉に、市民と行政が一体となったさまざまな取り組みを進められ、住みたい、住み続けたいあかがねのまち、市民の誰もが幸せを実感できる笑顔輝く新居浜市の実現を目指し、職員の皆様が一丸となり日々御努力されておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第でございます。
一方、議会といたしましては、議会基本条例を平成25年に制定いたしました。この条例は、議会運営委員会の議員が、2年間にわたり議論を重ね、市民に信頼される議会を築くため、みずからの工夫と創意によって政策提言を行い、議会改革に取り組むためにつくった条例でございます。今後は、全議員の協力のもと、この条例に魂を吹き込み、生きた条例にしていただきますことを心より御期待申し上げる次第でございます。
また、市制80周年の契機として制定いたしました新居浜市先人を未来につなぐ条例では、本市発展の礎を築かれました崇高な先人の功績を顕彰することで、市民の誇りと郷土愛の醸成を図り、世代を超え新居浜にかかわる全ての人が新しい新居浜とつながっていただけることを心より祈念いたす次第でございます。
これらの条例の制定を含めまして、議員の皆様、理事者並びに職員の皆様、さらには市民の皆様方には、温かい御支援と御協力を賜り、今日まで職責を果たすことができましたことに心より感謝の意を表しますとともに、日ごろよりサポートいただきました議会事務局の皆様方に対しても御礼を申し上げます。
そして、このときを迎え、まことに残念に存じますことは、志半ばにして御逝去されました故真木増次郎議員さんとこの場で御挨拶を交わし得ないことでございます。長年にわたり、本市の発展を心に念じ、さきに申し上げました議会基本条例制定の際にも深くかかわっていただきました。真木議員さんの御功績を思い起こし、ここに改めまして謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
さて、間もなく本年4月30日をもって平成が幕を閉じ、5月1日からは新元号の幕が上がりますが、私ども議員も5月1日をもって任期が満了を迎えることになります。今期をもって御勇退される方、また4月の市議選に再出馬される方など、進むべき道は違ってまいりますが、今後におきましても、皆様が各分野におきましてさらなる御活躍をなされますことを心より御祈念申し上げます。
最後になりますが、再出馬なされます議員の皆様におかれましては、いよいよ選挙戦も本格化いたします。皆様方の必勝をお祈り申し上げますとともに、本日ここにおいでの石川市長さんを初め、理事者の皆様方の今後ますますの御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして、私の閉会の挨拶とさせていただきます。今任期4年間、まことにありがとうございました。
これにて平成31年第1回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
午後 2時11分閉会