本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第52号、議案第54号~議案第66号
伊藤企画総務委員長報告
永易福祉教育委員長報告
豊田市民経済委員長報告
三浦環境建設委員長報告
表決
日程第3 請願第2号
伊藤企画総務委員長報告
井谷幸恵議員の討論
岡崎溥議員の討論
表決
休憩(午前10時42分)
再開(午前11時09分)
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
表決
日程第5 議員の派遣
表決
諮問第1号
石川市長の説明
委員会付託省略
表決
日程第6 議会議案第3号
加藤地方創生特別委員長の説明
井谷幸恵議員の質疑(1)
加藤地方創生特別委員長の答弁
井谷幸恵議員の質疑(2)
加藤地方創生特別委員長の答弁
岡崎溥議員の質疑(1)
加藤地方創生特別委員長の答弁
岡崎溥議員の質疑(2)
加藤地方創生特別委員長の答弁
岡崎溥議員の質疑(3)
休憩(午前11時47分)
再開(午後 2時08分)
岡崎溥議員に対する懲罰の動議
伊藤謙司議員の説明
懲罰特別委員会付託
休憩(午後 2時13分)
再開(午後 2時46分)
懲罰特別委員の選任
休憩(午後 2時47分)
再開(午後 4時09分)
近藤懲罰特別委員長報告
休憩(午後 4時13分)
再開(午後 4時13分)
表決
議会議案第3号
井谷幸恵議員の討論
大條雅久議員の討論
藤原雅彦議員の討論
表決
日程第7 議会議案第4号、議会議案第5号
近藤司議員の説明
井谷幸恵議員の質疑
休憩(午後 4時37分)
再開(午後 4時43分)
近藤司議員の答弁
委員会付託省略
表決
市長挨拶
閉会(午後 4時51分)
本文
平成29年9月22日 (金曜日)
議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第52号 工事請負契約について
(企画総務委員長報告)
議案第54号 新居浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
(福祉教育委員長報告)
議案第55号 新居浜市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第56号 新居浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第57号 新居浜市障がい者福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第58号 新居浜市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
(同上)
議案第59号 新居浜市公園条例の一部を改正する条例の制定について
(環境建設委員長報告)
議案第60号 平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
(各常任委員長報告)
議案第61号 平成29年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
(環境建設委員長報告)
議案第62号 平成29年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
(福祉教育委員長報告)
議案第63号 工事請負契約について
(企画総務委員長報告)
議案第64号 工事請負契約について
(同上)
議案第65号 工事請負契約について
(同上)
議案第66号 工事請負契約について
(同上)
第3 請願第2号 日本政府が核兵器禁止条約を交渉する国連会議に参加し、核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める立場で行動することを求める意見書の提出方について
(同上)
第4 委員会の閉会中の継続審査
第5 議員の派遣
第6 議会議案第3号 新居浜市先人を未来につなぐ条例の制定について
(委員会付託なし)
第7 議会議案第4号 全国森林環境税の創設に関する意見書の提出について
(委員会付託省略)
議会議案第5号 道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律における補助率等のかさ上げ措置の継続に関する意見書の提出について
(同上)
――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第52号、議案第54号~議案第66号
日程第3 請願第2号
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
日程第5 議員の派遣
諮問第1号
日程第6 議会議案第3号
岡崎溥議員に対する懲罰の動議
議会議案第3号
日程第7 議会議案第4号、議会議案第5号
――――――――――――――――――――――
出席議員(26名)
1番 神野 恭多
2番 米谷 和之
3番 井谷 幸恵
4番 藤田 誠一
5番 田窪 秀道
6番 小野 辰夫
7番 太田 嘉一
8番 岩本 和強
9番 三浦 康司
10番 篠原 茂
11番 大條 雅久
12番 高塚 広義
13番 藤原 雅彦
14番 豊田 康志
15番 永易 英寿
16番 伊藤 謙司
17番 藤田 豊治
18番 藤田 幸正
19番 岡崎 溥
20番 伊藤 優子
21番 佐々木 文義
22番 真木 増次郎
23番 仙波 憲一
24番 近藤 司
25番 加藤 喜三男
26番 山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
欠席議員
なし
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説明のため出席した者
市長 石川 勝行
副市長 寺田 政則
企画部長 原 一之
総務部長 多田羅 弘
福祉部長 白石 亘
市民部長 木村 和則
環境部長 小山 京次
経済部長 鴻上 浩宣
建設部長 赤尾 恭平
消防長 藤田 秀喜
水道局長 岡松 良二
教育長 関 福生
教育委員会事務局長 武方 弘行
監査委員 田中 洋次
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 粂野 誠二
事務局次長 原 正夫
議事課副課長 小島 篤
議事課副課長 髙橋 憲介
議事課議事係長 美濃 有紀
議事課調査係長 神野 瑠美
議事課主任 中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時00分開議
○議長(仙波憲一) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(仙波憲一) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において高塚広義議員及び豊田康志議員を指名いたします。
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日程第2 議案第52号、議案第54号~議案第66号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第2、議案第52号及び議案第54号から議案第66号までの14件を一括議題といたします。
以上の14件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、伊藤企画総務委員長。
○16番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会は9月19日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第52号、議案第60号及び議案第63号から議案第66号までの6件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第52号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、治良丸南団地2号棟新築建築工事の請負契約についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、3階建ての市営住宅にエレベーターが設置されるのはなぜかとの質疑に対し、現在の基準では、国の補助を受ける場合、3階建て以上の市営住宅については、エレベーターを設置する義務があるため、9人乗りのエレベーター設置工事を計画したとの答弁がありました。
次に、解体前にどれくらい入居者がいたのか。その入居者にどのような対応をとっているのかとの質疑に対し、解体前には、19世帯が入居しており、建設の間は、最寄りの治良丸団地や横山団地に仮入居として移転していただき、治良丸南団地1号棟完成後、19世帯のうち6世帯が戻り入居しているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号について御報告申し上げます。
議案第60号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出第2款総務費及び第2表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
庁舎等整備事業に関して、今回購入した土地以外の市役所庁舎敷地内の民間所有地の状況はとの質疑に対し、旧郷土美術館敷地内に1筆、928平方メートルの民間所有地が残っており、現在の土地賃貸借契約の期間は、平成23年から20年間で、平成28年度の借地料は141万397円となっている。借地という不安定要素を解消する必要があるため、機会あるごとに市への売却をお願いしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第63号から議案第66号までの工事請負契約についての4件につきまして一括して御報告申し上げます。
以上の4件は、新居浜市総合防災拠点施設建設工事の建築、電気、空調、衛生の各請負契約についてであります。
以上の4件について質疑の概要を申し上げます。
まず、建設本体工事が、低入札であったということだが、事実かとの質疑に対し、低入札調査基準価格に100万円不足の低入札であったが、入札者の提示金額の範囲内で、安全かつ設計書に示しているものと同質の工事の施工が可能であり、建築実績、資金面を考慮しても、今回の工事を任せることに関して問題ないと判断して落札者として決定したとの答弁がありました。
次に、共同企業体のみの入札参加形態をとったということだが、各社の出資比率はとの質疑に対し、代表者が5割を超え、構成員の会社が3割以上の出資をするよう入札時に条件をつけているとの答弁がありました。
次に、施設の免震構造について、メンテナンスが必要か、また屋上への太陽光パネルの設置予定はとの質疑に対し、免震構造の定期的なメンテナンスは、毎年行い、大きな地震の後に部品を交換する必要がある場合には、問題なく交換できるよう、計画をしている。また、太陽光パネルの設置については、今後追加工事等で設置を検討するとの答弁がありました。
質疑終了後、以上の4件に関し討論に付したところ、契約する相手方には、下請業者として積極的に市内の業者を使用するような指導をし、最終的に市内の業者をどの程度使ったのかチェックすることを要望して賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第63号から議案第66号までの4件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) 次に、永易福祉教育委員長。
○15番(永易英寿)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
本委員会は9月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第54号から議案第58号まで、議案第60号及び議案第62号の7件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第54号、新居浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第54号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第55号、新居浜市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
他の小中学校の統廃合検討状況と検討体制はどうなっているのか、また経緯、経過を見きわめ、辛抱強く地域と話をしながら進めなければならない問題と思うが、どう考えるかとの質疑に対し、18名の委員で構成する新居浜市今後の学校の在り方に関する検討委員会を設置し、第1回目の会を8月18日に開催したところである。この会において検討を重ね、議論を深めてまいりたい。また、1学年に1クラスのみの学校が市内に7校存在するが、その環境が子供の教育にとってよい環境なのかも含め、まずは委員会で今後のあり方のたたき台をつくり、広く周知して議論し、10年先を見据えたあり方をきちんと位置づけてまいりたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第55号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第56号、新居浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、特定教育・保育施設、特定地域型保育事業とは、それぞれどういうものかとの質疑に対し、特定教育・保育施設とは、公立保育園、私立保育園等の認可保育所であり、特定地域型保育事業とは、平成27年度の新制度により、新しく市で認可するようになった地域型保育事業の小規模保育事業所及び事業所内保育事業所のことであるとの答弁がありました。
次に、特定地域型保育事業所は、市内に何カ所あるのかとの質疑に対し、小規模事業所が3カ所と事業所内保育事業所が2カ所の合計5カ所であるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第56号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第57号、新居浜市障がい者福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
地域活動支援センターに改めることにより、事業内容はどう変わるのかとの質疑に対し、障がい者福祉センターで実施している作業訓練所は、必要条件を満たしたため、地域活動支援センター3型に移行するが、事業内容に変更はないとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第57号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58号、新居浜市地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第58号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号について御報告申し上げます。
議案第60号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費及び第10款教育費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、私立保育所等施設整備事業に関して、全ての私立保育所に防犯カメラを設置したのかとの質疑に対し、設置希望の有無を確認し、設置を希望されなかった2カ所については未整備であるとの答弁がありました。
次に、いじめ・不登校問題等対策費に関して、小中学校におけるいじめ、不登校の状況は、また事業実施の効果はとの質疑に対し、不登校の児童生徒数は、平成28年度153人で、平成27年度144人と比較して9人増加している。平成29年度は、8月末時点で74人である。いじめの認知件数は、平成28年度18件で、平成27年度の23件と比較して5件減少している。平成29年度は、8月末時点で5件である。また、効果としては、社会福祉士の訪問により、家庭環境に問題を抱える子供に対し、福祉面からの支援が行え、学校だけの対応では行き詰まっていたケースへのアプローチが行えるようになる。さらに、社会資源の活用により、道が開けるという認識を教員が持つことにより、教員の精神面の負担軽減が図られるとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、いじめ・不登校問題等対策費について、教職員がオーバーワークになっている現在、このような制度を設けることは非常によいことであると思うため、賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第62号、平成29年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
介護給付費準備基金積立金に関して、現在の基金残高は幾らか、またそれは妥当な額かとの質疑に対し、現在の基金残高は、6億3,234万6,126円である。また、基金積立金は、給付費の額が見込みより少なかったことに伴い、余剰を基金として積むものであるため、金額の多寡に対して妥当かどうかの判断はない。なお、この基金は、第7期の財源として使用するとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第62号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) 次に、豊田市民経済委員長。
○14番(豊田康志)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会は9月19日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第60号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
議案第60号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第6款農林水産業費及び第7款商工費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、認定農業者経営改善支援事業費に関して、補助金の対象である農業機械の購入はどのようなものかとの質疑に対し、タマネギの加工、出荷に係る機械であり、約2ヘクタールの作付面積の拡大を目指し、収穫や加工の効率化を図るための導入であるとの答弁がありました。
次に、市制80周年新居浜太鼓祭りイベント事業費に関して、まず新居浜駅前のイベントの桟敷席の数、警備体制、仮設トイレの設置数はとの質疑に対し、桟敷席は、全体で570席の予定であり、そのうち販売するのが450席である。警備体制については、警備会社の警備員、市の職員、警察官約120人で警備を行う予定である。また、仮設トイレについては、9カ所で合計43基の設置を計画しているとの答弁がありました。
次に、テレビのCMや放送についての予定はとの質疑に対し、テレビのCMについては、現在、事業者などを選定しているところであり、放送本数をある程度確保できるところと契約したいと考えている。テレビ放送については、10月15日のもぎたてテレビで、新居浜特集として新居浜駅前会場からイベント開始直前に生中継する予定があるとの答弁がありました。
次に、太鼓台運行助成費は、1台幾らかとの質疑に対し、実行委員会で協議した結果、山根グラウンド会場の太鼓台20台については16万5,000円、新居浜駅前会場の太鼓台30台については20万7,166円であるとの答弁がありました。
次に、新居浜ブランド首都圏PR推進事業費に関して、まずふるさと祭り東京2018への出展について市に依頼があったのかとの質疑に対し、主催者からの依頼で口屋太鼓台が出展を決定したことにより、市にもにぎわい市への出展依頼があった。新居浜の祭りや食を東京で広くPRするいい機会と考え、出展することとしたとの答弁がありました。
次に、補正予算の主な内容はとの質疑に対し、ふるさと祭り東京2018への出展費用として282万2,000円を計上しており、内容は、にぎわい市出展料、観光協会や物産協会への業務委託料などである。また、三井住友銀行新居浜展の開催費用として、1,107万5,000円を計上しており、内容は、展示物品のパネル制作やパネルこん包費用、開催を予定している17日間の従事職員の派遣費用、首都圏でのPR用の移住者向けの冊子作成委託料などであるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) 次に、三浦環境建設委員長。
○9番(三浦康司)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
本委員会は9月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第59号から議案第61号までの3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第59号、新居浜市公園条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、公募選定した民間事業者が、公園内に飲食店、売店等を設置する際に、市はどのように対応するのかとの質疑に対し、この改正により、飲食店、売店等の設置にあわせて、一部の公園施設を民間事業者に整備していただくが、その施設内容については、市と事前に相談して決めるとの答弁がありました。
次に、飲食店等が経営不振で撤退した場合の対応はとの質疑に対し、事業を撤退する場合、原状回復するという項目を契約書に盛り込むことを考えているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第59号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号について御報告申し上げます。
議案第60号、平成29年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第4款衛生費及び第8款土木費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、新エネ設備導入支援事業に関して、補助件数と補助金額はとの質疑に対し、平成28年度の補助実績28件で平成29年度の当初予算を見込んでいたが、平成29年度より燃料電池と蓄電池に補助を特化したため、不足が見込まれるので20件追加する。また、補助金額は、補助対象経費の5分の1、または10万円のいずれか低いほうの額を補助するとの答弁がありました。
次に、一般下水路整備事業に関して、整備要望箇所の対応状況は、また今年度対応できない要望は何年以内に対応し、優先度はどのように設定するのかとの質疑に対し、この補正により、平成29年度の要望に対して、事業費で約32%が対応できる見込みである。また、概算事業費約9,300万円の要望未対応分は、予算確保を計画的に行いながら、地元調整が済み、緊急性が高いところからおおむね3年以内に順次取り組んでいきたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第61号、平成29年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、汚水共同処理施設の基本・詳細設計を平成29年度に行うということだが、どこに設計を委託するのかとの質疑に対し、基本・詳細設計については、新居浜市では下水道法の有資格者の確保ができていないので、日本下水道事業団に委託し、日本下水道事業団が入札を行うとの答弁がありました。
次に、5月の地元説明会の要望内容とその対応状況はとの質疑に対し、要望としては、収集運搬車両は、幹線道路を通行してほしい。また、下水処理場付近の道路の安全施設等について、優先的に整備をしてほしいという内容であった。そのうち、薄くなっている外側線については、道路課で補修し、信号機の見直しや横断歩道の補修については、公安委員会に市長名で要望を出したとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第52号及び議案第54号から議案第66号までの14件を一括採決いたします。
以上の14件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の14件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号及び議案第54号から議案第66号までの14件はいずれも原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第3 請願第2号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第3、請願第2号を議題といたします。
本件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。伊藤企画総務委員長。
○16番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第2号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
請願第2号、日本政府が核兵器禁止条約を交渉する国連会議に参加し、核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める立場で行動することを求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、ことし3月、国連本部で核兵器禁止条約の交渉会議が115カ国の参加で開催されたが、日本政府は、核保有国の不参加や北朝鮮の脅威などを理由に、交渉開始に反対を表明しており、核保有国を含む大多数の国が賛同するよう、戦争被爆国の政府として核兵器条約を交渉する国連会議に参加し、核兵器全面禁止・廃絶国際条約が締結されるよう努力し、行動することを求める意見書の提出方を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、請願の提出時点では、この条約は国連で採択されていなかったが、7月7日に採択されたため反対するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第2号については、賛成する者なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
ただいまの企画総務委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
請願第2号、日本政府が核兵器禁止条約を交渉する国連会議に参加し、核兵器全面禁止・廃絶国際条約の締結を求める立場で行動することを求める意見書の提出方について、賛成の立場で討論します。
2017年7月7日、ついに核兵器禁止条約が採択されました。人類史に残るすばらしい出来事です。請願に書かれておりますように、生物兵器、化学兵器、地雷、クラスター爆弾などは、国際的な条約によって使用禁止となっておりますが、最も残虐な核兵器を禁止する条約は今までありませんでした。広島、長崎への原爆投下から72年、長年の被爆者の渾身の訴え、草の根で雨の日も風の日も、暑い日、寒い日も粘り強く核兵器廃絶署名行動に取り組む6・9運動、毎年開かれる原水爆禁止世界大会、平和行進など、日本国民の声と運動が届いて、ついに実りました。特に、被爆者の皆さんは、原爆症などに苦しみながら、文字どおり命をかけて裁判を戦い、国際舞台にも出かけて、被爆の実相を語り、知らせ、核兵器廃絶を訴え続けてきました。こうした積み重ねがあったからこそ、国際社会を動かすことができました。国連加盟193カ国の約3分の2が賛成する歴史的な条約によって、核兵器は違法化され、悪の烙印が押されました。広島で被爆したカナダ在住のサーロー節子さんの発言は、会場全体の思いを代弁していました。「この瞬間が来るとは思ってもみなかった。この日を70年間待ち続け、喜びに満ちている。これは、核兵器の終わりの始まりだ。世界の指導者たちに、心からお願いする。この地球を愛するなら、この条約にサインしてほしい。核兵器は、常に反道徳的であったが、今や違法になった。ともに前進して世界を変えよう。」、このように訴えられました。唯一の戦争被爆国として、被爆者の声を代表すべき日本政府は、交渉開始に反対を表明し退場しました。これは、被爆者を初め、全世界の市民の気持ちを裏切るものです。日本政府の席に、あなたがここにいてほしいと書かれた大きな折り鶴が置かれました。内容を見てみますと、核兵器の開発、実験、生産、製造、取得、移転などが禁止され、抜け穴を許さないものとなっています。特に大切なのは、使用の威嚇の禁止、使用の威嚇とは、いざというときに使うぞとおどかすことです。核保有国や同盟国が唱える核抑止力論について、オーストリアからは、核兵器が安全保障となる、平和をもたらすというなら、全ての国が持てば世界は平和になるのかと痛烈な批判が出されました。このような議論を経て、核抑止力論自体が禁止となり、条約がより強い力を持つものとなりました。また、核の傘のもとに入ることも禁止されました。このように核兵器禁止条約には、各国政府、専門家、市民社会、被爆者の声が反映され、文字どおり世界の英知が結集されています。条約は、今考え得る最良のものとなりました。
以上述べまして、日本政府が、核兵器禁止条約に一刻も早く署名、批准すべきことを強調し、この請願の賛成討論といたします。
○議長(仙波憲一) 岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) おはようございます。
日本共産党の岡崎溥です。
今、井谷議員が討論いたしましたが、私は別な観点から、といいますか、北朝鮮問題とこの核兵器禁止条約の関係について討論させていただきたいと思います。
今、第72回国連総会が開かれております。御承知のとおりでございます。そして、一般討論が始まっておりますが、その中で、北朝鮮の核とミサイルの問題が中心の一つとなっておりますが、トランプ大統領は演説で、北朝鮮に対して、必要なら完全に破壊する、こういうふうに言い放ちました。それを安倍首相は、必要なのは対話ではない、圧力だ。全ての選択肢はテーブルの上にあるとする米国の立場を支持する。そして、軍事的圧力を強化する立場を支持し、そして対話と交渉による解決を全面否定したわけであります。国連事務総長は、世界が直面している7つの脅威、これの筆頭に北朝鮮の核危機を挙げました。核兵器をめぐる地球規模の不安は、冷戦終結以来、最高レベルにあると、こういうふうに言いまして、外交的解決を強く促しました。核兵器禁止条約に基づきまして、国連事務総長は、核保有国は、核なき世界へ向けて主導する特別の責任がある。また、核兵器の使用の威嚇でさえも許されない、こういうふうに改めて世界に対して念押しをしたわけであります。今、最大の危険は、アメリカと北朝鮮両国の軍事的緊張がエスカレートするもとで、当事者たちの意図に反して、偶発的な事態や誤算などによって軍事衝突が引き起こされる現実のおそれが強まっているということであります。万が一にもそうした事態が引き起こされるならば、その被害は、韓国はもちろんですが、日本にも深刻な形で及ぶことになります。とんでもない犠牲をもたらすであろう軍事衝突は、絶対に避けなければなりません。今国連では、核兵器禁止条約発効への署名が行われております。初日だけで50カ国が署名したそうであります。そして、90日を経て発効します。この条約に一貫して反対している日本政府は、署名式も欠席しました。日本政府は、世界で唯一の被爆国として、平和憲法第9条を持つ国として、核兵器禁止条約に参加して、アメリカと北朝鮮に対し、対話による解決を促す大きな責任があるというふうに思うわけでございます。今一番危ないことは、アメリカと北朝鮮の間に全くコミュニケーションがないということであります。挑発を繰り返し、いつ誤解や偶発的な事態によって軍事衝突が起こるかわからない状況であります。そして、一旦軍事衝突が起きると、それこそ壊滅的な深刻な被害を受けるのは日本と韓国でございます。言うまでもありませんが、日本列島には、皆さん御承知のように、50基以上の原発があります。もしものことが起きますと、日本列島に全員住めなくなるではありませんか。日本政府が今やるべきことは、アメリカと北朝鮮に対し、今こそ無条件で直接対話へ踏み切るよう求めることであります。双方ともに対話に踏み切るよう、主導的な立場に立つことであります。そうしてこそ、日本国民の平和と安全に対する責任ある態度であると思います。危機を打開するための対話は、北朝鮮に対して譲歩するとか、核兵器を容認するものではありません。そして、それは、核兵器禁止条約に参加する立場を明確にしてこそ、さらに強いメッセージとなります。核兵器禁止条約に参加してこそ大きな力を発揮するものであります。ひいては、6カ国協議をベースにした北東アジア平和機構を展望できるものになると思います。ぜひ御採択いただきますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。ありがとうございました。
○議長(仙波憲一) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより請願第2号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第2号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、請願第2号は不採択と決しました。
ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
午前10時42分休憩
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午前11時09分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第4 委員会の閉会中の継続審査
○議長(仙波憲一) 次に、日程第4、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
決算特別委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申し出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、決算特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、決算特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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日程第5 議員の派遣
○議長(仙波憲一) 次に、日程第5、議員の派遣を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
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諮問第1号
○議長(仙波憲一) お諮りいたします。ただいま市長から諮問第1号が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、この際、諮問第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
諮問第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員伊藤三枝子氏は、平成29年12月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に伊藤三枝子氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
諮問第1号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより諮問第1号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
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日程第6 議会議案第3号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第6、議会議案第3号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。加藤地方創生特別委員長。
○25番(加藤喜三男)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第3号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
本案は、新居浜市先人を未来につなぐ条例の制定についてであります。
本年、新居浜市は、市制施行80周年を迎えます。四国有数の工業都市である本市のこれまでの発展は、まさに市民一人一人の努力のたまものであります。
一方、連綿と続くこの地域の発展の歴史は、元禄時代からの別子銅山の系譜と重なり、節目となる大きな歴史的転換期においては、地域のみならず、国家という視点から、社会全体を俯瞰し、将来を展望する人物が存在しておりました。その先人の先見性と崇高な志によって苦難を乗り越え、本市の発展の礎を築いてきたという歴史がこの新居浜市にはあります。
本条例は、そうした本市の近代の発展において欠かすことのできない人物を先人として選出し、その功績を顕彰し、有形、無形の財産として未来につないでいくことにより、市民としての誇りや郷土愛の醸成を図り、さらなる地域の発展につなげるために制定しようとするものでございます。
条例の内容について申し上げます。目的につきましては、先ほど申し上げましたとおり、本市の発展に多大の貢献をされた先人の功績をたたえて顕彰することでございます。
先人とする者及びその功績といたしましては、まず広瀬宰平氏、この方は日本の産業革命の先駆者として、別子銅山の近代化を推進されました。
次に、伊庭貞剛氏、この方は、環境対策の先駆者として、植林及び環境問題に取り組まれました。
次に、鈴木馬左也氏、この方は、技術革新による環境問題の解決及び新たな事業を確立されました。
次に、鷲尾勘解治氏、この方は、産業及び地域社会のため、新居浜の地方後栄策を提唱されました。
最後に、白石譽二郎氏、この方は、初代新居浜市長として、地方後栄策の推進及び工都新居浜の都市基盤を整備されました。
以上、5人の方を先人とし、本市の発展の礎となる功績とするものであります。
なお、条例では、市の役割といたしまして、先人の功績を顕彰し、未来へつなぐことができるよう努めるものといたしております。
最後になりますが、今年新居浜市制80周年のスローガンは、「つむぐつなぐ未来へ人へ」でございます。つむぐは、過去から現在、未来に向けて、一本の糸をつくるように、新居浜の歴史に感謝しながらも、新しい新居浜をつくっていこうとすること、つなぐは、世代を超え、時空を超え、新居浜にかかわる全ての人がつながり、新居浜を盛り上げていこうとすることです。人口減少社会を迎えた今日、この2つのキーワードこそが、これからの新居浜市発展あるいは地方創生にとって不可欠なものでないかと考えております。本条例の制定が、その一助となりますことを願いますとともに、今後本市がますます発展することを御祈念申し上げ、提案理由の説明といたします。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
議会議案第3号に対して質疑はありませんか。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議会議案第3号、新居浜市先人を未来につなぐ条例の制定について、煙害についてお尋ねします。
伊庭貞剛氏について、地方創生特別委員会の記録を見ますと、別子銅山の煙害問題解決に真摯な姿勢で臨むとともに、大規模な造林を行った新居浜の環境保全の先駆者と紹介されております。愛媛県生涯学習センターデータベース、えひめの記憶、愛媛県史によりますと、近代化と機械化の推進と相まって、明治20年以降、製錬所が本格的に活動し始めると、製錬によって生じる亜硫酸ガスが、近郊の農村の作物に被害を与え、農民生活に重大な脅威を及ぼすのを避けることができなかった。農民たちが、被害の原因が、製錬所から出る煙にあるとして立ち上がったのは、明治26年9月のこと。村長は、住友新居浜分店に対して、現地立会調査を要求。農民代表は、県にも被害調査を請願。住友側は、煙害ではなく、虫害であると主張。納得できない農民は、座り込みや徹夜交渉。10月、住友側は、土地所有地の小作人に対し、不作は肥料に問題があり、煙害とは無関係であると説明。激高した農民は、騒動を起こしたが、警官の制止で解散させられる。明治27年7月、1,300名の農民が、むしろ旗などを持って殺到。警官と衝突。明治28年10月、四阪島への移転を決めたが、その理由は、事業拡大によって土地が狭くなったからというもので、住友は煙害を認めなかった。明治38年1月、移転完了。被害に遭った村々へ賠償金としてではなく、村の基本財産として寄附金を渡したということであります。煙害をなかなか認めなかったということだと思いますが、この点についてどう評価されますか、お尋ねいたします。
○議長(仙波憲一) 答弁を求めます。加藤地方創生特別委員長。
○25番(加藤喜三男)(登壇) お尋ねにお答えいたします。
ただいま井谷議員からるるお話がありましたけれども、それを解決して、今の新居浜市があると私どもは考えております。
○議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 次に、鈴木馬左也氏についてお尋ねします。
委員会の記録では、伊庭貞剛氏の大造林計画を継承し、なおかつ四阪島移転による煙害拡大の後、公害の完全解決を図った鈴木馬左也氏と紹介されております。先ほどの愛媛県生涯学習センターデータベース、えひめの記憶、愛媛県史によりますと、明治42年4月、尾道で住友側から鈴木馬左也氏ほか1名、農民側を代表して越智郡、周桑郡より5名が始めて会合をし、賠償交渉を開始。農民側は、被害発生の明治38年からの被害額を決定。さらに、将来3カ年の被害額を加算し、実害に適応した賠償金を請求。これに対し、住友側は、賠償金という言葉を使用することを避け、農業奨励金とし、その額も農民要求とはかけ離れて低いものを提示。交渉は不調に終わる。しかし、正式に交渉したという点で評価され、尾道会談と呼ばれた。明治43年、越智郡、周桑郡農民は8,525名の署名を集めて、国に請願書提出。10月、賠償交渉が開始。知事と住友代表鈴木馬左也、農民代表が会談。農民側は、被害総額約70万円と算定していたが、住友側は17万円余と見積もっていた。大きな開きがあり、妥協に至らず、その後も大臣や知事を巻き込み交渉等が続いた。賠償金の支払いは、住友にとっても負担が大きかったため、大正中期ごろから本格的に除害施設の導入、亜硫酸ガスを硫酸に転化する工場ができた。そして、昭和14年、長かった煙害問題に終止符を打ったということであります。農民からの激しい抗議に対し、渋々認め、少しのお金で解決しようとしていたというふうに思われますが、その点、どのように評価されますか、お尋ねします。
○議長(仙波憲一) 答弁を求めます。加藤地方創生特別委員長。
○25番(加藤喜三男)(登壇) お答えいたします。
先ほども申しましたように、その煙害というものの解決をするために、住友グループとしていろんなことをなされて、現在の姿があると私は確信いたしております。
○議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) ただいま提案されました新居浜市先人を未来につなぐ条例の制定について質疑をさせていただきます。
5人の先人に対する評価の問題で、私は、3番目に名前が挙がっております鈴木馬左也氏についてお尋ねいたします。
鈴木氏が支配人になったのが、明治32年、1899年でございました。そして、5年後に日露戦争がありまして、この日露戦争時に導入された諸手当が廃止される。また、いつもそうですが、戦後のインフレのために、生活が大変厳しくなった、こういうことで、明治39年11月から翌明治40年5月にかけまして、鉱夫を中心とした賃上げ要求が出されたわけであります。会社は、これを取り上げなかったわけです。そして、要求した鉱夫らの指導者2人が解雇されました。そのために、別子山中は騒然となったということでございます。明治41年6月4日、運動に参加した鉱夫らが、全員退職届を提出して、賃金の一括払いを求めました。会社と話し合ったが決裂したそうであります。
さて、ここでかなり労働者が激高したんでしょう。警察が不穏の情勢に備えて角野分署の巡査、鉱業所巡査など38名が警戒に当たりました。そして、暴動化したために、西条警察署長ら近隣の応援を得て、総勢130余名で警備につきました。6日午前、住友の汽船四阪丸で、高浜より和田健児県警察部長ら110名が、そしてこれと前後しまして住友本店から鈴木馬左也氏が、善通寺第11師団指令部に出動を要請しました。当時の安藤知事も、松山の歩兵第22連隊に出動要請を出したわけであります。この弾圧で、警察は62名を検挙、35名を起訴、裁判結果は、指導者3名が懲役13年など30名が有罪となりました。当時、住友の雇い人たちが、ピストル、刀剣、こん棒を携帯して鉱夫に接しておりました。これに対する怒りも内在していたということのようであります。この事件について、和田警察部長が、当時海南新聞というのが出てたようでありますが、明治40年6月23日付で談話を発表しております。どういうふうに言ってたか。住友が、銅の価格の高騰で巨利を得ているにもかかわらず、労働者の待遇を改善しなかったことが原因であると、こういうふうに述べておるそうであります。
こうしたことから、加藤委員長にお尋ねしますけれども、弾圧されたのは、早い話が、今でいいますと労働者の皆さんです。また、市民の皆さんでございます。この労働者や労働組合に対して軍隊まで動員して弾圧した、こういう点について、しかもそれを要請したのが鈴木馬左也氏であったということについて、顕彰するということはいかがなものかというふうに思うんですが、この点についてよろしく答弁お願いいたします。
○議長(仙波憲一) 答弁を求めます。加藤地方創生特別委員長。
○25番(加藤喜三男)(登壇) お答えいたします。
ただいまるる御説明ありましたけれども、そういう経験をもとに、今の新居浜市があるものと私は思っております。
○議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○19番(岡崎溥)(登壇) 委員長の答弁について、井谷氏に対する答弁もそうですが、そして私に対する1回目の答弁、これは何ちゃ調べてないということじゃないですか。私はよく調査できてないんですということでしかないと思うんですよ、その答弁は。ちょっと問題ある答弁だと思いますので、議長、ひとつその辺きちんと追及していただきたいというふうに思います。最初にまずそのことをお願いしておきます。
次に、5人の先人に対する評価の問題で、3番目に名前が挙がっております鈴木馬左也氏とそれから鷲尾勘解治氏の労働者、労働組合の対応についてお尋ねいたします。
次のような大変な事態がありました。とんでもないやり方であります。まず、1924年、大正13年でございますが、別子労組が結成されました。そして、この別子労組、全労働者の3分の1に当たる1,464名が組織されたそうであります。会社側では、この組合の発展を阻止しようとしたにもかかわらず、翌年の1月末で、たった4カ月で1,658名にも達したそうであります。そこで、別子鉱山の副支配人であった鷲尾勘解治氏は、2月15日から3月末にかけまして、穏健派や組合脱退の意思を表明した者を集めまして、36回にわたる講話を行いまして、労使協調を力説、組合運動を批判、そしてその切り崩しを図りました。そして、改善会という組織を立ち上げました。そして、その会員になると、組合員より有利な特別待遇を与えました。その結果、3月には改善会は全鉱山で1,600名を擁する組織となったわけであります。この改善会員の増大により、組合を脱退する者が続出しまして、組合の衰退を招きまして、わずか2カ月間の間に組合員は280名に激減したわけであります。組合の切り崩しに成功しつつあった会社は、さらに組合運動の根絶を狙って、同年8月、公傷休暇中の別子労組の幹部飯尾金次と10月には組合員2名を解雇しました。さて、それからでございます。大正14年11月1日、別子労組は、大会を開きまして、負傷者の虐待、そして不当解雇反対、臨時雇制度の反対などの要求を決議しまして、いろいろあったわけでございますが、連日にわたって会社に対して面会を求めましたが、拒否されたわけでございます。そこで、組合は、署名運動を始めました。そして、改善会、早い話が第2組合的な存在ですよね。ここがこの署名取り消し運動を始めたわけでございます。そして、ある日、改善会員240名が、組合事務所へ押しかけて投石、たちまち乱闘になったそうでございます。改善会員の組合本部襲撃が、会社側が暴力によって争議の切り崩しを始めたという緊迫した印象を組合員に与えました。そして、ストライキが始まったわけでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
すぐ終わります。これからが本番です、内容的にですよ、内容的に。会社側は、日給の半額を奨励金として増額。これは第2組合のほうにね。そして、組合員の鉱山鉄道の乗車を禁止した。そして、組合員及び労働運動の部落立ち入りを禁止。そして、改善会員、第2組合だけに適用される諸給与を制定するなど、ストライキ参加防止と組合切り崩しを図ったわけであります。スト参加者約300名中48名が治療を打ち切られる、同時に71名が解雇される。会社は、組合運動を鉱山から一掃する方針を固めまして、四、五人ずつ解雇していったわけであります。そして、対立が鋭くなりまして、やっぱり弾圧にかかりました。
○議長(仙波憲一) 岡崎さん。
○19番(岡崎溥) 本県警察部に警官の派遣方を要請し、延べ255名の警官が……。
○議長(仙波憲一) 岡崎さん。
○19番(岡崎溥) 討論です。
○議長(仙波憲一) 討論じゃない。討論ならやめてください。
○19番(岡崎溥) 討論じゃない、質疑や。こういうことがあったけどどういうふうに評価しとるかというのを聞きたいわけです。
○議長(仙波憲一) わかりましたから、短くお願いします。
○19番(岡崎溥) もうすぐ終わります。角野警察署からさらに警官46名、県警警察部長らが出張して全警官隊の指揮をとる。松山憲兵分隊から7名、善通寺第11師団から特務曹長、それから会社側から167名の警備員を繰り出したと、こういう状況になってきたわけであります。そして、組合脱退者が続出しまして、12月末には結局、本当に少数になってきまして、会社側は、ストライキを根絶させるために、組合員の根こそぎ解雇を実行したわけであります。そして、2名の組合員の治療を打ち切り、給与を打ち切り、組合員31名の治療を打ち切り、以後、逐次数名ずつを同様の方法で解雇し続けました。で、結局どうなったか。大正11年11月1日、争議が勃発してから108日を経過して、組合の完全な敗北のもとで、結成以来2年にして崩壊、消滅したわけであります。住友側は、終始組合運動に対決姿勢をとりまして、あらゆる手段、方法をとって徹底的に組合を弾圧し、壊滅にまで持ち込んだわけであります。
以上について、多数の警官や憲兵、軍隊まで動員して労働運動の弾圧、組合潰しなど、露骨なやり方が行われてきたわけでありますけれども、当時の責任者だった鈴木馬左也氏、それから副責任者であった鷲尾勘解治氏は、果たして顕彰するに値する人物だろうかと思うわけであります。この点についてきちんと答弁をいただきたい。ごまかすんじゃなくて、提案するからには……。
○議長(仙波憲一) 岡崎さん、質疑は質疑で終わってください。
○19番(岡崎溥) きちんとかみ合った答弁をしていただきたいというふうに思います。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(仙波憲一) 答弁を求めます。加藤地方創生特別委員長。
○25番(加藤喜三男)(登壇) 御答弁申し上げるところでございますけども、ただいまの岡崎議員のは、もう討論に入っているような感じがいたしました。私が今御答弁いたしますのは、今の現状をお話ししましたとおり、そういう企業であれば、その方たちがやったことが悪いんであれば、この企業がもうなくなっていたと思います。新居浜市もそのときには同じ運命を歩んでいたと思います。この今の姿を見て、私はそういうことでこの条例を提出させていただきました。
○議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。岡崎議員。(「議長、質疑やけん、やっぱりもうきちんと言わないかん」と呼ぶ者あり)
○19番(岡崎溥)(登壇) 御答弁ありがとうございました。全く答弁になってないと。井谷議員の件と私の件についても、本当にこれが……。
○議長(仙波憲一) 質疑してくださいね。
○19番(岡崎溥) そういう立場からの提案だろうかというふうに思います。やっぱり提案者は、その提案の内容について責任を持って答弁すると、質問があったら、というのが本来じゃありませんか。
○議長(仙波憲一) 質問じゃございません。
○19番(岡崎溥) 議長、そうじゃないですか。
○議長(仙波憲一) 岡崎議員さん、申し上げております。これは質疑ですから、質問ではございません。
○19番(岡崎溥) 質疑です。
○議長(仙波憲一) あなたの考え方はいいんです、質疑ですから、考え方を聞くんじゃありません。相手の考え方を聞いてもいいですけど、岡崎さんの考え方を述べる場ではございません、質疑でございますから。
○19番(岡崎溥) 議長、もうちょっと……。
○議長(仙波憲一) 事実を述べとんです。
○19番(岡崎溥) きちっと答弁させてや。じゃあ3回目の質疑を行います。
今回の提案は、市の発展に大きな貢献をした先人を顕彰して、市民の皆さんを初め、広く知らしめ、子供たちにも語り継がせるということで非常に神聖な性格を持っていると思うものであります。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○議長(仙波憲一) 岡崎さん、岡崎さん、それはいかんよ。それはいかん。
○19番(岡崎溥) ――――――――――――――――もうほじゃから今度は議事録についてお伺いします。いいですか。
〔「休憩」「動議」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 暫時休憩します。
午前11時47分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午後 2時08分再開
○議長(仙波憲一) 再開します。
先ほどの岡崎溥議員の発言につきましては、後日会議録を調査の上、不穏当発言があった部分は善処します。
―――――――――― ◇ ――――――――――
岡崎溥議員に対する懲罰の動議
○議長(仙波憲一) お諮りいたします。ただいま伊藤謙司議員ほか3人から、地方自治法第135条第2項及び会議規則第160条第1項の規定により、岡崎溥議員に対する懲罰動議が提出されました。
お諮りいたします。この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、この際、岡崎溥議員に対する懲罰の動議を日程に追加し、議題とすることに決しました。
本動議を議題といたします。
職員に朗読いたさせます。
○事務局次長(原正夫) 平成29年9月22日。新居浜市議会議長仙波憲一様。提出者、新居浜市議会議員伊藤謙司、新居浜市議会議員小野辰夫、新居浜市議会議員田窪秀道、新居浜市議会議員藤田誠一。
岡崎溥議員に対する懲罰の動議。次の理由により、岡崎溥議員に懲罰を科されたいので、地方自治法第135条第2項及び会議規則第160条第1項の規定により、動議を提出します。
理由。岡崎溥議員に懲罰を科されたい。
○議長(仙波憲一) この際、動議提出者の説明を求めます。伊藤謙司議員。
○16番(伊藤謙司)(登壇) ただいま議題となっております案件について、提出者の一人として説明させていただきます。
この件につきましては、これまでの情景、発言等は、他の議員の皆様は御了承のことと思います。その背景においての動議でございます。議会議案第3号の委員長の議案提案に対する質疑時において、岡崎溥議員は登壇をされました。岡崎溥議員の質疑において、加藤喜三男議員への個人中傷の発言がありました。この発言は、議会の品位保持の上からも許されるものではございません。私といたしましては、ぜひとも委員会条例に基づき懲罰特別委員会の設置を切にお願い申し上げます。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
動議提出者の説明に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。懲罰の動議があったので、委員会条例第7条の規定により、懲罰特別委員会が設置されました。また、会議規則第161条の規定により、委員会の付託を省略して議決することができないことになっております。よって、本動議を懲罰特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、本動議については懲罰特別委員会に付託することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時13分休憩
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午後 2時46分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
お諮りいたします。懲罰特別委員の定数は9人にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、懲罰特別委員の定数は9人とすることに決しました。
懲罰特別委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において三浦康司議員、大條雅久議員、豊田康志議員、永易英寿議員、藤田豊治議員、佐々木文義議員、真木増次郎議員、近藤司議員、山本健十郎議員、以上9人を指名いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時47分休憩
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午後 4時09分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
岡崎溥議員に対する懲罰について、懲罰特別委員長の報告を求めます。近藤懲罰特別委員長。
○24番(近藤司)(登壇) ただいまから議題となりました岡崎溥議員に対する懲罰について、懲罰特別委員会の審査の経過及び結果について御報告を申し上げます。
先ほど会議を開き、委員長に近藤司、副委員長に真木増次郎議員が選任され、委員会を開催いたしました。
以下、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
岡崎溥議員の本議会での発言について、岡崎溥議員本人から一身上の弁明を許可したところ、発言に対して、自身の正当性を主張し、反省の言葉はありませんでした。
その後、討論に付したところ、議場での個人への中傷は、あってはならないことであり、議会の品位を下げる、懲罰に値するものである。また、公開の場での陳謝や発言の取り下げなどの意思がないため、懲罰は必要である。議長からの再三の注意を無視し、討論のような長い質疑を継続して行ったことに対しても、総合的に考えて懲罰が必要であるなどの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、まず最初に、本件は懲罰事犯として懲罰を科すべきかどうかを諮ったところ、賛成多数をもって、懲罰を科すべきものと決しました。
引き続き、懲罰の種類について1日間の出席停止の懲罰を科すことについて諮ったところ、賛成多数をもって、1日間の出席停止の懲罰を科すべきものと決しました。
以上で懲罰特別委員会の報告を終わります。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
ただいまの懲罰特別委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 質疑なしと認めます。
この際、暫時休憩いたします。
午後 4時13分休憩
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午後 4時13分再開
○議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより岡崎溥議員に対する懲罰についてを採決いたします。
この採決は、起立によって行います。
本件に対する委員長の報告は、岡崎溥議員に1日間出席停止の懲罰を科すことです。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、岡崎溥議員に1日間出席停止の懲罰を科すことは可決されました。
岡崎溥議員の入場を求めます。
〔19番岡崎溥入場〕
○議長(仙波憲一) ただいまの議決に基づき、これより岡崎溥議員に対し懲罰の宣告をいたします。
岡崎溥議員の起立を求めます。
〔19番岡崎溥起立〕
○議長(仙波憲一) 岡崎溥議員に1日間出席停止の懲罰を科します。
岡崎溥議員に退場を求めます。
〔19番岡崎溥退場〕
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議会議案第3号
○議長(仙波憲一) 次に、議会議案第3号に対する質疑を続けます。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議会議案第3号については、委員会提出議案でありますので、会議規則第38条第2項の規定により、委員会に付託いたしません。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 日本共産党の井谷幸恵です。
議会議案第3号、新居浜市先人を未来につなぐ条例の制定について反対の立場から討論します。
私は、このたび煙害について少し資料を読ませてもらいました。農民の皆さんの長い間の苦しみと戦いについて余り知らなかったのでびっくりいたしました。条例は、当面5人の名前を挙げて顕彰するということですが、住友の企業にとっては非常にすばらしい経営者であったかもしれませんが、市民の立場からあるいは働く者、農民の立場から考えると問題があります。物事を判断する場合、一方の事実だけを見て決めるわけにはいきません。できるだけ多くの事実を集め、できるだけいろんな角度から見て、またたくさんの人の意見を聞き、態度を決めるべきではないでしょうか。提出されている先人を未来につなぐ条例の制定については、先ほどの委員長の御答弁ももう少し詳しくお聞きしたかったし、まだもっと深い調査研究が必要だと思いますし、また市民の皆さんの声の聞き取りも十分ではないと思います。すぐ結論を出すには無理があると思います。今回、可決することには反対をいたします。
○議長(仙波憲一) 大條雅久議員。
○11番(大條雅久)(登壇) いずみ会大條雅久です。
ただいま議題となっております議会議案第3号新居浜市先人を未来につなぐ条例の制定について賛成の立場から討論いたします。
皆様御存じのとおり、新居浜市では、子供から大人まで各層の市民と行政が協働し、またそれぞれの立場で近代化産業遺産の活用と保存に努めてまいりました。中でも別子銅山に関連する遺産は、世界に誇る貴重な遺産群です。これらの遺産群は、建造物として保存されていくだけでなく、それにかかわった人物やその思いとともに残すことでさらなる意義を深めるものだと思います。既に広瀬宰平氏については、関係資料の研究や国の重要文化財指定となっている住居の保存活用、歴史記念館における資料展示などはされているところですが、あわせて100年以上前に年間200万本を超える植林を行い、荒廃した別子の山々をもとの青々とした緑深い姿に戻した伊庭貞剛氏、伊庭氏の志を継ぎ、植林のさらなる継続と鉱山事業の発展と同時に煙害の克服を推し進めた鈴木馬左也氏、それに加えて、今日の工都新居浜発展の礎を築いた人、鷲尾勘解治氏と白石譽二郎氏、お二人は、新居浜の地方後栄策を提唱、推進され、鉱山事業の後にかわるべき新規事業を起こしていかれました。また、鷲尾氏が明治41年に勤労者の精神教育の場として設立した自彊舎の命名は、当時の総理事鈴木馬左也氏によるものです。自彊舎での鷲尾氏の教えは、現在も自彊舎益友会に引き継がれております。
これらの人物を先人と定め、有形、無形の文化財として後世に残す条例は、今後、産業遺産を活用し、新居浜市の発展を語る上で非常に有効で、かつ意義のあることだと感じております。新居浜市民の誇りの喚起と郷土愛の醸成を図ろうとするこの条例は、市民お一人お一人にこの新居浜を愛し、住み続けていただく、また遠く離れたとしてもふるさとを誇りに思っていただく、そして市外、県外、国外の方々にも新居浜市のすばらしい歴史を知っていただくことは、全国的な人口減少のただ中にある今こそ重要であると考えます。条例制定後、先人の偉業と崇高な志が、広く市内外に周知できるよう、新居浜市には一層の取り組みを強く求めるとともに、新居浜市の今後ますますの発展のため、積極的な近代化産業遺産の保存活用が進むことを期待いたしまして、賛成討論といたします。
○議長(仙波憲一) 藤原雅彦議員。
○13番(藤原雅彦)(登壇) 公明党議員団の藤原雅彦です。
議会議案第3号について賛成の立場から討論いたします。
住友の企業城下町と言えば新居浜。新居浜と言えば住友の企業城下町というように、別子銅山の開坑により始まった両者の関係は、300年以上たった今日におきましても、強く、深く結びついております。それは、単に300年という歴史の長さより、ともに苦難に遭い、ともに苦難を克服し、ともに泣き、笑い、苦楽を共有してきた歴史だったのではないでしょうか。そのことにより、住友で働くことの誇り、住友と商売することの誇り、新居浜に住友があることの誇りといったさまざまな誇りもこの新居浜に育まれてきたのではないでしょうか。今回の条例は、そうした新居浜市民が、80年間紡いできた思いを未来へつなぎ、市民の誇りやアイデンティティーの回帰につながるものであり、非常に意義深いものであります。今回の提案は、市制施行80周年という絶好のタイミングで時宜を得た取り組みであると思いますが、名誉市民条例から30年後ということで、本来ならもっと早くできていてもよかったと思います。これからも平成に入って注目された近代化産業遺産というものに対する本市の地道な取り組みが、最近では昨年1月放送のドラマ「百年の計、我にあり」や井川香四郎さんの小説別子太平記など各般で花開いており、この条例もその延長にあると思います。いずれにいたしましても、過去、現在、そして未来へ続く新居浜市のますますの発展は、市民一人一人が願うところであり、そのためには、市民の我が町に対する誇りと愛着は、大前提となるものでありまして、この条例の趣旨とするところでありますので、大いに賛成することを明言いたしまして、私の賛成討論といたします。
○議長(仙波憲一) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより議会議案第3号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議会議案第3号は原案のとおり可決されました。
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日程第7 議会議案第4号、議会議案第5号
○議長(仙波憲一) 次に、日程第7、議会議案第4号及び議会議案第5号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。近藤司議員。
○24番(近藤司)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第4号及び議会議案第5号の2件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議会議案第4号、全国森林環境税の創設に関する意見書の提出についてであります。
我が国の地球温暖化対策については、2020年度及び2020年以降の温室効果ガス削減目標が、国際的に約束されておりますが、その達成のためには、とりわけ森林吸収源対策の推進が不可欠となっております。しかしながら、森林が多く所在する山村地域の市町村においては、木材価格の低迷や市町村が森林吸収源対策及び担い手の育成等、山村対策に主体的に取り組むための恒久的、安定的な財源が大幅に不足しております。
このような中、政府・与党は、平成29年度税制改正大綱において、「市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め、都市・地方を通じて、国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設に向けて、地方公共団体の意見も踏まえながら、具体的な仕組み等について総合的に検討し、平成30年度税制改正において結論を得る。」との方針を示したところであります。もとより山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取り組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるものであり、そのための市町村の財源の強化は、喫緊の課題であります。よって、森林・林業・山村対策の抜本的強化を図るため、全国森林環境税の早期導入を求めるとともに、その際には、本県森林環境税など、地方が先行して実施している税制度との調整を十分に行った上で制度設計をするよう、国会及び関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。
次に、議会議案第5号、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律における補助率等のかさ上げ措置の継続に関する意見書の提出についてであります。
道路は、生活や産業・経済活動を支える最も基本的かつ重要な社会資本の一つとして、走行時間の短縮及び経費の節減や交通事故の減少などの直接的な効果だけでなく、雇用の拡大や地域の活性化、観光振興等地域経済に好循環をもたらすストック効果が期待されております。また、近年、全国各地でさまざまな災害が多発する中、道路の役割が再認識され、事前防災及び減災対策としての道路ネットワークの整備が求められております。しかしながら、本市における道路整備水準は、全国に比べて大幅におくれており、過去にはたび重なる台風の襲来と豪雨等により道路が寸断され、市民生活に多大な支障を来しました。また、既存の道路ストックの老朽化も進んでおり、市民が安心、安全に道路を利用するための計画的な老朽化対策など、緊急的に対応すべき多くの課題を抱えております。近い将来、南海トラフを震源とする地震等の大規模災害の発生が予想されている中、市民の安心安全で快適な生活環境を確保し、地方創生を実現するためには、これらの課題を着実に克服し、既存の道路を最大限に活用するとともに、必要な道路整備を促進し、地域経済に好循環をもたらすストック効果を早期に発現させる必要があります。現在、国においては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の規定により、地域高規格道路や交付金事業の補助率等のかさ上げを実施し、道路整備に対し格別の配慮がなされておりますが、この法律によるかさ上げ措置は、平成29年度までの時限措置であり、来年度以降の補助率等の実質的な低減は、本市における道路整備の停滞を招き、全力を挙げて取り組んでいる地方創生の実現に大きな影響を与えることが懸念されているところであります。よって、国においては、本市の道路整備事業を引き続き強力に推進するため、道路関係予算全体の拡大はもとより、補助率等のかさ上げ措置について、平成30年度以降も現行制度を継続するとともに、必要な道路整備の推進が図られるよう、さらなる拡充等の措置を講じるよう、国会及び関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。
よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
議会議案第4号及び議会議案第5号の2件に対して質疑はありませんか。井谷幸恵議員。
○3番(井谷幸恵)(登壇) 議会議案第4号、全国森林環境税の創設に関する意見書の提出についてのところで、都市、地方を通じて国民がひとしく負担ということが書かれておりますが、これはどういう意味か、もう少し詳しくお願いいたします。
それから、第5号につきまして、新居浜市では、どこの道路がかさ上げ措置の対象になりましたか、そして今後、どの道路がかさ上げ措置の対象になりますか。2点お願いいたします。
○議長(仙波憲一) 暫時休憩いたします。
午後 4時37分休憩
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午後 4時43分再開
○議長(仙波憲一) 再開いたします。
答弁を求めます。近藤司議員。
○24番(近藤司)(登壇) 井谷議員さんの質疑にお答えをいたします。
全国森林環境税の創設に関する意見書の提出についてなんですが、そちらのほうについては、制度設計するように求めておりますので、まだ具体的な設計についてはできておりませんので、具体的なお答えは今のところできません。
それと、道路に係る国の財政上の特別措置に関する質疑に対しましても、同じく補助制度のかさ上げというふうなことで要望をしておるというふうなことで、具体的な路線についてはまだわかっておりませんので、御理解いただきたいと思います。
○議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第4号及び議会議案第5号の2件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号及び議会議案第5号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議会議案第4号及び議会議案第5号の2件を一括採決いたします。
以上の2件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(仙波憲一) 御異議がありますので、採決は分離して行います。
議題のうち、まず議会議案第4号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議会議案第4号は原案のとおり可決されました。
次に、議会議案第5号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議会議案第5号は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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市長挨拶
○議長(仙波憲一) 市長から挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) 閉会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。
議員の皆様方には、今議会に提案いたしました治良丸南団地2号棟新築建築工事及び新居浜市総合防災拠点施設建設工事建築ほかの工事請負契約を初め、平成29年度一般会計補正予算など重要諸案件につきまして御熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心から御礼を申し上げます。
審議の過程で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で遺漏のないよう十分配慮してまいります。
今月17日から18日にかけて日本列島を縦断した台風18号の影響で、本市におきましても、床上・床下浸水等の被害が発生いたしました。被害に遭われた皆様に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。
さて、愛顔つなぐえひめ国体の開幕まであと8日となりましたが、9月9日から16日までの間催されました会期前実施競技では、競泳、ビーチバレー及び弓道の3競技4種目におきまして、本県選手が優勝を果たし、早くもうれしいニュースを届けてくださいました。市内におきましても、ますます機運が高まってきていると実感をいたしており、引き続き大会での本県選手、特に本市の選手の活躍を御期待申し上げます。いよいよ来月1日から9日まで、市内各会場で4競技を開催いたしますが、現在、関係者、競技団体の方々、またボランティアとしてお手伝いをいただく皆様方により着々と準備を進めていただいております。本市にお越しいただく選手、関係者の皆様に、新居浜に来てよかった、また来てみたいと思っていただけるよう、心よりのおもてなしでお迎えしていただきますようお願いいたします。どうか市民の皆様の御協力をいただきまして、本市を訪れる方々も、迎える側の私たちも、心に残るすばらしい大会にいたしたいと切に願う次第でございます。
また、今年度1年を通じまして、新居浜市市制施行80周年記念の各種事業を開催いたしております。来月には市民の皆様が楽しみにされておられます太鼓祭りイベントを開催することとなっており、10月15日はあかがねミュージアム周辺に川西地区、川東3地区及び大生院地区の太鼓台30台が集いかきくらべ等を開催いたします。また、17日は、山根グラウンドで、上部地区の太鼓台20台が集い、昼夜2部構成で趣向を凝らしたイベントを開催いたします。また、11月3日には、市制施行80周年記念式典も予定いたしておりますので、議員の皆様、市民の皆様方には、御理解、御協力のほど切にお願い申し上げます。
結びに、日ごとに秋らしくなり、朝夕めっきり涼しくなってまいりました。議員、市民の皆様方には、十分お体を御自愛いただきますようお願い申し上げますとともに、皆様の御健勝と新居浜市のさらなる発展を御祈念申し上げまして、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(仙波憲一) これにて平成29年第4回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
午後 4時51分閉会