本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開会(午前10時00分)
市長議会招集の挨拶
市長一般報告
議長報告
休憩(午前10時06分)
再開(午前10時11分)
市長、受賞議員に対する挨拶
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
表決
日程第3 報告第8号~報告第14号
石川市長の説明
阿部教育長の説明
日程第4 議案第46号、議案第47号
石川市長の説明
曽我建設部長の説明
横川環境部長の説明
委員会付託
日程第5 議案第48号
石川市長の説明
委員会付託省略
休憩(午前10時27分)
再開(午前10時27分)
表決
日程第6 議案第49号~議案第52号
石川市長の説明
寺田企画部長の説明
阿部教育長の説明
寺村経済部長の説明
村上消防長の説明
委員会付託
日程第7 議案第53号
石川市長の説明
寺田企画部長の説明
岡崎溥議員の質疑
曽我建設部長の答弁
委員会付託
日程第8 請願第5号、請願第6号
委員会付託
散会(午前11時00分)
本文
平成26年6月2日 (月曜日)
議事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第8号 継続費繰越計算書の報告について
報告第9号 継続費繰越計算書の報告について
報告第10号 継続費繰越計算書の報告について
報告第11号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第12号 繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第13号 繰越計算書の報告について
報告第14号 専決処分の報告について
第4 議案第46号 市道路線の認定及び廃止について
(環境建設委員会付託)
議案第47号 工事委託協定について
(企画総務委員会付託)
第5 議案第48号 新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について
(委員会付託省略)
第6 議案第49号 新居浜市総合文化施設設置及び管理条例の制定について
(企画総務委員会付託)
議案第50号 新居浜市美術館設置及び管理条例の制定について
(福祉教育委員会付託)
議案第51号 長野山市有林条例の一部を改正する条例の制定について
(市民経済委員会付託)
議案第52号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(企画総務委員会付託)
第7 議案第53号 平成26年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
(各常任委員会付託)
第8 請願第5号 集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書の提出方について
(企画総務委員会付託)
請願第6号 小学校給食の自校方式継続について
(福祉教育委員会付託)
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本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
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出席議員(25名)
1番 川崎 利生
2番 高塚 広義
3番 三浦 康司
4番 篠原 茂
6番 太田 嘉一
7番 岩本 和強
8番 藤原 雅彦
9番 佐々木 文義
10番 大石 豪
11番 大條 雅久
12番 永易 英寿
13番 伊藤 謙司
14番 藤田 豊治
15番 高橋 一郎
16番 岡崎 溥
17番 高須賀 順子
18番 伊藤 初美
19番 真木 増次郎
20番 藤田 幸正
21番 伊藤 優子
22番 仙波 憲一
23番 白籏 愛 一
24番 近藤 司
25番 加藤 喜三男
26番 山本 健十郎
――――――――――――――――――――――
欠席議員(1名)
5番 水田 史朗
――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市長 石川 勝行
副市長 近藤 清孝
企画部長 寺田 政則
総務部長 藤田 佳之
福祉部長 岡部 嘉幸
市民部長 関 福生
環境部長 横川 悦夫
経済部長 寺村 伸治
建設部長 曽我 忠
消防長 村上 秀
水道局長 橋本 桂一
教育長 阿部 義澄
教育委員会事務局長 木村 和則
監査委員 田中 洋次
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 藤田 秀喜
議事課長 原 正夫
議事課主幹 伊藤 裕敏
議事課副課長 上野 壮行
議事課調査係長 鈴木 今日子
議事課主査 大田 理恵子
議事課主任 中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時00分開会
○議長(山本健十郎) ただいまから平成26年第3回新居浜市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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市長議会招集の挨拶
○議長(山本健十郎) 市長から今議会招集の挨拶があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) おはようございます。
開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
本日、平成26年第3回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
今議会に提案をいたします案件は、新居浜市公共下水道江の口雨水ポンプ場の改築工事に関する工事委託協定や平成27年度の開館に向けた新居浜市総合文化施設、新居浜市美術館の設置及び管理条例を初め、中萩駅、多喜浜駅に駐輪場を新設するための駅周辺整備事業、マイントピア別子内の端出場温泉保養センターリニューアルのための設計に係る事業費のほか、マイナンバー制度導入のための基幹業務システム管理費などに要する経費等を措置いたしております平成26年度一般会計補正予算などでございます。また、後日追加予定いたしております案件もございます。議員の皆様には十分な御審議をいただき、適切な御議決、御同意を賜りますようお願い申し上げます。
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市長一般報告
○議長(山本健十郎) この際、諸般の報告を行います。
市長から報告があります。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) お許しをいただきまして、新居浜市連続立体交差事業について御報告申し上げます。
鉄道を高架化する連続立体交差事業は、新居浜駅周辺のまちづくりを検討する上で重要な要素であり、これまで駅前土地区画整理事業と並行して検討を行ってまいりました。平成12年には商工会議所内に新居浜駅鉄道高架促進期成同盟会が設置されるとともに、市議会において新居浜駅周辺開発に伴う予讃線の高架化に関する決議をいただき、早期事業化に向けて関係機関へ要望等御支援をいただきました。しかしながら、近年の国の動向といたしましては、選択と集中の考え方によりまして、より効果的、効率的な踏切対策を推進することとしており、あかずの踏切やボトルネック踏切を最優先といたしております。このようなことから、駅周辺のまちづくりを検討している新居浜駅周辺まちづくり協議会や政策懇談会、市議会、商工会議所内の新居浜駅鉄道高架促進期成同盟会におきまして現状を説明させていただき、皆さんから御意見を伺った結果、市の最終的な判断といたしまして、駅南地区のまちづくりを検討する上では、連続立体交差事業を前提としないこととし、駅南北の連携やにぎわいの創出などの検討を行ってまいりたいと考えております。議員の皆様方には、現状を御賢察の上、この方向性について御理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、御支援をいただきました新居浜駅鉄道高架促進期成同盟会は、5月21日をもって解散した旨、商工会議所から御報告をいただいておりまして、商工会議所並びに市議会のこれまでの活動に対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。
以上で報告を終わります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
議長報告
○議長(山本健十郎) 次に、議長報告を申し上げます。
報告事項は、特別委員の選任、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、新居浜市土地開発公社の事業についての報告、会議出席報告並びに議員の表彰についてであります。
まず、特別委員の選任についてであります。
産業・観光振興対策特別委員会の委員の辞任に伴い、後任の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、平成26年5月16日付で議長において大石豪議員を指名いたしましたので、御報告申し上げます。
次に、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成26年1月8日から平成26年2月26日までの間に行った監査の結果に関する報告書及び平成26年1月、2月、3月分の例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
次に、新居浜市土地開発公社の事業についての報告につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから、御了承を願います。
次に、会議出席報告であります。
全国市議会議長会第90回定期総会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
次に、議員の表彰についてであります。
全国市議会議長会において、20年以上議員在職特別表彰で近藤司議員、15年以上議員在職表彰で高須賀順子議員、伊藤初美議員、伊藤優子議員が表彰されました。表彰状及び記念品を受けて帰っておりますので、休憩してその伝達を行います。
なお、佐々木文義議員、真木増次郎議員は、15年以上議員在職表彰を御辞退されております。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時06分休憩
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午前10時11分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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市長、受賞議員に対する挨拶
○議長(山本健十郎) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) お許しをいただきまして、一言お祝いを申し上げます。
このたび全国市議会議長会におきまして、20年以上議員在職特別表彰として近藤司議員さんが、15年以上議員在職表彰として高須賀順子議員さん、伊藤初美議員さん、伊藤優子議員さんが受賞されました。はえある御受賞、心からお喜び申し上げます。
このたびの御受賞は、長年にわたる議員としての地方自治の確立と市民福祉の向上、市政の発展に貢献されたその御功績によるものでございまして、市民を代表して長年の御労苦に対し心から敬意と感謝を申し上げます。今後におかれましても、豊富な御経験を生かし、市政の発展に一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お祝いの言葉にかえさせていただきます。おめでとうございます。
○議長(山本健十郎) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(山本健十郎) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において高須賀順子議員及び伊藤初美議員を指名いたします。
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日程第2 会期の決定
○議長(山本健十郎) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月19日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。
なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
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日程第3 報告第8号~報告第14号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第3、報告第8号ないし報告第14号の7件を一括議題といたします。
説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました報告第8号から報告第14号までの7件につきまして一括して御説明申し上げます。
まず、報告第8号、継続費繰越計算書の報告につきましては、一般会計におきまして継続費を設定して進めております総合文化施設建設事業(建設工事)など4事業に係る継続費繰越計算書の報告でございまして、平成25年度予算額に対します未執行額を平成26年度へ逓次繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第9号、継続費繰越計算書の報告につきましては、公共下水道事業特別会計におきまして継続費を設定して進めております終末処理場改築工事(高圧受変電設備)に係る継続費繰越計算書の報告でございまして、平成25年度予算に対します未執行額を平成26年度へ逓次繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第10号、継続費繰越計算書の報告につきましては、水道事業会計におきまして継続費を設定して進めております配水池(新山根・船木)整備事業に係る継続費繰越計算書の報告でございまして、平成25年度予算額に対します未執行額を平成26年度へ繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第11号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、一般会計における橋りょう維持修繕事業、都市公園整備事業など32事業に係る繰越明許費繰越計算書の報告でございまして、国の平成25年度補正予算に対応したこと及び地権者との用地交渉に不測の日数を要しましたことなどから、事業費の一部を平成26年度に繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第12号、繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、公共下水道事業特別会計における管渠等建設事業及び単独下水道事業に係る繰越明許費繰越計算書の報告でございまして、地元調整等に不測の日数を要しましたことなどから、事業費の一部を平成26年度に繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第13号、繰越計算書の報告につきましては、水道事業会計における新山根送水ポンプ場整備工事など19事業に係る繰越計算書の報告でございまして、関連工事の遅延等による工期の延長によりまして、事業費を平成26年度に繰り越しいたしたものでございます。
次に、報告第14号、専決処分の報告につきましては、訴えの提起についてでございまして、学校給食費滞納者に対する未払学校給食費請求の訴えを提起することについて、平成26年5月12日専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
なお、報告第14号につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) 補足説明を求めます。阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) 報告第14号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
議案書の14ページ及び15ページをお開きください。
本件は、学校給食費滞納者に対する未払学校給食費請求の訴えの提起についてでございます。
本市は、学校給食費滞納者のうち、特に悪質な滞納者9世帯について、平成26年3月31日、新居浜簡易裁判所に対し民事訴訟法に基づく支払い督促の申し立てを行っております。本件は、そのうち1世帯から分割払いを希望する旨の督促異議申立書が提出され、民事訴訟法第395条の規定により、支払い督促の申し立て時に訴えの提起があったものとみなされますことから、当該訴えの提起について、平成26年5月12日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
この訴訟の内容といたしましては、督促異議申立書を提出した児童の保護者に対し、未払い学校給食費等の支払いを求めるものでございまして、学校給食費の滞納金額は9万7,260円となっております。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
報告第8号ないし報告第14号の7件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第4 議案第46号、議案第47号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第4、議案第46号及び議案第47号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第46号及び議案第47号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第46号、市道路線の認定及び廃止につきましては、道路建設事業によりまして新たに市道の路線を認定し及び路線を廃止するため、本案を提出いたしました。
次に、議案第47号、工事委託協定につきましては、新居浜市公共下水道江の口雨水ポンプ場の改築工事を委託の対象といたしまして、委託金額3億3,400万円で日本下水道事業団と協定を締結いたしたく、新居浜市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明いたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) 補足説明を求めます。曽我建設部長。
○建設部長(曽我忠)(登壇) 議案第46号、市道路線の認定及び廃止につきまして補足を申し上げます。
議案書の16ページから19ページをお目通しください。
今回、認定及び廃止しようとする路線は1路線でございます。路線番号656号、種子川筋線は、道路建設事業による起終点の変更に伴い、一旦廃止し、変更して新たに認定しようとするものでございます。
なお、今回の市道路線の認定により、市道の総延長は約522キロメートルとなります。
○議長(山本健十郎) 横川環境部長。
○環境部長(横川悦夫)(登壇) 議案第47号、工事委託協定につきまして補足を申し上げます。
議案書の20ページから25ページまでをお目通しください。
本工事は、昭和60年の供用開始から28年が経過し、老朽化が進む江の口雨水ポンプ場の機能回復を図るため、雨水ポンプ場改築事業の一環として、沈砂池の機械設備の更新とその運転操作のための電気設備の更新等を平成26年度、平成27年度の2カ年の継続事業として国の交付金を受け、日本下水道事業団に委託して実施するものでございます。
工事の概要でございますが、今回施工いたします機械設備につきましては、雨水ポンプ場に流入してくるごみを自動で取り除き、搬送、集積する沈砂池スクリーンの除じん機設備を更新するもので、主な製作機器といたしましては、粗目自動除じん機1基、しさ搬出機4基、しさホッパ1基等でございます。
また、電気設備につきましては、既設及び更新を行う機械設備を操作室において適正な運転管理を行うための運転操作設備を更新するもので、主な製作機器といたしましては、監視操作盤一式、コントローラー盤1面、計装テレメーター盤1面、監視制御分電盤1面等でございます。
この改築工事により、雨天のポンプ運転時において、スクリーンにかかるごみの除去能力が向上し、円滑な雨水排除が可能となることにより、安全で快適な市民生活の維持に寄与できるものと考えております。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
議案第46号及び議案第47号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
議案第46号及び議案第47号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会及び環境建設委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第5 議案第48号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第5、議案第48号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第48号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第48号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部が改正され、法律の題名が改められたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
議案第48号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号については委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩をいたします。
午前10時27分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時27分再開
○議長(山本健十郎) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第48号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
日程第6号 議案第49号~議案第52号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第6、議案第49号ないし議案第52号の4件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第49号から議案第52号までの4件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第49号、新居浜市総合文化施設設置及び管理条例の制定につきましては、文化の継承、発展及び創造と次世代の人づくりに寄与するための新居浜市総合文化施設を公の施設として設置するに当たり、その設置及び管理に関し必要な事項を定めるため、本案を提出いたしました。
次に、議案第50号、新居浜市美術館設置及び管理条例の制定につきましては、本市の美術文化の創造と発展に寄与するための新居浜市美術館を公の施設として設置するに当たり、その設置及び管理に関し必要な事項を定めるため、本案を提出いたしました。
次に、議案第51号、長野山市有林条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国道11号の防災工事に伴い、長野山市有林の一部を国道管理用地として売却し、面積に変更が生じたため、本案を提出いたしました。
次に、議案第52号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防法施行令等の一部が改正されたことに伴い、対象火気器具等の取り扱いに関する規定の整備を行うため及び屋外催しに係る防火管理に関する事項等を定めるため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) 補足説明を求めます。寺田企画部長。
○企画部長(寺田政則)(登壇) 議案第49号、新居浜市総合文化施設設置及び管理条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の27ページから34ページまでをお目通しください。
新居浜の歴史、文化及び芸術を通して市民が集い、出会い、交流する場を提供することにより、文化の継承、発展及び創造と次世代の人づくりに寄与するために設置する新居浜市総合文化施設の適正な管理と運営を図るため、必要な事項を定めようとするものでございます。
条例の内容といたしましては、第1条では、設置目的、第2条では、総合文化施設で実施する事業内容、第3条から第6条では、施設の利用に関する事項として、使用許可の手続及び制限、入館の制限、使用許可の取り消しを行う事項等についてそれぞれ規定いたしております。
次に、第7条から第10条までにつきましては、施設等使用料及び駐車料金の額を別表で定めるとともに、その減免及び還付について、第11条では、目的外使用等の禁止、第12条では、特別の設備等を使用する場合の手続についてそれぞれ定めております。
次に、第13条及び第14条では、使用を終了したとき等の原状回復義務と施設等を毀損したとき等の損害賠償義務を定めております。
次に、第15条から第17条までにつきましては、総合文化施設の管理を指定管理者に行わせる場合に必要な事項について定めております。
次に、第18条から第20条までにつきましては、施設等及び駐車場の使用に係る料金を指定管理者の収入として収受させることができること及びその利用料金の減免及び還付ができること、第21条では、委任規定として、開館時間を含め、条例の施行に関し必要な事項を規則で定めることといたしております。
また、附則第2項におきまして、使用の許可、その他の準備行為は、条例の施行前においても行うことができることを規定しております。
なお、この条例は平成27年4月1日から施行したいと考えております。
○議長(山本健十郎) 阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) 議案第50号、新居浜市美術館設置及び管理条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の35ページから41ページまでをお目通しください。
美術の変遷をたどり、さまざまな美術表現や美的価値に触れる機会を提供することにより、美術を通した出会いや交流を育む場を創出し、本市の美術文化の創造と発展に寄与するため、博物館法第18条の規定に基づき設置する新居浜市美術館の適正な管理と運営を図るため、その設置及び管理について必要な事項を定めようとするものでございます。
条例の内容といたしましては、第1条では、設置目的、第2条では、美術館で実施する事業内容、第3条では、常設展示及び特別展示の観覧料、第4条から第8条までは、施設の利用に関する事項として、美術品等の特別観覧等の許可の手続や制限、入館の制限、使用許可の取り消しを行う事項等についてそれぞれ規定しております。
次に、第9条では、特別観覧料及び施設等の使用料の額を別表において定めること並びにその納付方法、第10条及び第11条では、観覧料等の減免とその還付について、第12条では、目的外使用等の禁止、第13条では、特別の設備等を使用する場合の手続についてそれぞれ定めております。
次に、第14条及び第15条では、使用を終了したとき等の原状回復義務と施設等を毀損したとき等の損害賠償義務を定めております。
次に、第16条から第18条につきましては、美術館の管理を指定管理者に行わせる場合に必要な事項について定めております。
次に、第19条から第21条までにつきましては、観覧及び特別観覧等に係る料金を指定管理者の収入として収受させることができること及びその利用料金の減免及び還付ができること、第22条では、委任規定としての条例の施行に関し必要な事項を教育委員会規則で定めることといたしております。
また、附則第2項におきまして、使用の許可、その他の準備行為は、条例の施行前においても行うことのできることを規定しております。
なお、この条例は平成27年4月1日から施行したいと考えております。
○議長(山本健十郎) 寺村経済部長。
○経済部長(寺村伸治)(登壇) 議案第51号、長野山市有林条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の42ページ、43ページ及び参考資料の3ページをお開きください。
本議案は、松山河川国道事務所が施行する防災工事を実施するに当たり、長野山市有林の一部を国土交通省に売却したため、条例の一部を改正しようとするものでございます。
まず、新居浜市船木字マタニ乙2番2につきましては、平成25年の台風17号の豪雨により、船木の国道11号沿いのり面が崩落の危機にさらされ、崩落防止対策の工事が必要となったため、面積1万9,073平方メートルのうち、1,213.67平方メートルを平成25年12月16日に国道管理用地として売却したものでございます。
次に、新居浜市船木字上長野甲592番1及び船木字上長野甲664番3につきましては、土砂崩れのおそれがあるとして防災工事が必要となり、平成19年5月7日に売却したため、今回の改正にあわせて表から削除しようとするものでございます。
なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
○議長(山本健十郎) 村上消防長。
○消防長(村上秀)(登壇) 議案第52号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
議案書の44ページから46ページまで及び参考資料の4ページから8ページをお目通しください。
今回の改正は、昨年8月に京都府福知山市で発生した花火大会火災を踏まえ、類似火災の発生を防止するため、消防法施行令等の一部が改正されたことに伴い、露店等において使用される対象火気器具等の取り扱いに関する規定の整備のほか、大規模な屋外催しにおける防火管理に関する事項等を定めるため、新居浜市火災予防条例の一部を改正するものでございます。
改正の内容といたしましては、第18条、第19条、第21条及び第22条につきましては、対象火気器具等の取り扱いの基準に多数の者の集合する催しに際して対象火気器具等を使用する場合にあっては、消火器の準備をした上で使用することを追加するものでございます。
次に、第42条の2につきましては、屋外での催しのうち、大規模なものとして消防長が定める要件に該当するもので、火災が発生した場合に人命、または財産に特に重大な被害を与えるおそれがあると認められるものを指定催しとして指定しなければならないとするものでございます。
なお、指定催しを指定しようとするときは、あらかじめ主催する者から意見を聴取し、指定したときは通知するとともに公示しなければならないとするものでございます。
次に、第42条の3につきましては、指定催しを主催する者で、当該指定を受けたときは、防火担当者を定め、開催する日の14日前までに火災予防上必要な業務に関する計画を提出するとともに、当該業務を防火担当者に行わせなければならないとするものでございます。
次に、第45条につきましては、火災と紛らわしい煙等を発するおそれのある行為等の届け出に、多数の者の集合する催しに際して、対象火気器具等を使用する露店等を開設する場合を追加するものでございます。
次に、第49条につきましては、指定催しに係る火災予防上必要な業務に関する計画を提出しなかった者に対して罰則を科すものでございます。
次に、第50条につきましては、両罰規定について、他の法令との整合を図るため、所要の条文整備を行うものでございます。
なお、この条例は平成26年8月1日から施行したいと考えております。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
議案第49号ないし議案第52号の4件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 質疑なしと認めます。
議案第49号ないし議案第52号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
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日程第7 議案第53号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第7、議案第53号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。石川市長。
○市長(石川勝行)(登壇) ただいま上程されました議案第53号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第53号、平成26年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)につきましては、駅周辺整備事業の公共事業を初め、マイントピア別子改修事業の単独事業のほか、基幹業務システム管理費等の施策費及び経常経費につきまして予算措置いたすものでございます。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本健十郎) 補足説明を求めます。寺田企画部長。
○企画部長(寺田政則)(登壇) 議案第53号、平成26年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)につきまして補足を申し上げます。
予算書の1ページをお開きください。
今回の補正は1億691万7,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ470億1,878万6,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、1億3,106万1,000円、0.3%の増となっております。
内容につきましては、補正予算参考資料に整理いたしておりますので、ごらんください。
まず、2ページをお開きください。
経常経費についてでございます。
消防費、防火対策推進費につきましては、平成26年度自治総合センターコミュニティ助成事業のうち、地域防災組織育成助成事業の採択を受けましたことから、少年消防クラブの実践的活動資機材整備のための備品購入費といたしまして90万円を追加するものでございます。
3ページをごらんください。
施策費の主な事業についてでございます。
総務費、デマンドタクシー導入事業費につきましては、平成26年10月から本格導入いたしますデマンドタクシーの運行経費につきまして、新居浜市地域公共交通活性化協議会に対する市負担分として、負担金922万6,000円を追加いたしております。
公共交通機関利用促進事業費につきましては、利用しやすい公共交通をつくるため、市民、市、交通事業者が協働して公共交通機関の利用促進策を実施するもので、ガイドブックの作成、公共交通機関の乗り方教室など、地域公共交通活性化協議会が行う事業に対する市負担金として69万円を追加いたすものでございます。
基幹業務システム管理費につきましては、社会保障・税番号制度の導入に向けまして、新たに付番される個人番号を管理するための基幹業務システム改修経費として3,229万2,000円を追加いたすものでございます。
地域コミュニティ再生事業費につきましては、平成26年度自治総合センターコミュニティ助成事業のうち、一般コミュニティ助成事業の採択を受けましたことから、コミュニティー行事用具整備に係る補助金といたしまして250万円を追加するものでございます。
4ページをお開きください。
施策費につきましては、これらの事業のほか、小学校教育研究県指定校費など合計7事業で4,525万円の追加となっております。
5ページをお開きください。
公共事業費についてでございます。
土木費、駅周辺整備事業につきましては、自転車のまちづくりを推進するため、中萩駅及び多喜浜駅に新たに駐輪場を整備するものでございまして、工事請負費など1,576万7,000円を追加するものでございます。
6ページをごらんください。
単独事業費についてでございます。
商工費、マイントピア別子改修事業につきましては、マイントピア別子を別子銅山の産業遺産などを活用した本市観光の拠点として再生し、さらなる観光客の誘致増などによる地域活性化を図るため、温泉施設のリニューアル等の改修工事に向けた設計を行うものでございまして、4,500万円を追加いたすものでございます。
1ページにお戻りください。
これらを賄います財源でございますが、国庫支出金、県支出金、諸収入、繰入金で措置いたしております。
次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
予算書の2ページをお開きください。
第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして、第14款国庫支出金2,170万円、第15款県支出金75万円、第18款繰入金7,926万4,000円、第20款諸収入520万3,000円を追加し、それぞれ3ページの歳出に充当いたすものでございます。
4ページをお開きください。
第2表債務負担行為補正の追加についてでございます。
文化施設環境整備事業につきまして、市民文化センターの照明設備等を更新いたしますことから、期間を平成26年度から平成36年度まで、限度額を2億5,700万円とする債務負担行為を設定するものでございます。
以上で補足を終わります。
○議長(山本健十郎) これより質疑に入ります。
議案第53号に対して質疑はありませんか。岡崎議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
ただいま提案のありました補正予算の件についてですが、そのうち駅周辺整備事業、中萩駅とそれから多喜浜駅の駅前駐輪場の整備ということについて質疑させていただきたいと思います。
これまでJR四国との関係で、区画整理、駅周辺整備、それから新居浜駅駐輪場の問題、ふれあいロードだとかトイレだとか駅舎の関係だとか、いろいろ関係がございました。今回特に問題だというふうに感じて質問するんじゃなくって、一般的な感覚でちょっとお伺いしたいというふうに思うんです。と申しますのは、今まで自転車は、それぞれ、私、中萩駅のほうはよくは見てないんですが、多喜浜駅の関係では時々通りますので見たことが何回かあるんですけれども、やっぱり自転車は野ざらしになっていたということで、これ駐輪場を整備して、そしてこれから使っていくということなんですけれども、JR四国にとっても、この駐輪場の整備については、乗客の皆さんの利便性、これが非常に向上するし、そのことは集客力の向上にもつながっていくという関係にあるんじゃなかろうか思うんです。ですので、JRにとっても非常にこの駐輪場の整備については願ってもないことであったというふうに私は思うんです。
会派説明のときに伺いましたが、この駐輪場を整備して、そして借地料まで払うんだと。年間合わせて40万円というふうに伺ったんですが、この点について私自身が率直に言って疑問を感じたんで質疑しているわけなんですが、この交渉はどういうやりとりになったのかと。その中で、市の立場はどういうふうにこれに臨んだのであろうかと。私の感覚では、あるいは一般的な感覚でもそうじゃなかろうか思うんですが、整備してあげたっていうたらちょっと語弊があるかもわからんですが、JR四国にとっても先ほど申しましたけれども、願ってもないことであったと。利用者にとっても、非常によい結果も生まれるし、集客力の向上にもつながるということで、借地料まで払わんといかんものかというのがこの率直な疑問なんですが、そしてそれはどういうふうに思ったかといいますと、譲歩のし過ぎじゃないかというような感覚でこれを受けとめたんですけれども、その辺の一連のJR四国との関係、もうこれからもずっと続くんだろう思うんですけど、その点での御答弁をひとつよろしくお願いしたいというふうに思うんですが。
以上です。
○議長(山本健十郎) 答弁を求めます。曽我建設部長。
○建設部長(曽我忠)(登壇) 岡崎議員さんの質疑にお答えいたします。
中萩駅、多喜浜駅の駐輪場の整備について、その交渉と市がどのように臨んだかというような御質問だったかと思います。今回の駐輪場整備につきましては、1つは、そこを利用される市民等の自転車利用に対する利便性の向上というのがございます。もう一点は、駅の南側に駐車場を設置して、そこにJRが駅前で経営しております車deトレインの代替機能を持っていくということで、そこで一応借地の発生がございました。JRさんからもそういう借地料をもらうというようなこともございまして、その交渉の中で出てきたということもございました。ただ、今回の駐輪場自体は、もともと国のこういう自転車環境をよくするための法律というのがございまして、その中では、都市側であります公共団体が整備するというような方針がうたわれております。それに対して、JR側は、協力をしなさいというようなことがございますので、そういった法律の趣旨も踏まえまして、今回、この用地が全てJRの所有地でございましたので、整備に伴う借地料を支払うというようなことで市として一応承諾をしたというふうな経緯がございます。
以上です。
○議長(山本健十郎) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) これにて質疑を終結いたします。
議案第53号は、議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
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日程第8 請願第5号、請願第6号
○議長(山本健十郎) 次に、日程第8、請願第5号及び請願第6号の2件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会及び福祉教育委員会に付託をいたします。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。議事の都合により、6月3日から6月9日までの7日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本健十郎) 御異議なしと認めます。よって、6月3日から6月9日までの7日間、休会することに決しました。
6月10日は午前10時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
午前11時00分散会