本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第69号~議案第76号
永易企画総務委員長報告
伊藤福祉教育委員長報告
伊藤市民経済委員長報告
大石環境建設委員長報告
表決
休憩(午前10時34分)
再開(午前11時20分)
日程第3 請願第6号、請願第7号
永易企画総務委員長報告
高須賀順子議員の質疑
永易企画総務委員長の答弁
岡崎溥議員の討論
表決
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
表決
議案第77号、諮問第2号
佐々木市長の説明
委員会付託省略
表決
休憩(午前11時42分)
再開(午前11時42分)
新居浜港務局委員会の委員の推薦について
表決
休憩(午前11時43分)
再開(午前11時45分)
議案第78号
佐々木市長の説明
委員会付託省略
表決
休憩(午前11時48分)
再開(午前11時48分)
日程第5 議会議案第2号、議会議案第3号
加藤喜三男議員の説明
委員会付託省略
表決
副市長退任の挨拶
市長挨拶
閉会(正午)
本文
平成24年9月21日 (金曜日)
議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第69号 財産の取得について
(企画総務委員長報告)
議案第70号 財産の取得について
(同上)
議案第71号 新居浜市防災会議条例及び新居浜市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について
(市民経済委員長報告)
議案第72号 新居浜市テニスコート設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
(福祉教育委員長報告)
議案第73号 平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)
(各常任委員長報告)
議案第74号 平成24年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)
(市民経済委員長報告)
議案第75号 平成24年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
(福祉教育委員長報告)
議案第76号 平成24年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
(同上)
第3 請願第6号 消費税増税に反対する意見書の提出方について
(企画総務委員長報告)
請願第7号 消費税増税に反対する意見書の提出方について
(同上)
第4 委員会の閉会中の継続審査
第5 議会議案第2号 北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた積極的で強力な行動を求める意見書の提出について
(委員会付託省略)
議会議案第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出について
(同上)
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本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第69号~議案第76号
日程第3 請願第6号、請願第7号
日程第4 委員会の閉会中の継続審査
議案第77号、諮問第2号
新居浜港務局委員会の委員の推薦について
議案第78号
日程第5 議会議案第2号、議会議案第3号
――――――――――――――――――――――
出席議員(26名)
1番 川崎 利生
2番 高塚 広義
3番 三浦 康司
4番 篠原 茂
5番 水田 史朗
6番 太田 嘉一
7番 岩本 和強
8番 藤原 雅彦
9番 佐々木 文義
10番 大石 豪
11番 大條 雅久
12番 永易 英寿
13番 伊藤 謙司
14番 藤田 豊治
15番 高橋 一郎
16番 岡崎 溥
17番 高須賀 順子
18番 伊藤 初美
19番 真木 増次郎
20番 藤田 幸正
21番 伊藤 優子
22番 仙波 憲一
23番 白籏 愛 一
24番 近藤 司
25番 加藤 喜三男
26番 山本 健十郎
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欠席議員
なし
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説明のため出席した者
市長 佐々木 龍
副市長 石川 勝行
企画部長 田中 洋次
総務部長 近藤 清孝
福祉部長 神野 洋行
市民部長 工藤 順
環境部長 曽我 忠
経済部長 本田 龍朗
建設部長 源代 俊夫
消防長 村上 秀
水道局長 橋本 桂一
教育長 阿部 義澄
教育委員会事務局長 寺田 政則
監査委員 加藤 哲
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 岡 正士
議事課長 粂野 誠二
議事課副課長 飯尾 誠二
議事課副課長 上野 壮行
議事課議事係長 徳永 易丈
議事課調査係長 鈴木 今日子
議事課主任 大田 理恵子
議事課主任 中島 康治
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前10時00分開議
○議長(藤田幸正) これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第2終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(藤田幸正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において加藤喜三男議員及び山本健十郎議員を指名いたします。
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日程第2 議案第69号~議案第76号
○議長(藤田幸正) 次に、日程第2、議案第69号ないし議案第76号の8件を一括議題といたします。
以上の8件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会は9月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第69号、議案第70号及び議案第73号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第69号及び議案第70号の財産の取得についての2件について一括して御報告申し上げます。
議案第69号は、消防ポンプ自動車CD-1型、議案第70号は、化学消防ポンプ自動車2型を取得しようとするものであります。
以上の2件について質疑の概要を申し上げます。
まず、消防自動車整備計画に基づいて、消防自動車の更新年限を定めているが、その更新年限を延ばすことはできるのか、また消防自動車整備計画は、国で策定している計画なのかとの質疑に対し、更新年限は、消防ポンプ自動車、特殊車両などの車両の種類ごとに消防自動車整備計画で定めており、消防自動車の使用度合い、劣化度合い、部品の調達可能状況などを総合的に判断し定めたものであるため、更新期限になれば計画どおり更新することとなる。また、消防自動車整備計画は、新居浜市独自の計画であるとの答弁がありました。
次に、購入した消防自動車が納入されると、廃車予定の消防自動車はどうするのかとの質疑に対し、廃車予定の消防自動車は、消防職員が必要な部品を取り除いた後、納入業者が廃車手続を行うとの答弁がありました。
次に、今回の落札業者は、どちらも岩本商会だが、近年の新居浜市への消防ポンプ自動車等の納入実績はどのようになっているのか、また近隣自治体への消防ポンプ自動車の納入実績はどのようになっているのかとの質疑に対し、平成20年度以降の新居浜市への納入実績は、岩本商会が消防ポンプ自動車等を9台、愛媛芝浦ポンプ商会が小型動力ポンプ付積載車等を7台、音次商会が消防用広報車を1台、小川ポンプ工業愛媛支社が消防用警防車を1台、四国消防設備保守センターが消防ポンプ自動車を1台である。また、近隣自治体への消防ポンプ自動車の平成18年度以降の納入実績は、愛媛芝浦ポンプ商会が9台、小川ポンプ工業愛媛支社が3台、音次商会が2台、岩本商会が6台、ヤマダが2台であるとの答弁がありました。
次に、修理などの際に利点があると思われるが、納入実績のある業者の修理工場は新居浜市内にあるのかとの質疑に対し、納入実績のある業者の修理工場は、ほとんど松山市にあるが、すぐに修理に対応できる体制であるとの答弁がありました。
次に、納入した業者は、納入した車両の更新年限を把握しており、更新時期には同じ型で改良した車両を営業し、業者主導で公共の消防自動車の選定が行われているので、消防ポンプ自動車のほとんどは、モリタポンプの車両となっていると思うが、より競争の原理が働くように、入札制度を改善するべきではとの質疑に対し、岩本商会もモリタポンプの代理店で、国内ではモリタポンプが最大手なので、落札する確率は高くなると考えられる。予算作成時の見積価格は、数社の業者の見積もりを参考にし、どこでも入札できるようにしており、競争の原理は働いているとの答弁がありました。
次に、化学消防ポンプ自動車は、新居浜市に何台あるのか、また住友化学には、化学消防ポンプ自動車があると思うが、火災があった場合の対応の仕方はどうなっているのか、指揮権はどこが担うのかとの質疑に対し、新居浜市消防が保有している化学消防ポンプ自動車の台数は、今回購入する1台、今回購入する車両より大きい3型の車両が北消防署に1台の合計2台である。また、住友化学は3台、住友金属鉱山は1台所有している。住友企業の火災では、住友共同防災隊と自衛消防隊と市消防隊の同時出動となり、火災現場の指揮権は、住友企業の構内であっても、市消防隊が担うことになるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第69号及び議案第70号の2件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第73号について御報告申し上げます。
議案第73号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、第9款消防費、第2表債務負担行為補正追加、第3表地方債補正追加及び第4表地方債補正変更であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、コンビニ収納代行の委託業者は、どのような業者を選ぶのか、また1件当たりの単価、月額基本料金は幾らを見込んでいるのかとの質疑に対し、収納代行委託業者は、市内に約40軒あるコンビニを全て網羅できるような業者を考えている。また、1件当たりの単価は約60円、収納取扱件数は約1万5,000件、消費税は平成25年度5%、平成26年度、平成27年度8%の予定であり、月額基本料金は、軽自動車税の納期限の月の一月とコンビニと市のシステムとの送受信のタイムラグ等の一月で、2カ月を見込み、それらを合計すると、平成25年度は98万1,750円、平成26年度、平成27年度はそれぞれ100万9,800円を見込んでいるとの答弁がありました。
次に、国は財政事情から、地方交付税を何カ月かに分けて配分するということも聞いていたが、本市への影響はあるのか、また県から市への支出金についても、本市への影響はあるのかとの質疑に対し、赤字国債発行のための特例公債法案が成立していないため、その影響が懸念されていたが、市町村には地方交付税が9月に全額交付、道府県については、9月、10月、11月で3分の1ずつ交付されることが決定されたため、本市への影響はない。また、県から市への支出金についても、本市への影響はないとの答弁がありました。
次に、各消防団に救命胴衣を購入予定ということだが、動きやすく、安全性が高い救命胴衣を購入したほうがいいと思うが、どのような救命胴衣を購入予定なのか、また全ての分団の救命胴衣を購入予定なのかとの質疑に対し、購入予定の救命胴衣は、水につけたら自動で膨らむような最新の救命胴衣ではなく、一般的な救命胴衣を購入予定であるが、より使いやすい救命胴衣に変更できるかを消防団とも協議し検討していきたいと思う。また、既に購入している救命胴衣があり、今回は全ての分団に救命胴衣を購入する予定はないとの答弁がありました。このことについては、委員から、使いやすい救命胴衣を確認するため、何種類か試着し、プールに入れば使いやすい救命胴衣がわかるのではないか、各分団の意見も参考にしながら、より使いやすい救命胴衣に購入を変更してほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第73号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、伊藤福祉教育委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
本委員会は9月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第72号、議案第73号、議案第75号及び議案第76号の4件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第72号、新居浜市テニスコート設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、南小松原町に新設した3面のクレーコートについて、硬式テニス、軟式テニスともに使用できるのか、また東中学校の軟式テニス部が練習に使う場合と、一般市民に貸し出す場合はどう調整するのかとの質疑に対し、ネットをかえれば軟式テニス、硬式テニス、どちらでも使えるようライン引きをしている。クレーコートについては、市内のほかの施設と同様に、前月20日に調整しており、昼間、クレーコートは余り使用されていないこと、南中学校東側のテニスコートをアンツーカコート4面から人工芝コート6面にふやしていることから、一般市民の利用については影響ないと思うとの答弁がありました。
次に、使用料について、河川敷にあるサッカーや野球のグラウンドは使用料が無料だが、テニスコートはなぜ有料なのか、また福祉分野にも関係するが、65歳以上の市民の使用料割引は考えていないのかとの質疑に対し、テニスコートは、柵できちんと囲い、許可なく入れないように管理しており、有料としている。使用料は、ハードコートまたはクレーコート1面につき、午前中100円、午後150円と有料ではあるが、少額のため、割引は考えていないとの答弁がありました。このことについては、委員から、少しでも利用しやすくなるよう、割引を考えてほしい。利用者をふやすために、施設使用料の減額や無料化に取り組んでいる自治体もあるので、今後無料化について考えてみてはとの要望がありました。
次に、テニスコートの利用状況はとの質疑に対し、河川敷のテニスコートは、平成21年度が4万1,348人、平成22年度が4万915人、平成23年度が3万5,909人、平成23年度は、水につかって使用できない期間があったが、4万人前後の利用があるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第72号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第73号について御報告申し上げます。
議案第73号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、ただし第1項社会福祉費、11目人権推進費を除く、第4款衛生費、第1項保健衛生費及び第10款教育費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、地域支え合い体制づくり事業費99万8,000円はどういう予算かとの質疑に対し、アンプ、デッキ、スピーカー、マイクといった放送設備、輪投げ、グラウンドゴルフ、ペタンクといった軽スポーツの用具などを愛媛県の介護基金による補助金を活用して購入する予算であり、購入した備品は、老人クラブの活性化を図るため、新居浜市老人クラブ連合会に貸し出す予定であるとの答弁がありました。
次に、高齢者がふえる中で、新居浜市の老人クラブ数は減少しており、組織の縮小が見られる。市として一般財源を投入し、組織の強化、育成も考える必要があるのではとの質疑に対し、今後検討していくとの答弁がありました。
次に、感染症等予防費について、ポリオ予防接種が個別方式に変わった主な理由と集団方式の予防接種費用との差額はとの質疑に対し、今までの生ワクチンは、生きた細胞やウイルスの毒性を弱めたものを使うため、わずかではあるが副反応が起こる可能性があることから、世界的に生ワクチンから不活化ワクチンへと移行されており、日本でも不活化ワクチンが導入されることになった。1人にかかる費用の差額は、ワクチン代と接種委託料を合わせて生ポリオワクチンは2,622円、不活化ポリオワクチンは4回接種する場合3万7,611円であり、差額は3万4,989円になるとの答弁がありました。
次に、教育費の総額は30億7,951万2,000円だが、構成比はとの質疑に対し、9月の補正の時点で、6.46%であるとの答弁がありました。
次に、教育費の構成比が低いのではないかとの質疑に対し、平成23年度3月補正で、小中学校の耐震補強や大規模改造について繰越予算を措置しており、今年度約6億円を執行する予定であるとの答弁がありました。このことについては、委員から、教育費をもう少しふやしていただきたいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第73号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第75号、平成24年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第75号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第76号、平成24年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、今年度の介護保険料は、四国一と高くなっているが、来年度はどうなるのか、またこの状況を踏まえて、今年度はどういう取り組みをしているのかとの質疑に対し、第5期介護保険事業計画において、平成24年度から平成26年度までの介護保険料を決定しているので、3年間は同じ水準となる。また、給付費が伸びたことにより、介護保険料が上がっているので、介護予防に取り組んでいくとの答弁がありました。
次に、介護予防のための具体的な取り組み内容はとの質疑に対し、元気な高齢者が元気に過ごしていくための一次予防については、介護予防教室のほか、介護福祉の中で考えてきた介護予防だけではなく、部局横断的な取り組みを検討している。要介護になる手前の二次予防については、チェックリストによる状態確認をしたり、介護予防事業への参加を呼びかけたりしているとの答弁がありました。
次に、給付費が昨年度と比べて毎月5%から8%くらいの伸びを示しているが、このままだと平成27年度から3年間の保険料をアップしないといけなくなるのかとの質疑に対し、第5期介護保険事業計画の期間に入ってまだ半年しかたっていないことから、今後3年間の推移を見て第6期介護保険事業計画を立てることになるとの答弁がありました。
次に、介護保険料に介護者慰労金や介護職員の処遇改善費用が含まれており、介護保険事業特別会計を圧迫しているが、一般会計からの繰り入れにより、保険料を下げる方法がとれないかとの質疑に対し、介護者慰労金などの地域支援事業は、介護給付費全体のごくわずかな部分であり、通所介護、特別養護老人ホーム、グループホームなどに係る費用が介護給付費の3分の2を占めているので、さらに分析し、適正な給付にしていく必要がある。公費の割合を解決しないと、根本的な解決にはならないが、今後国において協議されると考えているとの答弁がありました。このことについては、委員から、福祉に予算を投入して、市民生活を守ってほしい、福祉予算の獲得を政府にお願いしてほしいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第76号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、伊藤市民経済委員長。
○18番(伊藤初美)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会は9月14日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第71号、議案第73号及び議案第74号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第71号、新居浜市防災会議条例及び新居浜市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、現在の防災会議の委員数及び任期、また今回の改正によって、第3条に追加される自主防災組織を構成する者又は学識経験のある者のうちから市長が委嘱する者とは具体的にどういった人たちか、地域防災計画の見直しもある中、今後そういった人たちの増員などの計画はあるのかとの質疑に対し、委員数は、定員30人に対して28人で、任期は2年となっており、現在の委員は平成24年6月1日に就任している。また、今回の条例改正は、国の法改正によるもので、改正により新たに追加される委員の具体例としては、自主防災組織の代表者やボランティア、各種NPO法人や女性団体などの代表者などである。新居浜市においては、改正前から既にこういった方々に委員就任をお願いしているため、現在のところ、直ちに増員等は考えていないが、今後幅広く御意見をいただけるよう検討していきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、委員のうち、女性の割合及び今後の考え方はとの質疑に対し、現在、28人中3人が女性の委員である。東日本大震災を受け、女性の視点の重要性に対する認識も高まっているので、状況を見ながら、充実強化を図り、新居浜市における女性の参画率の目標50%に近づくよう努力していく考えである。しかしながら、会議の性格上、警察署長や消防団長などの充て職での就任などのために、一律には難しい面があるため、今回追加された項目等を運用し、極力女性の意見が反映されるようにしていきたいとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第71号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第73号について御報告申し上げます。
議案第73号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、第1項社会福祉費、11目人権推進費、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、住宅新築資金等貸付事業特別会計繰出金の今後の見込みと内容はとの質疑に対し、今年度から平成32年度までの繰出金は、トータルで約800万円と見込んでおり、内容は事務費、未収分及び金利の差額であるとの答弁がありました。
次に、人・農地プラン作成事業費について、農業者へのアンケートなどを通じた今後の方向性はとの質疑に対し、今回のアンケートで、約2,600人いる新居浜市の対象者から回収したデータを分析することにより、新規就農に対する金銭的な支援、農地を提供していただいた方や農地を集積して利用していただける方への金銭的支援、融資制度の優遇として、認定農業者のスーパーL資金5年間の無利子化、この3つを大きな柱とした支援とともに、何が、どこで、どのくらいとれているのかなど、地域農業の実態が把握できると考えているとの答弁がありました。
次に、市単独土地改良事業及び農道維持管理事業について、これまでに出た要望も含め、今回の補正によってどれだけ対応できるか、また緊急度の判断基準はとの質疑に対し、市単独土地改良事業における要望は、平成23年度以前と平成24年度で合わせて約135カ所あるが、そのうち平成24年度の当初予算で対応できるのは約35カ所であり、今回の補正で3,000万円増額することにより、残りの約100カ所のうち、約30カ所が対応できる予定である。また、緊急度の判断については、土地改良区からの要望を受け、揚水ポンプの破損や水路の漏水等がある箇所から順次選定、補助している。農道維持管理事業における要望は、平成23年度以前と平成24年度で合わせて約66カ所あり、今回の3,000万円の増額補正により、ほぼ全て対応できる見込みであるが、今後校区の環境整備会議などで、地元の方の御要望をお聞きしていく中で、さらにふえてくると思われるため、危険度や緊急性の高い舗装やため池、水路の安全対策などを優先して実施していきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、商店街活性化対策費について、これは県の支出金であるが、新居浜市には多数の商店がある中で、そのうちの63店舗が加入する新居浜商店街連盟に毎年多額の予算を投入し、本当に商店街が活性化してきたのかということも考え、今の世の中に合った形での予算執行が必要だと思うが、どのように考えるかとの質疑に対し、大型店舗へ消費者の行動が移っているという現状において、商店街連盟においても、空き店舗がふえてきて、苦戦している状況もある。そういった中、各店舗が個別に実施している事業については、なかなか支援ができないものの、市としてできる範囲での支援ということで、今回も愛媛県の補助制度を活用して補助している。御指摘の点については、幅広く御意見を伺いながら、町をどのようにしていきたいかという方針も近々に出していかなくてはいけないと考えているとの答弁がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、法律の改正や国、県の方針の中で費用が使えますということで追従するよりも、新居浜市から提案をしていくような方向性を出し、議会ももちろんであるが、現場から発信していただきたいということを申し上げ賛成する等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第73号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第74号、平成24年度新居浜市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第74号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、大石環境建設委員長。
○10番(大石豪)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
本委員会は9月14日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第73号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
議案第73号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第3号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第4款衛生費、第3項下水道費、第8款土木費及び第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、一般下水路整備事業に関して、今回4,000万円の補正により、1億5,000万円の予算となる。市民要望がかなり出ていると思うが、そのうちどのくらい対応できるのかとの質疑に対し、4月1日現在で40件、事業費で約3億円が未整備で残っている。今回の補正により、今年度は40件のうち16件、事業費ではほぼ半分対応できるとの答弁がありました。
次に、市民要望の中には、長年の案件もあるが、要望を受けてから何年で整備を終えるかということを考えておく必要があると思うがどうかとの質疑に対し、要望の多い年、少ない年があるが、遅くとも2年ないし3年の間で整備が完了するよう取り組んでいきたいとの答弁がありました。このことについては、委員から、公共下水道の普及率が50%を超えているが、認可区域外の整備がどうしてもおくれがちになる。今後もたくさんの市民要望が出てくると思うので、できる限り対応をしていただきたいとの要望がありました。
次に、道路橋りょう災害復旧費に関して、河又東平線にはこれまでに多く費用がかかっている。幾ら直してもこれで大丈夫だということにはならないと思うがどうか。また、違う道路を考えるなど、基本から考え直さないといけないと思うが、どうかとの質疑に対し、これまで改修、拡幅に多くの費用がかかっているが、道路状況を見てもこれで終わりというような状況ではない。また、河又東平線は急峻であることから、全面的な安全対策をすることは不可能に近い状況である。根本的にということになれば、以前に検討しているロープウエーや別子山方面からのトンネルによる通行を考えないといけないが、費用的なことからこれまで実現できていない状況であるとの答弁がありました。このことについては、委員から、河又東平線は市道であり、市が責任を持って整備をしなければならない道路である。大きな事故を起こしてからではどうしようもない。すぐには無理だとは思うが、道路を見直すということを頭に入れて、今後の道路改良に取り組んでいただきたい。急峻で道路改良が難しいということであれば、費用対効果もあるが、将来ロープウエーの設置なども考えていただきたいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第73号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
議案第69号ないし議案第76号の8件を一括採決いたします。
以上の8件に対する委員長報告はいずれも可決であります。以上の8件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号ないし議案第76号の8件はいずれも原案のとおり可決されました。
ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
午前10時34分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
午前11時20分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第3 請願第6号、請願第7号
○議長(藤田幸正) 次に、日程第3、請願第6号及び請願第7号の2件を一括議題といたします。
以上の2件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第6号及び請願第7号の2件につきまして、一括して委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
請願第6号、消費税増税に反対する意見書の提出方について、請願第7号、消費税増税に反対する意見書の提出方についてでありますが、この2件は、平成24年6月、第3回定例会において、当委員会に付託され、継続審査となっていたものであります。
この2件の請願の趣旨は、長引く不況による景気の冷え込みに加え、東日本大震災によって経済や雇用に悪影響が及んでいる現在の環境下で、増税をすれば国民生活に苦難をもたらすことになる。また、中小企業者の経営を追い込み、倒産や失業がふえることは必至である等の理由で、消費税増税に反対するべく、関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が成立したことから、これらの請願は不採択としていただきたい等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第6号及び請願第7号の2件については、いずれも賛成少数をもって、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
ただいまの企画総務委員長の報告に対して質疑はありませんか。高須賀順子議員。
○17番(高須賀順子)(登壇) ただいまの報告に対して、1つ目、赤ちゃんから高齢者まで、五、六万円で1カ月生活しておられる高齢者まで、生活必需品を含めて一律の税率で税を負担する現行の消費税は、低所得者ほど負担が重くて、富裕者ほど負担が軽い逆進性です。税率を上げれば上げるほど、この逆進性は拡大します。このことについて詳しく審議したのでしょうか。
それから、2つ目、消費税増税で、市内の中小零細業者は、消費税を転嫁できず、倒産や廃業に追い込まれることが予想されますが、このことについてどのように審議されたのか、お尋ねします。
○議長(藤田幸正) 答弁を求めます。永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) そのような意見はございませんでした。
○議長(藤田幸正) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
ただいま議題になっております請願第6号、請願第7号、消費税増税に反対する意見書の提出方についてという請願につきまして、賛成の立場から討論したいと思います。よろしくお願いいたします。
消費税の税率を10%にまで引き上げる大増税法が、国民の反対を押し切って、民主、自民、公明の3党談合で強行されました。これから実施に向けて動いていくことになりますが、反対世論はおさまるどころか、ますます大きく高まっていくことになるのではないでしょうか。成立後のどの世論調査でも、反対が多数です。共同通信社が増税法成立直後に行った調査では、反対が56.1%、賛成が42.2%で、成立前よりふえております。NHKの世論調査でも、大いに評価する、これは6%だけで、余り評価しない、全く評価しない、これは合わせて48%に上っております。注目されるのは、毎日新聞の世論調査で、消費税増税が暮らしに影響すると答えた方が、何と92%にも達していることであります。そもそも消費税を増税し、法人税を減税するとともに、社会保障を切り捨てる、この一体改革の実行を長年にわたって求めてきたのは誰か、財界であります。自公政権のとき、財界代表を主要メンバーとする経済財政諮問会議が、財界の要求そのままに一体改革の実行計画を決めたわけであります。生まれも育ちも財界仕込みの一体改革、これを国民の生活が第一と公約した民主党政権が、自民党、公明党と談合して実行したわけであります。政権を維持するために、財界にすり寄り、国民への公約を全て投げ捨てる、これが民主党政権のなれの果てであります。日本の有力大企業の利益を代表する経団連、財界の総本山でありますが、この会長を務めております米倉会長は、野田総理のリーダーシップと党派を超えた取り組みにより、社会保障・税一体改革関連法案が可決されたことを高く評価する、こういうふうに手放しの喜びようであります。経団連は、引き続き、消費税10%にとどまらず、十七、八%へ引き上げと。そして、法人税率の一層の引き下げを求めているわけであります。
さて、この間の注目すべき問題の一つは、法案を採決するまでのマスコミの異常さであります。首相が陣頭指揮に立て、これは朝日新聞です。一体改革の先頭に立て、一体改革実現へ総力を挙げよ、これは読売新聞でございます。首相を叱咤激励、そして密室協議がまとまると、今度は首相はひるまず採決に臨むべきだ、毎日新聞です。民主党内の反対にひるむことなく、採決へ突き進む気概があるかどうかだ、これが日経新聞でございます。同じく日経新聞は、首相はぶれずに突き進め、こういうふうに戦術指南までしているわけであります。まるで巨大メディア後援、民主、自民、公明主演の消費税大増税であります。全国紙を初め、巨大メディアは、衆議院で消費税大増税と社会保障大改悪の法案採決までの1カ月間、連日のように法案採決をあおり、社説の数だけで、朝日新聞が何と14本、読売新聞が16本、毎日新聞は7本、このうち4本は大型社説であります。日経新聞が7本、こういうふうに社説を次々と掲げる突出ぶりでございます。みずからの世論調査では、5割から6割の国民が反対し、7割が今国会での成立を急ぐ必要はない、こういうふうに言っておりますのに、見向きもしておりません。
さて、法案採決翌日付の論評、何と、消費税増税が民主党の公約に反することは疑いない、これは朝日新聞の記事でございます。そして、日経新聞は、公約をないがしろにするのは、有権者を愚弄する行為だ、こういうふうに言う始末であります。一体マスコミはどうなっているのでございましょうか。消費税増税をめぐる大手全国紙の一連の報道姿勢は、権力の監視、そして真実の報道というジャーナリズムの原点から離れ、権力と一体化した巨大メディアの堕落した姿が示されているのではないでしょうか。
さて、この法案が通ったら、増税の狙いが早くも表面化してきつつあります。その例として、建設業協会など200団体を集めまして、谷垣自民党総裁が、衆議院選挙は、国土強靭化を公約の一つの柱として戦い抜く、どんと背中を押してほしい、こういうふうに訴えたわけであります。そして、自民党は、10年間で200兆円を公共投資するという国土強靭化基本法案を提案しました。公明党も100兆円規模の公共投資を示しております。民主党も、整備新幹線、これを初め、東京外環道、八ツ場ダムなどなど大型公共事業を次々と復活させているではありませんか。消費税増税の目的が、社会保障の充実から公共事業へ変わってきております。コンクリートから人へどころか、人に増税を押しつけて、コンクリートに回すやり方が復活したかのようであります。これは、消費税増税法案の附則第18条に、次のようにつけ加えられたわけであります。成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分するとつけ加えたわけであります。このことについて、いろいろ日本共産党の追及によりまして、かなり楽な部分が出てきて、今までできなかった政策が実現できると説明しております。大型公共事業です。そしてまた、増税で生まれるゆとりを充てることについては、大きな意味ではそういうことだと認めているわけであります、提案者が。野田首相は、社会保障以外に回さないと言いながら、増税分の公共事業への投入を事実上認めたわけであります。消費税が3%から5%に引き上げられたときのことでございます。翌年には過去最大の補正予算が組まれまして、大型公共事業のばらまきが行われました。また同じ方向がとられようとしているわけであります。
最後に、所得の少ない人に重くのしかかる消費税増税ではなく、無駄遣いの一掃と富裕層、大企業優遇の不公平税制を見直すとともに、応能負担、負担能力に応じた負担の原則に基づき、累進課税を強化すること、また266兆円という大企業の内部にだぶついた巨額の内部留保、これを日本経済に還流させて、例えば正社員が当たり前の社会、下請中小企業への単価の引き上げなどなど、国民の所得をふやして、家計を温め、日本経済を内需主導の健全な発展の軌道に乗せることが、税収増となってはね返り、長期債務も削減していく見通しが出てくるということではないでしょうか。成立したとはいえ、実施までにはまだ時間がございます。ぜひストップをかけるために、市民の声を届けていただきますように、御採択いただきますようによろしくお願い申し上げまして、賛成討論といたします。どうもありがとうございました。
○議長(藤田幸正) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
請願第6号及び請願第7号の2件を一括採決いたします。
以上の2件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。以上の2件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(藤田幸正) 起立多数であります。よって、請願第6号及び請願第7号の2件は、いずれも不採択と決しました。
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日程第4 委員会の閉会中の継続審査
○議長(藤田幸正) 次に、日程第4、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
決算特別委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、決算特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、決算特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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議案第77号、諮問第2号
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。ただいま市長から議案第77号及び諮問第2号の2件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第77号及び諮問第2号の2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第77号及び諮問第2号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第77号及び諮問第2号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第77号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員金山貴博氏及び今井基博氏は、平成24年10月8日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に金山貴博氏及び今井基博氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、諮問第2号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員松原隆子氏、伊藤勁盾氏、新田さかえ氏、山本規子氏及び藤田幾代氏は、平成24年12月31日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に松原隆子氏、伊藤勁盾氏、新田さかえ氏、山本規子氏及び藤田幾代氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議案第77号及び諮問第2号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第77号及び諮問第2号の2件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号及び諮問第2号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第77号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号はこれに同意することに決しました。
次に、諮問第2号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号は異議ない旨答申することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時42分休憩
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午前11時42分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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新居浜港務局委員会の委員の推薦について
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。この際、新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを議題といたします。
お諮りします。新居浜港務局委員会の委員として、港湾法第17条第1項の規定により、加藤喜三男議員を推薦することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、新居浜港務局委員会の委員として、加藤喜三男議員を推薦することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時43分休憩
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午前11時45分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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議案第78号
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。ただいま市長から議案第78号が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第78号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第78号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第78号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第78号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員加藤喜三男氏は、平成24年10月8日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に、加藤喜三男氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議案第78号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第78号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第78号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号はこれに同意することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時48分休憩
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午前11時48分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第5 議会議案第2号、議会議案第3号
○議長(藤田幸正) 次に、日程第5、議会議案第2号及び議会議案第3号の2件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。加藤喜三男議員。
○25番(加藤喜三男)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第2号及び議会議案第3号につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
まず、議会議案第2号は、北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた積極的で強力な行動を求める意見書の提出についてであります。
北朝鮮による日本人拉致事件の発生から30年以上が経過し、平成14年9月の日朝首脳会談で、北朝鮮が日本人拉致を認めてからも10年となります。この間、拉致被害者5人とその家族が帰国した以外、特別な進展もない状況が続いております。しかしながら、政府から解決に向けた具体策は示されることなく、北朝鮮は新体制に移行しております。拉致被害者の身辺の安全などを心配しながら、再会を待ち続ける御家族の心情は、察するに余りあるものがあります。北朝鮮による拉致問題は、重大な人権問題であるとともに、主権の侵害であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題であります。よって、国においては、全ての拉致被害者の早期帰国を実現するため、北朝鮮に対し、拉致被害者の再調査を強く求めるとともに、北朝鮮による人権の侵害を世界に訴え、強固な国際連携のもとに、拉致問題の全面解決に向け、全力で取り組むよう、国会及び関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。
次に、議会議案第3号、地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出についてであります。
地球温暖化防止のための温室効果ガス削減は、我が国のみならず、地球規模の重要かつ喫緊の課題となっております。森林の持つ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など、森林の公益的機能に対する関心と期待は大きくなっております。このような中、地球温暖化対策のための税が、本年10月に導入されるとともに、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に関する地方の財源確保に関しましては、平成24年度税制改正大綱におきまして、平成25年度実施に向けた成案を得るべく、さらに検討を進めると明記されております。地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備、保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを市町村が主体的、総合的に実施することが不可欠であります。しかし、それらに取り組む市町村では、木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など、厳しい情勢でありまして、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的で安定的な財源が大幅に不足している状況であります。よって、国においては、森林の整備、保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、地球温暖化対策のための税の一定割合を森林面積に応じて地方へ譲与する仕組みを早急に構築するよう、国会及び関係行政庁に対し、意見書を提出しようとするものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議会議案第2号及び議会議案第3号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号及び議会議案第3号の2件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号及び議会議案第3号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
議会議案第2号及び議会議案第3号の2件を一括採決いたします。
以上の2件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号及び議会議案第3号の2件は、いずれも原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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副市長退任の挨拶
○議長(藤田幸正) この際、今期定例会をもって退職されます石川副市長から挨拶があります。石川副市長。
○副市長(石川勝行)(登壇) お許しをいただきまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。
私、このたび一身上の都合により、本日9月21日付をもちまして副市長を退任させていただくこととなりました。平成19年4月に副市長に就任させていただきまして以来、5年6カ月の間、佐々木市長さんを初め、議員の皆様方、職員の皆様方の多大な御指導と温かい御厚情によりまして、その職を全うできましたことに対し、大変ありがたく感謝申し上げますとともに、厚く御礼を申し上げます。
これからは、新たな立場で新居浜市のさらなる発展のために、微力ながら尽くしてまいりたいと決意いたしておりますので、今後ともよろしく御交誼くださいますよう、お願い申し上げます。
終わりに、新居浜市の限りない発展と佐々木市長さん初め、議員の皆様方の御健勝、御活躍を心からお祈り申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
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市長挨拶
○議長(藤田幸正) 市長から挨拶があります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今議会に提案いたしました消防自動車等の更新整備を行うための財産の取得や平成24年度一般会計補正予算を初め、重要諸案件につきまして、議員の皆様方には御熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心からお礼を申し上げます。
また、審議の過程で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で遺漏のないよう、十分配慮をしてまいります。
また、先般、不調に終わりました総合文化施設建設建築主体工事の入札につきましては、本日公告を行います。
さて、私の任期も残り2カ月足らずとなりましたが、一般質問でも申し上げましたように、全力疾走を行い、残りの任期を終えたいという気持ちは変わりありませんので、今後限られた時間ではございますが、一層の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げたいと思います。
また、先ほど御挨拶をされましたが、石川副市長が本日をもって退任をされます。5年半の任期中、市政の発展、円滑な市政運営に多大な御尽力をいただき、心から感謝を申し上げたいと思います。今後におかれましては、これまでの経験を生かされて、さらなる御活躍をされることを心から御祈念申し上げます。
結びに、日ごとに秋らしく朝夕めっきり涼しくなりました。議員や市民の皆様方には、十分お体を御自愛いただき、市民福祉の増進と市政のさらなる発展になお一層の御尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(藤田幸正) これにて平成24年第6回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
正午 閉会