本文
目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
市長一般報告
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第51号~議案第60号
永易企画総務委員長報告
伊藤福祉教育委員長報告
伊藤市民経済委員長報告
大石環境建設委員長報告
表決
日程第3 報告第16号、報告第17号
佐々木市長の説明
阿部教育長の説明
日程第4 議案第61号
佐々木市長の説明
本田経済部長の説明
委員会付託
休憩(午前10時40分)
再開(午前11時49分)
伊藤市民経済委員長報告
休憩(午前11時52分)
再開(午前11時52分)
表決
休憩(午前11時53分)
再開(午後 1時36分)
日程第5 請願第8号~請願第10号
永易企画総務委員長報告
伊藤福祉教育委員長報告
大石環境建設委員長報告
岡崎溥議員の質疑(1)
永易企画総務委員長の答弁
岡崎溥議員の質疑(2)
永易企画総務委員長の答弁
岡崎溥議員の質疑(3)
永易企画総務委員長の答弁
岡崎溥議員の討論
高須賀順子議員の討論
表決
休憩(午後 2時14分)
再開(午後 2時16分)
日程第6 委員会の閉会中の継続審査
表決
日程第7 委員会の所管事務調査
表決
日程第8 議員の派遣
表決
議案第62号、議案第63号、諮問第1号
佐々木市長の説明
委員会付託省略
表決
休憩(午後 2時24分)
再開(午後 2時24分)
議案第64号
佐々木市長の説明
委員会付託省略
表決
休憩(午後 2時27分)
再開(午後 2時27分)
愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
休憩(午後 2時29分)
再開(午後 2時30分)
農業委員会の委員の推薦について
表決
休憩(午後 2時31分)
再開(午後 2時32分)
議会議案第1号
加藤喜三男議員の説明
委員会付託省略
休憩(午後 2時36分)
再開(午後 2時36分)
表決
市長あいさつ
閉会(午後 2時39分)
本文
平成24年6月21日 (木曜日)
議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第51号 工事請負契約について
(企画総務委員長報告)
議案第52号 工事請負契約について
(同上)
議案第53号 工事施行協定について
(同上)
議案第54号 工事委託協定について
(同上)
議案第55号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
(福祉教育委員長報告)
議案第56号 新居浜市長の調査等の対象となる法人を定める条例の制定について
(企画総務委員長報告)
議案第57号 新居浜市印鑑の登録及び証明に関する条例の制定について
(市民経済委員長報告)
議案第58号 新居浜市別子観光センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定について
(同上)
議案第59号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
(企画総務委員長報告)
議案第60号 平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
(各常任委員長報告)
第3 報告第16号 専決処分の報告について
報告第17号 専決処分の報告について
第4 議案第61号 新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の指定について
(市民経済委員会付託)
第5 請願第8号 伊方原発の再稼働を認めないことを求める意見書の提出方について
(企画総務委員長報告)
請願第9号 子ども・子育て新システムの法制化に反対の意思を表明し、法案撤回を求める意見書の提出方について
(福祉教育委員長報告)
請願第10号 地域経済を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る住宅リフォーム助成制度創設について
(環境建設委員長報告)
第6 委員会の閉会中の継続審査
第7 委員会の所管事務調査
第8 議員の派遣
――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第51号~議案第60号
日程第3 報告第16号、報告第17号
日程第4 議案第61号
日程第5 請願第8号~請願第10号
日程第6 委員会の閉会中の継続審査
日程第7 委員会の所管事務調査
日程第8 議員の派遣
議案第62号、議案第63号、諮問第1号
議案第64号
愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
農業委員会の委員の推薦について
議会議案第1号
――――――――――――――――――――――
出席議員(26名)
1番 川崎 利生
2番 高塚 広義
3番 三浦 康司
4番 篠原 茂
5番 水田 史朗
6番 太田 嘉一
7番 岩本 和強
8番 藤原 雅彦
9番 佐々木 文義
10番 大石 豪
11番 大條 雅久
12番 永易 英寿
13番 伊藤 謙司
14番 藤田 豊治
15番 高橋 一郎
16番 岡崎 溥
17番 高須賀 順子
18番 伊藤 初美
19番 真木 増次郎
20番 藤田 幸正
21番 伊藤 優子
22番 仙波 憲一
23番 白籏 愛 一
24番 近藤 司
25番 加藤 喜三男
26番 山本 健十郎
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欠席議員
なし
――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市長 佐々木 龍
副市長 石川 勝行
企画部長 田中 洋次
総務部長 近藤 清孝
福祉部長 神野 洋行
市民部長 工藤 順
環境部長 曽我 忠
経済部長 本田 龍朗
建設部長 源代 俊夫
消防長 村上 秀
水道局長 橋本 桂一
教育長 阿部 義澄
教育委員会事務局長 寺田 政則
監査委員 加藤 哲
――――――――――――――――――――――
議会事務局職員出席者
事務局長 岡 正士
議事課長 粂野 誠二
議事課副課長 飯尾 誠二
議事課副課長 上野 壮行
議事課議事係長 徳永 易丈
議事課調査係長 鈴木 今日子
議事課主任 大田 理恵子
議事課主任 中島 康治
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午前10時00分開議
○議長(藤田幸正) これより本日の会議を開きます。
この際、諸般の報告を行います。
市長から報告があります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 一般報告を申し上げます。
報告事項につきましては、去る6月6日にホテルニューオータニにおいて開催されました第82回全国市長会議の出席報告でございます。このことにつきましては、お手元の文書をもって御報告にかえさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) これより日程に入ります。
本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第4終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(藤田幸正) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において岩本和強議員及び藤原雅彦議員を指名いたします。
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日程第2 議案第51号~議案第60号
○議長(藤田幸正) 次に、日程第2、議案第51号ないし議案第60号の10件を一括議題といたします。
以上の10件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会は6月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第51号ないし議案第54号、議案第56号、議案第59号及び議案第60号の7件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第51号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、若宮保育園新築建築主体工事の請負契約についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、隣接する若宮公民館の入り口のスロープの傾斜が急であるが、今回の工事で改善する計画はないのかとの質疑に対し、若宮公民館の入り口と今回新築される若宮保育園の入り口は、一体利用を考えており、幅員を拡幅するなど、できるだけ考慮するとの答弁がありました。
次に、入札の落札率は幾らかとの質疑に対し、92.92%であるとの答弁がありました。
次に、落札業者によっては、市内の下請業者に請け負わせていないということを聞くこともあるが、市から市内の下請業者に請け負わせるように要望などをしているかとの質疑に対し、契約時の約款には、下請業者には優先して市内業者を使うとの規定を入れているが、強制ではないとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第51号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第52号、工事請負契約について御報告申し上げます。
本案は、上泉雨水幹線築造工事(第2工区)の請負契約についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、入札参加業者4社のうち、3社が失格になったが、過去10年くらいでこのような事例はあるのかとの質疑に対し、平成18年2月に新居浜市低入札価格調査実施要領を定め、低入札の失格基準を明確にしており、その要領を定めて以降、入札参加業者が4社から5社で、1社以外失格になったという事例はないとの答弁がありました。
次に、失格になった入札参加業者3社の入札価格は、落札業者より高い入札価格だったのか、それとも低い入札価格だったのかとの質疑に対し、失格になった入札参加業者3社の入札価格のほうがいずれも低いとの答弁がありました。
次に、今回は最も高い金額で入札した業者が落札する結果となっているが、何が低入札の失格基準に該当し、失格理由となったのかを公表してもよいのではないかとの質疑に対し、失格基準に該当した直接工事費の率などについては公表しておらず、入札施行録の中での入札価格で失格、合格を公表している。今後は失格業者に対して、失格基準に該当した直接工事費の率などについての通知方法などを検討するとの答弁がありました。
次に、過去に落札した後に地盤の状況によって追加で費用が生じたことがあるが、地質調査をした市に責任があるので、追加の費用を認めないといけないのかとの質疑に対し、実施設計の前に新居浜市の発注で地質調査を行っている。地質調査の結果によって、全体的な地下の状態を把握できないが、ボーリングによるデータの約3倍程度の石を破砕可能な機械を選定し、今回工事を発注している。工事をしていく中で、そのデータを超えるような岩石が出た場合には、現在提示している条件と変わってくるので、設計変更等を検討するとの答弁がありました。
次に、上泉雨水幹線築造工事は、今回第2工区ということだが、この幹線は、今後どこまで伸ばす計画か、また完成はいつで、完成したら浸水対策としてどこまでカバーできるのかとの質疑に対し、幹線としては、泉川小学校南側の県道を西へ進み、泉川小学校の西の端までで完成する。これ以外の上流部分については、雨水支線として整備する計画である。集水するエリアについては127ヘクタールで、地域としては、岸の上町、外山町、星原町、松原町、喜光地町一丁目、上泉町、北内町である。泉川小学校の東側までの幹線を平成24年度に完成し、泉川小学校の西の端までの幹線工事は、平成26年度までに完成する計画である。それ以外の雨水支線の整備については、エリアが広く、いつまでに完成できるとは明言できないが、幹線ができたらその幹線に接続できる既設水路などを利用して、浸水の解消に努めたいと考えているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第53号、工事施行協定について御報告申し上げます。
本案は、予讃線新居浜駅南北自由通路新設工事の施行協定についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、南北自由通路新設工事の際に、南口広場の駐車場の利用者への説明はいつ行うのかとの質疑に対し、現在、南口広場の階段部などに9月ごろからの工事着手と工事中は駐車場が利用できない旨の掲示をしている。今後は市政だよりなどで周知したいと考えているとの答弁がありました。
次に、南北自由通路の側面を展示、広告に利用できないのか、また6メートルの幅員があるが、単車、自転車の通行を禁止するのかとの質疑に対し、壁の広告利用等については、現在のところ検討していない。また、南北自由通路で通行できるのは、自転車と歩行者で、単車については通行できないこととしているとの答弁がありました。
次に、現在の跨線橋はいつ建設されたのか、また耐用年数を考えて新設する橋の材質を考えているのかとの質疑に対し、現在の跨線橋は昭和57年建設で、建設後、30年程度経過している。また、新設する橋の材質は鋼鉄製で、耐用年数は45年から50年程度であるとの答弁がありました。
次に、工事施工業者である四国旅客鉄道株式会社に対し、下請業者選定の際に新居浜市内業者を使うような指導はできないのかとの質疑に対し、事前協議の段階で、できる限り新居浜市内の業者を使ってもらうようにお願いしているが、従前からの取引形態などもあると思うので、絶対にこうしてほしいという縛りまでは難しいとの答弁がありました。このことについては、委員から、南口広場では、地元自治会が環境美化活動を行っているので、地元自治会とできる限り話し合いながら工事を進めるようにしてほしいとの要望がありました。
質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、南北自由通路新設工事は、四国旅客鉄道株式会社にもメリットがある事業であり、新居浜市が全面的に費用を出しているので、トイレも含めて新居浜市内業者を使うように検討いただきたい。また、南北自由通路の側面には、約70メートルものスペースが両側にあるので、広告や新居浜市をアピールするような掲示板の設置など、有効利用を検討していただきたいことを要望して賛成する。新設のトイレがいつから使えるのか、既設トイレがどのように構内から利用できるようになるのか、説明を提示していただくことを要望して賛成するとの意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第53号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第54号、工事委託協定について御報告申し上げます。
本案は、新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場の改築工事(その11)の委託協定についてであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、下水処理場の改築工事(その11)となっているが、その1はいつから始まっているのか、また改築工事はいつまで続くのか、また2年間の継続事業となっているが、どういった業者が直接施工するのかとの質疑に対し、下水処理場は、供用開始から32年が経過し、老朽化しており、改築工事を平成14年度から実施している。最初の工事は、機械設備の汚水沈砂池設備で、後に建築設備、空調設備、水処理設備、汚泥処理設備、ガスタンクと行い、昨年は雨水沈砂池設備の改築を行った。今回は、電気設備の監視制御設備の工事であり、来年は電気設備の受変電設備の工事を予定している。昭和55年に供用開始された当初の施設については、平成26年度で改築が完了する予定である。また、新居浜市と日本下水道事業団は、随意契約で協定を結ぶが、日本下水道事業団は、一般競争入札で施工業者を決定するとの答弁がありました。
次に、日本下水道事業団が行う一般競争入札の中には市内業者も入っているのかとの質疑に対し、下請業者にはできる限り市内業者を採用するようお願いしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決結果、議案第54号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第56号、新居浜市長の調査等の対象となる法人を定める条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
この条例の制定によって、調査の対象範囲は今までと変わるのかとの質疑に対し、今までは2分の1以上の出資比率までが調査権の及ぶ範囲であったが、この条例により、4分の1以上の出資比率まで調査する範囲が拡大される。調査内容は従来と変わらないとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第56号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第59号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
新居浜市内には、現在、急速充電設備はあるのか、ある場合は、条例と合致させて指導していく予定はあるのかとの質疑に対し、急速充電設備で充電できる自動車の車両としては、三菱自動車、富士重工業、日産自動車の車両があり、市内の普及状況としては、日産自動車の急速充電設備のみであり、愛媛日産萩生店が設置している1基とユーザーが設置している7基の合計8基である。また、これらの既存設備については、急速充電設備の仕様書等で安全の確認をして特例適用とし、本条例の適用はしないこととしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第59号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号について御報告申し上げます。
議案第60号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
別子山振興基金の残高は幾らか、また別子観光センターを解体した後、新しい施設の建設になるだろうが、基金だけで足りるのか、また財政調整基金の残高は幾らかとの質疑に対し、別子山振興基金の残高は、平成23年度末が4億3,034万6,000円、平成24年度は今回の補正の追加を含めて6,292万円の基金の取り崩しを予定しており、平成24年度末には3億6,742万6,000円となる見込みである。新施設の財源は、基本的に過疎債で計画をしており、別子山振興基金については、過疎債の対象とならない一般財源相当分への充当であり、財源的には現在の基金の中で対応が可能と考えている。財政調整基金の残高は、平成23年度末が47億9,245万6,000円、平成24年度は、今回の補正の追加を含めて10億8,320万8,000円の基金の取り崩しを予定しており、平成24年度末には、決算剰余金による積み立てを考慮しないとするならば、37億924万8,000円の見込みであるとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、伊藤福祉教育委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
本委員会は6月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第55号及び議案第60号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第55号、愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第55号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号について御報告申し上げます。
議案第60号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第3款民生費及び第10款教育費、ただし財源補正を除くであります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、児童手当について、対象者にはどのように通知しているのかとの質疑に対し、子ども手当を受給していた全世帯に現況届を郵送しており、現在受け付け中であるとの答弁がありました。
次に、児童手当の所得制限について、新居浜市において所得制限の対象となる世帯数と減額される金額はどれくらいかとの質疑に対し、平成23年分の所得が対象で、届け出途中であり、まだ集計ができていない。参考までに、平成23年9月末時点の子ども手当の受給者で、平成22年分の所得が所得制限額以上となるのが729世帯である。児童手当の支給額は、3歳未満は1万5,000円、3歳から小学校修了前の第1子と第2子は1万円、第3子以降は1万5,000円、中学生は1万円となるが、所得制限がかかる世帯は、それぞれ1人につき5,000円になるとの答弁がありました。
次に、義務教育課程研究県指定校費におけるいじめ対策総合推進研究事業、魅力ある学校づくり調査研究事業について、いじめ問題、不登校問題はどれくらいあるのかとの質疑に対し、いじめの認知件数は、平成23年度に23件の報告があり、内訳は小学校が18件、中学校が5件、不登校は、平成23年度に115名の報告があり、内訳は小学校が27名、中学校が88名であるとの答弁がありました。
次に、現在いじめ対策としてどのようなことをしているのかとの質疑に対し、教育委員会がいじめを把握、認知する方法として、毎月月末に各学校でいじめ調査をし、1週間以内に教育委員会へ報告してもらっている。子供がはっきり言わない場合もあるので、年に1回、7月中に前年度を含めていじめを受けたことがあるかといった具体的な調査を実施している。調査結果については、どういういじめが1年間にあったのか、どういう気づきをすればいいのかをまとめた冊子を全教員に配付し、指導の際の資料にしてもらっている。いじめについて、年々減少は見られるが、常に問題意識を持って取り組んでおり、人と接する機会が薄れてきている現状から、子供たちのコミュニケーション能力の向上を図るため、人とのつながりの場を与え、その中でお互いを理解し合う取り組みや社会奉仕体験を通して、自分に自信を持ち、自分が社会に貢献しているという意識を強く持たせることを通して、人を大切にし、自分を大切にする教育に取り組んでいるとの答弁がありました。
次に、中1ギャップを解消するためには、小中連携とあわせて、小小連携も重要になってくるが、新居浜市における小小連携は、具体的にどういうことを意識して実施しているのかとの質疑に対し、まずは中学校区ごとに各学校長が連携に関する話し合いを行い、その方針に基づき、各教頭が集まり具体的な取り組みについて検討している。さらに、学校の状況に応じて、学習部会、生活指導部会を設置するなど、各校区の教師が部門ごとに分かれ、どういう形でやっていくかという意識統一を行い、これらの取り組みを通じて小小連携も図られているとの答弁がありました。
次に、小学校教育研究県指定校費における「森はともだち」推進事業について、具体的な事業内容はとの質疑に対し、愛媛県の森林環境税を活用した補助事業で、市民の森周辺の自然を調べたり、木工クラフトづくり、森林の自然を題材としたブックトーク、市民の森において落ち葉やドングリを使ったおもちゃづくり、ネーチャーゲームを実施したりする予定であるとの答弁がありました。
次に、中学校特別支援教育充実費について、生活介助員配置の必要性の判断は愛媛県がするのか、それとも新居浜市がするのか、また愛媛県の財政的支援の状況はとの質疑に対し、生活介助員は、新居浜市就学指導委員会の判定で配置される。新居浜市就学指導委員会には、特別支援学校の教諭、医師も委嘱されている。愛媛県からの財政的支援はないとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、伊藤市民経済委員長。
○18番(伊藤初美)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会は、6月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第57号、議案第58号及び議案第60号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
まず、議案第57号、新居浜市印鑑の登録及び証明に関する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第57号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第58号、新居浜市別子観光センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定について御報告申し上げます。
本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第58号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第60号について御報告申し上げます。
議案第60号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第2款総務費、ただし財源補正を除く、第5款労働費、第7款商工費及び第2表債務負担行為補正追加であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、ゆらぎの森管理運営費249万円の増額に関する質疑に対し、車両や厨房機器など、今後も施設運営上必要な物品を新たな指定管理者に引き継ぐための条件整備として、リース料相当額を委託料に追加するものであるとの答弁がありました。
次に、別子山地域の焼却炉13基について、ダイオキシンの測定及び焼却炉の撤去方法はとの質疑に対し、れんがの内部に付着している焼却灰を抽出してダイオキシンを測定し、3ナノという基準値以下であれば、産業廃棄物として焼却炉を解体して資源化することになるとの答弁がありました。
次に、別子観光センターの解体は、建屋のみかとの質疑に対し、今回は建屋、養殖場などを含め、筏津橋から上流側についてはすべて撤去する予定で予算計上しているとの答弁がありました。
次に、地域コミュニティ活動支援事業費について、助成の上限額は幾らか、また申請が集中することはないのかとの質疑に対し、上限は250万円で、申請については、連合自治会の中でルール化し、川西地区、上部地区、川東地区からローテーションで毎年2件ずつ申請することにしているとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、大石環境建設委員長。
○10番(大石豪)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
本委員会は6月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第60号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
議案第60号、平成24年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査におる当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出第8款土木費であります。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、駅伝大会のコース整備について、どのような整備を行うのかとの質疑に対し、東雲の陸上競技場をスタートして、陸上競技場を半周回り、低水護岸側の道路を北進し、新高橋の手前の1.5キロメートルで折り返して陸上競技場に戻ってくる片道1.5キロメートル、折り返して3キロメートルのコースを整備するもので、現在ある幅5メートルの舗装に加えて3メートルの舗装をして8メートルとするとの答弁がありました。
次に、駅伝が強い学校は、年に何回かは大会コースの試走を行っているが、その際、自動車道と重ならないよう、新居浜市の河川敷を走ってもらうのが一番いいのではないかということで誘致をしているが、愛媛県中体連が思っているような会場になるのかとの質疑に対し、国領川緑地の全体を使うとなると、他の利用者の調整が必要である。ことしの市の駅伝大会を同じコースで開催して、その際の問題点を見て、平成25年度の大会時に改善すべきものは改善するとの答弁がありました。このことについては、委員から、新高橋のすぐ南側のところの進入どめのパイプの管理や左岸、右岸両方の低水護岸のところを走る周回コースとすることも考えていただきたい。せっかくこれだけのものができるので、子供が試走に来て事故が起こらないようにする配慮をしていただきたいとの要望がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第60号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
議案第51号ないし議案第60号の10件を一括採決いたします。
以上の10件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の10件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号ないし議案第60号の10件はいずれも原案のとおり可決されました。
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日程第3 報告第16号、報告第17号
○議長(藤田幸正) 次に、日程第3、報告第16号及び報告第17号の2件を一括議題といたします。
説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第16号及び報告第17号につきまして御説明申し上げます。
報告第16号及び報告第17号につきましては、いずれも訴訟上の和解に係る専決処分の報告についてでございまして、民事訴訟法の規定に基づき、平成24年2月29日に訴えの提起があったものとみなされました学校給食費滞納者に対する未払学校給食費請求事件につきまして、相手方である児童の保護者との間で訴訟上の和解をするため、平成24年6月15日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
なお、詳細につきましては、補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) 補足説明を求めます。阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) 報告第16号及び報告第17号につきまして補足を申し上げます。
議案書の1ページから6ページまでをお目通しください。
本件は、平成24年4月19日及び同年5月14日、学校給食費滞納者に対する訴えの提起について専決処分いたしました件につきまして、相手方である児童の保護者との間で訴訟上の和解をすることについて、それぞれ平成24年6月15日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
和解に至った経緯といたしましては、同月12日、新居浜簡易裁判所におきまして、相手方である児童の保護者2人から、該当の給食費残代金等につきまして、分割払いを希望するという和解の申し出がございましたので、未払い給食費等を全額支払うことを求める市の基本的な立場が和解協議の中で確保されましたことから、訴訟上の和解に応じたというものでございます。
以上で補足を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
報告第16号及び報告第17号の2件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
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日程第4 議案第61号○議長(藤田幸正) 次に、日程第4、議案第61号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第61号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第61号、新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の指定につきましては、森林公園ゆらぎの森の指定管理者に、森実運輸株式会社を指定するため、本案を提出いたしました。
なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) 補足説明を求めます。本田経済部長。
○経済部長(本田龍朗)(登壇) 議案第61号、新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の指定につきまして補足を申し上げます。
議案書の7ページ、8ページをお目通しください。
新居浜市森林公園ゆらぎの森につきましては、これまで有限会社悠楽技が指定管理者となり、運営管理を行ってまいりました。しかし、このたびの不法投棄問題に伴いまして、平成24年4月18日、同社から指定管理者の指定解除の申し出がありましたことから、同年6月30日をもって、指定管理者の指定を取り消すことといたしております。
本議案は、森林公園ゆらぎの森が、別子山地域における重要な観光拠点施設であり、引き続き事業を継続する必要がありますことから、同施設について新たな指定管理者を指定しようとするものでございます。
今回の選定につきましては、効果、効率的な施設の管理及び利用者に対するサービスの向上を図るため、公募を実施した結果、2団体から応募がありました。新居浜市指定管理者候補者選定委員会による審査の結果、森実運輸株式会社が指定管理者候補者として選定順位1位と判断されましたため、森林公園ゆらぎの森の指定管理者に森実運輸株式会社を指定するものでございます。
なお、指定期間は、平成24年7月1日から平成27年3月31日までの2年9カ月を予定いたしております。
以上で補足を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議案第61号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
議案第61号は、議事日程に記載のとおり、市民経済委員会に付託いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時40分休憩
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午前11時49分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第61号に関し、市民経済委員長の報告を求めます。伊藤市民経済委員長。
○18番(伊藤初美)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました議案第61号、新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の指定について、先ほど委員会を開催いたしました。本委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
本案について質疑の概要を申し上げます。
まず、公募のあった2社から、森実運輸株式会社を選定した理由はとの質疑に対し、2社とも事業計画の内容、これまでの実績、危機管理体制や施設の管理計画の内容などは申し分はなかった。ただし、他の1社については、所長が本社からの派遣ではなく、所長、スタッフとも現在の有限会社悠楽技の社員を想定しているのに対し、森実運輸株式会社については、支配人が本社から派遣され、経理も本社社員が対応するなど、実施体制に関して大きな差が感じられた。また、現社員の継続雇用を両社にお願いしていたが、森実運輸株式会社のほうが正社員の採用や臨時社員の安定的な雇用を図るという提案であったので、こうした点が主な選定理由であるとの答弁がありました。
次に、経営に当たり、森実運輸株式会社から、新しい試みの提案などはあるのかとの質疑に対し、森実運輸株式会社は、ブラン・ブルーの経営をしているので、そちらとの人事交流の提案や地域住民のグラウンドゴルフ大会の開催、ウエディングなどの御提案もあったとの答弁がありました。
以上の経過を経て採決の結果、議案第61号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
ただいまの市民経済委員長の報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
この際、暫時休憩いたします。
午前11時52分休憩
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午前11時52分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第61号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
午前11時53分休憩
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午後 1時36分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第5 請願第8号~請願第10号
○議長(藤田幸正) 次に、日程第5、請願第8号ないし請願第10号の3件を一括議題といたします。
以上の3件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第8号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
請願第8号、伊方原発の再稼働を認めないことを求める意見書の提出方についてでありますが、福島原発事故から1年が経過したが、原発事故がいまだ収束していない中、事故原因の究明、避難計画の策定等もされないまま、再稼働ありきの立場で停止中の原発の再稼働を進めようとしていることは認められない等の理由で、伊方原発の再稼働を認めないことを請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、将来的には原子力発電を減らしながら原発をやめていく必要があるが、代替エネルギーがまだ十分賄えていない状況なので、全部再稼働を認めないということにはならないので、この請願については反対する。福島の原発事故で、原発は安全であるとか、経済性ですぐれているとか、原発を使わなければ電気が足りないとかはうそだとはっきりしたが、一たび事故が起こると、国全体にも経済的な悪影響を及ぼすし、もちろん近隣の人たちは命にかかわる影響を受けることになることがはっきりした。大飯原発については、再稼働反対のほうが世論調査を見ると上回っている。福島原発のような事故を起こさない対策がなされているかの世論調査では、7割の人が不十分だとの意見。浜岡原発の次に危ない原発は伊方原発であって、その伊方原発を再稼働させ、もし福島原発と同じような事故が起きた場合は、伊方原発の地元であるので、非常な影響があるため、伊方原発の再稼働は認めない請願に賛成する等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第8号については、賛成少数をもってお手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、伊藤福祉教育委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第9号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
請願第9号、子ども・子育て新システムの法制化に反対の意思を表明し、法案撤回を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、現在、社会問題になっている少子化の進行や待機児童の増加などの課題に対応するため、政府が法制化を進めている子ども・子育て新システムについて、次世代を担う児童の心身ともに健やかな育成を図るための安定した制度を目指しているにもかかわらず、待機児童の解消にはつながらないこと、営利を追求する企業の参入により、保育の質の低下や保護者の負担増を招くおそれがあること、制度の移行期において、行政の所管が内閣府、文部科学省、厚生労働省の3重行政と複雑になることから、関連3法案に反対して撤回を求めるため、関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、株式会社等が新規参入することになると、公立、私立に限らず、現に保育園を運営しているところにおいて、経営上、いろいろな問題が生じてくるので、採択という形で進めたらいいと思う。お金がある人は立派なサービスを受けることができるが、そうでない人はサービスが受けられないという大変なことになるので採択いただきたい等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第9号については、全員異議なくお手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、採択すべきものと決しました。
以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) 次に、大石環境建設委員長。
○10番(大石豪)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
本委員会に付託されました請願第10号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
請願第10号、地域経済を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る住宅リフォーム助成制度創設についてでありますが、本請願の趣旨は、地域経済活性化の緊急対策として、住宅リフォーム助成制度の創設を請願されているものであります。
本件に関し討論に付したところ、この助成制度を実施すると、申し込みが殺到するということをいろいろ聞いている。一昨年は、全国で200自治体くらいだったものが、昨年は400自治体近くとなり、これはいいということで広がってきていると思う。中小企業の皆さんが地域を支えていると思うので、ぜひ採択していただきたい。本市には、住宅リフォーム助成に関して、個別には環境に配慮したもの、福祉、高齢者関係のものなどがあり、それらとの兼ね合いなどもある。これらの補助のことも踏まえ、検討をしていただきたく、本請願については不採択としていただきたい等の意見が述べられました。
以上の経過を経て採決の結果、請願第10号については、賛成少数をもってお手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
ただいま委員長から報告のありました請願第8号、伊方原発の再稼働を認めないことを求める請願、これが不採択となったということで、非常に意外であったんですが、質疑したいのは、この問題は、もう説明するまでもないほど危険性というのがほとんどの県民のものになっている。ですので、非常に不安というのがもう圧倒的多数だというふうに思うんですが、次のことは検討されたでございましょうか。
まず1つお聞きしたいのは、佐田岬半島です。これ何ぼ安全だ、安全だと言いましても、事故が絶対ないということはどこの原発も考えていない。そして、あるからこそいろんな問題で、今準備されていろいろ言いわけに使われているということだと思うんですが、もし伊方原発で事故って、放射能が出て、東の風が吹く。そしたら、あの佐田岬半島の方たちはどうなるのでしょうか。その点を伺いたい、どういうふうに検討されたのかと。ですので、それほど危険なところなので、地理的にも、ですので、再稼働を認めるなという請願が出ているということですので、十分それ検討されて、不採択なら不採択というふうになっとると思うんですが、いかがでございましょうか。
○議長(藤田幸正) 答弁を求めます。永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) 先ほどのようなことの意見はありませんでした。
○議長(藤田幸正) ほかに質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 意見がなかったということなんですが、やはり非常にこの請願は、その辺も懸念して出てきているものというふうに思いますので、十分検討する必要があったと思うんですが、非常に残念でございます。
じゃあもう一点、世界最大級の活断層、中央構造線が、沖合6キロメートルのところを走っていると。この危険性については、もちろんだれしも認めているところであります。四国電力は、ちょっと正確には忘れましたけれども、500ガルか600ガルか700ガルの地震ということを想定しまして、かなり上げた段階でも、その数百ガルの地震にも耐え得るというふうに胸張っとるわけですが、地震学者は、2,000ガルでも過小評価だと、こういうふうに言っとるわけです。この点もひとつぜひ御検討いただけたと思うんですが、どうでございましたでしょうか、伺います。
○議長(藤田幸正) 答弁を求めます。永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) 先ほどの件につきましても、意見はありませんでした。
○議長(藤田幸正) ほかに質疑はありませんか。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) たびたび恐れ入ります。
この伊方原発の再稼働、これはもう現実のものになろうかということで、泊原発とあわせてもう名前が出てきているということですので、皆さん大変心配されているところでございます。今、佐田岬半島の地理的な問題、それから地震の強度の問題、このことはもう外しては考えられないということだと思うのでございますが、残念ながらそれは意見がないということで不採択となったということは非常に私としてはとんでもないことだというふうに思うんですが、この不採択に当たっては、その辺の経済的な問題などが出されたということでありましたが、それと比較してこれを優先すべきと、稼働を優先すべきというふうに判断された根拠をひとつ教えていただきたいと思います。企画総務委員会でその辺の優先度、これを不採択とする理由について、どういうふうにそれぞれ検討されたのかということでございます。危険性は今私が2点ほど挙げましたけども、ひとつよろしくお願いいたします。
○議長(藤田幸正) 答弁を求めます。永易企画総務委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまの件に関しましては、先ほども述べているんですが、報告のとおりでございます。
○議長(藤田幸正) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
請願第8号、伊方原発の再稼働を認めないことを求める意見書の提出方について、委員会では不採択となったということでございますが、ぜひ採択していただきますように討論をしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
福島原発事故は、いまだに収束せず、その被害は、福島県民を初め、日本社会に深刻な影響を与え続けています。今もって16万人の避難者、そして数百人の避難先での死者という、正確な数字は忘れましたが、そういう状況でございます。そしてまた、4号機は大丈夫なのか、こういう不安も大きく広がっているところでございます。国民の多数は反対しているのに、野田首相は、再稼働の最終決定を行ったわけでございます。国民の生活を守るどころか、国民の命と安全を危険にさらす全く無責任な態度だと言わなければなりません。
私は、まず最初に、再稼働をめぐる動きとその金の問題について触れてみたいと思うわけでございます。
意見聴取会、これは原子力安全・保安院、審査に当たって専門家の意見を聞くために設置したものでございます。その委員を務める大学教授4人が、原子炉メーカーの三菱重工業などから判明分だけでも1,674万円の寄附を受けている。また、このことは、委員の中立性が問われるわけでございまして、審査結果をもとにしまして、保安院は大飯原発3号機、4号機並びに伊方原発3号機について妥当、こういう審査書を内閣府の原子力安全委員会に提出したわけでございます。また、原発事故を受けて、原発の新たな安全基準を検討した原子力安全委員会内の専門部会、これを構成する大学教授ら6人、この方が三菱重工業などから計3,347万円の寄附を受けていた。このうち2人は関西電力が出資する団体や企業から寄附を受けている。この委員会の中立性が問われるわけでございます。さらに、内閣府の原子力安全委員会や原子力委員会、経済産業省原子力安全・保安院の委員や審査委員として中立的な立場で原子力行政に意見を述べる立場にある大学教授ら24人が、原子力関係の企業、団体から、何と1億965万円の寄附を受けている。安全規制機関トップの原子力安全委員会班目春樹委員長を初めといたしまして、要職者が多数いらっしゃる。原発マネーが、日本の原子力審査組織に浸透していることを浮き彫りにしているわけでございます。そして、ストレステスト、政府が再稼働を急ぐ大飯原発、この安全性を評価したストレステスト、この作業を一体だれがやったのか、この原発の原子炉を製造した三菱重工業が行っていたわけでございます。この三菱重工業、四国電力の原発も3基とも製造した会社でございます。客観的に行われるべき安全評価が、第三者機関ではなくて、原発の利益に群がり、原発推進の立場に立った原子炉製造メーカーによって行われている実態は、審査体制の重大な問題であります。さらに、福井県原子力安全専門委員会の問題でございます。大飯原発3号機、4号機の安全性を初めて議題に取り上げたのは、4月16日のことでございます。財界、電力会社の意向を受けた再稼働を急ぐ民主党野田政権。これと歩調を合わせるように進められまして、安全性が確保されている、こういう報告書を6月11日に知事に提出したわけでございます。このスピード審査をした委員12人のうち、半数の6人が、原発利益共同体の企業から1,810万円の寄附を受け取っているわけでございます。
以上は、日本共産党の赤旗新聞の調査によるものであります。
さて、この政治判断の背景には、何があるのかという問題でございます。原発推進勢力から金、票、人の提供を受ける全面的な癒着があります。民主党本部は、三菱重工業などから2,350万円の献金、また労使協調で原発を推進する電力総連とその傘下の関連労組から1億2,000万円が国会議員などへ提供されております。また、民主党本部、野田首相など、33議員が1億1,000万円の資金提供を受けているわけであります。金だけではありません。原発推進勢力と政府・民主党との間には、選挙支援なども行われ、2010年の参議院選挙では、蓮舫前行政刷新相ら46人が、電力総連の推薦でございます。毎日新聞では、勉強会と称する核燃料サイクルをめぐって、なぞの文書が配られた、秘密会議が持たれた、推進派ばかりで結成して、会議を持って、反対派、慎重派の姿はなくて、名指しで笑い声、こういう記事でございました。そして、5月24日の毎日新聞では、さらに原子力委員会が、経済産業省資源エネルギー庁、電気事業者ら推進派だけを集めて勉強会と称する秘密会議、表紙に取り扱い注意と記載された報告案の原案が配られ、事業者側の意向に沿って、総合評価が書きかえられた、そしてそれが小委員会に提出された、こういう報道でございます。この四国山系も、既に汚染されているという報道がございました。原発事故が遠くで起きたわけでございますけれども、放出された放射性物質のうち、半減期が30年のセシウム137、この一部が、北海道や中国、四国地方にまで拡散しまして、雨などの影響で、土壌に沈着した可能性がある、このことを名古屋大学などの国際研究チームがシミュレーションの結果としてまとめております。土1キログラム当たりの濃度は、高いところで、四国地方の山岳部で25ベクレル程度だとしております。
このように、現在の原発の技術は、本質的に未完成で、極めて危険なものでございます。原発は莫大な放射性物質、死の灰を抱えておりますけれども、それをどんな事態が起きても閉じ込めておくと、そういう完全な技術は存在しません。そして、一たび大量の放射性物質が放出されれば、被害は深刻かつ広範囲で、将来にわたって影響を及ぼします。ですので、この請願をぜひ御採択いただきまして、再稼働をしない、世界有数の地震、津波大国である日本では、原発ゼロを目指す、そういうことでぜひ御採択をいただきたいということをお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
○議長(藤田幸正) 高須賀順子議員。
○17番(高須賀順子)(登壇) 日本共産党の高須賀順子です。
請願第9号、子ども・子育て新システムの法制化に反対の意思を表明し、法案撤回を求める意見書の提出方についての請願に賛成の立場で討論します。
子育ての安心と希望を奪う新システムは廃案に。
消費税増税と社会保障一体改革の関連法案の一つとして、公的保育制度を解体する子ども・子育て新システム関連法案が、国会、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会で審議されています。新システムは、これまで国民の要求と運動によって、発展させてきた公的保育制度を根底から変えるものです。日本の児童福祉と保育の歴史の岐路とも言える重大な局面を迎えています。まさに正念場です。明確になった保育の公的責任を投げ捨てる新システム関連法案は、子ども・子育て支援法案、総合こども園法案、関係法律の関係整備法案の3つで構成されています。主な中身は、市町村の保育実施義務をなくし、保護者と事業者との直接契約にする、2、施設に対する補助金をなくし、保育の必要性の認定に基づく保護者への個人給付にする、3、株式会社等の参入促進のため、参入が容易な指定制度を導入、補助金から株主配当も認める、4、幼稚園と保育園を一体化した総合こども園新設のほか、基準も形態も多様な施設サービス類型をつくる、5、利用料は現行の国基準に基づくが、施設により上乗せや実費徴収を認める等々であります。この間、日本共産党は、新システムの最大の問題が、保育に対する国と自治体の責任の後退にあると指摘してきましたが、法案と国会審議を通じて一層明確になっています。請願書が言っているように、この制度が実施された場合は、たとえ公定価格が示されようとも、契約による保育料の負担が困難な低所得家庭の児童、虐待を受けている児童、障害を持っている児童は、施設との契約から外される可能性が少なからずあると懸念されています。子供政策に大事なことは、子どもの権利条約がうたう子供の最善の利益を実現することです。保育指針でも、入所する子供の最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい生活の場でなければならないと明記されています。国民、父母、保育園関係者の中で、新システムストップの共同の闘いも大きく広がっています。特に、国会請願署名を全国各地で取り組み、280万筆以上の署名が国会に送られています。
以上の立場から、請願第9号を採択してくださるようお願いいたして、賛成の討論といたします。
また、請願第10号でありますが、地域経済を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る住宅リフォーム助成制度創設を求める請願に賛成の立場で討論します。
私たち日本共産党市議団は、新居浜市独自の経済対策として、住宅リフォーム助成制度の創設を一貫して求めてまいりました。住宅リフォーム助成制度創設自治体数は、昨年4月の330自治体から2012年5月10日現在、4県と488の市区町村、計492自治体で実施されて、わずか1年で150%余りになっています。この全国で増加した数字を見て言えることは、この制度が本当にいいもので、今の疲弊した経済情勢にうってつけの制度だということを物語っています。御存じのように、住宅リフォーム助成制度とは、建築関連業者の仕事確保と地域経済の活性化などを目的に、住宅などを改修するときに、地元業者に工事を発注した場合、自治体が工事費の一部を負担するものです。自治体によって、助成率や上限、工事対象などは異なります。この制度は、大工だけではなく、塗装業、左官業など、関連業界全体への仕事おこしにもつながり、経済波及効果が高いことが全国の経験からも実証されています。以前、新居浜市では、個人資産に市税を投入することは難しいと否定的な考えを示していました。同様の見解だった隣県の香川県さぬき市でも、地域経済のこれ以上の後退を回避するためと、この4月に当初予算2,000万円で創設し、6月から募集することになりました。県内では、昨年より、宇和島市が600万円の予算で実施し、経済効果は助成額に対して16.7倍となり、こんなに反響があるとは思わなかった。市としては地域の活性につながると感じている。当初予算は使い切ったので、9月議会で追加したと。9月議会では400万円追加予算を組んでいます。宇和島市では、今年度も引き続き1,000万円の予算を組んで、市民に歓迎されています。また、隣の四国中央市でも、昨年請願が採択され、今年8月から500万円の予算で始まります。このように、地元で循環する資金の経済効果を考慮に入れ、わずかな予算からでも創設して仕事おこしに行政として手を差し伸べていくことが私たちの責務ではないでしょうか。
以上の立場から、請願第10号、住宅リフォーム助成制度の創設を求める請願を採択してくださるようお願いして、討論を終わります。
○議長(藤田幸正) 以上で通告による討論は終わりました。
これにて討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず請願第8号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第8号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(藤田幸正) 起立多数であります。よって、請願第8号は不採択と決しました。
次に、請願第10号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第10号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(藤田幸正) 起立多数であります。よって、請願第10号は不採択と決しました。
次に、請願第9号を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は採択であります。請願第9号は委員長の報告とおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、請願第9号は採択と決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時14分休憩
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午後 2時16分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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日程第6 委員会の閉会中の継続審議
○議長(藤田幸正) 次に、日程第6、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
企画総務委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず請願第6号を採決いたします。
起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
本件については、企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(藤田幸正) 起立多数であります。よって、請願第6号については企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
次に、請願第7号を採決いたします。
起立しない者は、閉会中の継続審査に反対とみなします。
本件については、企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(藤田幸正) 起立多数であります。よって、請願第7号については企画総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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日程第7 委員会の所管事務調査
○議長(藤田幸正) 次に、日程第7、委員会の所管事務調査を議題といたします。
各委員長から、お手元に配付いたしております所管事務調査表のとおり、それぞれ調査を行いたいとの申し出があります。
お諮りいたします。本件は各委員長からの申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長からの申し出のとおり決定されました。
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日程第8 議員の派遣
○議長(藤田幸正) 次に、日程第8、議員の派遣を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
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議案第62号、議案第63号、諮問第1号
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。ただいま市長から議案第62号、議案第63号及び諮問第1号の3件が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第62号、議案第63号及び諮問第1号の3件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第62号、議案第63号及び諮問第1号の3件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第62号、議案第63号及び諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第62号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員池田浩久氏は、平成24年4月30日をもって辞任いたしましたので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に杉崎桂氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、議案第63号、新居浜市消防委員会の委員の委嘱につきましては、新居浜市消防委員会の委員矢野莞八氏、高橋正俊氏、宮前港氏及び千葉小織氏は、平成24年7月13日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の委嘱を必要といたしますため、新居浜市消防委員会の委員に矢野莞八氏、高橋正俊氏、宮前港氏及び千葉小織氏を委嘱するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
次に、諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員藤下幸正氏は、平成24年2月20日に死亡され、また野口敦子氏は、平成24年9月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に川原洋氏及び野口敦子氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議案第62号、議案第63号及び諮問第1号の3件に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第62号、議案第63号及び諮問第1号の3件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号、議案第63号及び諮問第1号の3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより採決いたします。
採決は分離して行います。
議題のうち、まず議案第62号及び議案第63号の2件を一括採決いたします。
以上の2件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号及び議案第63号の2件は、いずれもこれに同意することに決しました。
次に、諮問第1号を採決いたします。
本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時24分休憩
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午後 2時24分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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議案第64号
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。ただいま市長から議案第64号が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第64号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第64号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第64号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
議案第64号、新居浜市消防委員会の委員の委嘱につきましては、新居浜市消防委員会の委員藤田豊治氏は、平成24年6月5日をもって辞任いたしましたので、新たな委員の委嘱を必要といたしますため、新居浜市消防委員会の委員に伊藤謙司氏を委嘱するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議案第64号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第64号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号については委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議案第64号を採決いたします。
本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号はこれに同意することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時27分休憩
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午後 2時27分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。この際、愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員に、伊藤優子議員を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました伊藤優子議員を、愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました伊藤優子議員が、愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました。
ただいま愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選されました伊藤優子議員が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項による告知をいたします。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時29分休憩
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午後 2時30分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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農業委員会の委員の推薦について
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたします。
本件は、議会が推薦した農業委員藤田豊治議員が辞任したので、後任委員の選任について、市長から推薦方の依頼があったもので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定による議会推薦の農業委員の推薦を行うものであります。
お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会推薦の農業委員に高橋一郎議員を推薦することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、農業委員会の委員に高橋一郎議員を推薦することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時31分休憩
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午後 2時32分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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議会議案第1号
○議長(藤田幸正) お諮りいたします。ただいま加藤喜三男議員外5人から、議会議案第1号が提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、この際、議会議案第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議会議案第1号を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。加藤喜三男議員。
○25番(加藤喜三男)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
本案は、子ども・子育て新システムの撤回を求める意見書の提出についてであります。
政府は、現在開会中の第180回国会において、社会保障・税一体改革に関する社会保障改革の一つとして、子ども・子育て新システム関連3法案を提出いたしております。その主な内容は、都市部で深刻化する保育所の待機児童問題解決のため、幼保の一体化による総合こども園創設や指定制の導入により、これまで認可外とされていた施設も公費を受けられるようにし、株式会社やNPO等の多様な事業主体の参入を促進しようとするなど、次代を担う児童の心身ともに健やかな育成を図るための安定した制度確立を目指しております。しかしながら、総合こども園などの施設には、待機児童の8割以上を占めるゼロ歳児から2歳児の受け入れを義務づけていないことから、待機児童の解消にはつながらないものであります。また、保育現場に市場原理が持ち込まれ、保育の質の低下や保護者の負担増加を招くおそれのある、保育の産業化が危惧されており、それに加え、行政の所管も内閣府、文部科学省、厚生労働省の3重行政となり、保育現場に混乱や不安を招くことになりかねません。
よって、今国会に提出されております子ども・子育て新システム関連3法案では、待機児童の解消はできず、保育の質の低下や保護者の負担増を引き起こしかねないものであります。国におかれましては、待機児童の解消に向け、認定こども園を拡充するなど、現行制度の充実を図り、子育てを積極的に支援する政策を推進するよう、国会及び関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(藤田幸正) これより質疑に入ります。
議会議案第1号に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。
この際、暫時休憩いたします。
午後 2時36分休憩
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午後 2時36分再開
○議長(藤田幸正) 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
これより議会議案第1号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田幸正) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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市長あいさつ
○議長(藤田幸正) 市長からあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
今議会に提案いたしました若宮保育園新築建築主体工事の請負契約や別子観光センターを廃止するための新居浜市別子観光センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定を初め、平成24年度一般会計補正予算など重要諸案件につきまして、議員の皆様方には熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心から御礼申し上げます。
審議の過程で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で遺漏のないよう十分配慮してまいります。
さて、ことしも7月2日の多喜浜校区を皮切りに、8月10日までの間、まちづくり校区集会を市内18校区で開催し、各校区で設定された市政の課題や地域課題について話し合いを行います。市からは、総合文化施設の整備と地域防災をテーマとして、市政の重点事業について市民の皆様方に説明し、御理解を深めていただきたいと思っております。地域と行政が一体となった協働のまちづくりを推進するため、多くの議員、多くの市民の皆様方の御参加をお願いいたします。
終わりになりますが、季節もいよいよ夏場に向かうわけでございます。市民の皆様方を初め、議員の皆様方には、十分お体を御自愛いただきまして、市民福祉の増進と市政のさらなる発展になお一層の御尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(藤田幸正) これにて平成24年第3回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
午後 2時39分閉会