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平成23年第4回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開議(午前10時00分)
議長報告
休憩(午前10時01分)
再開(午前10時04分)
市長、受賞議員に対するあいさつ
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第46号~議案第53号
 山本企画総務副委員長報告
 永易福祉教育委員長報告
 伊藤市民経済委員長報告
 大條環境建設委員長報告
休憩(午前10時50分)
再開(午前11時01分)
 岡崎溥議員の討論
 藤田豊治議員の討論
 大條雅久議員の討論
 表決
日程第3 報告第19号
 佐々木市長の説明
 阿部教育長の説明
休憩(午前11時34分)
再開(午後 1時00分)
日程第4 請願第1号、陳情第1号
 山本企画総務副委員長報告
 伊藤市民経済委員長報告
 高須賀順子議員の討論
 表決
日程第5 委員会の閉会中の継続審査
 表決
日程第6 委員会の所管事務調査
 表決
日程第7 議員の派遣
 表決
議案第54号
 佐々木市長の説明
 委員会付託省略
 表決
休憩(午後 1時15分)
再開(午後 1時15分)
新居浜港務局委員会の委員の推薦について
 表決
休憩(午後 1時16分)
再開(午後 1時18分)
議案第55号
 佐々木市長の説明
 委員会付託省略
 表決
休憩(午後 1時21分)
再開(午後 1時21分)
農業委員会の委員の推薦について
 表決
休憩(午後 1時23分)
再開(午後 1時23分)
日程第8 議会議案第2号~議会議案第4号
 加藤喜三男議員の説明
 委員会付託省略
休憩(午後 1時26分)
再開(午後 1時27分)
 表決
特別委員の選任
 表決
市長あいさつ
閉会(午後 1時31分)


本文
平成23年6月30日 (木曜日)

  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第46号 市有財産の無償譲渡について
            (企画総務委員長報告)
   議案第47号 市有財産の売却について
            (市民経済委員長報告)
   議案第48号 財産の取得について
            ( 同     上 )
   議案第49号 工事委託協定について
            (企画総務委員長報告)
   議案第50号 新居浜市老人ホーム設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について
            (福祉教育委員長報告)
   議案第51号 平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
            (各常任委員長報告)
   議案第52号 平成23年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
            (環境建設委員長報告)
   議案第53号 新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について
            (企画総務委員長報告)
第3 報告第19号 専決処分の報告について
第4 請願第1号 2011年度年金引き下げ方針の撤回と無年金・低年金者に緊急措置、年金受給者資格期間短縮を求める意見書の提出方について
            (市民経済委員長報告)
   陳情第1号 地球防衛宣言に関する決議について
            (企画総務委員長報告)
第5 委員会の閉会中の継続審査
第6 委員会の所管事務調査
第7 議員の派遣
第8 議会議案第2号 特別委員会の設置について
               (委員会付託省略)
   議会議案第3号 特別委員会の設置について
              ( 同   上 )
   議会議案第4号 特別委員会の設置について
              ( 同   上 )
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第46号~議案第53号
日程第3 報告第19号
日程第4 請願第1号、陳情第1号
日程第5 委員会の閉会中の継続審査
日程第6 委員会の所管事務調査
日程第7 議員の派遣
議案第54号
新居浜港務局委員会の委員の推薦について
議案第55号
農業委員会の委員の推薦について
日程第8 議会議案第2号~議会議案第4号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(26名)       
  1番   川 崎 利 生    2番   高 塚 広 義
  3番   三 浦 康 司    4番   篠 原   茂
  5番   水 田 史 朗    6番   太 田 嘉 一
  7番   岩 本 和 強    8番   藤 原 雅 彦
  9番   佐々木 文 義  10番   大 石   豪
 11番   大 條 雅 久   12番   永 易 英 寿
 13番   伊 藤 謙 司   14番   藤 田 豊 治
 15番   高 橋 一 郎   16番   岡 崎   溥
 17番   高須賀 順 子  18番   伊 藤 初 美
 19番   真 木 増次郎  20番   藤 田 幸 正
 21番   伊 藤 優 子   22番   仙 波 憲 一
 23番   白 籏 愛 一   24番   近 藤   司
 25番   加 藤 喜三男  26番   山 本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長           佐々木   龍
 副市長          石 川 勝 行
 企画部長        田 中 洋 次
 総務部長        近 藤 清 孝
 福祉部長        神 野 洋 行
 市民部長        工 藤   順
 環境部長        曽 我   忠
 経済部長        佐々木 一 英
 建設部長        源 代 俊 夫
 消防長          古 川 和 彦
 水道局長        本 田 龍 朗
 教育長           阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長 高 橋 康 文
 監査委員         加 藤   哲
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長        岡   正 士
 議事課長        粂 野 誠 二
 議事課副課長     飯 尾 誠 二
 議事課議事係長    徳 永 易 丈
 議事課調査係長    鈴 木 今日子
 議事課主任       大 田 理恵子
 議事課主任       高 本 大 介
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(伊藤優子) これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議長報告
○議長(伊藤優子) この際、議長報告を申し上げます。
 報告事項は、会議出席報告及び議員の表彰についてであります。
 まず、会議出席報告であります。
 全国市議会議長会第87回定期総会の報告は、議長報告書のとおりであります。お手元の議長報告書をお目通し願います。
 次に、議員の表彰についてであります。
 全国市議会議長会において、20年以上議員在職特別表彰で加藤喜三男議員、村上悦夫前議員、10年以上議員在職表彰で藤田幸正議員が表彰されました。また、全国市議会議長会評議員として、村上悦夫前議員が感謝状を受けられました。
 表彰状及び記念品を受けて帰っておりますので、休憩してその伝達を行います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時01分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時04分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長、受賞議員に対するあいさつ
○議長(伊藤優子) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) お許しをいただきまして、一言お祝いを申し上げます。
 このたび全国市議会議長会におきまして、20年以上議員在職特別表彰として加藤喜三男議員さん、村上悦夫前議員さんが、そして10年以上議員在職表彰として藤田幸正議員さんが、また村上悦夫前議員さんにおかれましては、議長在職中の全国市議会議長会評議員としての御功績により感謝状を受賞なされました。はえあるそれぞれの御受賞、心からお喜びを申し上げます。
 このたびの御受賞は、長年にわたり、地方自治の確立と市民福祉の向上、市政の発展に貢献なされた御功績によるものであり、市民を代表して、心から敬意と感謝を申し上げます。今後におかれましても、豊富な御経験を生かされまして、市政の発展に一層の御協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、お祝いの言葉にかえさせていただきます。おめでとうございました。
○議長(伊藤優子) これより日程に入ります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(伊藤優子) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において大條雅久議員及び永易英寿議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第46号~議案第53号
○議長(伊藤優子) 次に、日程第2、議案第46号ないし議案第53号の8件を一括議題といたします。
 以上の8件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、山本企画総務副委員長。
○26番(山本健十郎)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月27日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第46号、議案第49号、議案第51号及び議案第53号の4件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第46号、市有財産の無償譲渡について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、過去に八雲保育園と南沢津保育園が同じような形で譲渡されているが、中萩保育園は、過去の2園と比べて、譲渡条件などの変更はあるのかとの質疑に対し、建物の面積等は違うが、保育所の民営化に関する基本方針は全く同じであり、変更はないとの答弁がありました。
 次に、南沢津保育園の場合は、後からトイレの改修があり、途中で変更があったように思うが、そのような心配はないのかとの質疑に対し、南沢津保育園は、当初予定していた改修工事に追加して、トイレの改修工事を補正予算で対応した。このことについては、改修の段階で、保育園から児童数に応じたトイレの数が少ないという要望があり追加をした。中萩保育園については、このようなことのないよう、昨年の11月に移管先法人が三恵会に決定した後、施設を一緒に見ていただき、要望事項をお聞きして、それらも勘案した上で工事を進める予定としているとの答弁がありました。このことについては、委員から、当然、大規模な修繕が当分の間必要ないといった状態で渡すということなので、後からそういうことのないように、十分話し合って進めていただきたいとの要望がありました。
 次に、今回、無償譲渡するに当たり、どういうところを改修したのか、また大きな物品として、何か購入したものはあるのか、また総額は幾らかとの質疑に対し、今回の改修工事については、屋上及び2階テラスの防水改修、外壁の劣化に伴う補修、防水塗装、内部の壁の張りかえ、厨房の床の改修、2階の幼児用トイレの増設をすることにしており、2,391万3,000円を予算計上している。この工事については、中萩保育園と具体的な工事日程等を詰めている段階である。備品については、現在も中萩保育園は運営しているので、特に大きな備品はその都度対応しており、今回の民営化にあわせての購入はしていないとの答弁がありました。
 次に、エアコン等の工事が入っていないが、現在どのようにしているのかとの質疑に対し、エアコン等については、中萩保育園に限らず、すべての公立保育園の保育室に設置しており、特に追加する必要はないとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、保育園はそもそも福祉ということで、公がきちんと責任を持つということで運営しており、これを民営化していくのでは、公的責任が薄まっていく。保育制度は、子供が平等に成長していくという公の責任があり、それを広げていく立場が本来であると思う。保育園を進めていく上で、8割は人件費と言われており、市の民営化のねらいというのは安く上げるということで、財政的な目的が第一という方向である。3万数千名の反対署名があったことなど、いろいろな経過からもやるべきではなく、譲渡については反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第46号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第49号、工事委託協定について御報告申し上げます。
 本案は、新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場の改築工事(その10)の委託協定についてであります。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第49号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第51号について御報告申し上げます。
 議案第51号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、5目企画費、第2表債務負担行為補正追加、近代化産業遺産まちづくり推進費、第3表地方債補正追加及び第4表地方債補正変更であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、財政調整基金繰入金2,201万2,000円について、繰入金の対象事業はとの質疑に対し、財政調整基金自体は、今回の補正の一般財源の所要額に充当するものなので、特定の事業の財源ということではなく、全体の事業費の中の一般財源部分に充当するということである。したがって、個々の歳出事業の中の一般財源部分の合計が2,201万2,000円ということであるとの答弁がありました。また、充当額が一番大きな事業は何かとの質疑に対し、マイントピア別子端出場温泉保養センターの委託料945万円。それと、被災地支援事業の中で災害対策基金を3,000万円充当しているが、それ以外の部分については、一般財源を充当しているので、これが3,116万1,000円、全体で見ると一般財源部分は追加計上しているものもあるし、減額になっているものもあるので、全体の相殺の合計が2,201万2,000円であるとの答弁がありました。
 次に、端出場温泉保養センターの委託料ということであるが、これに財政調整基金を使ったのはどうしてかとの質疑に対し、特定財源である国の補助金や市債を充当するような適債事業でないため、一般財源である財政調整基金を充当している。ほかの特定財源に収入を求めるすべがあれば特定財源を充当していたが、特定財源がないため、財政調整基金を充当しているとの答弁がありました。
 次に、緊急雇用未就職卒業者職場体験事業費について10名分計上して、また後で9名分と言われたが、10名のうちの9名が応募したということか、またどのような職場体験をするのか、期間的なものも含めて、もう少し詳しく伺いたいとの質疑に対し、未就職卒業者職場体験事業については、平成22年度にまず8名分を予算化し、2月、3月に雇用している。平成23年度の当初予算では、10名分の予算を組んだ。これは8名分の継続費と新たに5月に2名雇うための計上である。県の基金が4月当初時点で5億円ほど残高があることから、市町に応募依頼があったため、今回の補正で9名を上げている。全体では、平成22年度からの10名と今回の9名の合計19名を新たに雇えるという予算になっている。雇用期間については、1年を限度としている。今回の9名の配属先については、例えば市民課のフロアマネージャーや図書館のカウンターサービス、本庁内の事務部門に配属する予定となっているとの答弁がありました。
 次に、今は非常に景気が悪いので、高校生の卒業者も未就職ということが多々あろうかと思う。この未就職者の雇用期間は1年間だが、臨時職員として継続して働きたいといった場合、臨時職員の雇用期間は2年間だと思うが、未就職者の雇用期間はこれに含まれるのかとの質疑に対し、未就職卒業者職場体験事業については、就職までのつなぎという考え方であり、一般の臨時職員とは別枠で考えている。今まで2年間臨時職員で来られた方でも、卒業後5年以内であれば未就職卒業者職場体験事業における1年間の雇用は認められる。また、この未就職卒業者職場体験事業で雇用された方も、臨時職員に応募できるとの答弁がありました。
 次に、フロアマネージャーとは、専門性が要るのではないか、サブのような感じで配属されるのかとの質疑に対し、未就職者なので職場体験をしていない方が多い。フロアマネージャーとしての業務は、職員の補助的な業務で、体験としてやってもらう。内部事務も当然体験ということでやっていただく。あくまでも補助という形であるとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、財政調整基金を一般財源に使って、マイントピア別子端出場計画策定事業費945万円に充当しているが、これについてはまだはっきりと廃止ということは決まっていない段階での支出であり、このような状況下での財政調整基金の繰り入れについては、今後は十分に慎重に取り組むことを強く要望して賛成する。市民からいろんな反応が出ているので、そちらも十分に考慮して進めていただくことを要望して賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第51号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第53号、新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について御報告を申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、現時点で新居浜市においてこの改正の条件に合う方はおられるのかとの質疑に対し、賦課期日が1月1日現在となるため、1月1日に新居浜市に住所を置いており、その後被災地に転出された方については、2世帯、3名おられ、すべて非課税となっているとの答弁がありました。
 次に、この条例改正は、被災者が対象だと思うが、例えば新居浜市内の事業所で東日本に支店があるような場合、法人でも個人でもいいのだが、その支店が被害を受けた場合は、対象となるのかとの質疑に対し、現地で損害を受けた場合は、対象になるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第53号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 次に、永易福祉教育委員長。
○12番(永易英寿)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月24日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第50号及び議案第51号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第50号、新居浜市老人ホーム設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、第11条で入所の可否を判定する入所判定委員会の設置が規定されているが、入所が認められないのはどのようなケースかとの質疑に対し、経済的な面で生活保護を受給、または市民税の所得割が非課税であること、環境的な面で1人で生活ができない、または同居している家族等との関係から同居が継続できないこと、身体的な面で入院加療が必要でないことが入所の要件である。これらの要件が整う65歳以上の方は、基本的に入所対象となるとの答弁がありました。また、委員会はどのくらいの頻度で開催されるのかとの質疑に対し、入所判定委員会設置要綱で、毎月1回の開催と決めているとの答弁がありました。
 次に、指定管理者制度が導入されると、どういう職員の配置になるのかとの質疑に対し、平成22年度実績では、正規職員の比率は26名中5名で非常に低いが、定員管理上、正規職員をふやすのは非常に難しい。指定管理者制度が導入されれば、当該法人の雇用形態にもよると思うが、正規職員の比率は、現状より改善されるのではないかと考えている。非常勤職員については、入所施設でもあるので、継続的な雇用を考えてほしいと指定管理者の候補者に話をしていきたい。また、全体の職員配置基準は20名であるが、新しい施設でもあるので、何名必要かということは、市としても詰めていきたいとの答弁がありました。
 次に、指定管理者は、できれば新居浜市内の法人にお願いできないかとの質疑に対し、指定管理者は、条例で社会福祉法人に限定するが、入所者が新居浜市内の高齢者であるので、新居浜市内にある社会福祉法人ということが、やはり一番先に来ることであり、そこでまず募集をかけていきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、入所者の介護保険の利用はどうなっているのかとの質疑に対し、指定管理者が介護サービスを行っている法人であることも考えられるし、そういうサービスが導入されるだろうということで、実質的に要介護認定が必要だと思われる方については、認定を受けていただいている。ヘルパーに来てもらったりデイサービスに行ったりすることで、施設の職員も負担が軽減されるだろうと考えているとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、サービスの向上を含めて、指定管理者制度ということはいいと思うので賛成する。指定管理に反対である。福祉の立場を守らなければならないが、民間だと採算を合わせなければならない。構造改革の一環であるので、反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第50号については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第51号について御報告申し上げます。
 議案第51号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第1項保健衛生費及び第10款教育費、ただし財源補正を除くであります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、健康増進対策費に関して、大腸がんの無料検診の対象年齢は何歳か、また国の補助金がなくなっても続けるのかとの質疑に対し、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の方が対象であり、国からクーポン券の様式等について最終決定が届き次第、対象の方にクーポン券を郵送することにしている。また、対象者が5歳刻みであることから、5年間は続けて実施したいと国にも要望しているとの答弁がありました。
 次に、私立保育所施設整備事業に関して、対象となっているめぐみ保育園と新居浜八雲保育園では、どのような施設整備が行われるのかとの質疑に対し、めぐみ保育園は、外壁塗装と屋上防水工事が主要な部分である。新居浜八雲保育園は、1階と2階のトイレの老朽化に伴う改修工事を実施することにしているとの答弁がありました。
 次に、児童虐待防止対策緊急強化事業費に関して、体制強化のための環境改善経費とはどういったものかとの質疑に対し、児童虐待の通告や子育て支援等に迅速に対応するため、電動アシスト自転車を2台購入する予定であるとの答弁がありました。また、児童虐待の件数を把握しているかとの質疑に対し、相談件数のうち、児童虐待に関するものは、平成20年度は延べ65件、児童数29人、平成21年度は延べ97件、児童数36人、平成22年度が延べ163件、児童数62人であった。相談件数の増加は、実際に児童虐待が増加したというより、相談体制の充実やネットワークの強化によるものであると思うとの答弁がありました。
 次に、幼稚園特別支援教育充実費に関して、私立の幼稚園に生活介助員の配置が必要な園児がいた場合どうするのかとの質疑に対し、各幼稚園において、生活介助員の雇用等対応することになっているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第51号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 次に、伊藤市民経済委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月27日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第47号、議案第48号及び議案第51号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第47号、市有財産の売却について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、当用地の周辺区画の単価はどのようになっているのかとの質疑に対し、幹線道路に近い側が高く、マリンロードに隣接している日本溶接協会のところの単価は2万800円で、東奥は1万8,400円となっているとの答弁がありました。
 次に、周辺区画の売却予定はどのようになっているのかとの質疑に対し、売却予定地は8区画あり、契約済みが今回のものを含めると3区画、立地決定されているものは3区画で、今年度中には契約予定である。ほか商談中が1区画、未定が1区画となっているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第47号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第48号、財産の取得について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第48号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第51号について御報告申し上げます。
 議案第51号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、14目防災諸費、16目被災地支援費及び第7款商工費、ただし財源補正を除くであります。
 本案については、提案理由の説明の後、市長からマイントピア別子端出場計画策定事業費の内容について、以下のとおりの説明がありました。
 1点目として、市長として現在の端出場温泉保養センターを今の形で運営を続けるのは、非常に困難であるという基本的な認識は変わらないが、その判断を議会、また市民の皆さんに説明していく中で、観光施設のリニューアル案だけでなく、今の施設を生かす案はないのかという意見も多数あったので、この予算によって検討するテーマとして、観光施設としてリニューアルするということに加え、現在の温泉施設を抜本的に改修して、使用料金あるいは管理形態などをゼロベースで見直した案も並行して出していく。
 2点目として、本会議の中で、廃止条例を出す場合の時期について今年度中と申し上げたが、時間をかけて十分に検討を行い、今年度いっぱい検討期間を要した場合、3月定例会で議案を提案することは困難であることから、今年度内にその検討を行い、それに基づく判断、条例の改正などが必要な場合は、平成24年度の早期に行うとの説明を受け、審査を行ったことを御報告申し上げます。
 それでは、本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、端出場温泉保養センターは、つくられて20年近くたつが、どういう目的でつくったのか、また赤字が非常に多くなったということだが、赤字が多くなったときにどのような対処をしたのかとの質疑に対し、条例にあるように、市民の健康増進という目的も当然あるが、南部観光開発により、新居浜市に新たな観光事業を起こす中で、滞在時間を延ばして、消費活動を促すということで温泉施設を選択し、観光施設としてつくっている。また、赤字に対してどういう対応をしてきたかについては、これまで使用料の見直しやサービス日の創設、マイクロバスの導入、年末年始の営業時間の延長、通常の営業時間を21時から22時に延長するなどの対応をとってきているとの答弁がありました。
 次に、端出場温泉保養センター設置及び管理条例では、設置目的として、第1条に、市民の健康の増進と福祉の向上、余暇の充実を図るためとあるが、観光ありきの施設であるというように受けとめられるが、その考えはどうかとの質疑に対し、南部観光レクリエーション開発基本計画という位置づけの中で、観光施設としてマイントピア別子端出場ゾーンを開発した中で、温泉施設についても、当初の計画時から観光施設としての色合いが強いものであるとの考えであるが、条例においては、公の施設ということであるので、市民の利用が一番ということから、市民の健康の増進と福祉の向上ということを主眼として条例を制定しているとの答弁がありました。
 次に、事業としてもうけるという思いがあったら、最初から民間企業がしている事業である。最初に市民の健康増進や福祉の向上を目的として考えたときに、この事業は、赤字覚悟で行った事業だと思っている。赤字が大きいからということではなく、今公が持っている施設をすべて一回見直して、指定管理にできるものは指定管理者にしていただくなど、そういう思い切ったことも必要ではないかとの質疑に対し、温泉施設については、今の規模、管理形態、利用料金体系、そういうものの微修正ではなく、根本的なものを見直さないといけない。その中には、アイデアとして指定管理の問題とか競争性の問題も入ってくるだろうし、このことも今度の改革案の中では出していきたいとの答弁がありました。
 次に、公の施設として設置した以上、市でどこまで持つのが本当にいいのかということをもう一回全部洗い直す必要があると思うがどうかとの質疑に対し、体育施設、文化施設の建設、改修、維持費の大部分は、公の仕事として受け持っていくというのが基本だと思っている。そういう基本の中でも、適正な受益者負担ということもあり、また10円プールに代表されるように、子供たちのために思い切った低価格で喜んでもらおうというようなこともある。そういう中で、端出場温泉保養センターも、これまで役割を果たしてきて利用されている方々によって維持されてきたことは間違いないが、維持費とこれからのトータルの費用を想定すると、当たり前のように毎年予算を計上していく時期ではない。反省としては、もっと早くこのことに取りかかるべきではなかったかと思っているとの答弁がありました。
 次に、新居浜市民のために、保養センターとして使うのであれば、1つだけを取り上げてどうこう言うのではなく、それぞれの施設について皆さんにわかりやすい料金体系というところをもう一度見る必要があると思うがどうかとの質疑に対し、温泉施設の場合は、地域においても、ほかの民間の施設もあるということから、体育、文化、福祉施設や渡海船と比べると、その優先順位は一つ違うということは従来から思っている。今の料金体系からいうと、約1億8,000万円の経費のうち、使用料収入が約6,000万円で3分の1となっており、施設の性格からして、利用者負担の割合がだんだん減ってきており、現在の公共施設の中で見ても、費用負担は非常に大きいと思っているとの答弁がありました。
 次に、議会で特別委員会をつくって調査しようとしているのだから、今回の業務委託ももう少し先に延ばしてはどうかとの質疑に対し、今回基本的に見直すということについて、合意ができて予算を承認していただき、特別委員会ができるということであれば、具体的にどういう内容を委託したコンサルタントに発注していくのかということを特別委員会などで説明させていただくということは可能だと思うとの答弁がありました。
 次に、検討案策定の予定はとの質疑に対し、今回の予算案が可決されれば、7月ぐらいには業務委託の業者を選定したいと考えている。素案ができるまで四、五カ月かかり、あらかたの骨子としては、11月くらいには計画案を策定して、12月以降に提示し、それぞれ会派説明をしていきたい。ただし、最終案については、平成24年度になるとの答弁がありました。
 次に、利用者の減少と風評被害ということについてはどのように考えているのかとの質疑に対し、昨年の6月議会で重大な決断をしなければならないと申し上げた以降に、若干減少が見られるが、それだけが原因ではない。東平や端出場の入り込み客がふえているが、それがうまく温泉の利用に結びつけれていないのが大きな反省点であるとの答弁がありました。
 次に、利用者の減少への対応として、普通は少し上をねらってそこへ持っていくのが本来であるが、下げた予算を組むというのは言語道断である。ただお客さんが入らないと言っているだけで、来てもらおうという思いが見えない。最初の予算を組むときから、積極さに欠けていると思うがどうかとの質疑に対し、実績を見て歳入歳出のバランスをとるため、当初予算で減額した。努力不足の点については、今後できるだけの努力はしていきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、職員の方がお客さんのところへ行って、調査や聞き取りなどをしたことはあるのかとの質疑に対し、今回マイントピア別子のいろいろな方と何回かお話をさせていただく中で、はっきり新居浜市としての方針を出して今後議論していくのが正しい姿であると考えている。市民の方、議員の方、一定の有識者の方の声も聞きながら、現時点に至っているとの答弁がありました。
 次に、東平への観光客がふえたが、東平へ観光に行く中の一つのツールとして、温泉についての問い合わせなどはなかったのかとの質疑に対し、ルートとしては、近畿地方からしまなみ経由で来て、道後あるいは琴平へ行く中での東平ツアーということで、当初話もしたが、温泉入浴の時間をそのツアーに組み入れることは無理で、東平ツアーと温泉との直接的な関連づけはできなかったとの答弁がありました。
 次に、温泉施設について、今後継続も含めて検討するということであるが、温泉施設を活用する場合の考え方はとの質疑に対し、クアハウス的な発想がマイントピア別子の温泉保養センターのスタートからのコンセプトとしてあり、施設としても立派な施設になっている。その分、維持費がかかるものとなっており、温泉施設を活用するにしても、全体部分のゾーニングの中でもう少し見直すとか、利用客増につながる方策とコスト、維持費の減少と利用の増加、そのバランスをとっていくとの答弁がありました。
 次に、近代化産業遺産として全体をとらえて、マイントピア別子をどういう位置づけにするのかとの質疑に対し、観光振興で町の魅力を高め、そして産業の大きなものとして育てていきたいというのが20年来、南部観光開発に取り組んだときからのコンセプトで、それが別子山村との合併によって、旧別子も含めた全体が産業遺産として非常に脚光を浴びた。その活用については、企業として残しておきたいもの、文化財として活用するもの、観光として活用するものなど、所有者と協議しながらその整理をしていくのが基本的な考え方である。マイントピア別子は、企業から土地をお借りして、観光ゾーンとしており、端出場ゾーンが観光坑道などのリニューアルも成功して観光客がふえている。大きな観光振興という柱の中で、マイントピア別子端出場ゾーンを考えていくのが基本であるとの答弁がありました。
 次に、マイントピア別子、端出場だけをとらえるのではなく、別子山の施設も含めた対応についてはどうかとの質疑に対し、別子山にはゆらぎの森、筏津山荘があり、ゆらぎの森については、今レストランのリニューアルなどで入り込み客の増加を図っており、筏津山荘の建てかえ案については、まだはっきり結論が出ていないので、これをはっきりさせていきたい。一つ一つの施設のあり方をきちんとさせた上で、連携したものがどうなっていくかということも当然しなければならないと思っているとの答弁がありました。また、マイントピア別子端出場計画策定事業費については、委員から、計画策定に当たっては、議員の意見を聞きながらしっかりと計画を練っていただきたい。存続も含めて検討するということであるが、これまで議会に対する説明、利用者に対する説明など、情報量が少なかったような気がする。時期時期には必ずその情報が流れるような仕組みをつくってほしい。また、端出場温泉保養センターを付議事件とした特別委員会を設置した場合には、そこで報告をしていただきたいとの要望がありました。
 次に、観光事業推進費について、観光タクシー運転手養成の人数は何人を目標としているのか、また参加は個人でするのか、それともタクシー会社で人数を決めて参加するのかとの質疑に対し、商工会議所から定員は約30人と伺っている。また、参加はタクシー会社を通じて募集していく形で、事業者に協力を求めることになると思うとの答弁がありました。
 次に、商工会議所助成費について、具体的にどのような支援をしていくのかとの質疑に対し、事業系のごみを中心に、特に生ごみの再資源化、堆肥化を具現化するための試作品の検討や事業間連携ができないかということを今年度から3年計画で行っていくための支援であるとの答弁がありました。
 次に、防災士養成事業費について、現在どれぐらいの自主防災組織が結成されているのか、また防災士の資格期間はどのようになっているのかとの質疑に対し、自主防災組織数は、新居浜市全体で109組織あり、校区については18校区すべて自主防災組織が結成されている。また、防災士の資格は、一度取得して登録すると、資格としてずっと続くとの答弁がありました。
 次に、防災行政無線について、2次対応ということで、聞こえにくいところをカバーしていくということであるが、各自治会の広報塔だけで全部カバーできるのかとの質疑に対し、今回の防災行政無線整備事業は、現在の公民館等1次避難所等に設置されている広報塔だけでは聞こえにくい部分も一部あるので、それらを補完するために、自治会館の広報塔等を利用するもので、今回の整備によって、おおむね市内全域がカバーできると考えており、WiMAXでカバーできない地域については、今後整備についてさらに検討を進めていくとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、防災行政無線は、市民の皆さんにとって重要なものであるので、地域の人が実際に聞こえるか聞こえないかということを重点として、十分に取り組んでいただくことを要望して賛成する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第51号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 次に、大條環境建設委員長。
○11番(大條雅久)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月24日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第51号及び議案第52号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第51号について御報告申し上げます。
 議案第51号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第4款衛生費、第3項下水道費、第8款土木費及び第2表債務負担行為補正追加、駅周辺整備事業であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、都市計画費で、神郷地区に公園を整備するとのことであるが、建設場所が決まった経緯はとの質疑に対し、地元の連合自治会の役員や公民館長等、18人の委員から成る整備協議会を3回開催し、候補地の中から、アクセス面、地権者の御意向、建物の数などを比較して、使いやすさ、まとまった面積、形、条件、そういったものを考慮し、最終的に田の上のマルヨシセンター北側に決定したとの答弁がありました。
 次に、公園の規模や利活用等の計画はどのように考えているかとの質疑に対し、今回予定している用地は約1ヘクタールの規模で、具体的な内容は、これからの協議会の中で詰めていくことになるが、ほぼ四角になる形を確保できるので、ソフトボールやゲートボールなどができるようにする等、できるだけ有効に使えるようにするとともに、防災機能も備えたものを考えているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第51号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第52号、平成23年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、今回の減額が、今年度の下水道整備計画に与える影響はとの質疑に対し、汚水管について、当初計画では、整備延長1万1,028メートルを予定していたが、今回の補正により、7,913メートルに、面積については、当初53.02ヘクタールの予定が33.05ヘクタールになり、普及率では、平成22年度末の56.83%を当初58.6%にする計画が57.9%になるとの答弁がありました。
 次に、今後の整備計画の見通しはとの質疑に対し、3月に起きた東日本大震災の影響で、国の交付金が今後についても減ると予測されるので、より効果効率的な事業の執行に努めていきたいとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時50分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時01分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。岡崎溥議員。
○16番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
 ただいま議題に上っております議案第46号と議案第50号について反対の立場から討論させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず、議案第46号でございますが、市有財産の無償譲渡についてでございます。これは、新居浜市立中萩保育園を民営化することに伴い、市有財産である鉄筋コンクリート2階建て園舎などを社会福祉法人三恵会に無償譲渡するために提案されたものでございます。日本共産党は、従来より、保育園の民営化は、公的責任の放棄につながるということから反対してまいりました。今回は、それを具体的に進める提案でございます。一般質問でも触れさせていただきましたが、この15日に2013年度までに導入を目指すと言われております子ども・子育て新システムの中間取りまとめ案が明らかになりましたが、従来から予想されておりましたように、この内容は、福祉からサービスへ、公の責任を明確にしている現在の措置制度からこれをなくして介護保険などの制度と同じように、助成はするけれども市場に任せて責任はとらないということになる、また幼保一体型総合施設を導入する、日本社会の未来がかかる子育てに、利益優先の企業の参入を容認する、市場原理が導入されて、親と施設の直接契約制にしていくということ、しかも将来的には、こういうやり方でもって市民、保護者の負担がふえていくことになるということも予測されます。そもそもこの保育園の民営化につきましては、3万数千名の反対署名や保護者の反対運動などが大きく広がりました。にもかかわらず、この中萩保育園で3園が強行されてきたところであります。この3園はもちろんのこと、民営化の保育士を送り出したほうの母体となった保育園の側も含めて、直接、間接に大きな犠牲が子供たちや保育士さんに押しつけられてきました。民営化は、保育にかける予算を削ることにねらいがございます。公立保育園の民営化は、公的責任の放棄につながるということを主張してまいりましたが、具体的には、民間保育園よりも強い行政責任を持つ公立保育園が少なくなることで、今回で3つ目ですが、行政の保育責任の果たし方が形骸化していくということになります。また、公立保育園が果たしてきたよりよい保育への牽引的役割、これが低下します。市全体の保育園の保育条件、保育士などの労働条件の低下につながりまして、市全体の保育の質が低下することにつながっていくのではないでしょうか。さらに、子どもの権利条約、憲法、児童福祉法が求めております子供の最善の利益を追求すると、こういう法の趣旨に反しまして、世界の流れにも逆行するものであります。そして、民営化されれば、厳しい保育園の経営を安定させるために、とりわけ8割以上を占めると言われる人件費、この負担を引き下げていくということになります。一人前の保育士になるためには、ゼロ歳から6歳まで、2回どおりやるということが必要だと言われております。民営化の結果、先ほど申し上げました臨時やパートなど、不安定雇用の活用を広げていくという圧力も引き続きかかってくることになります。したがって、継続性、安定性、専門性の確保が難しくなりまして、サービスの低下となるということが懸念されると思います。
 以上、議案第46号の反対討論といたします。
 次に、議案第50号、新居浜市老人ホーム設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
 新しく建てかえられた養護老人ホーム慈光園について、指定管理者制度を導入するに当たりまして、必要な事項及び公の施設としての適切な管理に必要な事項を条例に規定するため提案されたものでございます。この条例案について、措置入所事業、ショートステイ、入所基準など、いろんな提案について異論はありません。ただ、この老人ホームの管理を今までと違い指定管理者制度にゆだねるということについてのみ問題があるということで反対討論させていただきます。
 まず、指定管理者制度がいろんな事業に導入されてきた経過は、小泉元首相が、自民党をぶっつぶすというふうに叫んだことは、よく御存じのとおりでございます。そして、これがいわゆる新自由主義の登場、多国籍企業化した日本の経済体制を、政治の分野でこういう形であらわれたというふうに思うわけでございますが、構造改革を進めるということで、社会保障制度が次々と削られてまいりました。民間では、労働者派遣法が製造現場にも適用される、そして不安定雇用が急拡大する、ワーキングプア、これが大量につくり出される、こういう状況が広がってまいりました。地方政治では、道州制、地方分権、最近では地方主権、公務の民間化、民営化、市場化、指定管理者制度などが登場してきたわけであります。国も自治体も、国民や住民に身近に接し、公務サービスを提供している部門、できるだけ臨時、非常勤職員にやらせたり、アウトソーシングで公務の外にほうり出したりしてまいりました。行政の仕事というのは、あえて言えばサービス業でございますが、労働集約型というべきものでございます。そこで図られるコスト削減とは、主として人件費削減ということになります。そのことは、安い賃金で雇うあるいは不安定雇用に置きかえるということになりまして、行政がワーキングプアをつくり出すことになります。それは、労働者当人にとっても大変ですが、余分な社会保障の支出をもたらし、結局は社会全体にコストを転嫁することになってはね返ってまいります。
 さて、今回の老人ホームについてでございますが、指定管理者を指定する際、3年から5年の期限が議会で決められます。初年度は3年、そして次回から5年というふうに聞いております。つまり、期限が切れれば、そのたびに公募が行われまして、基本的には、指定が継続される保証はありません。管理者は、経営不安と収益性のために、パートや派遣労働など、非正規職員で埋めていくことになります。
 一方、労働者は不安定な低労働条件で働かされることになります。また、市民にとっては、保育園の件と同様、継続性、安定性、専門性の確保が難しくなりまして、住民サービスの低下となってあらわれてくるということも危惧されるのではないでしょうか。
 以上、議案第50号についての反対討論とさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(伊藤優子) 藤田豊治議員。
○14番(藤田豊治)(登壇) 自民クラブの藤田豊治です。
 議案第51号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)について賛成の立場で討論いたします。
 予算のうち、第7款商工費の中の観光費、マイントピア別子端出場計画策定事業費945万円について申し上げます。
 まず、この事業費は、端出場温泉保養センターの条例が廃止されていない中で、温泉施設を廃止し、新たに幅広い市民、観光客に愛される観光施設にリニューアルし、新居浜市の観光振興を図るとの内容で予算案を作成されたとのことであります。私は、新居浜市端出場温泉保養センター設置及び管理条例の廃止が、議会で承認されていない中での今回の事業費の提案は、理解に苦しみます。それは、仮に温泉施設を廃止するということで、新たな観光施設検討のためのコンサルタント会社への委託料、計画策定事業費945万円の予算が可決され、市長の一般質問での答弁にあったように、本年度中に条例廃止の議案を提出され、議会が承認しなかった場合、このコンサルタント会社に委託した945万円は、どぶに捨てるようなものであります。このようなことを、市長や担当部は考えなかったのかと不思議でなりません。市長は、1年前の6月議会で、温泉施設について重大な決断をしなければならない時期が来たと答弁し、本年6月6日の定例記者会見で、記者からの問いに、議会との予算、条例を含めた考え方の一致がないと、最終的に決定されないので、今度は議会の皆さんに予算という形でお示しをしたということですと話されています。さらに、市長は、温泉を継続するための収支改善は可能であるが、1億2,000万円の赤字が3,000万円から4,000万円減少しても、赤字に変わりはない。温泉を市が継続するのであれば、赤字がなくならないと意味がなく、私は赤字が減少したからといって、経営を続けるという考えにはならない。けれども、議会が1億2,000万円から5,000万円に赤字が減るのであれば継続するという結論になれば、もう一度話し合う必要があるということですと述べられています。この内容から考えて、市長は、事業費945万円で温泉施設廃止のための資料作成を考えてたように推察いたします。先ほどの市民経済委員長の報告にもありましたが、私たち自民クラブは、市長の温泉施設廃止ありきの考え方を変更しなければ、委員会に付託された補正予算案を否決して、本会議で修正動議を提出し、事業費をゼロ円とする考えを堅持していましたが、佐々木市長から考え方の変更があり、存続も含め、温泉施設の抜本的な改修などについても検討されることや、一般質問での永易議員への答弁で、温泉施設廃止の判断、それに伴う条例改正などを、本年度中の提案から平成24年度に訂正されたことなどを考慮して、修正動議の提出を取りやめ、このことについての考え方や要望を申し上げます。
 1つ目、事業費の内容は、温泉施設にかわる観光施設へのリニューアルと温泉施設の抜本的な改修による使用料金体系、管理形態をゼロベースで見直すなどの両案をコンサルタント会社に委託するとのことですが、両案とも事業費の偏りがないような取り組みをしていただきたい。また、駅周辺整備関係のコンサルタント委託にも問題があったように思うので、できるだけ庁内や地元の企業などと相談しながら進めていただきたい。
 2点目、端出場温泉保養センター設置及び管理条例の第1条には、設置目的として、市民の健康の増進と福祉の向上、余暇の充実を図るとうたわれており、また第3条には、端出場温泉保養センターが実施する事業として、憩いとやすらぎの場の提供、文化活動、市民の福祉の向上、余暇の有効利用の促進、観光の振興等とうたわれています。平成24年度の条例提案を市長は考えているようですが、市民の健康の増進と福祉の向上のための施設でありますので、市民や議会と十分議論して、禍根を残さないような取り組みをしていただきたい。
 3点目、議会においても、今6月議会で、端出場温泉保養センターに関する調査を付議事件とした特別委員会を設置する予定にしており、また常任委員会においても、議会閉会中の協議会を開催する予定であり、十分に情報交換を行い、市長だけが一人で走るのではなく、十分意見を聞いて取り組みをしていただきたい。
 4点目、市長は、温泉施設を廃止し、観光施設リニューアルを事業化しようとしたが、そのことだけにこだわらず、観光推進を進める市長として、株式会社マイントピア別子と有限会社悠楽技の合併、東平地区、東洋のマチュピチュ等での受け入れ拡充など、議会と連携を深めて、十分議論し、市民との一体感を持って進めていただきたい。
 以上、考え方を申し上げましたが、この事業費が市民の幸せにつながることを期待し、賛成討論といたします。
○議長(伊藤優子) 大條雅久議員。
○11番(大條雅久)(登壇) 会派いずみ会の大條雅久です。
 議案第51号、平成23年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)に対して、賛成の立場で討論いたします。
 今回の補正予算には、議案提出前の説明と委員会審査時点とでは異なる説明になった点がございます。それは、市民経済委員会委員長の報告にもありましたが、重要な変更点でありますので、私どもの会派いずみ会での議論を踏まえ、賛成理由として申し添えさせていただきます。
 マイントピア別子端出場計画策定事業費945万円について、議案提出前の説明では、新居浜市端出場温泉保養センターの廃止を前提とした事業計画策定とのことでしたが、市民経済委員会の審議冒頭において、温泉施設存続のケースも選択肢に入れた事業計画策定ですと温泉施設の存続と廃止、両方の選択肢を含む説明に変更されました。この変更の意味するものは、ただ単に温泉施設のみの採算性や市民福祉に対する貢献度をはかって今後の事業計画の方向を決めることではないと理解いたします。昨年6月における市長の重大な決断をしなければならない時期が来た発言以降、勘違いや思い込みによる風聞が出回りました。幾つか代表的な例を挙げると、温泉施設だけでなく、マイントピア別子全部が廃止になる、赤字でやめるらしい、閉めるんじゃなくてもう閉めた、おふろはもうやっていない、あげくには、温泉施設の会員から中途解約の問い合わせや会員更新のお断りなどがあり、具体的な数字で言えば約600万円、率にして前年対比8.8%の入浴料収入のマイナスが生じました。この数字が風評被害という表現で今議会の答弁にあらわれたのは、皆様も御存じのとおりです。私たちは、風評被害は、温泉施設の入浴料収入の減少のみにとどまっていないと考えています。一昨年からの東洋のマチュピチュブームは、観光バスで訪れる県外の観光客だけでなく、県内の市や町の方々、そして新居浜市民自身が東平へ足を運ぶきっかけになりました。私はある方から、結婚して新居浜に住むようになって30年近くになるが、東平のことをテレビで知りました。きのうの日曜日、初めて行ってきました。マイントピア別子にも寄りましたよ。実際私が聞いた市民の言葉です。市長は、株式会社マイントピア別子の社長として、今回の東洋のマチュピチュブームをどの方向に活用しようとしたのでしょうか。市長の重大な決断発言に反応した市民がいらっしゃいます。1つは、20年近くなれ親しんだ温泉施設を継続できる活用方法を模索してほしいと訴える方々、一方は、市民の貴重な税金を有効、公平に活用すべきとの立場から、これまでの温泉施設の経営のあり方に疑義を唱えた方々、2つの立場は全く正反対のように受けとめられがちですが、両者の主張を子細に検証しますと、共通する点が多いことに気づきます。共通というよりも、全く同じ思いをお持ちのようです。それは第三セクター方式の株式会社マイントピア別子と端出場温泉保養センター、そして新居浜市の3つの関係が見えないことと経営姿勢への不信感です。不信感の中には、マイントピア別子の開設数年後に生じた金銭上の不祥事や同時期の施設内の運営に関する風評がいまだに尾を引いている感があります。現在、マイントピア別子を新居浜市の観光拠点たらんと日々奮闘されている職員や関係者の方々にとっては、全くもって不適当な評価であり、誤解であると言わなければなりませんが、過去の不祥事や悪い評判がいかにも現在に引き継がれているがごとき誤解が生じるのは、さきにも述べましたが、株式会社マイントピア別子と端出場温泉保養センター、そして新居浜市の3者の関係が市民に見えないということ、恥ずかしながら、私たち議員にも容易には理解しづらい構造になっていることに原因があると思いました。私たちは、今回の外部専門家によるコンサルティングの予算945万円は、新居浜市がマイントピア別子に持つ直轄部分並びに株式会社マイントピア別子双方のさらなる活性化と新居浜市民から納得いただける運営形態の創設に寄与していただけるものと理解いたします。
 最後に、委員会の中で、我が会派の委員から、端出場温泉の歴史について発言した点を補足させていただきます。立川地区内のバス停の1つに温泉口があります。戦前、この地には龍神温泉という名称の施設がありました。端出場温泉保養センターに使用している源泉は、昭和5年に別子鉱業所が立川に開設した龍神温泉と同じものを利用しております。龍神温泉は、戦後もしばらくの間、別子鉱業所の職員寮として親しまれたとのことです。
 余談をつけ加えましたが、以上で賛成討論を終わります。
○議長(伊藤優子) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第46号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第50号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第47号ないし議案第49号及び議案第51号ないし議案第53号の6件を一括採決いたします。
 以上の6件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の6件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号ないし議案第49号及び議案第51号ないし議案第53号の6件は、いずれも原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 報告第19号
○議長(伊藤優子) 次に、日程第3、報告第19号を議題といたします。
 説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第19号につきまして御説明申し上げます。
 報告第19号、専決処分の報告につきましては、訴訟上の和解についてでございまして、民事訴訟法の規定に基づき、平成23年2月18日に訴えの提起があったものとみなされました学校給食費滞納者に対する未払い学校給食費請求事件につきまして、相手方である児童生徒の保護者1名との間で訴訟上の和解をするため、平成23年6月10日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 なお、詳細につきましては、補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(伊藤優子) 補足説明を求めます。阿部教育長。
○教育長(阿部義澄)(登壇) 報告第19号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
 議案書の1ページから3ページまでをお目通しください。
 本件につきましては、学校給食費滞納者のうち、特に悪質な滞納者について、平成23年2月18日、新居浜簡易裁判所に対し、民事訴訟法に基づく支払い督促の申し立てを行いましたところ、そのうちの2世帯から分割払いを希望するという趣旨の督促異議申立書が提出されたため、民事訴訟法第395条の規定に基づき、平成23年4月21日、訴えの提起について専決処分をいたしました件につきまして、相手方である児童生徒の保護者1名との間で、訴訟上の和解をすることについて、平成23年6月10日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 和解に至った経緯といたしましては、同月2日、新居浜簡易裁判所におきまして、相手方である児童生徒の保護者から、該当の給食費残代金等24万7,246円につきまして、平成23年6月から平成24年2月にかけて分割払いを希望するという和解の申し出がございましたので、未払い給食費等を全額支払うことを求める市の基本的な立場が和解協議の中で確保されましたことから、訴訟上の和解に応じたというものでございます。
 以上で補足を終わります。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 報告第19号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
  午前11時34分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時00分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 請願第1号、陳情第1号
○議長(伊藤優子) 次に、日程第4、請願第1号及び陳情第1号の2件を一括議題といたします。
 以上の2件に関し、企画総務委員長及び市民経済委員長の報告を求めます。山本企画総務副委員長。
○26番(山本健十郎)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました陳情第1号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 陳情第1号、地球防衛宣言に関する決議についてでありますが、本陳情の趣旨は、戦争のない世界を実現するためには、すべての人間が同じ地球で共同生活をしているという新しい世界観を持つことにより、国家を超えて連帯する地球共同体社会を建設していくことが必要であり、より安全でより豊かな戦争のない世界とするための決議を求めるため、陳情されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、具体的な国を挙げられているが、一方的な論理を言っている。それぞれの国の歴史や風土もあるので、陳情に書かれている項目については不採択である。地球防衛隊運営の基礎財源を原子力発電によるエネルギーにかえていくという点や原子力発電所を建設するという点は、現在、原子力発電に関する大きな問題が起きている現状とは合わないところがある。部分的には賛成するところもあるが、基本的には受け入れることはできないなどの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、陳情第1号については、賛成する者なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) 伊藤市民経済委員長。
○13番(伊藤謙司)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第1号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 請願第1号、2011年度年金引き下げ方針の撤回と無年金・低年金者に緊急措置、年金受給者資格期間短縮を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、2011年度の年金引き下げ撤回と無年金、低年金者の生活実態に配慮した国庫負担、また年金受給資格期間を25年から10年に短縮し、一定の無年金者への年金受給実現を求めるため、政府及び関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、現実に2011年度の年金が引き下げられており、この段階での審議は難しい。また、年金受給資格期間を25年から10年に短縮することについては、今の国の財政からすると困難であると思うので反対する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第1号については、賛成少数をもって、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり、不採択とすべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 ただいまの企画総務委員長及び市民経済委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高須賀順子議員。
○17番(高須賀順子)(登壇) 請願第1号、2011年度年金引き下げ方針の撤回と無年金・低年金者に緊急措置、年金受給者資格期間短縮を求める請願に賛成の立場で討論します。
 深刻なデフレが続く中、物価スライド制に基づく年金引き下げの攻撃が、毎年のように続き、2011年度については、0.4%の引き下げが強行されました。国民年金では、月額267円引き下げられ、6万5,741円となります。年間では3,204円減額です。これでは、国民は生活できません。高齢者の大半は、少ない年金に苦しんでいます。年金のない人も少なくありません。その上、税金と医療、介護保険料が大幅に引き上げられています。特に、住民税非課税措置が廃止され、低い年金の人にも住民税がかかるようになりました。ひとり暮らしの高齢女性の生活は、特に深刻です。無年金、低年金者は、生きる限度ぎりぎりの生活を強いられています。急いで支援措置を実現することが求められています。東日本大震災、津波、原発事故で被災された農業者、漁業者、零細業者の国民年金まで引き下げるのです。日本は、特別に年金の男女差別が大きい国であります。女性は、基礎年金しかない人が多く、雇用の条件や賃金などの男女不平等がすべて年金になってあらわれます。また、出産、育児、介護などの労働を正しく評価するべきです。国民の暮らしの実態から、2011年度の年金引き下げを撤回すべきであります。老齢基礎年金は、40年間保険料を欠かさず納めても、月6万6,000円にもなりません。25年以上納めなければ1円も出ません。少なくとも、10年に短縮すべきであります。無年金、低年金者も、長年にわたって納税義務を果たし、現在も消費税を負担し続けている高齢者の実情に照らして、無年金者には、国庫負担分3.3万円を、基礎年金が満額に達しない年金者には、その年金額の半額の国庫負担分を3万3,000円まで引き上げるべきであります。社会保障財源は、偏り過ぎた所得の分配をし直すことでつくるべきものであります。そのためには、税負担能力があるところ、つまり所得の大きいところに応分の負担を求めることが必要です。現在、大企業や高額所得者、大資産家は、244兆円の内部留保を持っています。適切な課税により、財源が生み出されます。
 以上の立場から、請願第1号に賛成を求めて討論を終わります。
○議長(伊藤優子) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず請願第1号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第1号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、請願第1号は不採択と決しました。
 次に、陳情第1号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第1号は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、陳情第1号は不採択と決しました。
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日程第5 委員会の閉会中の継続審査
○議長(伊藤優子) 次に、日程第5、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
 市民経済委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。陳情第2号については、市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(伊藤優子) 起立多数であります。よって、陳情第2号については、市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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  日程第6 委員会の所管事務調査
○議長(伊藤優子) 次に、日程第6、委員会の所管事務調査を議題といたします。
 各委員長から、お手元に配付いたしております所管事務調査表のとおり、それぞれ調査を行いたいとの申し出があります。
 お諮りいたします。本件は各委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長の申し出のとおり、決定されました。
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  日程第7 議員の派遣
○議長(伊藤優子) 次に、日程第7、議員の派遣を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情によって変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
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  議案第54号
○議長(伊藤優子) お諮りいたします。ただいま市長から議案第54号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第54号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議案第54号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第54号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議案第54号、瀬戸内運輸株式会社取締役の推薦につきましては、瀬戸内運輸株式会社取締役石川勝行氏は、平成23年6月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに取締役の推薦を必要といたしますため、瀬戸内運輸株式会社取締役に石川勝行氏を推薦するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 議案第54号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号については委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議案第54号を採決いたします。
 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号はこれに同意することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時15分休憩
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  午後 1時15分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  新居浜港務局委員会の委員の推薦について
○議長(伊藤優子) お諮りいたします。この際、新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、この際、新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。
 新居浜港務局委員会の委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。新居浜港務局委員会の委員として、港湾法第17条第1項の規定により、加藤喜三男議員を推薦することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、新居浜港務局委員会の委員として、加藤喜三男議員を推薦することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時16分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時18分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  議案第55号
○議長(伊藤優子) お諮りいたします。ただいま市長から議案第55号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第55号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議案第55号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第55号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議案第55号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員近藤司氏は、平成23年6月30日をもって辞任いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に加藤喜三男氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 議案第55号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議案第55号を採決いたします。
 本案はこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号はこれに同意することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時21分休憩
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  午後 1時21分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  農業委員会の委員の推薦について
○議長(伊藤優子) お諮りいたします。この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたします。
 本件は、議会が推薦した農業委員近藤司議員及び神野敬二前議員が辞任し、また佐々木文義議員及び仙波憲一議員の委員の任期が、平成23年7月19日をもって満了となるので、後任委員の選任について市長から推薦方の依頼があったもので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定よる議会推薦の農業委員の推薦を行うものであります。
 お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会推薦の農業委員は4人とし、藤原雅彦議員、藤田豊治議員、仙波憲一議員、山本健十郎議員を推薦いたしたいと思います。以上の4人を推薦することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、以上の4人を推薦することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時23分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時23分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  日程第8 議会議案第2号~議会議案第4号
○議長(伊藤優子) 次に、日程第8、議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。加藤喜三男議員。
○25番(加藤喜三男)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
 以上の3件は、いずれも特別委員会の設置についてであります。
 まず、議会議案第2号は、災害対策特別委員会でありまして、防災対策に関する調査、大規模災害時における問題調査を行うため、委員定数8人の特別委員会を設置しようとするものであります。
 次に、議会議案第3号は、産業・観光振興対策特別委員会でありまして、企業誘致と市内企業の留置、工業用地の確保、近代化産業遺産の活用、端出場温泉保養センター及び市街地活性化に関する調査を行うため、委員定数8人の特別委員会を設置しようとするものであります。
 次に、議会議案第4号は、都市基盤・道路網整備促進特別委員会でありまして、国道11号バイパス及び都市計画道路の整備促進、大島・荷内沖開発、総合運動公園の建設に関する調査を行うため、委員定数8人の特別委員会を設置しようとするものであります。
 なお、以上3つの特別委員会は、いずれも調査期間は付議事件の調査終了までとし、議会の閉会中も調査を行うことができるというものであります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時26分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時27分再開
○議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件を一括採決いたします。
 以上の3件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第2号ないし議会議案第4号の3件はいずれも原案のとおり可決されました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました災害対策、産業・観光振興対策及び都市基盤・道路網整備促進特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、川崎利生議員、高塚広義議員、三浦康司議員、水田史朗議員、藤原雅彦議員、伊藤謙司議員、岡崎溥議員、仙波憲一議員、以上8人を災害対策特別委員に、岩本和強議員、佐々木文義議員、大石豪議員、大條雅久議員、永易英寿議員、藤田豊治議員、高須賀順子議員、加藤喜三男議員、以上8人を産業・観光振興対策特別委員に、篠原茂議員、太田嘉一議員、伊藤初美議員、真木増次郎議員、藤田幸正議員、白籏愛一議員、近藤司議員、山本健十郎議員、以上8人を都市基盤・道路網整備促進特別委員にそれぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の議員を、それぞれの特別委員に選任することに決しました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長あいさつ
○議長(伊藤優子) 市長からあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今議会に提案いたしました中萩保育園の民間移管に伴う市有財産の無償譲渡についてや慈光園に指定管理者制度を導入するための新居浜市老人ホーム設置及び管理条例の一部を改正する条例の制定などを初め、平成23年度一般会計補正予算等重要諸案件につきまして御熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心からお礼申し上げます。
 また、審議の過程でいただきました御意見、御提言等につきましても、今後十分検討させていただきます。
 さて、ことしも7月5日の多喜浜校区を皮切りに、8月11日までの間、まちづくり校区集会を市内18校区で開催し、市連合自治会や各校区で設定された市政の課題や地域課題について話し合いを行います。市からは、第五次長期総合計画をテーマとし、市政の重点課題、防災対策や駅周辺整備、また端出場温泉保養センターの課題などについて市民の皆様に説明し、御理解を深めていただきたいと思っております。地域と行政が一体となった協働のまちづくりを推進するため、多くの市民の皆様方の御参加をお願いいたします。
 終わりになりますが、季節もいよいよ夏本番に向かうわけでございます。既に大変暑くなりまして、熱中症などの心配がございますが、市民の皆様方を初め、議員の皆様には十分お体を御自愛いただきまして、市政のさらなる発展に一層の御尽力を賜りますよう、心からお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。
○議長(伊藤優子) これにて平成23年第4回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 1時31分閉会