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平成22年第3回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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ページID:0000857 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
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目次
議事日程                                         
本日の会議に付した事件                                  
出席議員                                         
欠席議員                                         
説明のため出席した者                                   
議会事務局職員出席者                                   
開議(午前10時00分)                                 
市長一般報告                                       
日程第1 会議録署名議員の指名                              
休憩(午前10時01分)                                 
再開(午前11時09分)                                 
議会議案第6号                                      
 藤田豊治議員の説明                                   
 委員会付託省略                                     
休憩(午前11時15分)                                 
再開(午前11時15分)                                 
 表決                                          
休憩(午前11時27分)                                 
再開(午前11時28分)                                 
日程第2 議案第42号~議案第51号                           
 藤田企画総務委員長報告                                 
 真鍋福祉教育委員長報告                                 
 藤田市民経済委員長報告                                
 高橋環境建設委員長報告                                 
休憩(午前11時55分)                                 
再開(午後 0時59分)                                 
 岡崎溥議員の討論                                    
 表決                                          
日程第3 議案第52号                                  
 佐々木市長の説明                                    
 古川消防長の説明                                    
 委員会付託                                       
休憩(午後 1時11分)                                 
再開(午後 1時49分)                                 
 藤田企画総務委員長報告                                 
休憩(午後 1時51分)                                 
再開(午後 1時51分)                                 
 表決                                          
日程第4 請願第2号~請願第4号、陳情第4号                       
 真鍋福祉教育委員長報告                                 
 藤田市民経済委員長報告                                 
 高須賀順子議員の討論                                  
 岡崎溥議員の討論                                    
 表決                                          
日程第5 委員会の閉会中の継続審査                            
 表決                                          
日程第6 委員会の所管事務調査                              
 表決                                          
日程第7 議員の派遣                                   
 表決                                          
休憩(午後 2時26分)                                 
再開(午後 3時04分)                                 
議案第53号、議案第54号、諮問第1号                          
 佐々木市長の説明                                    
 委員会付託省略                                     
 表決                                          
休憩(午後 3時08分)                                 
再開(午後 3時09分)                                 
農業委員会の委員の推薦について                              
 表決                                          
休憩(午後 3時11分)                                 
再開(午後 3時11分)                                 
日程第8 議会議案第4号、議会議案第5号                         
 山本健十郎議員の説明                                  
 委員会付託省略                                     
休憩(午後 3時16分)                                 
再開(午後 3時16分)                                 
 表決                                          
市長あいさつ                                       
閉会(午後 3時19分)


本文
平成22年6月24日 (木曜日)
 議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第42号 公有水面の埋立てについて
            (企画総務委員長報告)
   議案第43号 市有財産の売却について
            (市民経済委員長報告)
   議案第44号 工事請負契約について
            (企画総務委員長報告)
   議案第45号 工事委託協定について
            ( 同     上 )
   議案第46号 新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例及び新居浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
            ( 同     上 )
   議案第47号 新居浜市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について
            (福祉教育委員長報告)
   議案第48号 新居浜市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
            (環境建設委員長報告)
   議案第49号 平成22年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)
            (各常任委員長報告)
   議案第50号 工事請負契約について
            (企画総務委員長報告)
   議案第51号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
            (福祉教育委員長報告)
第3 議案第52号 新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
            (企画総務委員会付託)
第4 請願第2号 国民健康保険料の引き上げ中止と、国庫負担金の増額を求める意見書の提出方について
            (福祉教育委員長報告)
   請願第3号 最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出方について
            (市民経済委員長報告)
   請願第4号 最低保障年金制度の創設を求める意見書の提出方について
            ( 同     上 )
   陳情第4号 後期高齢者医療制度のすみやかな廃止を求める意見書の提出方について
            (福祉教育委員長報告)
第5 委員会の閉会中の継続審査
第6 委員会の所管事務調査
第7 議員の派遣
第8 議会議案第4号 口蹄疫の防疫対策強化を求める意見書の提出について
               (委員会付託省略)
   議会議案第5号 本州四国連絡高速道路の新料金制度の見直しを求める意見書の提出について
              (委員会付託省略)
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
議会議案第6号
日程第2 議案第42号~議案第51号
日程第3 議案第52号
日程第4 請願第2号~請願第4号、陳情第4号
日程第5 委員会の閉会中の継続審査
日程第6 委員会の所管事務調査
日程第7 議員の派遣
議案第53号、議案第54号、諮問第1号
農業委員会の委員の推薦について
日程第8 議会議案第4号、議会議案第5号
――――――――――――――――――――――
  出席議員(28名)       
  1番   神 野 敬 二    2番   西 原   司
  3番   永 易 英 寿    4番   古 川 拓 哉
  5番   伊 藤 謙 司    6番   西 本   勉
  7番   高須賀 順 子    8番   岩 本 和 強
  9番   大 石   豪    10番   大 條 雅 久
 11番   藤 原 雅 彦    12番   真 鍋   光
 13番   藤 田 豊 治     14番   高 橋 一 郎
 15番   藤 田 幸 正     16番   伊 藤 優 子
 17番   藤 田 統 惟     18番   岡 崎   溥
 19番   伊 藤 初 美     20番   石 川 尚 志
 21番   村 上 悦 夫     22番   佐々木 文 義
 23番   真 木 増次郎    24番   仙 波 憲 一
 25番   白 籏 愛 一     26番   近 藤   司
 27番   加 藤 喜三男    28番   山 本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長            佐々木   龍
 副市長           石 川 勝 行
 企画部長         田 中 洋 次
 総務部長         堀 田 高 正
 福祉部長         近 藤 清 孝
 市民部長         工 藤   順
 環境部長         曽 我   忠
 経済部長         佐々木 一 英
 建設部長         源 代 俊 夫
 消防長           古 川 和 彦
 水道局長         本 田 龍 朗
 教育長           阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長  高 橋 康 文
 監査委員          加 藤   哲
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長         藤 田 恭 一
 議事課長         粂 野 誠 二
 議事課副課長      和 田 昌 志
 議事課副課長      飯 尾 誠 二
 議事課調査係長    徳 永 易 丈
 議事課議事係長     阿 部 広 昭
 議事課主任        大 田 理恵子
 議事課主事       高 本 大 介
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(村上悦夫) これより本日の会議を開きます。
 この際、諸般の報告を行います。
 市長から報告があります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
 一般報告を申し上げます。
 報告事項につきましては、去る6月9日にグランドプリンスホテル赤坂において開催されました第80回全国市長会議の出席報告でございます。このことにつきましては、お手元の文書をもって御報告にかえさせていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) これより日程に入ります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第7終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(村上悦夫) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において高橋一郎議員及び藤田幸正議員を指名いたします。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時01分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時09分再開
○副議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議会議案第6号
○副議長(伊藤優子) お諮りいたします。ただいま藤田豊治議員外10人から議会議案第6号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、この際、議会議案第6号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議会議案第6号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。藤田豊治議員。
○13番(藤田豊治)(登壇) 自民クラブの藤田豊治でございます。
 市職員の皆さん、市民の皆さん、議員の皆さん、今から村上悦夫議長に対する議長の不信任に関する決議について上程いたしますので、御清聴、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて、議長とは、市議会議員の総意の体現者であります。議会を代表する職責を持ち、議会の開閉、議事日程、審議などの秩序保持のために権限を有する者であります。
 このように、重大な議長の職責に対して、本年度に入ってからも、議事運営の過程で、議員、理事者の名前が出てこなかったり、うろたえる姿が多く見られるのが最近のお姿ではないでしょうか。また、6月議会で明らかになったことは、村上議長の自宅建築時の道路後退の問題があります。この問題は、村上議長の自宅建築時に、完了検査が終了した後に構造物(塀)をもとの位置に戻し、建築基準法に違反していることです。村上議長は、自分のことは棚に上げて、平成17年12月議会での建築確認業務の質問の中で、建築後退線は、法的に確保されることになっており、4メートルの道路幅員確保、消防、救急活動に支障なく取り組む一段の努力と工夫が必要ではないかと質問をされています。私たち同僚議員として、恥ずかしく、議員の資格が問われかねない問題です。さらに、マスコミ報道されました村上悦夫議長名で公費を使い、弔電をされた問題もあります。
 以上のことなどから、私どもは、会議規則や議長の職務に対する責任などに照らし合わせ、また市民、職員、議員から大きな信頼を失った中で、議会の最高責任者としての村上議長の継続は、認めることはできません。
 上記の理由により、村上悦夫議長に対して、議長不信任とするものであり、以上のとおり、提案します。市民の皆さん、市職員の皆さん、議員の皆さん、信頼が問われていると思います。良識のある議員の皆さん、この決議に賛成のほど、お願いいたしまして、提案の説明とさせていただきます。
○副議長(伊藤優子) これより質疑に入ります。
 議会議案第6号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊藤優子) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第6号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊藤優子) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第6号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前11時15分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時15分再開
○副議長(伊藤優子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議会議案第6号を採決いたします。
 この採決については、大條雅久議員外4人から記名投票によられたいとの要求がありますので、記名投票により行います。
 議場の閉鎖を命じます。
  〔議場閉鎖〕
○副議長(伊藤優子) 念のため申し上げます。議会議案第6号について、可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記入願います。
 なお、投票中、賛否を表明しない票及び賛否が明らかでない票並びに賛成、反対以外を記載した票は、会議規則第72条第3項の規定により、否とみなします。
 ただいまの出席議員数は26人であります。
 投票用紙を配付いたさせます。
  〔投票用紙配付〕
○副議長(伊藤優子) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊藤優子) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
  〔投票箱点検〕
○副議長(伊藤優子) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げます。本案について可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 なお、投票中、賛否を表明しない票及び賛否が明らかでない票並びに賛成、反対以外を記載した票は、会議規則第72条第3項の規定により、否とみなします。
 点呼を命じます。
  〔事務局長氏名点呼、各員投票〕
○副議長(伊藤優子) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(伊藤優子) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○副議長(伊藤優子) 開票を行います。
 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に伊藤謙司議員、大石豪議員、真鍋光議員、伊藤初美議員を指名いたします。よって、4人の議員の立ち会いを願います。
  〔立会人投票箱のところへ参集、開票〕
○副議長(伊藤優子) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 26票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
  賛成 12票
  反対 14票
 以上のとおり反対が多数です。よって、議会議案第6号は否決されました。
  …………………………………………………
  賛成(可)とする議員の氏名
   古 川 拓 哉   伊 藤 謙 司
   西 本    勉   藤 田 豊 治
   高 橋 一 郎   藤 田 幸 正
   藤 田 統 惟   仙 波 憲 一
   白 籏 愛 一   近 藤    司
   加 藤 喜三男   山 本 健十郎
  反対(否)とする議員の氏名
   神 野 敬 二   西 原    司
   永 易 英 寿   高須賀 順 子
   岩 本 和 強   大 石    豪
   大 條 雅 久   藤 原 雅 彦
   真 鍋    光   岡 崎    溥
   伊 藤 初 美   石 川 尚 志
   佐々木 文 義   真 木 増次郎
  …………………………………………………
 この際、暫時休憩いたします。
  午前11時27分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時28分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第42号~議案第51号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第2、議案第42号ないし議案第51号の10件を一括議題といたします。
 以上の10件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、藤田企画総務委員長。
○15番(藤田幸正)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月21日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第42号、議案第44号ないし議案第46号、議案第49号及び議案第50号の6件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第42号、公有水面の埋立てについて御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、愛媛県知事への意見提出後の予定はどうなっているのかとの質疑に対し、県の審査、国土交通省の認可を経て、10月から11月ごろに県から埋め立ての免許を取得する予定である。平成22年度は護岸工事、平成23年度と平成24年度は新居浜港(東港地区)の14万立米のしゅんせつ土砂を投入するなどし、平成27年度に埋め立てが完了するとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第42号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第44号、工事請負契約について御報告申し上げます。
 本案は、新居浜市デジタル防災行政無線システム整備工事の請負契約についてであります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、予定価格は幾らで、落札率は何%かとの質疑に対し、予定価格は税抜き2億7,130万円、落札率は60.93%であるとの答弁がありました。
 次に、今回の契約にすべての設備が含まれているのか、また機器のメーカーは、入札した4社でそれぞれ異なっているのかとの質疑に対し、今回の契約にすべての設備が含まれている。メーカーはそれぞれ異なっているが、仕様は総務省所管の社団法人電波産業会策定の標準規格に合致しているとの答弁がありました。
 次に、仕様に対する問い合わせは、どういったものがあったのかとの質疑に対し、屋外拡声子局の機器の収納方法等についての問い合わせがあったとの答弁がありました。
 次に、30カ所の屋外拡声子局は、双方向の通信が可能なのかとの質疑に対し、旧市地域の全公民館、ふれあいプラザ、ウイメンズプラザ、上部高齢者福祉センター、マイントピア別子の21カ所は、双方向の通信が可能である。別子山地域に双方向の通信が可能な屋外拡声子局はないが、屋外拡声子局ではなく、システムとして別子山支所と本庁が結ばれているとの答弁がありました。
 次に、ソフト面において、今後仕様を変更しなければならないような心配はないのかとの質疑に対し、仕様書は建築住宅課と防災安全課のみならず、設計した業者、消防本部、情報政策課も含め時間をかけて練り上げたものであるので、今後変更を重ねることはないと思うとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、仕様書の内容が遵守されるよう要望して賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第44号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第45号、工事委託協定について御報告申し上げます。
 本案は、新居浜市公共下水道新居浜市下水処理場の改築工事(その9)の委託協定についてであります。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第45号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第46号、新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例及び新居浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、新居浜市職員の勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の改正案の第8条の2第2項では、3歳に満たない子を持つ職員が、その子を養育するために請求した場合で、当該請求をした職員の業務を処理するための措置を講ずることが著しく困難である場合を除き、時間外勤務をさせてはならないとされているが、この時間外勤務から災害、その他避けることのできない事由に基づく臨時の勤務が除外されている。災害のほかに避けることのできない事由とは、どういったことが想定されるのかとの質疑に対して、具体的な例示はないが、災害に準じるようなものと認識しているとの答弁がありました。
 次に、新居浜市職員の育児休業等に関する条例の改正案の第20条の部分休業とはどういったものかとの質疑に対し、就業時間の開始、または終了時に合計2時間休むことができるものであるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第46号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第49号について御報告申し上げます。
 議案第49号、平成22年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、5目企画費及び第2表地方債補正変更であります。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第49号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第50号、工事請負契約について御報告申し上げます。
 本案は、北中学校屋内運動場改築建築主体工事の請負契約についてであります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、予定価格は幾らで、落札率は何%かとの質疑に対し、予定価格は税抜き2億5,448万円、落札率は81.74%である。なお、落札者は、新居浜市の格付において、建築、土木ともAである。また、今回の工事は、市内業者で十分対応できるとの答弁がありました。
 次に、地盤が50センチメートルかさ上げされる、また玄関が西側から東側に変更されるなど、用途によって影響が出るのではないかとの質疑に対し、南側には掃き出しドアがあり、西側からスロープがついているので、用途により西側からもスムーズに出入りができるとの答弁がありました。
 次に、工事期間が平成23年3月18日までであるが、今年度の卒業式には使わないのかとの質疑に対し、新しい体育館で卒業式を行うということで工程を進めてまいりたいとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第50号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) 次に、真鍋福祉教育委員長。
○12番(真鍋光)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第47号、議案第49号及び議案第51号の3件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第47号、新居浜市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第47号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第49号について御報告申し上げます。
 議案第49号、平成22年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第3款民生費及び第10款教育費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、地域生活支援推進費について、浮島小学校で重度肢体不自由児のタイムケア事業を実施するが、障害特性に合わせた支援の方法、中身について具体的にどういうことを行うのか、また夏休み期間に看護職員を1名配置するが、業務の内容はどのようなことを考えているのかとの質疑に対し、ことし受け入れした児童は、肢体不自由1級あるいは2級の重度の障害があり、状態として寝返りができない、座位の保持ができないあるいはできても非常に介助の手間がかかるといった児童である。児童の安全面の保持のため、寝返りの介助や移動時の支援、体温調節が困難な児童には適宜水分の補給、室温の調節を行う。一番困難な食事の介助については、刻み食を冷蔵庫保管したものを温め、とろみをつけるなどの工夫が必要である。さらに、絵本やCDの音の刺激による教育的な側面もある。また、看護職員の配置については、通常時は、看護職ではなく、指導員という形で教員が配置されているが、長期休暇中、それにかわる者として、介助員では配慮できない児童の体調管理を専門的に行う看護的な側面を持った職員が必要ということで配置するものであるとの答弁がありました。
 次に、今回のタイムケア事業は、緊急的なものだが、実施はこの夏休みだけなのかとの質疑に対し、障害児の放課後対策については、福祉部でも以前から障害児の受け入れをどのようにしていくかが問題点の一つとしてある。今回、特別支援学級が設置されたことから、タイムケア事業の一環として行うが、事業としては、継続して行うことになると思う。ほかの障害児の受け入れに関して、通常の放課後児童クラブがあるが、今後は拡大の方向で検討せざるを得ないのではないかということで、今年度、福祉部、教育委員会で協議を進めて、基本的な考え方を確立したいとの答弁がありました。
 次に、小中学校の耐震補強設計委託について、新居浜の設計事務所でも行えるのかとの質疑に対し、実績ではほとんど市内の業者である。今回の設計委託についても、市内業者を予定しているとの答弁がありました。
 次に、幼稚園特別支援教育充実費について、王子幼稚園の生活介助員の勤務時間や勤務日数、報酬はどのようになっているのかとの質疑に対し、幼稚園は、学校と比べて、保育時間が短い。1日4時間の勤務で、時間単価は、小学校、中学校と同じく940円で、勤務日数は、長期休暇を除き203日となっているとの答弁がありました。
 次に、就学指導委員会の判定では、どのようにして生活介助が必要と認められるのかとの質疑に対して、その子供を就学指導委員、もしくは発達支援課の職員が面接をして、その子供の実態に応じて判断しているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第49号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第51号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第51号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) 次に、藤田市民経済委員長。
○13番(藤田豊治)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月21日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第43号及び議案第49号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第43号、市有財産の売却について御報告申し上げます。
 本案について、理事者より詳細なる説明を聴取し、質疑応答を行い審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第43号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第49号について御報告申し上げます。
 議案第49号、平成22年度新居浜市一般会計補正予算(第2号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、11目広聴費、地域コミュニティ活動支援事業費、第6款農林水産業費及び第7款商工費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、太鼓台派遣事業について、今回、上部地区の太鼓台1台の派遣ということであるが、各地区の太鼓台の見せ方がある中、せっかく上部地区が出てくれるのに、なぜ寄せ太鼓ができる2台にしなかったのかとの質疑に対し、上部地区の寄せ太鼓ということで、2台派遣を検討し、主催者側には2台派遣したいという意向を伝えたが、今回の会場が、新潟市産業振興センターという屋内の会場であり、実際の太鼓台の演技範囲が、床の荷重の関係で制限されることになる等の理由から、今回は1台で了承していただきたいということであった。これを受け、派遣地区の太鼓台運営委員会にもそのように回答したとの答弁がありました。
 次に、縁結び事業補助金14万8,000円について、若い人が結婚しない時代、結婚が難しい時代となっている中、大変よいことであると思うが、どういったことをされるのかとの質疑に対し、おおむね20代から30代の独身の男女約20人ずつを対象に、夏と冬1回ずつの計2回、カップリングの交流会を実施するとの答弁がありました。
 次に、有害鳥獣駆除費に関し、最近の駆除の実績と現在の状況、今後の見込みはどうなっているかとの質疑に対し、まず駆除費の実績は、平成21年度が56万円、平成20年度が48万円、平成19年度までが24万円となっている。イノシシの駆除頭数については、猟期ではないときの実績が、平成21年度77頭、平成20年度90頭、平成19年度75頭、それ以前が大体40頭前後であった。市が駆除を依頼した以外で、猟友会が捕獲している実績が、平成21年度122頭、平成20年度113頭、平成19年度59頭、全体で平成20年度、平成21年度については、約200頭ぐらいずつ捕獲しており、現在もかなりの数がいると考えられるので、今後も引き続き実施していかなければならない状況である。また、別子山のほうは、イノシシよりシカの被害が出ているので、シカについても駆除を実施していきたいと考えているとの答弁がありました。
 これに関連して、今、カラスがごみをあさり、ごみが散乱するというような状況があるが、市としてカラスの対策は何か考えているのかとの質疑に対し、今現在、カラスについての対策は考えていないとの答弁がありました。
 次に、商店街活性化対策費に関して、一店逸品や優良店の取り組みは、何年か前から実施していると思うが、市民にどのように周知されているのかとの質疑に対し、平成20年度に商工会議所のほうで、がんばる店舗支援事業を実施し、その際には、新聞の折り込みに入れたり、市役所のほうで配ったりして、にいはまの一店逸品事業と優良店顕彰事業両方で合計74事業が選ばれている。今回、新たに再度募集をかけ、自薦と市民推薦の両方で選定する形になるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第49号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) 次に、高橋環境建設委員長。
○14番(高橋一郎)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
 本委員会は6月18日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第48号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 議案第48号、新居浜市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、コンセント使用料の積算根拠はとの質疑に対し、1回3時間で計算している。3時間の平均消費電力2キロワットが32円で、切り捨てて30円としているとの答弁がありました。
 次に、西喜光地公園多目的広場照明施設、黒島海浜公園音楽堂照明施設、ふれあい広場野外ステージ照明施設の利用状況はとの質疑に対し、西喜光地公園については、照明使用が年間約100日、黒島海浜公園、ふれあい広場については、過去2年間の使用実績はないとの答弁がありました。
 次に、黒島海浜公園には、どの程度の照明があるのかとの質疑に対し、黒島海浜公園音楽堂については、3キロワットの照明が4基あるとの答弁がありました。
 次に、西喜光地公園は、夜間はグラウンドゴルフで使用するのか、また今までは無料だったのかとの質疑に対し、夜間はグラウンドゴルフで使用している。また、1日当たり126円であったが、今回から100円になるとの答弁がありました。
 次に、多目的人工芝グラウンド、多目的広場、音楽堂、野外ステージということで、30円から500円の使用料を徴収するわけだが、実際の管理費はどのくらいかとの質疑に対し、中萩きらきら公園多目的人工芝グラウンド照明については、1回当たり334円、西喜光地公園多目的広場照明については75円、黒島海浜公園音楽堂照明については45円、ふれあい広場野外ステージ照明については25円であるとの答弁がありました。
 次に、使用料の中に含まれている管理費には、維持管理もすべて含むのかとの質疑に対し、管理費は、照明灯の交換と修繕のみであるとの答弁がありました。
 次に、他市の同じような施設の金額設定はとの質疑に対し、松山市の北条スポーツセンターの球技場照明施設があるが、この施設の利用料は、1時間750円である。3時間に直すと2,250円となり、新居浜市よりはるかに高い金額となるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第48号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) この際、暫時休憩いたします。
  午前11時55分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 0時59分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより質疑に入ります。
 各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。岡崎溥議員。
○18番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
 ただいま議題となっております議案第48号、新居浜市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてという議案に対しまして、反対の立場から討論したいと思います。よろしくお願いします。
 この議案は、中萩きらきら公園の完成に伴い、同公園等を有料公園施設として管理するとともに、当該有料公園施設の使用料等を定めるために提案されたということでございます。中萩きらきら公園の人工芝グラウンドの夜間照明の供用に際しまして、夜間照明の使用料を徴収するために、新居浜市都市公園条例を改正すると。そして、あわせて、現在、他の公園で使用している照明などの電気施設についても、適正な使用料を徴収するために、都市公園条例の一部を改正するのだということでございます。それは、今まで無料だったものを有料化するわけですけれども、このきらきら公園の夜間照明の施設の使用を契機に、ほかの公園の照明も有料化するということなんですが、受益者負担ということで、照明施設の使用料を徴収するのですが、照明が設置されている西喜光地公園、黒島海浜公園、そしてふれあい公園についても徴収していくことにすると。さらに、ソフトボールの練習などで電源コンセントを使用する際の使用料についても徴収することとするという内容なんですけど、そして電気料金は、非常に安く設定されているということは理解できるわけですが、市民が憩い、また遊びを楽しむために、市民に広く開かれた場所としてのこの公園、また、健康を維持し、増進していくための場所として、さらに防災的な観点からもその必要性が非常に強調しても強調し過ぎることはないというふうに思います。今の社会、不況、失業、またリストラ、低賃金、労働者派遣法などによる不安定雇用の拡大、ワーキングプアの増大、そしてまた高齢化社会ということなどなど、それでなくても生活が大変な中、ストレスの大きい世の中でございます。運動などを積極的に奨励し、場所も提供するということで、少なくとも公園ぐらいは今までどおり無料で気軽に使えるというふうにすることが必要ではないかというふうに思います。ですので、今回の有料化について、ぜひやめていただくようにお願いいたしまして、反対討論としたいと思います。
 以上で終わります。
○議長(村上悦夫) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第48号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(村上悦夫) 起立多数であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第42号ないし議案第47号及び議案第49号ないし議案第51号の9件を一括採決いたします。
 以上の9件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の9件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号ないし議案第47号及び議案第49号ないし議案第51号の9件はいずれも原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 議案第52号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第3、議案第52号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第52号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議案第52号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、児童扶養手当法等の一部が改正され、父子家庭の父が新たに児童扶養手当の支給対象となることに伴い、当該手当と消防団員等の公務災害に係る年金たる損害補償との受給調整を行うため、本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) 補足説明を求めます。古川消防長。
○消防長(古川和彦)(登壇) 議案第52号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
 議案書の1ページ及び参考資料の1ページ、2ページをお目通しください。
 現在、消防団員等が、公務により死亡し、または障害の状態となった場合のその者、または母子家庭となった家族に対する損害補償の基礎額につきましては、本条例の規定により、当該基礎額に、子供がいることによる加算が行われております。さらに、児童扶養手当法の規定に該当することとなった場合には、この損害補償に加え、児童扶養手当が支給されますことから、当該手当との重複支給を避けるため、本条例の附則において、当該損害補償の額の受給調整を行っております。
 本議案は、児童扶養手当法等の一部改正により、8月1日からは、父子家庭となった家族に対しても児童扶養手当の支給が可能となりますことから、当該父子家庭に対する損害補償の額との受給調整を新たに規定するため、条例の一部を改正するものでございます。
 改正内容につきましては、附則第5条第7項第1号に規定する非常勤消防団員に係る損害補償の額の受給調整要件に、障害を有する母に支給される公的年金給付に関する事項を、同項第2号に規定する消防作業従事者等に係る損害補償の額の受給調整要件に、母の死亡について支給される遺族補償等に関する事項をそれぞれ加えるとともに、引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行っております。
 なお、この条例は、児童扶養手当法等の一部改正の施行日にあわせ、平成22年8月1日から施行したいと考えております。
 以上で補足を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議案第52号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 議案第52号は、議事日程に記載のとおり、企画総務委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時11分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時49分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 議案第52号に関し、企画総務委員長の報告を求めます。藤田企画総務委員長。
○15番(藤田幸正)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました議案第52号につきまして先ほど委員会を開催いたしました。委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 議案第52号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について質疑の概要を申し上げます。
 まず、この条例の適用を受けている人はいるのかとの質疑に対し、2名であるとの答弁がありました。
 次に、今回の改正では、女性消防団の団員が対象かとの質疑に対し、そうである。また、女性消防協力者も含まれるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第52号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 ただいまの企画総務委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時51分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時51分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議案第52号を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
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  日程第4 請願第2号~請願第4号、陳情第4号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第4、請願第2号ないし請願第4号及び陳情第4号の4件を一括議題といたします。
 以上の4件に関し、福祉教育委員長及び市民経済委員長の報告を求めます。真鍋福祉教育委員長。
○12番(真鍋光)(登壇) ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第2号及び陳情第4号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、請願第2号、国民健康保険料の引き上げ中止と、国庫負担金の増額を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、市民の生活と命、健康を守るため、平成22年度の国民健康保険料の引き上げ中止と国に対して国民健康保険料に係る国庫負担金の増額を要望するよう請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、新居浜市は、平成20年度の1人当たりの医療費が、県下11市の中で一番高く、それに対して、平成21年度の1人当たりの保険料は下から2番目であり、このままでは財政が破綻してしまう。さまざまな問題があるが、これ以上の国保への財政支出は、市財政の健全な運営を損なうことが危惧されるため、反対するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第2号については賛成する者なく、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
 次に、陳情第4号、後期高齢者医療制度のすみやかな廃止を求める意見書の提出方についてでありますが、本陳情の趣旨は、高齢者が安心して医療が受けられるように、後期高齢者医療制度を速やかに廃止して、老人保健制度へ戻すよう、関係行政庁に対し、意見書の提出方を陳情されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、後期高齢者という言葉は、高齢者の人間性、尊厳を損なう感じがする。この制度の中に、終末期相談支援料というのがあり、終末期というと、人生の終わりということであり、制度自体をこの言葉も含めて早く廃止してほしい。法案が通っても、実施まで約2年間かかり、今通っても、実施は平成25年となる。速やかに廃止する意見書を出していただきたく、賛成する。
 民主党政権が、3年後の廃止を公約としており、ことしの夏には、見直しの案が示されるのではないかと思っている。また、全国市長会でも、現行制度について、自治体の意向も十分に配慮して検討するようにという要望も出されている。ただ単に旧制度に戻せばいいというのはいかがなものかと思うので、反対する。
 後期高齢者という言葉そのものは、確かに高齢者の尊厳にもかかわり、内容にもさまざまな問題もあるが、この陳情は、老人保健制度に一たん戻すということであり、少し問題がある。一たん戻してまた変えるとなると、かえって混乱し、市の負担もかなりかかるのではないかと思うので、継続審査とすべきである等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て、まず、閉会中の継続審査を諮りましたが、賛成少数で継続審査にしないこととなったため、採決の結果、陳情第4号については、賛成少数をもって、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
 以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) 藤田市民経済委員長。
○13番(藤田豊治)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第3号及び請願第4号の2件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、請願第3号、最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、国に対し、最低賃金1,000円と全国最低賃金制度を実現する最低賃金法の抜本改正及び安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充、強化等を求める意見書の提出方を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、今、中小企業は、大変深刻な事態になっている。雇用も安定せず、若者の2人に1人は派遣やパートや臨時、使い捨ての状況にあり、このようなことでは、日本の将来が危ぶまれる状況になっている。国民が安心して働けるような状況に法律を改正しなければならないと思う。大企業だけに200兆円を超える内部留保をため込まれ、それが経済の中で流動せず、一層の不況を引き起こしている。中小企業の支援、安定雇用の創出、これらを解決しなければ、日本の社会は安心して暮らせない状況から脱却できないと思うので、採択してほしい。
 住友化学のサウジアラビア進出や今治のハリソンの事業撤退ということも現実に起こっている。日本企業の国際競争力が低下して、海外へのシフト、また海外からの輸入の増加、輸出産業の低迷というようなことで、企業を取り巻く環境が非常に厳しくなってきている。現在も派遣切りや失業率の増加傾向などで、政府も労働者の一時帰休に対する補助等によって、中小企業の支援策を実施して、労働者の雇用の確保に当たっているのが現状だと思う。国の財政も含め、そういう厳しい状況の中で、あれもこれもというのは難しい。確かに、請願項目の中には、賛成できるところもあるが、最も高い地方で時給791円、最も低い地方で時給629円という現状を一気に1,000円に見直しせよという最低賃金法の抜本改正には反対である。また、「政府は、企業に対し、労働者の雇用維持と安定雇用の創出を求めること。」とあるが、最低賃金を1,000円と決めるのではなく、逆にワークシェアリングで、労働者の雇用維持を進めていただきたいと思うので反対である等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第3号については、可否同数となり、委員長裁決の結果、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
 次に、請願第4号、最低保障年金制度の創設を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、消費税増税ではない全額国庫負担による最低保障年金制度の創設を求める意見書の提出方を請願されているものであります。
 本件に関し討論に付したところ、最低保障年金制度は、非常に重要なことである。特に、現在、無年金者は約100万人、国民年金だけの人が約900万人、国民年金の受給額は平均約4万7,000円にも届かない。その程度では、生活ができない。非常に年金が低い。せめて、最低の生活水準を保障するような制度にしてほしい。25年間納めなければ、年金を受け取れないというのは、世界的にも珍しい。大抵10年ぐらいでどこの国でも年金がもらえ、年金暮らしになると、喜んでお祝いしているようだが、日本ではそういう状態にはなれない。生活保護以下の年金の人が相当いる。最低保障年金制度を実施していただかなければ、特に女性は生活していけないという状況に置かれている。女性のひとり暮らしの貧困率が42%ということで驚いたが、以上のようなことから採択してほしい。
 昨年8月に、民主党が政権をとった。民主党は、現行の年金制度について、4年間をもって見直すということを言っているので、どういう見直し案が出てくるか、それから検討すべき問題だと思うので、現段階においては不採択としたい等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第4号については、可否同数となり、委員長裁決の結果、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 ただいまの福祉教育委員長及び市民経済委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。高須賀順子議員。
○7番(高須賀順子)(登壇) 国民健康保険料の引き上げ中止を求める請願に賛成の立場で討論いたします。
 国保は、社会保障。国と自治体の責任で改善をしてください。新居浜市内の国保加入人口は3万606人、1万8,769世帯が加入しております。3割以上の世帯が加入し、社会保障、国民皆保険の柱である市の国民健康保険制度、高過ぎる国保料が、医療費がふえたなどを理由に、7月から引き上げられようとしています。2009年度は1人当たり年間8万842円、この保険料が、2010年度から8万8,595円となり、7,753円、9.6%アップとなるものであります。2人の家族であれば、年間1万5,000円を超える負担増となり、暮らしと経営悪化に追い打ちをかけることは必至です。
 日本共産党は、次の2つの理由で引き上げに反対しました。
 1つ、今でも新居浜市の滞納世帯は1,700を超えています。滞納率10%、これ以上の負担増は、滞納世帯をふやし、低所得者を医療から遠ざけるおそれがあります。
 2つ、医療費がふえれば、国保料を上げるのは当然、この考えが負担能力を超えた国保料の根拠となっており、社会保障運動の到達に反するものです。国保は、れっきとした社会保障。財政の悪化など国保の困難は何よりも国と自治体の責任で改善すべきです。国保財政の悪化、危機を市民だけに押しつけることは許されません。
 日本共産党は、市議会で、国保をよくするための3つの提案を行いました。
 1つは、一般会計からの繰入増を。
 国保財政改善のためには、一般会計からの法定外の繰入増が避けられません。2010年度予算の2億3,000万円の法定外繰り入れは評価します。さらなる繰入増を要求します。市のため込み金35億円、財政調整基金があります。
 2つは、市独自の保険料軽減広げて。
 松山市は、7割軽減を8割に、5割軽減を6割に1割の上乗せを実施しています。新居浜市でもぜひやってください。
 3つは、窓口負担、原則3割減免を。
 何とか保険料は払ってきたが、窓口負担は払えない。診察は受けるが薬は要らない、ある患者さんの声です。原則3割の窓口負担減免の拡充が急がれます。対象を自然災害などに限らず、低所得者などにも広げるよう訴えます。
 命を守ることは、自治体第一の仕事であります。不況、失業の中で、雇用者報酬が下げられているとき、国保へ毎年3億円や5億円を出してください。福祉の心があればできるのではないでしょうか。国保料の3年連続の値上げは、暴挙であります。絶対に避けるべきです。
 以上で討論を終わります。
○議長(村上悦夫) 岡崎溥議員。
○18番(岡崎溥)(登壇) 日本共産党の岡崎溥です。
 ただいま議題になっております請願第3号につきまして賛成討論、請願第4号についても賛成討論と、あわせてやりたいと思いますので、よろしくお願いします。
 まず、請願第3号ですが、最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書の提出方についてという請願でございます。
 今、勤労者世帯の年収は、97年をピークにしましても、平均で92万円も減少しているという実態です。需要が落ち込み、デフレから抜け出せない、こういう悲鳴が上がっているのも当然です。減らされた所得、これを取り戻すことなしに暮らしも経済もよくなりません。日本の最低賃金は、全国平均時給713円で、先進国では最低水準です。財界系のシンクタンクも、最低賃金の引き上げは最大の成長戦略。また、国民の購買力が高まれば、需要がふえ、雇用も拡大する。これは富士通総研のレポートでございますが、こういうふうに報告しているところでございます。全国一律の最低賃金制を確立し、当面時給1,000円以上を目標に、大幅に引き上げることがどうしても必要です。中小企業への賃金助成や振興策とあわせて進めることが必要であることは言うまでもございません。
 次に、労働者派遣の原則自由化を初め、相次ぐ労働法制の規制緩和によりまして、非正規雇用は、働く人たちの3人に1人、若者と女性では2人に1人、こういう広がり方でございます。結婚できない、子供が産めない、将来設計が描けないなどなど、少子化、人口減少など、深刻な社会問題に発展してきているところでございます。2008年の総務省の労働力調査では、役員を除く雇用労働者5,159万人のうち、年収200万円にも満たない労働者が、何と1,725万人、33.4%に達しております。OECDの調査では、日本は貧困層の8割以上が働いており、平均の63%を大きく上回るワーキングプア大国になっているわけであります。非正規雇用の増大は、働く人たち全体の賃金を抑制し、引き下げる結果となっています。そして、現在、平均賃金は、1992年の水準まで押し下げられているという実態であります。
 国民の暮らしを守るためにも、日本経済の成長を実現するためにも、非正規から正規への雇用転換を雇用政策、経済政策の柱として位置づけて推進すべきです。その中心になるのが、労働者派遣法の抜本改正です。しかし、政府がさきの国会に提出した改正案には、2つの大きな抜け穴があります。使い捨ての働かせ方は、現状と何ら変わらないものになっているわけであります。1つは、製造業派遣の原則禁止と言いながら、常用型派遣を例外にしていることでございます。派遣会社が1年を超えて雇用する予定というふうに言えば、2カ月を超える雇用契約を反復させることも常用型だというのですから、派遣労働の実態は何ら変わりません。
 もう一つは、登録型派遣の原則禁止と言いながら、専門業務を例外にしているということであります。専門業務は、政令で定められておりますけれども、パソコンなどの事務用機器の操作、ビルの受付、駐車場管理など、名ばかりの専門業務、これが多数含まれているわけでございます。この大穴をふさがずして、使い捨ての働かせ方を規制し、派遣労働者から正社員への道を開く、こういうことができないことは明らかであります。抜本的な改正が必要であるということでございます。数カ月から1年単位の雇用契約を繰り返す細切れ雇用をなくすために、期限の定めのある雇用契約は、合理的な理由がある場合に限定すること、非正規と正規の不当な差別や格差をなくすために、均等待遇の原則を確立することなど、非正規労働者の雇用と権利を守っていくことが、雇用の安定にもつながってくると思います。
 次に、リーマン・ショックから2年近くが経過しました。しかし、多くの中小企業、自営業者の実感は、景気回復にはほど遠く、とにかく仕事が欲しい、久しぶりに仕事があったけれども、単価を切り下げられたなどなど、厳しい状況が続いていることは御承知のとおりであります。今こそ日本経済の根幹である中小企業を本格的に支援する政治への転換が必要です。
 まず、大企業と中小企業の公正な取引を保証するルール、これを確立することが必要です。大企業の横暴を規制する、このルールをつくることは、単に中小企業への不当な圧迫をやめさせるだけではなく、中小企業の適正な利益を確保することを通じて、日本経済全体の健全な成長に道を開くことになります。下請取引を適正化し、単価たたきなど、不公正な取引をやめさせるために、申告待ち、書面調査頼みなどの受動的な下請検査から、主導的に検査する仕組みに転換することが必要です。罰金の大幅引き上げ、親会社の挙証責任の強化など、下請2法の改正強化が必要であると思います。
 また、現在、2,000億円足らずの中小企業予算、本当にスズメの涙程度ですが、大幅に増額し、経営支援を抜本的に強化する必要があると思います。技術支援、製品開発、販路開拓など、国の支援を強める必要があると思います。
 以上で請願第3号の賛成討論を終わります。
 次に、請願第4号でございます。
 最低保障年金制度の創設を求める意見書の提出方についてでございます。
 無年金者が100万人を超えている。国民年金だけの受給者が約900万人。平均年金月額は4万7,000円に届かない。極めて低い水準でございます。老齢年金100万円未満が46.8%、女性では67.4%、ひとり暮らしの女性の生活は、特に大変でございます。この深刻な無年金、低年金問題を解決し、年金全体の底上げを図ることが、今、早急に必要となっていると思います。
 まず、受給条件の25年以上という問題でございます。年金受給条件は、保険料を原則25年以上納めないと1円も年金が受け取れない。先進国の中でも異常な受給資格条件でございます。このため、保険料納付の意欲をそいでいるという問題がございます。これをせめて早急に10年以上に引き下げる必要があるのではないでしょうか。諸外国では、5年、10年あるいは最も有利なところでは、有利という表現はあれかと思いますが、数カ月という国もあるわけでございます。25年も掛け続けなければ、掛け捨てになる。こんな過酷な制度を設けている国は、諸外国には見られません、日本だけでございます。社会保険庁が発表した2008年度の納付率が、過去最低の62.1%にとどまったと言われております。厳しい経済状況のもとで、失業、不安定雇用、経営難に陥った自営業者など、保険料を払えない人が増加したことにあります。この事態を放置すれば、大量の無年金者が生まれることは間違いありません。年金受給条件を、せめて10年に下げることによりまして、保険料を払えば給付となって戻ってくるという信頼を回復することが緊急に必要ではないでしょうか。
 抜本策としては、最低保障年金制度の導入に進むべきだと思います。最低保障年金制度というのは、例えば、当面、月額5万円程度からスタートしまして、これを土台部分としてすべて税で賄い、その上に掛けた保険料に応じて給付を行う、こういう2階建ての制度をつくることなど、今すぐに踏み出し、低年金と無年金を根本からなくしていく道を開いていくべきだと思います。
 次に、財源の問題です。消費税に頼るということは、絶対にしてはなりません。消費税は、低所得者ほど重い負担となる最悪の税制です。歳出の無駄の削減、例えば軍事費の削減、特に米軍への思いやり予算、毎年約3,400億円出しておりますけれども、これを撤廃すること。政党助成金、約320億円、これも廃止すべきことなどの無駄遣いの削減を行い、それからもう一方で大企業、大資産家へのもうけ相応の負担を求めていく。例えば、下げ過ぎた法人税、大企業への減価償却制度や研究開発減税など、いろんな優遇税制がとられております。また、大資産家向けの減税制度、さらに所得税の最高税率なども見直すなどなど、いろいろとやれば財源をつくり出すことができると思うわけであります。
 どうかこの最低保障年金制度の創設を求める意見書の提出方について御採択をいただきますよう、よろしくお願いいたしまして、賛成討論といたします。どうもありがとうございました。
○議長(村上悦夫) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。(7番高須賀順子「私、通告しとんですが」と呼ぶ)
 降壇しましたから。御了承ください。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず請願第2号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第2号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(村上悦夫) 起立多数であります。よって、請願第2号は不採択と決しました。
 次に、請願第3号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第3号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(村上悦夫) 起立多数であります。よって、請願第3号は不採択と決しました。
 次に、請願第4号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第4号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(村上悦夫) 起立多数であります。よって、請願第4号は不採択と決しました。
 次に、陳情第4号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第4号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(村上悦夫) 起立多数であります。よって、陳情第4号は不採択と決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第5 委員会の閉会中の継続審査
○議長(村上悦夫) 次に、日程第5、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
 福祉教育委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。陳情第1号ないし陳情第3号の3件については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、以上の3件については、福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第6 委員会の所管事務調査
○議長(村上悦夫) 次に、日程第6、委員会の所管事務調査を議題といたします。
 各委員長からお手元に配付いたしております所管事務調査表のとおり、それぞれ調査を行いたいとの申し出があります。
 お諮りいたします。本件は各委員長の申し出のおり決定することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長の申し出のとおり決定されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第7 議員の派遣
○議長(村上悦夫) 次に、日程第7、議員の派遣を議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、議員を派遣いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 なお、この際、申し上げます。ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情によって変更が生ずる場合には、議長に御一任を願います。
 ここで、当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
  午後 2時26分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 3時04分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議案第53号、議案第54号、諮問第1号
○議長(村上悦夫) お諮りいたします。ただいま市長から議案第53号、議案第54号及び諮問第1号の3件が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第53号、議案第54号及び諮問第1号の3件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議案第53号、議案第54号及び諮問第1号の3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第53号、議案第54号及び諮問第1号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第53号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員松本正二郎氏、阿部由久氏、池田浩久氏及び石川勝行氏は、平成22年8月16日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に、松本正二郎氏、田井伸男氏、池田浩久氏及び石川勝行氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
 次に、議案第54号、新居浜市消防委員会の委員の委嘱につきましては、新居浜市消防委員会の委員渡部雅伸氏、妻鳥圭志氏、八田十美子氏及び永易美香子氏は、平成22年7月13日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の委嘱を必要といたしますため、新居浜市消防委員会の委員に矢野莞八氏、高橋正俊氏、宮前港氏及び千葉小織氏を委嘱するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。
 次に、諮問第1号、人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員坂上禧規氏は、平成22年9月30日をもって任期が満了いたしますので、新たに委員の候補者の推薦を必要といたしますため、人権擁護委員の候補者に坂上禧規氏を推薦いたしたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議案第53号、議案第54号及び諮問第1号の3件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号、議案第54号及び諮問第1号の3件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号、議案第54号及び諮問第1号の3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより採決いたします。
 採決は分離して行います。
 議題のうち、まず議案第53号及び議案第54号の2件を一括採決いたします。
 以上の2件はいずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号及び議案第54号の2件はいずれもこれに同意することに決しました。
 次に、諮問第1号を採決いたします。
 本件は異議ない旨答申することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は異議ない旨答申することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時08分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 3時09分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  農業委員会の委員の推薦について
○議長(村上悦夫) お諮りいたします。この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、この際、農業委員会の委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたします。
 本件は、議会が推薦した農業委員真木増次郎議員及び白籏愛一議員が辞任したので、後任委員の選任について市長から推薦方の依頼があったもので、農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定による議会推薦の農業委員の推薦を行うものであります。
 お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会推薦の農業委員に佐々木文義議員、近藤司議員を推薦いたしたいと思います。
 以上の2人を推薦することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、以上の2人を推薦することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時11分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 3時11分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第8 議会議案第4号、議会議案第5号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第8、議会議案第4号及び議会議案第5号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。山本健十郎議員。
○28番(山本健十郎)(登壇) ただいま議題となりました議会議案第4号及び議会議案第5号の2件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議会議案第4号、口蹄疫の防疫対策強化を求める意見書の提出についてであります。
 去る4月20日に宮崎県で発生した口蹄疫につきましては、地元畜産農家を初め、国及び宮崎県並びに関係市町村や農業団体が一体となって懸命の防疫対策に努められておりますが、鎮静化のめどは立っておらず、事態の長期化が懸念されております。
 このような中、6月4日から口蹄疫対策特別措置法が施行され、各種の対策がなされているところでありますが、事態の長期化に伴って、周辺県を初め、全国各地で実施されている防疫対策等に係る経費の増大や家畜市場の競り市の延期等、その影響は広がりを見せており、早期終息に向けた取り組みが喫緊の課題となっております。
 よって、国におかれましては、口蹄疫の一日も早い終息と我が国の畜産業を守るため、防疫対策を強化し、早急に措置を講じるよう、関係行政庁に対して意見書を提出しようとするものであります。
 次に、議会議案第5号、本州四国連絡高速道路の新料金制度の見直しを求める意見書の提出についてであります。
 本州四国連絡高速道路は、本州と四国を結ぶ大動脈として、全国の高規格幹線道路ネットワークを構成しており、その機能、役割は、ほかの高速道路と同一であるにもかかわらず、現在、ほかの高速道路と比べて、極めて割高な料金となっており、観光振興や産業振興などによる四国発展の大きな阻害要因となっております。また、4月9日に政府が発表した新たな料金割引制度においても、ほかの高速道路と比べ、軽自動車、普通乗用車では、それぞれ1,000円割高に設定されており、地域間格差を助長する施策と言わざるを得ません。
 よって、国におかれましては、地域間格差を是正するため、本州四国連絡高速道路を含む高速道路の料金について、全国一律の料金制度に見直すとともに、高速道路と競合する公共交通機関に対しては、総合的な公共交通体系の構築を見据え、各交通機関に応じたきめ細かな支援策を講じるよう、関係行政庁に対し意見書を提出しようとするものであります。
 よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議会議案第4号及び議会議案第5号の2件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第4号及び議会議案第5号の2件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号及び議会議案第5号の2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 3時16分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 3時16分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議会議案第4号及び議会議案第5号の2件を一括採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第4号及び議会議案第5号の2件は原案のとおり可決されました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長あいさつ
○議長(村上悦夫) 市長からあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今議会に提案いたしました新居浜市デジタル防災行政無線システム整備工事の請負契約を締結するための工事請負契約についてや中萩きらきら公園の完成に伴い、使用料等を定めるための新居浜市都市公園条例の一部を改正する条例の制定などを初め、平成22年度一般会計補正予算等重要諸案件につきまして議員の皆様方には御熱心に御審議をいただき、ただいま原案のとおり御議決、御同意を賜ることができました。心からお礼申し上げます。
 審議の過程で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後の市政運営の中で十分配慮をしてまいりたいと思います。
 さて、本年も7月5日の多喜浜校区を皮切りに、8月10日までの間、まちづくり校区集会を市内18校区で開催し、市連合自治会や各校区で設定された市政課題や地域課題について話し合いを行います。市からは、第五次長期総合計画やJR新居浜駅周辺の整備について市民の皆様方に説明をし、御理解を深めていただきたいと思っております。地域と行政が一体となった協働のまちづくりを推進するため、多くの議員の皆様、また多くの市民の皆様方の御参加をお願いいたします。
 終わりになりますが、季節もいよいよ夏場に向かうわけでございます。市民の皆様方を初め、議員の皆様方には十分御自愛いただきまして、市民福祉の増進と市政のさらなる発展になお一層の御尽力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(村上悦夫) これにて平成22年第3回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 3時19分閉会