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平成21年第6回新居浜市議会定例会会議録 第1号

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ページID:0000810 更新日:2014年12月1日更新 印刷用ページを表示する
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目次
議事日程
本日の会議に付した事件
出席議員
欠席議員
説明のため出席した者
議会事務局職員出席者
開会(午前10時00分)
市長議会招集のあいさつ 
議長報告 
日程第1 会議録署名議員の指名 
日程第2 会期の決定 
 表決 
日程第3 報告第12号~報告第17号
 佐々木市長の説明
 高橋企画部長の説明
 源代建設部長の説明
 佐々木経済部長の説明 
日程第4 議案第58号~議案第61号
 佐々木市長の説明 
 堀田総務部長の説明 
 河野消防長の説明 
加藤環境部長の説明
 委員会付託 
日程第5 議案第62号 
 佐々木市長の説明 
 委員会付託省略 
休憩(午前10時34分) 
再開(午前10時34分) 
 表決 
日程第6 議案第63号~議案第66号
 佐々木市長の説明 
 堀田総務部長の説明 
 近藤福祉部長の説明 
 加藤環境部長の説明 
 西原司議員の質疑(1) 
 堀田総務部長の答弁 
休憩(午前10時53分) 
再開(午前10時55分) 
 堀田総務部長の答弁 
 西原司議員の質疑(2) 
 堀田総務部長の答弁 
 委員会付託 
休憩(午前10時57分) 
再開(午前11時07分) 
日程第7 議案第67号~議案第71号 
 佐々木市長の説明 
 高橋企画部長の説明 
 近藤水道局長の説明 
 委員会付託 
日程第8 認定第1号、認定第2号 
 佐々木市長の説明 
 決算特別委員会の設置及び委員会付託 
 表決 
 決算特別委員の選任 
 表決 
散会(午前11時28分)


本文
平成21年9月1日 (火曜日)
 議事日程 第1号         
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第12号 平成20年度新居浜市継続費精算報告について
   報告第13号 健全化判断比率の報告について
   報告第14号 資金不足比率の報告について
   報告第15号 専決処分の報告について
   報告第16号 専決処分の報告について
   報告第17号 専決処分の報告について
第4 議案第58号 和解及び損害賠償の額の決定について
            (企画総務委員会付託)
   議案第59号 財産の取得について
            ( 同     上 )
   議案第60号 財産の取得について
            (福祉教育委員会付託)
   議案第61号 工事請負契約について
            (企画総務委員会付託)
第5 議案第62号 新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
            (委員会付託省略)
第6 議案第63号 新居浜市安全安心のまちづくり条例の制定について
            (企画総務委員会付託)
   議案第64号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
            (福祉教育委員会付託)
   議案第65号 新居浜市後期高齢者医療に関する条例及び新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
            ( 同     上 )
   議案第66号 新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について
            (環境建設委員会付託)
第7 議案第67号 平成21年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)
            (各常任委員会付託)
   議案第68号 平成21年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
            (福祉教育委員会付託)
   議案第69号 平成21年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)
            ( 同     上 )
   議案第70号 平成21年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
            ( 同     上 )
   議案第71号 平成21年度新居浜市水道事業会計補正予算(第1号)
            (環境建設委員会付託)
第8 認定第1号 決算の認定について
    認定第2号 決算の認定について
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件         
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
  出席議員(28名)       
  1番   神 野 敬 二    2番   西 原   司
  3番   永 易 英 寿    4番   古 川 拓 哉
  5番   伊 藤 謙 司    6番   西 本   勉
  7番   高須賀 順 子    8番   岩 本 和 強
  9番   大 石   豪    10番   大 條 雅 久
 11番   藤 原 雅 彦    12番   真 鍋   光
 13番   藤 田 豊 治     14番   高 橋 一 郎
 15番   藤 田 幸 正     16番   伊 藤 優 子
 17番   藤 田 統 惟     18番   岡 崎   溥
 19番   伊 藤 初 美     20番   石 川 尚 志
 21番   村 上 悦 夫     22番   佐々木 文 義
 23番   真 木 増次郎    24番   仙 波 憲 一
 25番   白 籏 愛 一     26番   近 藤   司
 27番   加 藤 喜三男    28番   山 本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長            佐々木   龍
 副市長           石 川 勝 行
 企画部長         高 橋 俊 夫
 総務部長         堀 田 高 正
 福祉部長         近 藤 清 孝
 市民部長         前 垣 芳 郎
 環境部長         加 藤   哲
 経済部長         佐々木 一 英
 建設部長         源 代 俊 夫
 消防長           河 野   勉
 水道局長         近 藤 日左臣
 教育長           阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長  高 橋 康 文
 監査委員          神 野 哲 男
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長         藤 田 恭 一
 議事課長         鴻 上 浩 宣
 議事課副課長      青 木 隆 明
 議事課副課長      飯 尾 誠 二
 議事課調査係長    徳 永 易 丈
 議事課議事係長     阿 部 広 昭
 議事課主任        大 田 理恵子
 議事課主事       高 本 大 介
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開会       
○議長(村上悦夫) ただいまから平成21年第6回新居浜市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  市長議会招集のあいさつ
○議長(村上悦夫) 市長から今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
 本日、平成21年第6回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。
 さて、先日行われました衆議院議員総選挙におきましては、民主党が過半数を大幅に上回る議席を獲得したところでございます。今後、民主党を中心とした新政権による国政運営が行われることになると思いますが、新たな政権におきましては、地方の意見に真摯にこたえ、地方との十分な連携のもと、政治が停滞することなく、国民生活の安定や地域経済の活性化に全力で取り組まれることを強く希望いたしたいと思います。
 さて、今議会に提案いたします案件は、安全、安心な地域社会の実現に向けて基本理念を定めるとともに、市、市民及び事業者等の責務を明らかにすることにより、安全・安心のまちづくりを総合的に推進するための新居浜市安全安心のまちづくり条例の制定を初め、平成21年度一般会計補正予算など、市政が当面いたしております重要諸案件についてでございます。
 議員の皆様には十分御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  議長報告
○議長(村上悦夫) この際、議長報告を申し上げます。
 報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、株式会社マイントピア別子、有限会社悠楽技及び有限会社別子木材センターの事業についての報告であります。
 まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成21年5月8日から平成21年7月1日までの間に行った定期監査の結果に関する報告書及び平成21年4月、5月、6月分の例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
 次に、株式会社マイントピア別子、有限会社悠楽技及び有限会社別子木材センターの事業についての報告につきましては、経営状況を説明する書類の提出があり、配付しておきましたから、御了承願います。
○議長(村上悦夫) これより日程に入ります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(村上悦夫) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において山本健十郎議員及び神野敬二議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 会期の決定
○議長(村上悦夫) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月17日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、会期は17日間と決定いたしました。
 なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 報告第12号~報告第17号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第3、報告第12号ないし報告第17号の6件を一括議題といたします。
 説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第12号から報告第17号までの6件につきまして、一括して御説明申し上げます。
 まず、報告第12号、平成20年度新居浜市継続費精算報告につきましては、公共下水道事業特別会計におきまして、継続費を設定して事業を進めておりました終末処理場改築事業(水処理設備3-1系)について事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
 次に、報告第13号、健全化判断比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、実質赤字比率等4項目の平成20年度決算に基づく健全化判断比率について、監査委員の意見をつけ、議会に報告するものでございます。
 次に、報告第14号、資金不足比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、水道事業等5公営企業の平成20年度決算に基づく資金不足比率について、監査委員の意見をつけ、議会に報告するものでございます。
 次に、報告第15号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成21年4月8日、中萩町の市道中須賀上原支線において、南進中の小型自動車が外れていた側溝ぶたに接触し、車両を損傷した事故に係る損害賠償の額を4万5,234円と決定し、平成21年6月30日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 次に、報告第16号、専決処分の報告につきましては、和解及び損害賠償の額の決定についてでございまして、平成21年3月19日、主要地方道新居浜別子山線において、次の停留所に向け北進中の新居浜市別子山地域バスと対向してきた相手方の軽自動車とが衝突し、双方の車両が損傷した交通事故につきまして、相手方と和解し、損害賠償の額を49万円と決定し、平成21年7月1日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 次に、報告第17号、専決処分の報告につきましては、訴えの提起についてでございまして、市営住宅家賃滞納者に対する市営住宅明渡等請求の訴えを提起することについて、平成21年8月4日、専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。
 なお、報告第13号から報告第17号までの詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。
 御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) 補足説明を求めます。高橋企画部長。
○企画部長(高橋俊夫)(登壇) 報告第13号及び報告第14号につきまして、一括して補足を申し上げます。
 まず、報告第13号、健全化判断比率の報告についてでございます。
 議案書の4ページ及び参考資料の1ページから3ページまでをお目通しください。
 参考資料の総括表にございますとおり、本市の健全化判断比率のうち、実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、赤字を生じていないことから数値は表示されておりません。実質公債費比率については11.4%、将来負担比率については39.5%となっております。いずれも財政状況が悪化していることを示す基準である早期健全化基準を大幅に下回る結果となっております。
 次に、各比率の詳細について御説明いたします。
 参考資料の2ページをお開きください。
 実質赤字比率についてでございますが、一般会計等に区分されます一般会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計及び平尾墓園事業特別会計のそれぞれの決算額を合算した歳入決算総額から、歳出決算総額及び翌年度へ繰り越すべき財源を控除した実質収支の赤字額を市の一般財源の標準的な規模をあらわす標準財政規模で除したものとなりますが、赤字を生じておりませんので数値は表示されておりません。
 次に、連結実質赤字比率についてでございますが、一般会計等及び本市のすべての会計の実質収支の赤字額及び資金剰余額、資金不足額を合算したものを標準財政規模で除したものでございますが、赤字を生じておりませんので数値は表示されておりません。
 次に、参考資料の3ページをお開きください。
 実質公債費比率についてでございますが、地方債の元利償還金に充当された一般財源額や公債費に準じた繰入金などの準元利償還金などから交付税措置される算入公債費を控除した額を、標準財政規模から同じく算入公債費を控除した額で除した8.9%が、平成20年度単年度の実質公債費比率となりまして、平成18年度から平成20年度の3カ年平均でございます11.4%が、平成20年度の実質公債費比率となります。
 次に、将来負担比率についてでございますが、地方債の現在高や特別会計の地方債の償還に充てるための繰り入れ見込み額などの将来負担額から地方債の償還等に充当可能な基金の額や地方債の償還等に要する経費として基準財政需要額に算入されることが見込まれる額などを控除した額を、標準財政規模から算入公債費を控除した額で除した39.5%が平成20年度の将来負担比率となります。
 以上が財政健全化判断比率を構成する4指標でございます。
 次に、報告第14号、資金不足比率の報告についてでございます。
 議案書の6ページ及び参考資料の4ページをお開きください。
 資金不足比率は、公営企業会計ごとの資金の不足額の比率をあらわした指標でございまして、資金の不足額について、公営企業の営業収益などから算出した事業規模に対する比率をあらわしたものでございます。
 参考資料の総括表にございますとおり、おのおのの資金の不足額を算定した結果、これらの会計すべてにおいて資金不足を生じておりませんので、資金不足比率に数値は表示されておりません。
 経営状況の健全化を図るべき基準として定められる経営健全化基準は20.0%でございまして、本市の数値はいずれも基準値を下回る結果となっております。
 以上が健全化判断比率及び資金不足比率の説明となります。
 平成20年度の各比率につきましては、早期健全化基準や経営健全化基準を大きく下回っており、財政健全化法上、特に問題はないと判断いたしておりますが、今後とも各指標に留意しながら、よりよい財政状況を目指してまいりたいと考えております。
○議長(村上悦夫) 源代建設部長。
○建設部長(源代俊夫)(登壇) 報告第15号及び報告第17号につきまして補足を申し上げます。
 まず、報告第15号、専決処分の報告についてでございます。
 議案書の8ページ、9ページをお目通しください。
 本件は、平成21年4月8日午後8時ごろ、市道中須賀上原支線、中萩町2番3号地先において、南進中の自動車が、がたついていた側溝ぶたに接触し、車両が損傷した事故に係る損害賠償の額を決定したものでございます。
 損害賠償の額につきましては、当事者との協議及び全国市有物件災害共済会の査定によりまして、車両の修理に要する費用4万5,234円と決定いたしたものでございます。
 なお、損害賠償額につきましては、全額、全国市有物件災害共済会から支払われております。
 今後におきましても、危険箇所の早期発見に努め、対応してまいります。
 次に、報告第17号、専決処分の報告につきましては、市営住宅家賃滞納者に対する市営住宅明渡等請求の訴えの提起についてでございます。
 議案書の13ページから15ページをお目通しください。
 本件につきましては、1年以上の長期家賃滞納者33人に対し、平成21年5月29日付の市営住宅の使用許可取り消し条件つき滞納家賃請求書により、平成21年6月30日までに滞納家賃を完納するよう最終催告を行い、期限までに納付しない場合には、公営住宅法及び新居浜市市営住宅条例の規定により使用許可を取り消し、直ちに住宅の明け渡しを求めること及び家賃などの支払いを求める訴訟提起の手続をとることを通知していたものでございます。
 この結果、請求に従い滞納家賃の全額を支払った者8人、分割納付の誓約をし履行している者21人、退去し納付誓約をした者1人の合わせて30人を除く3人につきまして、平成21年8月4日、松山地方裁判所西条支部へ訴訟提起を行ったものでございます。
 この訴訟の内容といたしましては、入居者3人及び連帯保証人2人に対し、市営住宅の明け渡しと滞納家賃等の支払いを求めたというものでございます。
 今回提訴した3人の滞納状況でございますが、滞納月数は1年2カ月から1年11カ月まででございまして、3人の滞納金額は合計しますと、家賃119万400円と督促手数料5,800円で、請求金額は119万6,200円となっております。
○議長(村上悦夫) 佐々木経済部長。
○経済部長(佐々木一英)(登壇) 報告第16号、専決処分の報告につきまして補足を申し上げます。
 議案書の10ページから12ページをお目通しください。
 本件は、平成21年3月19日午後2時30分ごろ、主要地方道新居浜別子山線、立川町645番地の3地先路上におきまして、次の停留所に向け北進中の新居浜市別子山地域バスと対向してきた相手方の軽自動車とが衝突し、双方の車両が損傷した交通事故について、相手方と和解し、損害賠償の額を決定したものでございます。
 和解の内容といたしましては、当事者との協議及び日本興亜損害保険株式会社の査定によりまして、新居浜市は相手方に対し、車両の修理に要する費用70万円のうち、70%に相当する額49万円を支払い、相手方は新居浜市に対し、公用車の修理に要する費用10万2,900円のうち、30%に相当する額3万870円を支払いすることといたしたものでございます。
 なお、損害賠償額につきましては、全額、日本興亜損害保険株式会社から一般自動車総合保険により支払われる予定となっております。
 地域バスは別子山地域の皆様の貴重な交通手段であり、また市街地の皆様にとりましては、別子山のよさを知っていただくための重要な交通手段として定着いたしております。このようなことから、地域バスの運行に際しましては、常日ごろから安全運転を指導いたしておりますが、今後におきましても、なお一層の安全運転の励行につきまして、周知徹底、指導監督に努めてまいります。
 以上で補足を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 報告第12号ないし報告第17号の6件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 議案第58号~議案第61号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第4、議案第58号ないし議案第61号の4件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第58号から議案第61号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第58号、和解及び損害賠償の額の決定につきましては、市所有の土地を売却したことにより、その土地の一部に当該売却以前の売買契約による所有権を有していたと認定する者の当該所有権を喪失させた件について、和解し、損害賠償の額を決定するため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第59号、財産の取得につきましては、消防ポンプ自動車CD-1型の取得でございまして、去る7月31日の指名競争入札の結果、3,192万円で株式会社四国消防設備保守センターと契約を締結するため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第60号、財産の取得につきましては、新居浜市立慈光園建設事業用地として新居浜市西の土居町一丁目乙196番4外14筆の宅地6,148.75平方メートルを2億2,335万9,625円で新居浜市土地開発公社から取得するため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第61号、工事請負契約につきましては、池田雨水幹線築造工事(第1工区)の請負契約でございまして、去る7月31日の一般競争入札の結果、2億2,505万5,950円で白石建設工業株式会社と契約を締結するため、本案を提出いたしました。
 なお、議案第60号を除き、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) 補足説明を求めます。堀田総務部長。
○総務部長(堀田高正)(登壇) 議案第58号、和解及び損害賠償の額の決定につきまして補足を申し上げます。
 議案書の20ページ及び21ページをお目通しください。
 本議案は、市有財産の土地について、平成20年3月に一般競争入札を実施し、落札者に売却したところ、同年8月になって当該土地の一部に所有権があると主張する方から連絡があり、事実確認の調査を実施した結果、当該土地のうちの10坪分について、昭和39年に市が売却しているにもかかわらず、その後、未登記であったとの結論に至り、結果として当該部分の権利者の所有権を喪失させた件につきまして、相手方と和解し、損害賠償の額を決定しようとするものでございます。
 事実確認の後、落札者に対し、当該土地の買い戻し交渉を行いましたが、不調に終わりましたことから、善後策について顧問弁護士に相談を行いました結果、昭和39年の売却後、未登記であった部分の権利者に対しては、登記を行わなくてはならなかった本市に債務の不履行があったこととなるため、本市に民法上の損害賠償責任があるとの結論に至りました。
 その後、当該未登記であった部分の権利者は他界されているため、その相続を代表する方と交渉を進めた結果、和解の内容といたしましては、平成20年3月の売却時の落札金額の単価をもとに、時価として当該土地10坪分について算出いたしました金額110万円を損害賠償の額とし、本市が相手方に支払うことによりまして和解といたしたく考えております。
 相手方に損害を与えることとなりましたことは、まことに申しわけなく、今後、より慎重かつ確実な事務処理を進めるよう、職員に対し強く指導いたしますとともに、事務のより一層のチェック機能の強化にも取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(村上悦夫) 河野消防長。
○消防長(河野勉)(登壇) 議案第59号、財産の取得につきまして補足を申し上げます。
 議案書の22ページ、23ページをお目通しください。
 本市におきましては、全市域の建物火災を初め各種災害に対応するため、消防自動車整備計画に基づき、消防自動車等の更新整備を行っております。消防ポンプ自動車の更新年限は、同計画によりまして15年としております。今回、更新しようとする車両は南消防署に配備している消防ポンプ自動車で、購入から更新年を経過し、老朽化により安全性及び機能性が低下しているため、整備しようとするものでございます。
 消防ポンプ自動車の概要でございますが、参考資料の5ページ、6ページをお目通しください。
 この消防ポンプ自動車は、建物火災はもとより自然災害等の各種災害に幅広く対応できる消防車両でございます。
 主な仕様につきましては、動力消防ポンプ及び無給油式真空ポンプを積載し、自動調圧装置、はしご動力昇降装置等を装備しております。これは、装備の自動化、省力化により、円滑な消防活動を実施しようとするものでございます。
 また、積載品は、消防用ホース、ホース延長用資機材、空気呼吸器、消防資機材等災害現場活動において不可欠な資機材を積載しております。
 なお、今回の消防ポンプ自動車を購入、配備することにより、あらゆる災害に迅速、的確に対応すべく消防力を強化し、地域住民の生命、身体、財産を守ろうとするものでございます。
○議長(村上悦夫) 加藤環境部長。
○環境部長(加藤哲)(登壇) 議案第61号、工事請負契約につきまして補足を申し上げます。
 議案書の27ページから31ページまで、及び参考資料の7ページをお目通しください。
 本工事は、国領川右岸上流部の東田二丁目から国領一丁目などの船木地区を含みます国領排水分区136.2ヘクタールの浸水解消を目的に、国道11号の上り車線に内径1,800ミリメートルの雨水管を埋設し、国領川へ排水するものでございます。
 工事の概要でございますが、国領大橋右岸吐口部の延長27.3メートルにつきましては、口径1,800ミリメートル掛ける1,800ミリメートルのボックスカルバートを開削工法で布設いたします。また、上流部につきましては、国道11号を東に、延長434.3メートルの間において、立て坑を3カ所築造し、内径1,800ミリメートルのヒューム管を推進工法により布設するものであります。
 池田雨水幹線は、平成21年度新規着手する事業でありますが、本工事の大部分が推進工法での施工となっておりまして、1区間の推進距離が394.5メートルと長く、推進機の製作、立て坑の築造、推進工事等を一連で行う必要があり、工事期間が15カ月程度を要しますことから、平成21年度、平成22年度の継続費を組んで執行するものでございます。
 以上で補足を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議案第58号ないし議案第61号の4件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 議案第58号ないし議案第61号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会及び福祉教育委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第5 議案第62号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第5、議案第62号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第62号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 議案第62号、新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防法の一部改正に伴い、条例中の引用法令条項のずれが生じたことによる所要の条文整備を行うため、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議案第62号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第62号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号については委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時34分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時34分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより議案第62号を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第6 議案第63号~議案第66号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第6、議案第63号ないし議案第66号の4件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第63号から議案第66号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第63号、新居浜市安全安心のまちづくり条例の制定につきましては、安全で安心な地域社会の実現に向けて、基本理念を定めるとともに、市、市民及び事業者等の責務を明らかにすることにより、安全・安心のまちづくりを総合的に推進するため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第64号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、社会保険の保険料等に係る延滞金が納期限後の一定期間軽減されることに準じ、国民健康保険料の延滞金について、同様の軽減措置を適用するため、及び健康保険法施行令の一部改正に伴い、出産育児一時金の額に特例を適用するため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第65号、新居浜市後期高齢者医療に関する条例及び新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、社会保険の保険料等に係る延滞金が納期限後の一定期間軽減されることに準じ、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の延滞金について、同様の軽減措置を適用するため、本案を提出いたしました。
 次に、議案第66号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、ごみステーションに排出された資源化物の収集または運搬を行わないよう命ずる処分について、新居浜市行政手続条例の所定の手続に係る規定を適用除外とするため、本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) 補足説明を求めます。堀田総務部長。
○総務部長(堀田高正)(登壇) 議案第63号、新居浜市安全安心のまちづくり条例の制定につきまして補足を申し上げます。
 議案書の33ページから35ページまでをお目通しください。
 近年における社会情勢の急激な変化は、地域住民相互の連帯意識の希薄化、匿名性、無関心層の増大等を進展させておりまして、本市におきましても自治会加入率が低下するなど、地域社会が伝統的に持っていた自主的な防犯機能を低下させる要因となっております。
 本議案は、安全・安心のまちづくりのための基本理念を初め、市、市民及び事業者等の責務並びに地域安全活動に関する取り組み等を定めることにより、安全で住みよい社会の実現を目指し、制定しようとするものでございます。
 条例の内容といたしましては、第1条では条例制定の目的、第2条では用語の定義、第3条では3つの基本理念を定めております。
 次に、第4条、第5条及び第6条では、市、市民及び事業者等のそれぞれの責務を定め、基本理念にのっとり、協働して安全・安心のまちづくりを推進することを定めております。
 次に、第7条では地域安全活動について、第8条では情報の提供及び取り扱いについて、第9条では意見の聴取について、第10条では条例の施行に関する必要な事項の委任について、それぞれ定めるものでございます。
 また、本条例の制定を機に、各部局で実施しております施策の体系化を行い、今後の指針となる行動計画の策定に取り組んでまいります。
 なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
○議長(村上悦夫) 近藤福祉部長。
○福祉部長(近藤清孝)(登壇) 議案第64号及び議案第65号につきまして補足を申し上げます。
 まず、議案第64号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
 議案書の36ページ、37ページ及び参考資料の10ページ、11ページをお目通しください。
 国においては、現下の厳しい経済社会情勢の影響を受け、厚生年金保険料等の支払いに困窮している事業主等に配慮するため、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律を去る5月1日に公布したところでございます。
 本議案は、同法が平成22年1月1日から施行され、社会保険料等の延滞金が納期限後の一定期間軽減されますことから、国民健康保険料につきましても、同法の趣旨を踏まえた同様の取り扱いとするため、条例中の延滞金に係る規定を改正しようとするものでございます。
 また、妊産婦の経済的負担を軽減し、安心して出産できるよう、緊急の少子化対策として、健康保険法施行令が一部改正されたことに伴い、出産育児一時金の額に一定の期間特例を設けようとするものでございます。
 改正の内容についてでございますが、まず第20条第1項の改正につきましては、延滞金の割合の軽減期間を現在の1カ月から3カ月に改正するものでございます。
 次に、附則第15項の改正につきましては、被保険者が出産したときに支給する出産育児一時金の額35万円を、平成21年10月1日から平成23年3月31日までの出産につきましては39万円とする特例を設けるものでございます。
 なお、この条例中、第20条第1項の改正規定のうち「1カ月」を「3カ月」に改める部分につきましては平成22年1月1日から、その他の改正規定につきましては平成21年10月1日から施行したいと考えております。
 次に、議案第65号、新居浜市後期高齢者医療に関する条例及び新居浜市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
 議案書の38ページ、39ページ及び参考資料の12ページ、13ページをお目通しください。
 本議案は、さきに補足説明いたしました議案第64号中の延滞金に係る改正と同様でございまして、社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、後期高齢者医療保険料及び介護保険料に係る延滞金の割合の軽減期間を国民健康保険料と同様に見直すものでございます。
 まず、第1条による新居浜市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてでございます。
 第10条第1項の改正につきましては、延滞金の割合の軽減期間を現在の1カ月から3カ月に改正するものでございます。
 次に、第2条による新居浜市介護保険条例の一部改正についてございます。
 第13条第1項の改正につきましては、延滞金の割合の軽減期間を3カ月に改めるとともに、規定の内容につきましても実務に即した内容に改正するものでございます。
 なお、この条例は、一部の規定を除き、平成22年1月1日から施行したいと考えております。
○議長(村上悦夫) 加藤環境部長。
○環境部長(加藤哲)(登壇) 議案第66号、新居浜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
 議案書の40ページ、41ページ及び参考資料の14ページをお目通しください。
 今回の改正は、ごみステーションに排出されました資源化物の収集または運搬の委託を受けた者以外の者がこれらの行為を行っている現場におきまして、違反者を特定した後、迅速にこれらの行為の禁止を命ずる処分を行うため、新居浜市行政手続条例第3章の規定を適用除外としようとするものでございます。
 改正内容といたしましては、本年10月1日から施行となります本条例第7条第2項の規定による禁止命令処分を行うことについて、新居浜市行政手続条例第3章の不利益処分に関する規定を適用除外とする規定を本条例第14条として新たに設けるものです。
 この改正によりまして、本条例第7条第1項の規定に違反した者を確認した場合、その意見陳述のための手続に要する期間を待たず禁止命令処分を行うことが可能となりますことから、資源化物の持ち去り行為を迅速に抑制できるものと考えております。
 なお、この条例は持ち去り行為の禁止を命ずる根拠規定であります本条例第7条第2項の規定の施行日に合わせ、平成21年10月1日から施行したいと考えております。
 以上で補足を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議案第63号ないし議案第66号の4件に対して質疑はありませんか。
 西原司議員。
○2番(西原司)(登壇) 協働ネット21の西原司です。
 ただいま上程されました議案第63号、新居浜市安全安心のまちづくり条例の制定について3点質疑をさせていただきます。
 まず、1点目ですが、この条例は市民の生活の安心を除いた安全安心のまちづくり条例であるのか、お答えください。
 あわせて、第3条の基本理念において、安全・安心のまちづくりについてはるる述べられておりますが、この条例において安全、安心とはどのように解釈されるのか、お答えください。
 2点目は、第1条において目的が述べられております。「犯罪、事故、災害その他市民生活に悪影響を及ぼすような不安、脅威及び危険を未然に防止」と、るる書かれてありますが、被害が起こったときの軽減を図ることについては、第1条では想定しているのかいないのか、お答えください。
 最後に、3点目ですが、第6条において事業所等の責務が明記されております。条文を読みますと、「事業活動を行うに当たっては、地域の安全に配慮し」と、るる書かれてありますが、第6条においては事業所などが起こした災害や事故については含まれないと解釈してよろしいのでしょうか、お答えください。
○議長(村上悦夫) 答弁を求めます。堀田総務部長。
○総務部長(堀田高正)(登壇) 質疑にお答えいたします。
 まず、市民の安心を得るための前提として、安全の確保にかかわる組織と人々の間に信頼を醸成することが必要であると考えます。
 また、啓発活動により防犯、防災への知識を得たり、不審者情報を得ることで安心が得られますことから、市民の安全、安心は一体であると考えます。
 全国的にも安全、安心という言葉は一体の言葉として定着しており、市民から親しみやすい言葉になっておりますことから、原案の条例名で制定いたしたいと考えております。
 次に、本条例は、市、市民及び事業者等が協働しながら、自主的、自発的に地域安全を確保するための活動を行うなど、市民、事業者等に理念の共有を願うという理念条例であります。犯罪等を取り締まったりすることを目的としたものではありません。市民、事業者等との連携、協働により、人の目が行き届いた犯罪、事故、災害の起きにくい環境づくりを進めることを目的としており、多くの市民、事業者等の協力を得て、市を挙げて安全で安心なまちづくりに取り組むための条例となっております。
○議長(村上悦夫) この際、暫時休憩いたします。
  午前10時53分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時55分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 答弁を求めます。堀田総務部長。
○総務部長(堀田高正)(登壇) 事業者が起こした事故については、この条例でどうのこうのと言うことはありません。
 以上でございます。
○議長(村上悦夫) ほかに質疑はありませんか。
 西原司議員。
○2番(西原司)(登壇) 再度質疑をさせていただきます。
 そしたら、先ほどの第6条の答弁は、地域の安全には配慮するが、事業所などが安全な操業に努めることは、この第6条では想定していないし、また必要な措置を講じなくてよいと解釈してよろしいのでしょうか、お答えください。
 責務の具体的事例として、事故防止対策やマニュアルなど策定の措置を講じるものでもないと解釈してよろしいのでしょうか、お答えをください。
○議長(村上悦夫) 答弁を求めます。堀田総務部長。
○総務部長(堀田高正)(登壇) 質疑にお答えいたします。
 この条例はあくまでも理念条例でございます。
○議長(村上悦夫) ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) これにて質疑を終結いたします。
 議案第63号ないし議案第66号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時57分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時07分再開
○議長(村上悦夫) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第7 議案第67号~議案第71号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第7、議案第67号ないし議案第71号の5件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第67号から議案第71号までの5件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第67号、平成21年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)につきましては、介護基盤緊急整備事業等の公共事業を初め、コミュニティ施設整備事業、障害者支援施設整備事業等の単独事業のほか、子育て応援特別手当費、家庭ごみふれあい収集事業費等の施策費及び経常経費につきまして予算措置いたすものでございます。
 次に、議案第68号、平成21年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成20年度事業の精算に伴う償還金の減額及び高額医療、高額介護合算療養制度に対応するためのシステム改修費等につきまして予算措置いたすものでございます。
 次に、議案第69号、平成21年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成20年度事業の精算に伴う償還金につきまして予算措置いたすものでございます。
 次に、議案第70号、平成21年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成20年度事業の精算に伴う償還金及び基金積立金につきまして予算措置いたすものでございます。
 次に、議案第71号、平成21年度新居浜市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、平成21年度から平成27年度までの7カ年における水道料金等徴収及び電子計算処理業務の委託に伴う債務負担行為を追加いたすものでございます。
 なお、詳細につきましては、それぞれ担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) 補足説明を求めます。高橋企画部長。
○企画部長(高橋俊夫)(登壇) 議案第67号から議案第70号までの予算議案につきまして、一括して補足を申し上げます。
 まず、議案第67号、平成21年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。
 補正予算書の1ページをお開きください。
 今回の補正予算は、予算書にございますように、14億6,807万1,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ437億9,670万円といたすものでございます。国の経済危機対策関連予算に対応したことなどにより、近年では平成16年度の災害対応予算に次ぐ規模の補正額であり、前年度同期と比較いたしますと、19億7,760万3,000円、4.7%の増となっております。
 内容につきましては、補正予算参考資料に整理をいたしておりますのでごらんください。
 まず、2ページをお開きください。
 経常経費につきましては、法人市民税などの過年度分の償還のための過年度支出金等で5億6,464万6,000円の増となっております。
 次に、3ページをごらんください。
 施策費の主な事業についてでございます。
 総務費、消費生活改善対策費は、国の補正予算に対応し、消費者行政の活性化を目的に愛媛県が設置した消費者行政活性化基金を活用し、今後3年間で消費生活相談窓口の機能強化などを行うものでございます。
 次に、民生費、特例給付金事業費は、配偶者などからの暴力被害から逃れるために、定額給付金及び子育て応援特別手当を受け取ることができないDV被害者に対し、定額給付金等相当額を給付するものでございます。
 次に、障害者自立支援特別対策事業費は、国の補正予算に対応し、障害者自立支援法の円滑な運用を図るために、愛媛県が追加造成した障害者自立支援対策臨時特例基金を活用し、通所サービスの利用促進のための扶助費等を追加するものでございます。
 次に、子育て応援特別手当費は、国の補正予算に対応し、現在の不況下における子育て世帯を支援するため、補助金等を追加するものでございます。
 次に、4ページをお開きください。
 衛生費、健康増進対策費は、国の補正予算に対応し、女性特有のがん検診の受診促進を図るため、検診無料化のための委託料等を追加するものでございます。
 次に、家庭ごみふれあい収集事業費は、家庭ごみをごみステーションまで出すことが困難な世帯の戸別収集委託料を追加するものでございます。
 次に、5ページをごらんください。
 商工費、企業立地促進対策費は、新居浜市企業立地促進条例に基づく奨励金対象事業及び交付予定額が確定したことにより、補助金を追加するものでございます。
 施策費は、これらの事業で4億7,299万8,000円の追加となっております。
 次に、7ページをお開きください。
 公共事業費でございます。
 介護基盤緊急整備事業は、国の補正予算に対応し、介護サービス基盤の充実のため、認知症高齢者グループホーム等の施設整備補助金等を追加するものでございます。
 次に、美しい森林づくり基盤整備事業は、国の補正予算に対応し、林業経営の安定化と森林環境保全のための林道の改良等に対する補助金等を追加するものでございます。
 公共事業費は、これらの事業で2億9,813万1,000円の追加となっております。
 次に、8ページをお開きください。
 単独事業費でございます。
 まず、コミュニティ施設整備事業は、地域コミュニティー活動の拠点である自治会館の建設を計画的に推進していくための建設補助金を拡充するものでございます。
 次に、障害者支援施設整備事業は、国庫補助内示を得て実施されるまさき育成園の建てかえに対する協調補助金を追加するものでございます。
 次に、清掃センター施設整備事業は、清掃センター焼却炉ボイラー耐火物の打ちかえ工事費を追加するものでございます。
 単独事業費はこれらの事業で1億3,229万6,000円の追加となっております。
 今回の補正予算によりまして、財政計画総額444億4,661万5,000円に対し、一部未確定の事業費を除き、98.5%を予算化いたしたところでございます。
 次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
 予算書の2ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして、地方交付税9億5,410万6,000円、使用料及び手数料26万2,000円、国庫支出金2億8,811万5,000円、県支出金2億842万円、繰越金5,073万1,000円、諸収入394万円、市債480万8,000円をそれぞれ追加し、地方特例交付金4,231万1,000円を減額し、4ページにございます歳出経費に充当するものでございます。
 次に、6ページをお開きください。
 第2表地方債補正の追加についてでございます。
 林業振興事業を追加し、借入限度額を570万円といたすものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、いずれも記載のとおりでございます。
 次に、第3表地方債補正の変更についてでございます。
 臨時財政対策債について起債の借入限度額を変更するものでございまして、89万2,000円を減額し、限度額を46億790万8,000円に変更するものでございます。
 次に、特別会計補正予算についてでございます。
 7ページをごらんください。
 議案第68号、平成21年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は、7,160万2,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ128億1,728万6,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、2億7,709万6,000円、2.2%の増となっております。
 内容といたしましては、8ページをお開きください。
 歳入では、国庫支出金1,017万6,000円、繰入金3億8,416万9,000円をそれぞれ追加し、繰越金4億6,594万7,000円を減額いたしております。
 9ページをごらんください。
 歳出につきましては、総務費793万8,000円、保健事業費269万2,000円、後期高齢者支援金等214万7,000円をそれぞれ追加し、保険給付費124万6,000円、諸支出金1,973万9,000円、予備費6,339万4,000円をそれぞれ減額いたすものでございます。
 次に、10ページをお開きください。
 議案第69号、平成21年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は、2,533万4,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ1億75万2,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、11億9,207万8,000円、92.2%の減となっております。
 内容といたしましては、11ページをごらんください。
 歳入では、繰越金2,533万4,000円を追加いたしております。
 歳出につきましては、12ページをお開きください。
 諸支出金2,533万4,000円を追加いたすものでございます。
 次に、13ページをごらんください。
 議案第70号、平成21年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は1億6,961万9,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ103億4,010万1,000円といたすものでございます。これを前年度同期と比較いたしますと、6億6,166万1,000円、6.8%の増となっております。
 内容といたしましては、14ページをお開きください。
 歳入では、繰越金1億6,961万9,000円を追加いたしております。
 15ページをごらんください。
 歳出につきましては、基金積立金6,211万4,000円、諸支出金1億750万5,000円をそれぞれ追加いたすものでございます。
○議長(村上悦夫) 近藤水道局長。
○水道局長(近藤日左臣)(登壇) 議案第71号、平成21年度新居浜市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして補足を申し上げます。
 予算書の1ページをお開きください。
 今回の補正は、水道料金等徴収及び電子計算処理業務につきまして、さらなる経営改善を図るため、期間を平成21年度から平成27年度まで、限度額を6億円とする水道料金等徴収及び電子計算処理業務の委託契約を締結するため、債務負担行為を追加するものでございます。
 内容といたしましては、平成19年3月から実施しております水道料金等滞納整理業務委託に加え、窓口から調定、収納等まで、各業務を包括的に委託し、また更新時期を迎えております上下水道料金システムの更新整備を同時に行うこととしております。この業務委託により、事務能率の向上と徴収業務に係る経費の節減を図り、水道事業の経営の安定とサービスの質的向上を図ってまいります。
 以上で補足を終わります。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 議案第67号ないし議案第71号の5件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 議案第67号ないし議案第71号の5件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第8 認定第1号、認定第2号
○議長(村上悦夫) 次に、日程第8、認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました認定第1号及び認定第2号につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 まず、認定第1号、決算の認定につきましては、平成20年度新居浜市水道事業会計決算及び平成20年度新居浜市工業用水道事業会計決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。
 次に、認定第2号、決算の認定につきましては、平成20年度新居浜市一般会計歳入歳出決算及び平成20年度新居浜市貯木場事業特別会計歳入歳出決算外8特別会計歳入歳出決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(村上悦夫) これより質疑に入ります。
 認定第1号及び認定第2号の2件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、いずれも13人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、西原司議員、永易英寿議員、古川拓哉議員、西本勉議員、岩本和強議員、大條雅久議員、藤原雅彦議員、真鍋光議員、藤田豊治議員、伊藤優子議員、仙波憲一議員、白籏愛一議員、近藤司議員、以上13人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました13人の議員を決算特別委員に選任することに決しました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。議事の都合により、9月2日から9月7日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(村上悦夫) 御異議なしと認めます。よって、9月2日から9月7日までの6日間、休会することに決しました。
 9月8日は午前10時から会議を開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
  午前11時28分散会