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平成20年第6回新居浜市議会定例会会議録 第5号

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目次

議事日程 
本日の会議に付した事件 
出席議員 
欠席議員 
説明のため出席した者 
議会事務局職員出席者 
開議(午前10時00分) 
日程第1 会議録署名議員の指名 
休憩(午前10時01分) 
再開(午前10時01分) 
日程第2 議案第68号
 藤田企画総務委員長報告 
 表決 
休憩(午前10時04分) 
再開(午前10時04分) 
日程第3 議案第69号~議案第91号 
 藤田企画総務委員長報告 
 高橋福祉教育委員長報告 
 藤原市民経済委員長報告 
 伊藤環境建設委員長報告 
 表決 
休憩(午前11時09分) 
再開(午前11時44分) 
日程第4 請願第8号 
 藤原市民経済委員長報告 
 高須賀順子議員の討論 
 表決 
休憩(午前11時53分) 
再開(午後 0時59分) 
日程第5 委員会の閉会中の継続審査 
休憩(午後 1時00分) 
再開(午後 1時01分) 
 表決 
議案第92号 
 佐々木市長の説明 
 委員会付託省略 
 表決 
日程第6 選挙管理委員及び補充員の選挙 
市長あいさつ 
閉会(午後 1時11分)


本文

平成20年12月18日 (木曜日)

  議事日程 第5号
第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第68号 新居浜市土地開発公社定款の変更について
   (企画総務委員長報告)
第3 議案第69号 新居浜市別子山ふるさと館等の指定管理者の指定について
   (福祉教育委員長報告)
   議案第70号 新居浜市市民文化センター等の指定管理者の指定について
   ( 同     上 )
   議案第71号 新居浜市総合福祉センターの指定管理者の指定について
   ( 同     上 )
   議案第72号 新居浜市心身障害者福祉センターの指定管理者の指定について
   ( 同     上 )
   議案第73号 新居浜市立知的障害者更生施設の指定管理者の指定について
   ( 同     上 )
   議案第74号 新居浜市立女性総合センターの指定管理者の指定について
   (市民経済委員長報告)
   議案第75号 新居浜市斎場の指定管理者の指定について
   (環境建設委員長報告)
   議案第76号 新居浜市商業振興センターの指定管理者の指定について
   (市民経済委員長報告)
   議案第77号 新居浜市別子観光センター及び新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の指定について
   ( 同     上 )
   議案第78号 新居浜市公営駐車場の指定管理者の指定について
   (環境建設委員長報告)
   議案第79号 新居浜市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について
   (企画総務委員長報告)
   議案第80号 新居浜市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
   ( 同     上 )
   議案第81号 新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
   (環境建設委員長報告)
   議案第82号 新居浜市市営活性化推進住宅条例の一部を改正する条例の制定について
   ( 同     上 )
   議案第83号 平成20年度新居浜市一般会計補正予算(第4号)
   (各常任委員長報告)
   議案第84号 平成20年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)
   (市民経済委員長報告)
   議案第85号 平成20年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
   (環境建設委員長報告)
   議案第86号 平成20年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
   (福祉教育委員長報告)
   議案第87号 平成20年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)
   ( 同     上 )
   議案第88号 平成20年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
   ( 同     上 )
   議案第89号 平成20年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
   ( 同     上 )
   議案第90号 新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について
   (企画総務委員長報告)
   議案第91号 新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
   (福祉教育委員長報告)
第4 請願第8号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出方について
   (市民経済委員長報告)
第5 委員会の閉会中の継続審査
第6 選挙管理委員及び補充員の選挙
――――――――――――――――――――――
  本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 議案第68号
日程第3 議案第69号~議案第91号
日程第4 請願第8号
日程第5 委員会の閉会中の継続審査
議案第92号
日程第6 選挙管理委員及び補充員の選挙
――――――――――――――――――――――       
  出席議員(28名)       
  1番   神 野 敬 二  2番   西 原   司
  3番   永 易 英 寿  4番   古 川 拓 哉
  5番   伊 藤 謙 司  6番   西 本   勉
  7番   高須賀 順 子 8番   岩 本 和 強
  9番   大 石   豪  10番   大 條 雅 久
 11番   藤 原 雅 彦 12番   真 鍋   光
 13番   藤 田 豊 治 14番   高 橋 一 郎
 15番   藤 田 幸 正 16番   伊 藤 優 子
 17番   藤 田 統 惟 18番   岡 崎   溥
 19番   伊 藤 初 美 20番   石 川 尚 志
 21番   村 上 悦 夫 22番   佐々木 文 義
 23番   真 木 増次郎 24番   仙 波 憲 一
 25番   白 籏 愛 一 26番   近 藤   司
 27番   加 藤 喜三男 28番   山 本 健十郎
――――――――――――――――――――――
  欠席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  説明のため出席した者
 市長            佐々木   龍
 副市長           石 川 勝 行
 収入役           田 村 浩 志
 企画部長         高 橋 俊 夫
 総務部長         渡 邊 哲 郎
 福祉部長         神 野 師 算
 市民部長         前 垣 芳 郎
 環境部長         加 藤   哲
 経済部長         佐々木 一 英
 建設部長         井 原 敏 克
 消防長           横 井 清 輝
 水道局長         近 藤 日左臣
 教育長           阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長  池 内 貞 二
 監査委員         神 野 哲 男
――――――――――――――――――――――
  議会事務局職員出席者
 事務局長          神 野 盛 雄
 議事課長          鴻 上 浩 宣
 議事課副課長       青 木 隆 明
 議事課副課長       飯 尾 誠 二
 議事課議事係長     阿 部 広 昭
 議事課主任        大 田 理恵子
 議事課主任        秦   正 道
 議事課主事        高 本 大 介
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開議       
○議長(藤田統惟) これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第5号のとおりでありますが、日程第3終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(藤田統惟) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において真木増次郎議員及び仙波憲一議員を指名いたします。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時01分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時01分再開
○議長(藤田統惟) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第2 議案第68号
○議長(藤田統惟) 次に、日程第2、議案第68号を議題といたします。
 本案に関し、企画総務委員長の報告を求めます。藤田企画総務委員長。
○13番(藤田豊治)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月12日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第68号、新居浜市土地開発公社定款の変更につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第68号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(藤田統惟) これより質疑に入ります。
 ただいまの企画総務委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時04分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時04分再開
○議長(藤田統惟) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第3 議案第69号~議案第91号
○議長(藤田統惟) 次に、日程第3、議案第69号ないし議案第91号の23件を一括議題といたします。
 以上の23件に関し、各常任委員長の報告を求めます。まず、藤田企画総務委員長。
○13番(藤田豊治)(登壇) ただいまから企画総務委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました議案第79号、議案第80号、議案第83号及び議案第90号の4件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 議案第79号、新居浜市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第79号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第80号、新居浜市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、教育委員会において、31人の定員を37人に増員する6人の内訳を教えてほしいとの質疑に対し、発達支援業務を本格的に実施するために必要な人員として想定している6人の内訳は、専任課長が1人、教育職が1人、福祉職が1人、保健師が2人、保育士が1人となっている。実際に配置するそれぞれの職種、人数や年度等については、毎年実施している定員管理の事務量調査に基づき行いたいと考えているとの答弁がありました。
 また、ことし5月の新居浜市定員適正化計画においては、平成20年度から平成21年度は増員予定はないとされていたが、見込み違いだったのかとの質疑に対し、今年度は、発達支援業務の準備事務ということで、今後の事業展開に伴う人員については、今年度5月段階では査定ができず、見込みを立てることができなかったため、適正化計画に含めていなかった。準備事務を進める中で、来年度以降の発達支援課としての位置づけによる事業量、事業計画等が明らかになってきたことにより、今回、定数条例の改正をお願いするものとの答弁がありました。
 次に、これまで行ってきた定員削減が、定数条例の改正に反映されていないのはなぜか、また、定員適正化計画について、平成17年度までは5カ年計画を策定していたが、集中改革プランの名のもとに、計画年限が減り、現在、2年計画になっていることに疑問を感じる。なぜ5カ年計画を途中で放棄したのかとの質疑に対し、定数条例における定数とは、職員数の上限を定めているものであり、実際の人員については、集中改革プランに基づく定員適正化計画によって、平成22年4月1日を目標に5%、49人の削減に向け取り組んでいる。定数条例の改正については、この目標値達成後、本当に実人員が事務量に見合っているのかどうかを再度検証するとともに、法律の改正や県の権限移譲等に伴う新たな事務の増加など、行政需要も十分考慮した上で行っていきたいと考えている。また、定員適正化計画については、決して5年計画を放棄したわけではない。集中改革プランを着実に達成していくために的を絞るという考え方により、現在、2年計画となっているが、来年度からは5年計画に戻して、中長期的な展望を立てていきたいと考えているとの答弁がありました。
 質疑修了後、本案に関し討論に付したところ、本案に賛成する。現在の集中改革プランによる定員適正化計画の目標年度が残り1年4カ月と目前に迫っているので、従来の5年先を見据えた中長期的な計画を策定し、毎年見直しを行いながら進めていくことを期待するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第80号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第83号、平成20年度新居浜市一般会計補正予算(第4号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳入全部、歳出、第1款議会費、第2款総務費、第1項総務管理費、ただし、5目企画費地域交流センター建設事業を除く、第2項徴税費、第4項選挙費、第5項統計調査費、第6項監査委員費、第9款消防費及び第3表地方債補正変更であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 企画費の地域情報通信基盤整備事業におけるWiMAX基地局設置について、その利用価値及び効果等も含め、社会的にはどういった貢献ができるのかとの質疑に対し、基地局設置により、例えば、学校においては、パソコン教室のみでなく、普通教室においてもインターネット接続ができる。また、モバイルでの接続、災害時の対応、工場等の防災のための監視カメラなどにも役立つとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第83号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第90号、新居浜市税賦課徴収条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第90号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で企画総務委員会の報告を終わります。
○議長(藤田統惟) 次に、高橋福祉教育委員長。
○14番(高橋一郎)(登壇) おはようございます。
 ただいまから福祉教育委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第69号ないし議案第73号、議案第83号、議案第86号ないし議案第89号及び議案第91号の11件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第69号、新居浜市別子山ふるさと館等の指定管理者の指定について、議案第70号、新居浜市市民文化センター等の指定管理者の指定についての2件につきまして一括して御報告申し上げます。
 以上の2件について質疑の概要を申し上げます。
 まず、指定管理者の指定の期間に基準はあるのかとの質疑に対し、新居浜市で決めている基準は、継続は5年間、新規は3年間である。別子山ふるさと館等の指定管理が2年間となっていることについては、有限会社悠楽技の経営状況を注視する必要があるということと、観光施設が2年のため、それに合わせたものであるとの答弁がありました。
 次に、今回は指定管理者だけを決めてほしいという議案であると思うが、今後のスケジュールと昨年度の指定管理料、今回選定したときの指定管理料を教えてほしいとの質疑に対し、今後のスケジュールだが、12月議会で可決されると、1月に指定管理者の指定告示を行う。その後、3月に基本協定を結び、4月1日にその年の金額も含めて年度協定を結び、指定管理の開始となる。指定管理料については、平成21年度以降の5年間の見積もりを提出してもらっており、議案第70号については、平成20年度予算が3億5,408万2,000円で、平成21年度から5年間の平均額で3億7,452万円となっており、金額的には平成20年度より2,000万円ほど多くなっている状況である。これについては燃料費の高騰によるもので、1,300万円ほどふえている。あと施設修繕が700万円ほどふえている。燃料費については、主に灯油を使っているが、6月の査定時に1リットル123円90銭で査定しているが、11月には100円80銭ぐらいで約23円下がっている。今後もう少し下がることも考えられるため、燃料費については、年度協定の中で金額を査定して決めていくということである。議案第69号については、平成20年度予算が502万9,000円で、平成21年度からの2年間平均が469万5,000円という申請があったとの答弁がありました。
 この件について、委員から、議案の審議を行う前に、平成20年度の指定管理料や今後の予定の管理料を書類で示してもらわなければいけない。資料を出していただかなければ審議ができないとの意見がありました。
 次に、有限会社悠楽技は監査で指摘もされているが、問題があるということで2年間としたのかとの質疑に対し、問題があるということより、経営的に今まで赤字であるため、それも含め注視していくということで判断した。しかし、平成20年度の状況を聞くと黒字になる見込みと伺っており、今後経営が改善されると考えているとの答弁がありました。
 次に、指定管理期間の途中で契約解除ができるのか、また、それは契約の相手先が、契約条項に反することがあったときくらいで、行政サイドで契約解除ができるのかとの質疑に対し、行政サイドで一方的に解除はできない。相手方に大きな過失があるときや適切な管理がされるかどうかということが大きな判断になろうと思うとの答弁がありました。
 次に、議案第69号だが、別子山の公共施設を一体的に考え、教育委員会と福祉部が連携するという考えはないのかとの質疑に対し、教育委員会としては、ふるさと館、別子山グラウンド、市民プール、それと観光施設であるゆらぎの施設との連携を図り、利用率の向上を考えている。別子山分館については、教育委員会としては考える立場ではないが、地域のゆらぎとして今後どうあるべきか考えることはあると思うとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、ほとんど1社しか申し込みがない中で、選定委員会が決定し、議案に上がってきているが、いずれにしても、業者の選定の議案であるため、業者を選定した経緯、経過も含め、丁寧に説明をしてほしいということを要望し、議案第69号及び議案第70号に賛成するとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第69号及び議案第70号の2件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第71号、新居浜市総合福祉センターの指定管理者の指定について、議案第72号、新居浜市心身障害者福祉センターの指定管理者の指定について、議案第73号、新居浜市立知的障害者更生施設の指定管理者の指定についての3件につきまして一括して御報告申し上げます。
 以上の3件について質疑の概要を申し上げます。
 まず、議案第73号のくすのき園については、かなり離職率が高いが、それについてどう思うか。それで、民間にしたからということで、継続性や専門性について評価できるのかとの質疑に対し、くすのき園については、平成16年度から指定管理者制度を導入し、社会福祉法人わかば会がこの5年間の指定管理を行っている。指定管理を受ける段階においては、新規で職員を採用するということであったので、経験年数的には非常に若い方が地域で雇用されているということがある。もう一つは、障害者入所施設であるということで、若い職員については就職してもやめてしまい、定着率は悪いのではないかと指摘も受けている。今後は、法人に対して、定着率という部分については改善していただけるように、職場研修の実施や職場環境を改善していく中で定着率が上がっていくのではないかと思っているので、今後ともそういった点も含めて指導していきたいという答弁がありました。
 次に、サービスも低下し、苦情が多いということは、利用者や保護者、地域の方とうまく調和できていないのではないかと思う。具体的に研修をしていくといっても、社会福祉士や保育士という資格を持って雇用されている方たちがうまく機能していないのは施設の運営方針によると思うが、定着していけるようにどう指導、助言していくのかとの質疑に対し、職場の中で委員会等をつくりながらやっているので、委員会等の中から職員の意見等を出していただきながら、法人としてこういった職員の要望や保護者会からの要望等についても聞いていくということで、指定管理者の申請があり、選考委員会での審査の中にも、そういった点があったので、担当課としても保護者会の定例会に参加し、法人、保護者、地域も含めた形で連携しながらやっていきたいと思っているとの答弁がありました。
 次に、職員の研修費等も指定管理料の中で見ているのかとの質疑に対し、研修費も含めて、指定管理料の中に入っているとの答弁がありました。
 次に、議案第71号に関してだが、この事業の中で半分くらいは施設管理での再委託があるが、内訳はとの質疑に対し、平成21年度の収支予算では、9,089万7,000円のうち、消防点検、警備委託、エレベーターの保守点検、電気保安委託、音響設備、空調設備、プールの可動式保守点検等の委託料として3,992万2,000円の業務委託費を計上しているとの答弁がありました。
 次に、例えば、指定管理料が9,000万円で、そのうち4,000万円近い金額である。その金額で出してきているが、指定管理者が業者と契約を交わした中で3,500万円というようなことが事実あったわけである。差額の500万円は自助努力にはならないと思う。また、システムを変えるとかなんとかしなければ、指定管理者の言うなりではどうにもならない。指定管理者候補者選定委員会の評価については、具体的にどのような内容かとの質疑に対し、総合評価については、候補者選定委員会の中で審議していただいた中の評価として受けとめている。今後の自主事業の取り入れ等財源確保に努めてほしいという部分については、法人としての社会福祉協議会に対して、指定管理や委託、補助事業が多い中で、社会福祉協議会としての自主活動、財源の確保を図るというようなことではないかと思っている。また、御指摘の再委託の部分については、事務的な形で金額が把握できるのであれば、そういう部分も反映した中で協定書の金額を決定することで、もう少し精度の高い金額を検討していくとの答弁がありました。
 次に、議案第73号だが、評価の中に施設利用者などからの苦情があるとの意見もあり、市との連携を密にするなど、苦情対応については適切に対応することとなっているが、指定管理者になってから地元自治会などと接触がないような話もある。このような施設を指定管理にした場合は、もう少し指導するべきと思うが、どのように考えているかとの質疑に対し、地元自治会とのかかわりの指導については、市も利用者などの会、施設との会にも入っている。その中で、地元との交流を工夫したらという意見も今後出てくると思うし、今までにも聞いたことがあるため、その中で具体的に指導していきたいと思うとの答弁がありました。
 次に、議案第72号だが、心身障害者福祉センターは、社会福祉士が1人しかいないし、この職員も退職間近だと思う。今後5年間の指定管理を結ぶわけだが、社会福祉士について、今後の5年間はどう考えているかとの質疑に対し、現在、社会福祉士が1名となっているが、計画書や収支予算書を提出してもらっている中では、社会福祉協議会において、再任用制度があるため、資格を持った職員については、本人の意思もあるが、再任用等によって継続して雇用する考えもあるようである。そういった部分で、有資格者を確保していきたいとのに答弁がありました。
 次に、その職員を再任用している間にその次の方を養成するのかとの質疑に対し、社会福祉協議会では、助成制度を設け、社会福祉士の資格取得に取り組んでいる部分もあり、資格者については、徐々にではあるが増加していくのではないかと思っているとの答弁がありました。
 質疑終了後、本案に関し討論に付したところ、今議会で指定管理者を決定し、3月議会で予算を審議するまでに、そこで働いている職員の労働条件を含め、新年度予算に反映することを要望し賛成討論とするとの意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第71号ないし議案第73号の3件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第83号について御報告申し上げます。
 議案第83号、平成20年度新居浜市一般会計補正予算(第4号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、第2款総務費、第1項総務管理費、5目企画費地域交流センター建設事業、第3款民生費、ただし、第1項社会福祉費、2目国民年金費、6目交通安全対策費を除く、第4款衛生費、第1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、2目予防費及び第10款教育費であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、慈光園建設事業について、土地を先行取得することとなったと思うが、幾らぐらいで取得するのか、また、どのような経過で取得するようになったのかとの質疑に対し、当該用地は広さが9,628.46平方メートルであり、平方メートル当たりの単価が3万6,300円、総費用が3億4,951万3,098円になっている。また、経過については、住友2社との交渉窓口が企画部であるため、詳しい中身についてはわからないが、平成20年度予算で賃貸借料を計上し、4月以降具体的な交渉を進めてきたが、賃貸借料の単価が合わなかったと理解している。
 次に、慈光園の建設事業について、今後のスケジュール及び建物の面積、費用はとの質疑に対し、補正予算が通った後、年が明けると基本設計に入り、その後7月ごろまで実施設計を行い、9月には用地取得の議案、それにあわせて工事請負契約に係る指名審査委員会を経て、10月には仮契約、12月議会で契約議決、その後着工に進みたいと考えている。工事期間が翌年の12月までの1年間ということで、平成22年の12月、または翌年の1月には竣工と考えている。建物について、現在想定しているのが、延べ床面積約4,000平方メートル、構造としては、鉄筋コンクリートづくり2階建て、一部3階、事業費が15億4,000万円程度と考えているとの答弁がありました。
 次に、次世代育成行動計画作成費について、具体的にどの程度まで委託するのかとの質疑に対し、委託内容については、5年前に前期の行動計画を策定するときにアンケート調査をしているが、それと同様の2,500件の対象者のアンケートを行い、その後、集計、分析等を行うとの答弁がありました。
 次に、最近、救急で県立新居浜病院に行ったら診てくれないという話を聞くが、県立病院の救急医療体制はどうなっているのかとの質疑に対し、県立病院は、二次救急医療機関で、入院を必要とする重症患者が来たときに受け入れを行うようになっている。たまたま医師がいない場合やベッドが満床になっている場合以外は診療していると思う。例えば、子供が発熱したような入院を伴わない一次救急については、23時までやっている医師会の内科・小児科急患センターに行ってもらわなければならないが、住友別子病院や県立病院に行った場合は、そういうものまで受け入れていると医師が不足していたり寝る時間もないということで、医師会の内科・小児科急患センターに行ってもらえないかと断るケースもあるかもしれないとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第83号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第86号、平成20年度新居浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、運営協議会を1回ふやす根拠はとの質疑に対し、ことしの2月に開催したときに、国民健康保険料率について説明をしたが、決定していなかったため、引き続き6月に運営協議会を開き説明したものであるとの答弁がありました。
 次に、退職被保険者等国民健康保険料が8,898万3,000円の減額だが内容は、また、1億725万2,000円の繰越金の内容はとの質疑に対し、退職被保険者の保険料の関係であるが、当初予算編成時には、退職被保険者数を2,600人程度と見込んでいたが、実際は1,790人程度に落ち込んだため減額している。繰越金については、決算が固まらないとわからないため、当初予算には繰越金を4億5,000万円で予算計上している。平成19年度の決算が固まり、繰越金の額が5億5,725万2,000円となったので、その差額の1億725万2,000円を補正したものであるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第86号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第87号、平成20年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第87号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第88号、平成20年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、介護サービス等諸費で、人数増によって補正をしたわけだが、どのくらいの増加かとの質疑に対し、介護保険事業の予算は、第3期介護保険事業計画があり、その計画の推計と本年の実績との相違による給付費の差である。要支援者数の計画上の推計値2,665人で予算を組んでいるが、実績が1,685人ということで、要支援者数の見込みが980人の減である。一方、要介護1から5の認定者数の計画上の推計値が4,090人だが、実績は5,183人ということで1,093人の増となった。認定者数全体からすれば113人の増ということであるが、要介護者に対する介護サービス給付費が増大したということ、一方では、要支援者に対する介護予防サービス給付費が減少したということである。大まかにいって、要支援が見込みより1,000人減っている。要介護が見込みより1,000人ふえているということであり、推計の差によるものであるとの答弁がありました。
 次に、高額介護サービス等費1,573万2,000円の内容はとの質疑に対し、高額介護サービス給付費であるが、介護給付の自己負担は1割であるが、その1割の負担額を世帯の収入、個人の収入に応じ上限額を設けようとする制度である。一般世帯では、全世帯合計で3万7,200円より高額になると上回った分はお返しする制度である。あと市民税非課税世帯が2万4,600円、生活保護受給者については1万5,000円という制度である。医療保険における高額療養費支給制度と同様な考え方であるとの答弁がありました。
 次に、地域支援事業交付金で包括、任意とあるが、どういった内容かとの質疑に対し、地域支援事業費の包括的支援事業費については、地域包括支援センターに係るものである。選択型地域包括支援事業費は、介護福祉課にある事業所係や介護事業の保険事業の適正化事業を選択的に行っているものである。今回は、それぞれの事業の職員に係る人件費を補正したものであるとの答弁がありました。
 次に、地域包括支援センターの人件費だが、地域包括支援センターの中は、各施設や法人から来ている職員もいると思うが、職員の派遣計画はどうなっているかとの質疑に対し、職員については、当初、外部から3名の方に来ていただいた。翌年に2名、現在1名となっている。その1名についても、契約上は今年度で終了となる。来年度以降は、内部的な定員管理の中で、人事課に定員適正管理の中で要望していく。現在は、直接雇用という形で補充していくということで要望しているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第88号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第89号、平成20年度新居浜市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について御報告を申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第89号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第91号、新居浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第91号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で福祉教育委員会の報告を終わります。
○議長(藤田統惟) 次に、藤原市民経済委員長。
○11番(藤原雅彦)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月12日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第74号、議案第76号、議案第77号、議案第83号及び議案第84号の5件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第74号、新居浜市立女性総合センターの指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案についての質疑の概要を申し上げます。
 まず、男女共同参画社会であるので、多様な生き方があると思う。働いている方々に対する事業や情報発信も、センターの事業や男女共同参画のあり方について積極的にしていただきたいが、考えはいかがかとの質疑に対し、現在は市政だよりやホームページで情報発信をしている。また、条例で定めている8月1日から8月7日までの男女共同参画推進週間には、集中的に事業を実施している。平成19年度からは、公民館と連携し、その期間中に幅広く男女共同参画についての事業を実施していただいている。その事業数も拡大し、多くの公民館で取り入れていただいているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第74号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第76号、新居浜市商業振興センターの指定管理者の指定について、議案第77号、新居浜市別子観光センター及び新居浜市森林公園ゆらぎの森の指定管理者の指定についての2件につきまして一括して御報告申し上げます。
 以上の2件についての質疑の概要を申し上げます。
 まず、商業振興センターの採点結果に関して、評価を読むと、商工会議所と採用されなかったほうではどちらかがよいのかがわかりにくい。評価についてもう少しわかりやすく教えてほしいとの質疑に対し、個別の採点表はいただいていないため、資料のとおり、結果しかわからないが、申請時にサービスの向上、利用促進、商店街の活性化、商業振興へ向けての取り組みが提案されている。商工会議所については、一店逸品事業、優良店顕彰事業、プレミアム商品券の発券、御用聞き出前事業といった新規事業を商業振興センターを拠点に実施したいという提案が非常に好評であったのではないか。これに対して、採用されなかった事業所は、これまでこういった施設の管理運営の実績がないということもあり、不安定要素という評価につながったのではないかと考えているとの答弁がありました。
 次に、一般質問でも出ているように、悠楽技の経営は心配である。資料では71.8点であるが、悠楽技には本当に管理能力はあるのかとの質疑に対し、本会議でも申したが、収支上は、今年度、改善がなされているものと承知している。内部の組織の充実やホスピタリティーについては、まだまだ至らないところもあろうかと思うので、市としても今後指導助言を十分していきたいと思うとの答弁がありました。
 また、市から取締役が行くとのことであったが、だれが行くのか、諸問題がある中で、外部の人材も入れなければならないという気がするがいかがかとの質疑に対し、取締役として市から参画しているのは副市長と経済部長である。運輸観光課が担当しているので、基本的には月1回、経営診断と状況報告をしていただく。何か事があれば、経済部長も出向いて話をさせていただくということでやっている。十分な経営者としての参画はできていないので、柔軟に動ける者を取締役にするという選択肢はあると思うとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第76号及び議案第77号の2件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第83号について御報告申し上げます。
 議案第83号、平成20年度新居浜市一般会計補正予算(第4号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第2款総務費、第3項戸籍住民基本台帳費、第3款民生費、第1項社会福祉費、2目国民年金費、6目交通安全費、第6款農林水産業費、第7款商工費及び第8款土木費、第2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費、渡海船事業特別会計繰出金であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、農業委員の定数はどのように定められているのか、最近、定数の削減はあったかとの質疑に対し、定数は現在32名で、選挙による委員が25名、選任による委員が7名である。農業委員会等に関する法律施行令第2条の2により、農地面積に基づき、選挙による委員の定数の上限が定められている。該当する委員の定数は30名であるが、新居浜市では25名としている。定数は昭和55年条例第18号で変更されているとの答弁がありました。
 また、農地面積に応じてということだが、昭和55年より農地面積は減っている。定数の上限が変わるのではないかとの質疑に対し、第2条の2の区分1では、その区域内の農地面積が1,300ヘクタール以下の農業委員会の場合、上限は20名である。区分3では、区域内の農地面積が5,000ヘクタールを超え、かつ農家数が6,000を超える農業委員会の場合、上限は40名である。新居浜市は区分2に該当する。区分2は、一の項及び三の項に掲げる農業委員会以外の農業委員会は30名という規定となっており、新居浜市では、農地面積が現在1,300ヘクタール以上あることから、区分の変更はなく、30名の中で運用しているとの答弁がありました。
 次に、中小企業振興資金等保証料助成と中小企業振興資金等利子補給補助は何件ずつ追加が想定されているのかとの質疑に対し、金融対策事務費は、保証料の助成であるが、4月から9月まで約50件の実績がある。当初予算の見込みが71件だったが、今後同程度の件数があるものと想定して100件を見込み、278万4,000円の増額で、1件当たり約9万6,000円となる。また、中小企業金融対策費は利子補給であるが、64件、1件当たり約2万800円を見込んでいるとの答弁がありました。
 また、今の状況を見ていると、思ったより景気の落ち込みが早い。早目早目に手を打つことをお願いしたいが、商工会議所とは定期的に話し合いをしているのかとの質疑に対し、制度融資の利用については、月1回の融資審査委員会を開催しているが、終了後には商工会議所とは意見交換等を行っている。10月以降、景気の変動が大きいことから、貸し渋りに関する相談があるかなど、日ごろから情報収集に努めている。もう一点は、月1回の融資審査委員会で融資を決定していたが、急激なニーズに対応できていないということで、11月の審査委員会で協議させていただき、審査委員会は月1回行うものの、緊急性のあるものは持ち回り稟議で随時決定することと改めているとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第83号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第84号、平成20年度新居浜市渡海船事業特別会計補正予算(第1号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第84号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で市民経済委員会の報告を終わります。
○議長(藤田統惟) 次に、伊藤環境建設委員長。
○16番(伊藤優子)(登壇) ただいまから環境建設委員会の報告をいたします。
 本委員会は12月15日に委員会を開催いたしました。本委員会に付託されました議案第75号、議案第78号、議案第81号ないし議案第83号及び議案第85号の6件につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 まず、議案第75号、新居浜市斎場の指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、市内に葬祭業者は何社かあるが、なぜ1社のみの応募であったのかとの質疑に対し、今年度は委託契約をしているフロンティアサービス四国を含めた3社で入札を行った。指定管理者制度を導入するに当たって、他の2社に対してあらかじめ応募のお願いは行ったが、考えてみるとの返答であった。斎場は、施設管理だけではなく、特殊な施設であり、火葬するには経験等が必要なため、二の足を踏み、応募がなかったのではないかと考えているとの答弁がありました。
 次に、指定管理者制度導入後に時間的な面など市民サービス向上はどのように違ってくるのか、管理経費の削減はどのくらいを見込んでいるのかとの質疑に対し、管理経費については、現在、場長は市職員が常駐しているが、導入後、場長は引き揚げ、指定管理者側で配置されることになる。その人件費の差が一番大きな差となり、約300万円の経費削減になると考えている。また、サービス面については、今のところ、時間的な面でサービス向上ということは考えていないが、例えば、新しいことをする場合、現在は市に相談する形でいろいろと時間がかかることがあるが、導入後は、指定管理者側で考えることにより、スピーディーな対応が可能になると考えられるとの答弁がありました。
 次に、消耗品などの経費は、指定管理料に含まれるのか、燃料費などが高騰すれば、毎年度調整していくのかとの質疑に対し、消耗品などすべての経費を含めたものとなる。燃料は、灯油を使っており、この値段の差は大きなものになると思うが、最終的に契約をする時点で、どの時点での単価を使うかについては、指定管理者制度を導入している施設の動向も見ながら、契約課とも協議しながら検討していきたいとの答弁がありました。
 次に、公営葬儀との関係はどうなるのかとの質疑に対し、斎場の施設を利用し、公営葬儀をする場合もあるが、公営葬儀自体は、市と葬祭業者との委託契約になっているので、斎場の管理とは別のものであるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第75号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第78号、新居浜市公営駐車場の指定管理者の指定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、応募団体は1団体のみであるが、指定管理者制度導入前と導入後を比べて、利用促進という点でどういったところが工夫されたのか、また、管理運営費の差はどのようになっているのかとの質疑に対し、平成18年度から指定管理制度を導入しているが、そのメリット、効果として、まず管理経費が削減できている。導入前の平成17年度の管理経費は229万1,085円であったが、導入後の平成18年度、平成20年度は、それぞれ186万8,800円、平成19年度は187万3,300円であった。約42万円の管理経費の削減となっている。また、利用促進という面では、使用料収入が増加しており、導入前の平成17年度は222万9,420円であったが、導入後の平成18年度は256万6,300円、平成19年度は254万2,970円となっており、31万円から33万円の使用料収入増となっているとの答弁がありました。
 次に、現在の駐車台数、使用率はどれくらいなのかとの質疑に対し、駐車場は全部で83台分あり、定期駐車と時間駐車でほぼいっぱいであるとの答弁がありました。
 次に、平成19年度の使用料収入は約254万円であるが、これ以上の収入は見込めないということなのかとの質疑に対し、定期駐車のほうが料金が高いため、定期駐車をふやして、時間駐車を減らせば、もう少し使用料収入を見込めるが、時間駐車分のスペースもある程度確保しておかなければいけないので、金額的には現在の使用料収入程度となるとの答弁がありました。
 次に、使用料収入がふえた要因は何か、指定管理料はどのような算定方法で算出していくのか、また、指定管理期間は5年間であるが、途中で他の用途に変更したり、廃止したりする事態が生じた場合には、どのように処置をするのかとの質疑に対し、使用料収入増加の要因としては、指定管理者のほうで駐車場に利用できるようなスペースを区画割りし、駐車スペースの再編を行った。導入前は76台分の駐車スペースであったが、7台ふやし、現在83台の駐車スペースを確保している。また、導入前は、定期駐車のスペースに利用されていない区画があったが、指定管理者が利用促進の活動を行った結果、ほぼ満車に近い状態で運営されている。平成21年度以降の指定管理料については、予算の範囲の中で管理料を支払うとの募集を行った。西原中須賀駐車場は、設置の目的が近隣商店街の方々、駐車場周辺で就業される方々の駐車場を確保し、商店街の活性化、市民サービスに資することを目的としている。現段階で、駐車場の縮小、廃止は考えていないとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第78号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第81号、新居浜市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、平均的な世帯で、1カ月どれくらい家賃が上がるのかとの質疑に対し、まだ十分な計算ができていない。個々の収入によって家賃が違い、金額が大きく違ってくる。現在、近傍同種家賃の算定をしており、政令月収がゼロ円から10万4,000円の方については、基本的には家賃がほとんど上がらないと想定している。その方が全体の4分の3に当たる。残りの4分の1の方については、今後積算をするが最大で25%上昇する方もいると予測される。この家賃が、新たな算定基準で算定したときにどれだけ上がるのかということである。低所得者に対しては、家賃が上がらないと予測している。家賃が上がる方については、激変緩和措置により、例えば、現家賃から新家賃に1,000円上がるとすれば、5年かけて200円ずつ上げていくことになる。現入居者の家賃は上がることになるが、5年間は旧基準で行うので、収入超過者にはならないとの答弁がありました。
 次に、年収がこれまで以上に下がっている方の家賃はどうなるのかとの質疑に対し、収入分位の下から4分の1がゼロ円から15万8,000円となり、収入がなければ家賃が今よりも安くなるのではなく、家賃に変更はないと考えられるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第81号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第82号、新居浜市市営活性化推進住宅条例の一部を改正する条例の制定について御報告申し上げます。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、市営住宅と活性化推進住宅は、条件等どのような違いがあるのか、短期滞在者でも入居できるのか、短期滞在者とは、1カ月と聞いているが、1カ月を過ぎても入居できるのかとの質疑に対し、市営住宅のうち、公営住宅は公営住宅法という法律で縛られ、入居基準も定められている。活性化推進住宅は、市独自で政策として行っているため、そういった縛りはない。短期滞在者については、現在、別子山地区には12戸の活性化推進住宅があるが、2戸あいている。その2戸を短期滞在者に活用した例はある。今後別子山地区への定住を目指すことで、あきがあれば短期滞在者に貸すこともあるが、長く定住していただける方に貸していきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、施設住宅の広さ、家賃はどれくらいなのかとの質疑に対し、肉淵地区の活性化推進住宅は、広さは3LDK、4LDKで、家賃は1万6,000円から2万円である。瓜生野地区の活性化推進住宅は、3LDK、1万8,000円であるとの答弁がありました。
 次に、既設の活性化推進住宅の家賃との比較で、新しく建設する活性化推進住宅の家賃はどのようになるのかとの質疑に対し、建設費用を基準に家賃を算出するが、現住宅家賃の1万8,000円、2万円を参考にしたい。建設費用を含めた積算基準があり、これに基づき積算すると2万円前後になると思われるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第82号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第83号について御報告申し上げます。
 議案第83号、平成20年度新居浜市一般会計補正予算(第4号)の審査における当委員会関係分は、第1表歳入歳出予算補正中、歳出、第4款衛生費、第1項保健衛生費、3目環境衛生費、4目葬祭施設費、5目環境管理費、第2項清掃費、第3項下水道費、第8款土木費、第1項土木管理費、第2項道路橋りょう費、ただし、1目道路橋りょう総務費、渡海船事業特別会計繰出金を除く、第5項都市計画費、第6項住宅費及び第2表継続費補正変更であります。
 本案について質疑の概要を申し上げます。
 まず、斎場管理運営費について、燃料は何を使用しているのか、また、算定基準はどうなのかとの質疑に対し、燃料は白灯油を使用している。現在は、1リットル98円で価格が下がっているが、1リットル120円、130円という価格に高騰した時期があった。算定基準は91円程度と見込んでいたが、その差額分を追加補正しているとの答弁がありました。
 次に、土地区画整理事業のうち、補償費3,500万円の内訳は何かとの質疑に対し、前倒しで行う一般物件が2件あり、その補償費は6,000万円である。工業用水管の移設及び公共施設補償の減額予定が500万円、来年度以降に見直した分があるため2,500万円が減額予定で、合計3,500万円となるとの答弁がありました。
 次に、住宅管理費について、今回予算補正する34戸分とはどういった住宅なのかとの質疑に対し、空き家戸数は120戸ある。そのうち75戸が建てかえ予定の政策空き家で、残りの45戸のうち、需要度が高い34戸を先に修繕したいとの答弁がありました。
 次に、この34件は、長い間あいていたところなのかとの質疑に対し、毎年住宅があいた場合の補欠募集を行っており、ことしも180人の応募があった。あきが出ればすぐに入居していただくのが現状であるのと答弁がありました。
 次に、政策空き家の75戸の建てかえ時期はいつなのかとの質疑に対し、公営住宅ストック総合活用計画の中で建てかえ計画はあるが、まだ実施計画まで至っていないので未定であるとの答弁がありました。
 次に、1戸当たりどれくらいの修繕費がかかるのか、想定外の高額修繕を要したとあるが、どれくらいの費用がかかったのかとの質疑に対し、今回の34戸分で1,420万円の修繕費を想定している。1戸当たり平均で41万7,650円である。高額修繕を要した内容は、ことし治良丸団地で2階からの水漏れがあり、大がかりな修理を要し、約210万円かかったとの答弁がありました。
 次に、全く手をつけることができずそのままにしている住宅を壊す計画はないのか、老朽化して非常に危ない住宅もあるがどうかとの質疑に対し、政策空き家と高額な修繕費がかかるもので、シロアリ等でかなり危険な状態になっているものもある。高額な修繕費がかかるものの修繕は後回しにして、できるだけ低額な費用で修繕できるものから直して入居していただくよう考えている。余りにも危険な住宅は修理し、周辺に迷惑をかけないようにするが、現在、公営住宅ストック総合活用計画の中でも、現在の戸数が適正戸数との国の認可もいただいている。壊すときには団地を高層化するなど、現在の戸数を確保していきたいと考えているとの答弁がありました。
 次に、がけ崩れ防災対策事業について、工事費が減額となった場所は、大生院のどのあたりなのかとの質疑に対し、銀杏の木に正法寺があるが、正法寺のすぐ東側の2カ所である。これについては、平成22年度以降、県営事業で実施されるとの答弁がありました。
 次に、がけ崩れ防災対策事業について、市民要望により新たに垣生地区を予定していることであるが、これは垣生山なのかとの質疑に対し、場所は垣生三丁目7番で、山端自治会館の北側の山すそ部である。垣生山には、県の急傾斜地崩壊対策事業で完了している箇所もあるとの答弁がありました。
 次に、中央環状線改良事業及び駅周辺整備事業の設計委託料において入札減少金の額が非常に大きいが、予定価格の設定の仕方が悪かったのか、ほかに原因があるのかとの質疑に対し、設計については、設計仕様書積算根拠があり、それに基づいて算出しているので、それが原因ではないと考えているとの答弁がありました。
 また、最低制限価格は設定しているのかとの質疑に対し、設計委託料については設定していないとの答弁がありました。
 次に、中央環状線改良事業について、自転車歩行者専用道路の今後のスケジュールはどのようになっているのかとの質疑に対し、駅前につなげる路線については区画整理事業と同時並行して、平成22年度に完成予定である。中央環状線としての路線の計画については、駅の南側を通す予定である。駅南については、計画ができていない状況であり、南側との関連もあるため、路線の計画はできていないとの答弁がありました。
 次に、現実的には駅前広場から駅東に接続するほうが早いのではないかとの質疑に対し、中央環状線については、JRから南へ線路沿いに都市計画決定されている。それがすべて通行可能な状態でできていないため、平成22年度に駅前広場ができ、また駅前郷線もできてきている。暫定的には、駅前広場から駅前郷線を通って通行できるようにしなければならないと考えている。その計画がいいのか、もともとの計画決定がいいのかについては検討する余地があると考えているとの答弁がありました。
 次に、活性化推進住宅整備事業について、工事費はどれくらいなのか、当初は市有地に4棟建設する予定であったが、当初の予定と現計画と比較して総事業費はどのようになっているのかとの質疑に対し、当初の計画は、今年度2戸、来年度2戸の計画であったが、今回変更することにより、今年度は土地の買収、設計は職員で行い、来年度は土地造成、4戸の建設を行い、平成21年12月までに完成させたい。土地の買収費用は約380万円、土地の造成費用は約1,350万円かかると思われる。今年度2戸、来年度2戸の計画から来年度4戸へ変更する中で、用地費、土地の造成費用が少しふえるが、総事業費では約1,000万円減額できる予定であるとの答弁がありました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第83号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第85号、平成20年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御報告申し上げます。
 本案につきまして、理事者より詳細なる説明を聴取し、審査いたしました。
 以上の経過を経て採決の結果、議案第85号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で環境建設委員会の報告を終わります。
○議長(藤田統惟) これより質疑に入ります。
 ただいまの各常任委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより採決いたします。
 議案第69号ないし議案第91号の23件を一括採決いたします。
 以上の23件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。以上の23件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号ないし議案第91号の23件はいずれも原案のとおり可決されました。
 ここで当初申し上げましたとおり、議員全員協議会を開きますので、この際、暫時休憩いたします。
  午前11時09分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前11時44分再開
○議長(藤田統惟) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  日程第4 請願第8号
○議長(藤田統惟) 次に、日程第4、請願第8号を議題といたします。
 本件に関し市民経済委員長の報告を求めます。藤原市民経済委員長。
○11番(藤原雅彦)(登壇) ただいまから市民経済委員会の報告をいたします。
 本委員会に付託されました請願第8号につきまして、委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。
 請願第8号、ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出方についてでありますが、本請願の趣旨は、米穀加工販売会社三笠フーズに端を発するいわゆる汚染米の食用への転用事件の背景に、需要のないミニマムアクセス米を輸入し続けたことがある。輸入は、義務ではなく、輸入機会の提供にすぎず、食の安全・安心の確保と世界の食料危機解決、国内農業を守るため、ミニマムアクセス米の輸入を停止するよう、関係行政庁に対し意見書の提出方を請願されたものであります。
 本件に関し討論に付したところ、非食用での流通に監視がなく、全量買い入れる義務もない。また、危機感を持ち、いま一度立ちどまって考える必要があると思い賛成する。
 三笠フーズの件で心配という気持ちもわかるが、WTOの協定もあり、採択すればすべてが振り出しになるため反対する等の意見が述べられました。
 以上の経過を経て採決の結果、請願第8号については、賛成少数をもって、お手元に配付の請願・陳情審査報告書のとおり不採択とすべきものと決しました。
○議長(藤田統惟) これより質疑に入ります。
 ただいまの市民経済委員長の報告に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高須賀順子議員。
○7番(高須賀順子)(登壇) 日本共産党の高須賀順子です。
 請願第8号、ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出方について賛成の立場で討論します。
 今、どの党も食の安全を口にし、食料自給率の向上を掲げます。それを実現するには、農業つぶしの悪政を大もとから転換をしなければなりません。農政の根っ子にあるのは、農産物市場を明け渡せというアメリカ、大企業の輸出の見返りに農業を差し出せという財界、この利益を最優先する政治です。我が国は、今、年間77万トンもの米を輸入しています。これは、我が国の年間消費量の8.4%に相当します。必要ない米の輸入は、膨大な在庫となり、減反拡大や米価暴落をもたらし、汚染米まで食べさせられています。米輸入は、直ちにやめよは、農家を初め、多くの国民の切実な願いです。世界では、米不足のために米騒動が起きています。日本のように、要らない国が要らない米を輸入する余地などありません。食料危機、飢餓と貧困の拡大、地球温暖化という人類的課題を解決するためには、食料主権に基づく農業貿易ルール確立こそされなければなりません。12月5日、日本農業新聞、愛媛新聞に、「私たちには、ゆずれない一線があります。」というWTO農業交渉に緊急提言が載せられました。このJAグループの意見が大きく載せられ、この新聞を見られた方も大勢いると思います。その訴えは、「「自由貿易」の名のもと、日本の、そして世界の食の未来が性急に決定されてしまうことを、私たちは見過ごすことができません。WTO(世界貿易機関)は、貿易ルールの見直しや管理を行う国際機関。その中で、農業分野に関する貿易ルールについて行われる話し合いが「WTO農業交渉」です。2001年にスタートしたWTO交渉「ドーハ開発ラウンド」は、世界の飢餓や貧困をなくすることを目指しています。しかし実際は、当初の目的とは異なり、輸出される工業製品とのバランスから、現在も貿易の自由化のみが活発に議論され、追求されています。人間の生命に欠くことのできない「食料」の貿易ルール。それは「工業製品」の貿易ルールとは異なっているのが当然です。「食」は人間の生命に欠かせない大切なものであり、そのルールは、経済合理性の視点だけではなく、各国の人々の暮らしに根差した観点から確立しなければならないはずです。例えば、食料輸出国で大干ばつやハリケーンなどが起きると、それらの国は輸出よりも自国への供給を優先するでしょう。また、現在も加速している世界人口の増加により、食料の争奪が地球規模で深刻化することも懸念されています。性急な貿易自由化は、明日の私たちの食卓に大きな影響を与える可能性をはらんでいるのです。」と訴えております。この訴えに反対をする人がいるでしょうか。どうか皆さん、この請願第8号、ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出方に賛成してくださるようお願いをして、討論を終わります。
○議長(藤田統惟) 以上で通告による討論は終わりました。
 これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は不採択であります。請願第8号は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、請願第8号は不採択と決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前11時53分休憩
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  午後 0時59分再開
○議長(藤田統惟) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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  日程第5 委員会の閉会中の継続審査
○議長(藤田統惟) 次に、日程第5、委員会の閉会中の継続審査を議題といたします。
 各常任委員長から、目下委員会において審査中の事件につき、会議規則第102条の2の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時00分休憩
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  午後 1時01分再開
○議長(藤田統惟) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 採決は分離して行います。
 まず、議案第57号については福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、議案第57号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、請願第3号を採決いたします。
 本件は福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、請願第3号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、請願第5号については市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、請願第5号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、請願第6号については福祉教育委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、請願第6号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、請願第7号については環境建設委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、請願第7号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、陳情第2号については市民経済委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、陳情第2号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
 次に、陳情第4号については環境建設委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 陳情第4号については環境建設委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○議長(藤田統惟) 起立多数であります。よって、陳情第4号については委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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  議案第92号
○議長(藤田統惟) お諮りいたします。ただいま市長から議案第92号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、この際、議案第92号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議案第92号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第92号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 議案第92号、新居浜港務局委員会の委員の任命につきましては、新居浜港務局委員会の委員猪野和志氏は、平成20年11月30日をもって辞任いたしましたので、新たに委員の任命を必要といたしますため、新居浜港務局委員会の委員に安尾浩和氏を任命するにつきまして御同意をいただきたく、本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(藤田統惟) これより質疑に入ります。
 議案第92号に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 これより採決を行います。
 本件はこれに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号はこれに同意することに決しました。
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  日程第6 選挙管理委員及び補充員の選挙
○議長(藤田統惟) 次に、日程第6、これより選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 選挙管理委員に伊藤公一氏、浅井憲子氏、村上憲治氏、塩崎律子氏、同補充員に近藤収氏、矢野美枝子氏、佐伯守夫氏、井下尚江氏、以上の方を指名いたします。
 補充員の補充の順序は、ただいま指名いたしました順序といたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました伊藤公一氏、浅井憲子氏、村上憲治氏、塩崎律子氏を選挙管理委員の当選人と、近藤収氏、矢野美枝子氏、佐伯守夫氏、井下尚江氏を補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(藤田統惟) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方が、選挙管理委員及び補充員に当選されました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。よって、会議を閉じます。
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  市長あいさつ
○議長(藤田統惟) 市長からあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今議会に提案いたしました新居浜市市営活性化推進住宅条例の一部を改正する条例の制定を初め、平成20年度一般会計補正予算等重要諸案件につきまして、議員の皆様方には終始御熱心に御審議をいただき、ただいまそれぞれの案件につきまして御議決、御同意を賜ることができました。
 また、審議の過程や一般質問、討論の中で御指摘いただきました御意見、御提言等につきましても、今後市政運営の中で十分配慮をしてまいります。
 さて、先般起きました公共工事に関する汚職事件についてでございますが、逮捕、送検に続き、昨日、起訴がなされ、今後は司法の場において真相が明らかにされることとなりました。事件の表面化以降、市民並びに議員の皆様には、大変御心配をおかけしております。市といたしましては、本日付で今回の公共工事汚職事件に関する調査対策班を設置いたしまして、原因究明と再発防止を図り、信頼の回復に努めてまいります。
 終わりになりますが、これから年の瀬を迎え、市民の皆様を初め、議員の皆様には御多忙な毎日と存じます。御健康には十分御留意なされ、お元気でお健やかな御越年をなされ、輝かしい新年をお迎えになりますことを心からお祈り申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(藤田統惟) これにて平成20年第6回新居浜市議会定例会を閉会いたします。
  午後 1時11分閉会