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平成17年第4回新居浜市議会定例会会議録 第1号

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目次

議事日程 
本日の会議に付した事件 
出席議員 
欠席議員 
説明のため出席した者 
議会事務局職員出席者 
開会(午前10時00分) 
市長議会招集のあいさつ 
議長報告 
日程第1 会議録署名議員の指名 
日程第2 会期の決定 
 表決 
日程第3 報告第16号~報告第22号 
 佐々木市長の説明 
 井原環境部長の説明 
 新田建設部長の説明 
 委員会付託省略 
休憩(午前10時16分) 
再開(午前10時17分) 
 表決 
日程第4 議案第80号~議案第83号 
 佐々木市長の説明 
 新田建設部長の説明 
 神野福祉部長の説明 
 三浦消防長の説明 
 井原環境部長の説明 
 委員会付託 
日程第5 議案第84号、議案第85号 
 佐々木市長の説明 
 委員会付託省略 
休憩(午前10時31分) 
再開(午前10時31分) 
 表決 
日程第6 議案第86号~議案第89号 
 佐々木市長の説明 
 新田建設部長の説明 
 泉水企画部長の説明 
 三浦消防長の説明 
 委員会付託 
日程第7 議案第90号~議案第92号 
 佐々木市長の説明 
 泉水企画部長の説明 
 山岡美美議員の質疑(1) 
 泉水企画部長の答弁 
 山岡美美議員の質疑(2) 
 泉水企画部長の答弁 
 大條雅久議員の質疑(1) 
 泉水企画部長の答弁 
 大條雅久議員の質疑(2) 
 泉水企画部長の答弁 
休憩(午前11時23分) 
再開(午前11時33分) 
 委員会付託 
日程第8 認定第1号、認定第2号 
 佐々木市長の説明 
 大條雅久議員の質疑(1) 
 竹林水道局長の答弁 
 大條雅久議員の質疑(2) 
 竹林水道局長の答弁 
 決算特別委員会の設置 
 委員会付託 
 表決 
 決算特別委員の選任 
 表決 
散会(午前11時43分)


本文

平成17年9月6日 (火曜日)

  事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第16号 平成16年度新居浜市継続費精算報告について
   報告第17号 専決処分した事件の承認について
         (委員会付託省略)
   報告第18号 専決処分した事件の承認について
         ( 同     上 )
   報告第19号 専決処分の報告について
   報告第20号 専決処分の報告について
   報告第21号 専決処分した事件の承認について
         (委員会付託省略)
   報告第22号 専決処分の報告について
第4 議案第80号 市道路線の認定及び廃止について
         (環境建設委員会付託)
   議案第81号 和解について
         (福祉教育委員会付託)
   議案第82号 財産の取得について
         (企画総務委員会付託)
   議案第83号 工事請負契約について
         ( 同     上 )
第5 議案第84号 新居浜市水防条例及び新居浜市消防団員等公務災害補償条例の
        一部を改正する条例の制定について
         (委員会付託省略)
   議案第85号 新居浜市ねたきり老人等介護者慰労金支給条例の一部を改正す
        る条例の制定について
         ( 同     上 )
第6 議案第86号 新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につ
        いて
         (環境建設委員会付託)
   議案第87号 新居浜市災害対策基金条例の制定について
         (企画総務委員会付託)
   議案第88号 新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
         ( 同     上 )
   議案第89号 船舶の入出港の届出に関する条例の一部を改正する条例の制定
        について
         ( 同     上 )
第7 議案第90号 平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)
         (各常任委員会付託)
   議案第91号 平成17年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1
        号)
         (環境建設委員会付託)
   議案第92号 平成17年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
         (福祉教育委員会付託)
第8 認定第1号 決算の認定について
   認定第2号 決算の認定について
――――――――――――――――――――――
  日の会議に付した事件
議事日程のとおり
――――――――――――――――――――――
  席議員(30名)
 1番   明 智 和 彦 2番   藤 田 豊 治
 3番   太 田 嘉 一 4番   高 橋 一 郎
 5番   岩 本 和 強 6番   西 本   勉
 7番   藤 原 雅 彦 8番   真 鍋   光
 9番   大 石   豪 10番   大 條 雅 久
 11番   山 岡 美 美 12番   藤 田 幸 正
 13番   伊 藤 優 子 14番   藤 田 統 惟
 15番   二ノ宮   定 16番   仙 波 憲 一
 17番   白 籏 愛 一 18番   伊 藤 初 美
 19番   石 川 尚 志 20番   佐々木 文 義
 21番   真 木 増次郎 22番   岡 崎   溥
 23番   加 藤 喜三男 24番   山 本 健十郎
 25番   堀 田 正 忠 26番   井 上 清 美
 27番   橋 本 朝 幸 28番   小 野 利 通
 29番   田 坂 重 只 30番   村 上 悦 夫
 31番     欠 員
――――――――――――――――――――――
  席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  明のため出席した者
 市長          佐々木   龍
 収入役         田 村 浩 志
 企画部長        泉 水 克 規
 福祉部長        神 野 哲 男
 環境部長        井 原 敏 克
 建設部長        新 田 一 雄
 消防長         三 浦 弘 二
 水道局長        竹 林 義 孝
 教育長         阿 部 義 澄
 監査委員        渡 邉 易 雅
――――――――――――――――――――――
  会事務局職員出席者
 事務局長        原   敏 樹
 議事課長        檜 垣 和 子
 議事課副課長      伊 藤   聡
 議事課副課長      多田羅   弘
 議事課議事係長     井 上   毅
 議事課調査係長     飯 尾 誠 二
 議事課主事       岩 崎 美由紀
 議事課主事       秦   正 道
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時00分開会
○議長(加藤喜三男) ただいまから平成17年第4回新居浜市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  長議会招集のあいさつ
○議長(加藤喜三男) 市長より今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
 開会のごあいさつの前に、本日の理事者、本会議出席について申し上げます。
 現在、台風14号が接近中であり、本日6日午前0時に水防本部を設置し、警戒に当たっております。そのようなことから、緊急事態への対応のため、助役以下5名が水防本部詰めとさせていただいておりますので、何とぞ御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 本日平成17年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
 今議会に提案いたします案件は、新居浜市災害対策基金条例の制定を初め、平成17年度一般会計補正予算など市政が当面いたしております重要諸案件についてでございます。また、後日追加予定いたしております案件もございます。議員の皆様には十分御審議をいただきまして、適切な御議決、御承認を賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  長報告
○議長(加藤喜三男) この際、議長報告を申し上げます。
 報告事項は、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告、株式会社マイントピア別子、有限会社悠楽技及び有限会社別子木材センターの事業についての報告であります。
 まず、監査及び例月現金出納検査の結果についての報告につきましては、監査委員から平成17年5月から平成17年7月までの間に行った監査の結果に関する報告書及び平成17年4月、5月、6月に行った例月現金出納検査の結果に関する報告書の提出があり、配付しておきましたから御了承願います。
 次に、株式会社マイントピア別子、有限会社悠楽技及び有限会社別子木材センターの事業についての報告につきましては、経営状況を報告する書類の提出があり、配付しておきましたから御了承願います。
 これより日程に入ります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第1 会議録署名議員の指名
○議長(加藤喜三男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において大石豪議員及び大條雅久議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第2 会期の決定
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月26日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、会期は21日間と決定いたしました。
 なお、今期定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会議日程表のとおりであります。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第3 報告第16号~報告第22号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第3、報告第16号ないし報告第22号の7件を一括議題といたします。
 説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第16号から報告第22号までの7件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、報告第16号、平成16年度新居浜市継続費精算報告につきましては、公共下水道事業特別会計におきまして、継続費を設定して事業を進めておりました管渠等建設事業の中央雨水幹線及び終末処理場建設事業の汚水沈砂池設備について、事業が完了いたしましたことから、所定の継続費の精算報告をいたすものでございます。
 次に、報告第17号、専決処分した事件の承認につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、江の口雨水ポンプ場及び松神子雨水ポンプ場のポンプの一時停止により浸水被害を受けた方で、示談交渉におきまして新たに合意に至った方に係る損害賠償の額を、総額で50万9,232円と決定し、平成17年7月7日、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
 次に、報告第18号、専決処分した事件の承認につきましては、和解についてでございまして、江の口雨水ポンプ場及び松神子雨水ポンプ場のポンプの一時停止により浸水被害を受けた方で、示談交渉におきまして新たに合意に至った方に係る損害賠償の費用について、ポンプ場の運転管理業務を委託していた者と和解することを平成17年7月7日、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしたもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
 次に、報告第19号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成15年10月19日午後10時30分ごろ、市道松神子切抜線(郷1918番地の地先路上)付近を自転車で西進中、水路に転落し、道路施設により負傷した方に係る損害賠償の額を100万円と決定し、平成17年7月28日、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告をするものでございます。
 次に、報告第20号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成17年7月10日午前11時55分ごろ、市道大生院船木線(北内町一丁目1番1号の地先路上)において、道路横断水路のグレーチング上を自転車で通過した際、前輪が挟まれる事故により、自転車を損傷した方に係る損害賠償の額を7,000円と決定し、平成17年7月28日、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
 次に、報告第21号、専決処分した事件の承認につきましては、平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第4号)でございまして、衆議院議員総選挙に伴う執行経費につきまして、平成17年8月9日、地方自治法第179条第1項の規定により補正予算の専決処分をいたしたもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
 次に、報告第22号、専決処分の報告につきましては、損害賠償の額の決定についてでございまして、平成17年8月22日午前11時20分ごろ、市道鶴目通り線(若水町二丁目7番22号地先路上)において、下水マンホールの鉄ぶたと路面に段差がある箇所を自動車で通過した際、鉄ぶたに接触し、車両を損傷した方に係る損害賠償の額を60万円と決定し、平成17年8月31日、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしたもので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
 なお、報告第17号から報告第20号まで及び報告第22号につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。井原環境部長。
境部長(井原敏克)(登壇) 報告第17号、報告第18号及び報告第22号につきまして補足を申し上げます。
 まず、報告第17号、損害賠償の額の決定についてでございます。
 議案書の4ページをお開きください。
 本案は、平成16年8月18日、台風15号に伴う豪雨時に、江の口及び松神子雨水ポンプ場のポンプが一時停止したことにより浸水被害を受けられた方々の御理解と自治会などの御協力によりまして、平成17年6月2日までに357件について合意をいただきました。今回引き続きの示談交渉におきまして、平成17年6月29日までに合意をいただきました2件に対する損害賠償の額を50万9,232円と決定し、専決処分したものでございます。
 次に、報告第18号、和解についてでございます。
 議案書の6ページをお開きください。
 本案は、株式会社イージーエスが損害賠償金額50万9,232円を負担することで、新居浜市と株式会社イージーエスとの間で和解することと決定し、専決処分したものでございます。
 なお、説明申し上げました今回の2件を含め、合計359件をもちまして、損害賠償の示談交渉はすべて終了いたしました。示談交渉に際しましては、浸水被害を受けられた方々の御理解はもとより、自治会の方々を初め、関係者の皆様方には大変お世話になりました。ありがとうございました。
 次に、報告第22号、お手元に配付いたしております専決処分の報告についてでございます。
 本案は、平成17年8月22日午前11時20分ごろ、市道鶴目通り線(若水町二丁目7番22号地先路上)において、普通乗用車が西から東へ走行中、道路の路面と下水マンホールの鉄ぶたとの段差があるところを通過した際、鉄ぶたに接触し、当該自動車の底部を破損した事故に係る損害賠償の額を決定したものでございます。事故発生後、舗装で段差解消の応急処置をいたしました。より安全を確保するためには、関係課と協議を行い、鉄ぶたの高さの調整を実施することといたしております。
 損害賠償の額につきましては、当事者との協議及び株式会社損害保険ジャパンの査定によりまして、修理代金60万円を損害賠償額と決定し、専決処分したものでございます。
 なお、免責金額の1万円を除く59万円につきましては、下水道賠償責任保険から市へ支払われることとなっております。
 今後パトロールなどを実施し、マンホールなどの施設につきまして、交通に支障を及ぼさないよう、維持管理に努めてまいります。
○議長(加藤喜三男) 新田建設部長。
設部長(新田一雄)(登壇) 報告第19号及び報告第20号につきまして補足を申し上げます。
 まず、報告第19号、専決処分の報告についてでございます。
 議案書の9ページをお開きください。
 本案の損害賠償の額は、三井住友海上火災保険株式会社の査定に基づきまして、当事者と協議をいたしました結果、138万2,880円と決定し、過失相殺額38万2,880円を除きます100万円を支払うことにいたしまして、専決処分をいたしたものでございます。
 なお、100万円のうち、免責金額の新居浜市負担分1,000円を除く99万9,000円につきましては、施設損害賠償責任保険から支払われております。
 次に、報告第20号、専決処分の報告についてでございます。
 議案書の11ページをお開きください。
 本案は、自転車前輪のリム及びチューブの修繕費といたしまして7,000円を支払うことに決定し、専決処分をいたしたものでございます。
 道路の安全管理につきましては、なお一層パトロールを強化するなど、安全で快適な道路環境の実現に努めてまいります。
 以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
 報告第16号ないし報告第22号の7件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
 諮りいたします。ただいま議題となっております報告第17号、報告第18号及び報告第21号の3件については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、報告第17号、報告第18号及び報告第21号の3件については委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時16分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時17分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 れより報告第17号、報告第18号及び報告第21号の3件を一括採決いたします。
 以上の3件はいずれもこれを承認することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、報告第17号、報告第18号及び報告第21号の3件はいずれもこれを承認することに決しました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第4 議案第80号~議案第83号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第4、議案第80号ないし議案第83号の4件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第80号から議案第83号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第80号、市道路線の認定及び廃止につきましては、道路建設事業、開発道路の寄附等により、市道の認定及び廃止をするため本案を提出いたしました。
 次に、議案第81号、和解につきましては、新居浜市生き生きデイサービスの運営事業の送迎用バスが、走行中に横転、全損し、利用者の方が負傷した事故について、事業の実施を委託していた者と和解するため本案を提出いたしました。
 次に、議案第82号、財産の取得につきましては、市内全域における防災を主目的とし、建物火災を初め、各種災害に至るまで幅広い災害に対して放水消火活動を円滑に実施するため、水槽付消防ポンプ自動車2型を去る7月15日の指名競争入札の結果、4,683万円で株式会社岩本商会から取得いたしたく本案を提出いたしました。
 次に、議案第83号、工事請負契約につきましては、中央雨水ポンプ場ポンプ設備工事(その3)でございまして、去る7月27日の一般競争入札の結果、2億3,940万円で株式会社石垣四国支店と契約を締結するため本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。新田建設部長。
設部長(新田一雄)(登壇) 議案第80号、市道路線の認定及び廃止について補足を申し上げます。
 議案書の18ページをお開きください。
 今回認定しようとする路線は3路線でございまして、そのうち2路線は新規路線として市道に追加して認定、1路線につきましては起終点の変更に伴いまして一たん廃止し、変更して新たに認定しようとするものでございます。
 認定しようとする3路線のうち、馬渕中筋線は、道路建設事業に伴うもの、高専南庄内線につきましては、開発道路で寄附を受けた路線であります。大島支線につきましては、起終点の変更に伴うものでございます。
 なお、今回の市道路線の認定により、市道の認定路線数は982路線、総延長は約497キロメートルとなります。
 以上でございます。
○議長(加藤喜三男) 神野福祉部長。
祉部長(神野哲男)(登壇) 議案第81号の和解につきまして補足を申し上げます。
 議案書の24ページをお開きください。
 本案は、平成16年12月15日、新居浜市が社会福祉法人新居浜市社会福祉協議会に委託して実施していた新居浜市生き生きデイサービス運営事業の送迎用バスが横転、全損し、利用者が負傷した事故について、まず第1点、事故により負傷した方及び自宅の塀等に被害を受けた方に対する損害賠償については、社会福祉法人新居浜市社会福祉協議会の責任と負担において処理すること、第2点、社会福祉法人新居浜市社会福祉協議会が新居浜市から貸与された送迎用バスを全損させたことに係る損害賠償債務として108万5,250円を新居浜市へ支払いし、当該バスの廃車に伴う費用を負担すること。
 以上の2つの事項以外には、新居浜市と社会福祉法人新居浜市社会福祉協議会との間に一切の債権債務のないことを確認し、和解したいと考えております。
 なお、事故により負傷された方及び自宅の塀等に被害を受けられた方に対する損害賠償については、社会福祉法人新居浜市社会福祉協議会と被害者との間で示談が成立いたしております。
○議長(加藤喜三男) 三浦消防長。
防長(三浦弘二)(登壇) 議案第82号、財産の取得について補足を申し上げます。
 議案書の26ページをお開きください。
 消防自動車等の整備は、消防自動車整備計画に基づき、市内の建物火災を初め、各種災害に対応するため消防自動車の更新整備を行っております。消防自動車の更新年限は、水槽付消防ポンプ自動車については15年としており、車両の劣化度、安全性及び機能性等を考慮し、計画的に整備しております。今回、更新しようとする水槽付消防ポンプ自動車は、南消防署に配備している水槽付消防ポンプ自動車で、購入から17年経過しているため、更新整備しようとするものです。
 水槽付消防ポンプ自動車の概要でございますが、参考資料2ページをお目通しください。
 この水槽付消防ポンプ自動車は、建物火災はもとより、自然災害等のあらゆる災害に対応できる消防車両でございます。主な装置としては、動力消防ポンプ及び水タンクを積載し、無給油式真空ポンプ、自動揚水装置、自動調圧装置、三連はしご動力昇降装置等を装備しております。これは装備の自動化、省力化、軽量化により、円滑な消防活動を実施しようとするものです。また、積載品は、空気呼吸器、三連はしご、消防用ホース、照明器具、発動発電機等現場活動に不可欠な資機材を積載しております。
 なお、今回の水槽付消防ポンプ自動車を購入、配備することにより、あらゆる災害に迅速、的確かつ安全に対応すべく消防力を強化し、地域住民の生命、財産を守ろうとするものでございます。
○議長(加藤喜三男) 井原環境部長。
境部長(井原敏克)(登壇) 議案第83号、工事請負契約、中央雨水ポンプ場ポンプ設備工事(その3)につきまして補足を申し上げます。
 議案書の28ページをお開きください。
 中央雨水ポンプ場のポンプ設備の全体計画は、口径800ミリメートル電動ポンプ1基、口径1,200ミリメートルエンジンポンプ3基の合計4基のポンプ設置を計画いたしております。平成16年度までに口径800ミリメートル電動ポンプ1基、口径1,200ミリメートルエンジンポンプ1基を設置いたしまして、2基のポンプにつきましては供用をいたしております。本年度は、排水能力毎分170立方メートルの口径1,200ミリメートルエンジンポンプ1基及び運転に必要な補完機器の製作及び据えつけ工事を行うものでございます。
 なお、中央雨水ポンプ場は、平成18年度の完成予定で整備を進めております。
 以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
 議案第80号ないし議案第83号の4件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
 案第80号ないし議案第83号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第5 議案第84号、議案第85号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第5、議案第84号及び議案第85号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第84号及び議案第85号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第84号、新居浜市水防条例及び新居浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、水防法の一部が改正されたことに伴い、根拠法令条項のずれが生じましたことから、所要の条文整備を行うため本案を提出いたしました。
 次に、議案第85号、新居浜市ねたきり老人等介護者慰労金支給条例の一部を改正する条例の制定につきましては、介護保険法等の一部が改正され、高齢者の尊厳に対する配慮から、痴呆の用語が認知症に改められたことに伴い、所要の条文整備を行うため本案を提出いたしました。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
 議案第84号及び議案第85号の2件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
 諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号及び議案第85号の2件については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号及び議案第85号の2件については委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時31分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時31分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 れより議案第84号及び議案第85号の2件を一括採決いたします。
 以上の2件はいずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号及び議案第85号の2件はいずれも原案のとおり可決されました。
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  程第6 議案第86号~議案第89号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第6、議案第86号ないし議案第89号の4件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第86号から議案第89号までの4件につきまして、一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第86号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、建築基準法の一部が改正されたことに伴い、既存建築物の耐震及び防火改修促進のための段階的改修計画の認定の申請手数料を定めるため及び用語の整理等所要の条文整備を行うため本案を提出いたしました。
 次に、議案第87号、新居浜市災害対策基金条例の制定につきましては、大規模災害が発生した場合の被災者の方への支援等臨時的な災害対策経費の財源を確保し、迅速な災害対応と市民生活の早期安定に資することを目的とした新居浜市災害対策基金を設置するため本案を提出いたしました。
 次に、議案第88号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防法、消防法施行令等の一部が改正されたことに伴い、住宅用防災機器の設置及び維持の基準、燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準等を定めるため並びに林野火災低減のための喫煙の制限に係る事項等を定めるため本案を提出いたしました。
 次に、議案第89号、船舶の入出港の届出に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、港湾法の一部が改正されたことに伴い、入出港届の様式が国土交通省令で定めることとされたため及び届け出手続の簡素化を図るため、本案を提出いたしました。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。新田建設部長。
設部長(新田一雄)(登壇) 議案第86号、新居浜市建築関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
 議案書の36ページをお開きください。
 建築物の安全性及び防火機能の確保等を図るため、建築基準法の一部を改正する法律が施行されましたことから、所要の改正を行おうとするものでございます。
 今回の手数料条例の主な改正点でございますが、法の改正の影響から、単に条項ずれを改めましたもの、制度的には変更がございませんが、法文上の文言が改められましたもの、法の改正により不適格となった既存建築物の耐震及び防火改修の促進を目的に制定されました段階的改修の認定手数料の追加などでございます。
 なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
○議長(加藤喜三男) 泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 議案第87号及び議案第89号につきまして補足を申し上げます。
 まず、議案第87号、新居浜市災害対策基金条例の制定についてでございます。
 議案書の38ページをお開きください。
 本議案は、本市全域に未曾有の被害をもたらしました平成16年度災害の教訓を踏まえ、本市において市民に甚大な被害をもたらすような大規模災害が発生した場合に、被災者の支援等の臨時的な災害対策経費の財源を確保し、迅速な災害対応と市民生活の早期安定に資することを目的とした新居浜市災害対策基金を設置するための条例を制定しようとするものでございます。
 本条例は、本則7条と附則1条からなっておりまして、第1条では設置目的、第2条では基金の積立方法、第3条では基金の管理方法、第4条では基金の運用から生ずる収益の処理方法、第5条では財政上必要がある場合、基金の繰りかえ運用ができること、第6条では基金の処分について、全部または一部の処分ができること、第7条では基金の管理に必要な事項は規則で定めることについてそれぞれ定めるものでございます。
 なお、この条例は公布の日から施行したいと考えております。
 次に、議案第89号、船舶の入出港の届出に関する条例の一部を改正する条例について補足を申し上げます。
 議案書の50ページをお開きください。
 国際協力のある港湾を創出していくために、国際標準への準拠、手続の簡素化への一環といたしまして、国際海上交通の簡易化に関する条約、いわゆるFAL条約の締結を行うことが、平成17年6月15日に国会において承認され、本年11月に発効されることとなりました。そのことに伴い、港湾法の一部が改正され、入出港届の様式が国土交通省令で定めることとされたことにより、本案を提出するものでございます。
 まず、第1条の入出港届につきましては、港湾法の一部改正にあわせまして、現行の第1条「入港届」を「入出港届」に改め、第2条出港届及び第3条入出港届を削除いたしております。また、近年、船舶が大型化いたしておりますことから、対象外船舶を100トン未満から500トン未満といたしまして、届け出者につきましても船長または船舶の代理人からの届け出も可能となるよう改正いたしております。別記様式につきましては、様式が国土交通省令で定めることとされたことによりまして、削除いたしております。
 なお、この条例は改正港湾法関係政省令の施行日でございます平成17年11月1日から施行したいと考えております。
○議長(加藤喜三男) 三浦消防長。
防長(三浦弘二)(登壇) 議案第88号、新居浜市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきまして補足を申し上げます。
 議案書の40ページをお開きください。
 このたびの改正は、住宅等への住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準、燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準等を定めるとともに、林野火災低減のための喫煙の制限に係る事項等を定めるため、新居浜市火災予防条例の条文整備を行おうとするものです。
 主な改正の内容につきまして、条文に沿って御説明いたします。
 参考資料の16ページから31ページまでをお目通しください。
 第1条による改正につきましては、第1点目といたしまして、環境対策、エネルギーの安定供給等の観点から、近年、開発、普及が進められている燃料電池発電設備について、火災予防上の安全対策の基準を新たに設けようとするものです。また、この規制につきましては、家庭用燃料電池についてその普及を図る観点から、燃料電池等の発電設備の中で火災発生危険が少ない家庭等に設ける小出力のものについては規制の一部を緩和させるなど、所要の整備をしようとするものです。
 第8条の3の規定につきましては、燃料電池発電設備を火を使用する設備として定め、燃料電池発電設備の位置、構造及び管理の基準については、第3条の炉及び第12条の発電設備に係る規定のうち必要な事項を準用させ、第44条の改正規定では、消防署への設置の届け出を要する対象設備として追加しようとするものです。
 なお、安全装置等を備えた出力10キロワット未満の小出力の固体高分子型燃料電池発電設備については、一般家庭への設置を想定し、準用させる基準のうち、屋外に設置する場合の保有距離、定期点検及び消防署への届け出等の規定については適用しないこととするものです。
 次に、第12条の改正規定につきましては、これまでの内燃機関による発電設備の名称を内燃機関を原動力とする発電設備に改めるとともに、屋外に設ける安全装置等を備えた気体燃料を使用する出力10キロワット未満のものについては、燃料電池発電設備と同様に、一般家庭への設置を想定し、規制の一部を緩和させようとするものです。
 第2点目は、第17条の2の改正規定に関するもので、建築基準法上の煙突に関する規定が改正されたことに伴い、火を使用する設備に附属する煙突に係る基準の中で、建築基準法施行令と重複する事項については、建築基準法施行令を準用させようとするものです。
 第3点目は、第29条の改正規定に関するもので、火災警報発令中の制限事項に林野、原野等の中で火災の危険が高いとして市長が指定した区域においては、喫煙を禁止する規定を追加しようとするものです。
 第4点目は、住宅火災による死者の減少を目的として消防法が改正され、一戸建て住宅や共同住宅等に対して、全国一律に住宅用防災機器の設置が義務づけられました。法律では、住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等については政令で定める基準に従い、火災予防条例で定めることとされたため、第3章の次に第3章の2として住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準等を規定しようとするものです。
 第29条の2の規定につきましては、住宅の関係者は、一定の性能を有する住宅用防災警報器、または住宅用防災報知設備のいずれかを設置し、維持しなければならないものとし、第29条の3、第29条の4の規定では、住宅用防災警報器等を設置すべき住宅の部分及び位置、機器等の種別、その他設置及び維持に関する基準の細目等を定めようとするものです。具体的には、住宅に設けなければならない場所は、寝室として使用する居室、寝室等から下階に通ずる階段等とし、機器の種別は煙式とすることなどを定めようとするものです。
 第29条の5の規定につきましては、スプリンクラー設備、または自動火災報知設備を設置した場合については、住宅用防災警報器等の設置を免除できるものとし、また第29条の6の規定は、火災の危険性に関する客観的な判断により、消防長が認める場合は、この基準を適用しないことができる特例基準を設けようとするものです。
 第29条の7の規定につきましては、高齢化の進展の中で、住宅の火災予防の推進が重大な課題であることなどから、住宅における火災の予防の推進に関する事項として、市及び市民の責務を定めようとするものです。具体的には、市は住宅用防災機器等の普及促進及び住民の自主的な防災組織等が行う住宅における火災予防活動の促進などの施策の実施に努めること、また住民は設置義務化される寝室等のほか、台所等についても住宅用防災警報器等の設置に努めることとする努力義務の規定を設けようとするものです。
 次に、第2条による改正につきましては、第29条の5の住宅用防災機器等の設置免除の規定に今後消防用設備として定められる共同住宅用の消火設備及び警報設備を追加しようとするものです。
 なお、この条例は平成18年6月1日から施行したいと考えております。ただし、林野火災低減のための喫煙の制限に係る事項等の規定につきましては、公布の日からとし、燃料電池発電設備等の位置、構造及び管理の基準等の規定につきましては、平成17年10月1日からと考えております。また、第2条の規定につきましては、平成19年4月1日からと考えております。
 次に、附則第2条に規定する住宅用防災機器の既存住宅等への適用日については、猶予期間として、この改正条例施行の日から5年経過後の平成23年6月1日からと考えております。
 なお、一部の改正規定につきましては、経過措置がとられることになっております。
 以上で補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
 議案第86号ないし議案第89号の4件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 質疑なしと認めます。
 案第86号ないし議案第89号の4件は、いずれも議事日程に記載のとおり、企画総務委員会及び環境建設委員会に付託いたします。
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  程第7 議案第90号~議案第92号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第7、議案第90号ないし議案第92号の3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました議案第90号、議案第91号及び議案第92号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 まず、議案第90号、平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)につきましては、アスベスト対策事業、別子はな街道トイレ整備事業、道路整備事業等の単独事業のほか、滝の宮山根線整備事業の公共事業及び災害対策基金積立金、駅周辺整備計画策定費等の施策費並びに経常経費について予算措置いたすものでございます。
 次に、議案第91号、平成17年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、本年度公共下水道事業認可拡張予定区域において、合併処理浄化槽を設置する方に対する市単独補助金について予算措置いたすものでございます。
 次に、議案第92号、平成17年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成16年度事業の精算に伴う介護給付費国庫負担金等の償還金について予算措置いたすものでございます。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) 補足説明を求めます。泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 議案第90号から議案第92号までの予算議案につきまして一括して補足を申し上げます。
 まず、議案第90号、平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)についてでございます。
 今回の補正予算は、予算書の1ページにございますように、4億8,082万4,000円を追加するものでございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ433億388万9,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、43億24万1,000円、9.0%の減となっております。
 内容といたしましては、補正予算参考資料に整理をいたしております。
 補正予算参考資料の5ページをお開きください。
 まず、公共事業費といたしましては、尻無川自歩道橋梁下部工の工法変更に伴います滝の宮山根線整備事業の追加で、事業費2,380万円、構成比4.9%となっております。
 次に、単独事業につきまして6ページ以下に整理をいたしております。
 旧松山地方法務局新居浜出張所の建物を庁舎別館として利用するため、電気設備工事等の改修工事を実施する庁舎等整備事業、県道新居浜別子山線拡幅工事に伴い、日浦登山口のトイレを撤去し、新たに循環型植物共生システムによるトイレを整備する別子はな街道トイレ整備事業、小学校5校、中学校2校の浄化槽機械室に使用されているアスベストを撤去するアスベスト対策事業などでございまして、単独事業費では、事業費2億6,880万円、構成比55.9%となっております。
 次に、施策費といたしましては、3ページ以下にございますように、指定管理者の候補者選定のための委員報酬、経営状況審査委託料等の指定管理者制度推進費、JR新居浜駅前への商業業務機能の誘致や大街区への核施設の導入等、都市基盤整備後の工事、都市施設の集積、にぎわい創出の具体的計画策定のための駅周辺整備計画策定費、大規模災害発生時の被災者の支援等、臨時的な災害対策経費の財源を確保し、迅速な災害対応と市民生活の早期安定を図るための基金を積み立てる災害対策基金積立金などでございまして、施策費では、事業費1億8,592万4,000円、構成比38.7%となっております。
 また、経常経費といたしましては、2ページにございますように、電算管理運営費で230万円、構成比0.5%となっております。
 これらを賄います財源といたしまして、地方交付税、県支出金、寄附金、繰越金、市債などで措置をいたしております。
 今回の補正予算によりまして、財政計画総額435億9,362万3,000円に対しまして99.3%を予算化いたしたところでございます。
 次に、補正予算書及び予算説明書に基づき御説明を申し上げます。
 予算説明書の2ページ、3ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入といたしまして、地方譲与税46万9,000円、地方交付税2億9,573万8,000円、寄附金1,000万円、繰入金88万7,000円、繰越金6,891万円、諸収入2,488万7,000円、市債1億1,620万円をそれぞれ追加いたしまして、地方特例交付金306万7,000円、県支出金3,320万円をそれぞれ減額し、4ページから5ページの歳出経費に充当するものでございます。
 次に、6ページ、第2表地方債補正の変更についてでございます。合併特例事業ほか2件につきまして、それぞれ起債の借入限度額を変更いたすものでございまして、1億1,620万円増額し、限度額を46億980万円に変更するものでございます。
 次に、特別会計補正予算についてでございます。
 7ページをお開きください。
 議案第91号、平成17年度新居浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は、376万8,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ60億4,136万3,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、3億4,844万2,000円、5.5%の減となっております。
 補正の内容は、今年度公共下水道事業認可拡張予定区域におきまして、合併処理浄化槽を国の補助を受けて設置した場合、拡張の認可が得られないことから、市単独で補助を行うものでございます。
 次に、10ページをお開きください。
 議案第92号、平成17年度新居浜市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。
 今回の補正は、3,166万7,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ89億1,184万4,000円といたすものでございます。これを前年同期と比較いたしますと、8億9,885万7,000円、10.1%の増となっております。
 補正の内容は、平成16年度介護給付費の精算による国庫負担金及び支払基金への償還金を措置するものでございます。
 以上で予算関係の補足を終わります。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
 議案第90号ないし議案第92号の3件に対して質疑はありませんか。山岡美美議員。
11番(山岡美美)(登壇) ただいま上程されました議案第90号、平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)、歳出第2款総務費の第1項総務管理費、5目企画費、13節委託料の行政目的として、駅周辺整備計画策定費について3点質疑いたします。
 まず1点目では、整備計画の策定範囲、今簡単な御説明がありましたけれども、もう一度詳しく、わかりやすく御説明をください。
 2点目、この600万円の補正は頭金であり、2006年、2007年と3年間で予定しているようですが、600万円以外に毎年幾ら予定をしているのでしょうか。
 3点目、駅前土地区画整理事業とは異なるものなのでしょうか。
 以上で質疑を終わります。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 山岡議員さんの質疑にお答えいたします。
 まず第1点目、計画の具体的な対象範囲ということでございます。現在、JR新居浜駅周辺におきまして土地区画整理事業を行っておりますが、今回計画をいたしますのは、そのうち利用目的が特に決まっておりません大街区、それから芸術文化施設を想定しておりますが公共施設用地、それから駅前広場、シンボルロードといったところを具体的な計画の範囲といたしております。これまで土地区画整理事業ということでは、全体的な計画として具体的な土地利用計画という形までの具体的な計画ができていなかったこともございますので、今回はそういった点を中心に計画をするものでございます。
 それから、第2点目の今後の取り組みも含めた予定でございます。今回の補正額では600万円を計上いたしておりますが、駅前の土地区画整理事業が平成22年度完成予定ということを踏まえまして、本年度、平成17年度、それから平成18年度、平成19年度ぐらいを目途に具体的な計画を順次詰めていきたいというふうに考えております。そうした中では、今年度は整備の方向性を整理する上で必要な現況と課題の分析、それから行政が担います具体的な行動の内容、スケジュールの作成をいたしまして、具体的な内容の検討につきましては平成18年度以降になろうかと思っております。金額的には、したがいまして、今年度の調査内容、進捗状況を踏まえまして、来年度以降の金額が定まってくるところではございますが、今年度半年間で600万円ということでございますので、来年度以降につきましては、およそ1カ年間でその倍からまたさらにそれ以上かかる可能性もございます。1,200万円の倍、2,400万円からもう少しかかるかもしれません。今のところはまだ具体的な金額は未定でございます。
 それから、3点目でございますが、これまで行っておりました土地区画整理事業というのは、いわゆる基盤整備の部分でございます。今回計画をいたしますのは、そのできました基盤の上に何をするかということでございます。先ほど計画する中にシンボルロードということを申し上げましたが、こういったものは今の土地区画整理事業の中でできる部分がございますが、そうした区画整理事業の状態を踏まえた上で、その活用ということになりますので、区画整理事業とは一応別のものということでございます。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はありませんか。山岡美美議員。
11番(山岡美美)(登壇) 説明ありがとうございました。
 今の説明、またこの間、会派での策定費の説明の中で、まず今の説明では利用目的ということでは目的が決まっていない大街区、駅前広場とかシンボルロードというような説明でした。大街区については、商業施設とかあと宿泊施設、公共公益施設という形で3つに分けられているわけですけれども、商業施設などを含めて今回誘致なども含めて検討するというようなお話でしたけど、ただこの間、区画整理事業の中のまちづくりの目標としては、商業業務機能の集積及びにぎわいの創出という形であります。今回の会派説明の中の文章にも、誘致というのは先ほど区画整理外という形では認めるんですけど、今言いましたように、集積及びにぎわいの創出という文章、全く同じ文章で、そういうあたりでは私は重なる部分、すべてが区画整理の事業にかかわるとは思っていませんけれども、随分とかかわる部分が多いのではないかというふうに思います。そういう点で、あと調査の目的としては、あと地権者の意向調査なども含めているということもお聞きしているんですけれども、その点について目的の中に入っているのか、入っていないのか、もし本当に入っているんだったら、やはりこれは周辺整備、区画整理にかかわる予算も入っているということではないのでしょうか。
 以上です。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 山本議員さんの質疑にお答えいたします。
 土地区画整理事業と重なる部分があるのではないかということでございますが、これまで土地区画整理事業を進める上で、基本的なまちづくりの構想を持ちまして、それを前提に土地の区画割りということを考えております。したがいまして、どのような土地利用を目指すかという点においては、現在の土地区画整理事業についても計画があるといえばあるということでございますが、ただ具体的な整備につきましては、そうした基盤を整備することによりまして、それぞれ公共部分であれば当然行政がやる部分でございますが、その他の民間所有の土地につきましては、そうした基盤整備をすることによりまして、需要喚起していきまして、基盤整備をしていこうと、こういうことでございました。しかしながら、これまでの取り組みの状況の中では、まだ具体的にそうした誘致といいますか、進出が決まってない部分が多くございますので、そうした点について土地区画整理事業の成果をなるべく早期に出すためにも、今回行政としてこうした具体的な取り組み計画を立てようというものでございます。したがいまして、当然、現在行っております土地区画整理事業の上に成り立つ事業ではございますが、これまでの土地区画整理事業では取り組み内容に入れていなかった部分について行おうというものでございます。
 それから、意向調査につきましては、これまで議会でも種々御指摘、御議論をいただいておりまして、現在できる範囲内での地権者への意向調査、そういったことも取り組んできております。しかしながら、改めまして今回人員をもう少し強化をいたしました中で、改めての意向調査も行っていこうというふうに考えております。そういった意味におきましては、現在の取り組み内容から延長線上になるということにはなりますが、事業費といたしましては、これまでの土地区画整理事業とは別のものでございます。
 冒頭、議員さんの名前を「山岡議員さん」と言うところを「山本議員さん」という発言でございましたので、訂正しておわびいたします。
 以上でございます。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はありませんか。大條雅久議員。
10番(大條雅久)(登壇) 議案第90号、平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第5号)の中の第10款教育費、第5項社会教育費にあります需用費146万1,000円について質疑させていただきます。
 目の行政目的が地域見守り推進費とのことですが、事前の説明によりますと、市内小学校区全18のうち、11校区を対象とするということですが、残りの7校区についてはなぜ今回の対象ではないのでしょうか。
 また、補正予算額146万1,000円のうち、大半が既に支出されております。早いものは5月から既に支出が始まっているようですが、補正予算が議会に提出される前からの支出というのはどういう理由からでしょうか。
 以上2点、お願いいたします。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えいたします。
 まず、地域見守り推進費の対象でございます。対象につきましては、今御指摘がありましたように、小学校区でいいますと11校区を予定しております。残り7校区がございますが、そのうち2校区、大島と別子山につきましては、今回子供の登下校時の見守りを行います組織の活動支援ということでございますが、そうした組織化された活動まで至っていないということで、予算の対象といたしておりません。
 また、残りの5校区につきましては、既に活動を実施しておりまして、かつ他の事業、市民が主役のまちづくり支援事業の補助金を活用して既に活動を開始しているということから、今回こうした事業の対象といたしておりません。
 それから、大半が支出済みということの御指摘でございますが、今回の予算措置につきましては、こうした地域見守り活動というものの契機といたしましては、2月に大阪の寝屋川でありました事件等を踏まえまして、なるべく早期の立ち上げをしたいというようなことがございまして、それぞれ各校区において働きかけを行ってきたところでございまして、こうした早期に立ち上げを行いたいという観点から、予算といたしましては既に教育委員会の中で予算措置がされております需用費を活用いたしまして、先にこうした帽子、たすき等の購入を行いまして、年度後半に必要な需用費につきまして補てんをする形で措置をさせていただきたいという提案でございます。理由といたしましては、なるべく早期に活動を立ち上げたいという観点からでございます。
 以上です。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はありませんか。大條雅久議員。
10番(大條雅久)(登壇) 先ほどの質疑に対する答弁ですが、まず1点目、なぜ7校区が別なのかという趣旨ですが、大島校区、別子山校区が説明のとおりでしたら、その点についてはこの場では申し添えませんが、他の5校区が既に見守り推進費同等のものが市から補助として出ているという点について疑問がありましたので質疑をいたしました。今回、全市的に提示されている補助金のあり方に関する考え方、それに照らして考えたときに、なぜ事前に自主的に地域の子供たちの安全を考えて、自分たちが知恵を出して、お金も出して、労力も出して推進する事業体が、書類審査、もしくは公開プレゼンテーションという形の違いはあれ、市民部が行ったみんながつくるまちづくりのための公開審査にかかって、他の企画と比較検討をされて、競争して、競い合って獲得した補助金です。なおかつ全額ではありません。同時に、今全市的にそういう形の補助金を進めようと、これまであった補助金はないもんだと考えてゼロからスタートしましょうというのが市長の考えではなかったんでしょうか。なぜ手とり足とり早くやりなさい、こうしなさい、ああしなさい、なおかつこういうカタログがあるよと特定のカタログを見せてどれにしますかと、そこまでして買ってあげるというのは、今呼びかけている補助金のあり方に対して全く逆行しているんじゃありませんか。使用目的を言っているんではないんです。使用目的で言えば、1月の市内の関係団体すべてを呼んでの補助金のあり方の考え方に対する説明のときに、市長みずから従来の補助金が必要なかったとは考えてないと、いずれも必要なものだと思いますと、そう説明されたじゃないですか。これは、私一人の思いかなと思っていましたら、今回、補助金のあり方に関するパブリックコメントの中で寄せられた165人、224件の御意見の中にこういうものがありました。「平成17年度の補助金の見直しは、各部局によってばらつきが出たように思う。予算の削減率が市民部は厳しく、教育委員会は緩かったのではないか」。これは市の連合自治会の三役会で出た御意見と記入されております。私も同じ疑問を持ちます。それをなおかつ補正予算で出すというのが理解できないので質疑しております。
 次に、2点目のなぜ既に今出されている補正予算の146万円のうちの九十数万円が支出されているのかという疑問ですが、これはことし地方制度調査会でも出された提言の中に、市長部局の安易な専決処分を見直そうという具体的な項目があります。専決処分ではありませんけども、趣旨は一緒かと思います。議会の予算審議権というのは何なんだろうという疑問に関する質疑です。
○議長(加藤喜三男) 答弁求めます。泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えをいたします。
 まず1点目の点でございますが、確かにいろいろな形で、ばらばらな形での支援という形になろうかと思います。ただ例えば既に先行して見守り組織を組織して市民が主役のまちづくり支援事業において提案を行い、市からの補助を得る中、またみずからの労力、費用も出す中で活動された団体の働き、そうしたことについては、行政が前もって取り組むことができなかった市民からの新しい取り組みでございました。そうした取り組みをなるべく全市的に行っていきたいということではございましたので、そうした機運が醸成するような取り組みを行って、同じような取り組みができるまでに時間を待つというやり方もあったかと思います。しかし、一方で、先ほどの支出の仕方にも申し上げましたように、こうした子供の見守り事業ということにつきましては、そうした機運の醸成をいかに待つかという点と、早期にそうした体制を組んでいきたいという点のせめぎ合いがございまして、そういった意味では、校区ごとへの対応が違うという結果にはなっておりますが、もともと市民からの自発的な取り組みに影響を受けまして、行政として底上げをしなければいけない部分について取り組みをしようということで予算措置をしようというものでございます。
 2点目の議決権との関係で申し上げますと、確かに当初予算で計上しております経費の中と違いまして、今回特にこうした地域見守り推進費という形での要素での補正だという形で出ております。しかし、当初予算の段階で、教育委員会の需用費として御議決をいただきました予算というのは、既に具体的な使途、まだ当初予算ですべての使途が決まっている、具体的な使途が決まっているわけではございませんので、そうした予算がございます。そうした予算を先にこうした地域見守り推進費に充てることによりまして、早期に事業実施が実現できるということでございまして、今回、そういった意味では、個別にここまでの行政目的ごとの議決という形にそもそも予算の議決の形がなっていないことからこうした形にはなっておりますが、先ほど申し上げましたように、早期に取り組みたいという観点からこのような形で措置をさせていただくことに御理解を賜りたいというふうに思います。
○議長(加藤喜三男) この際、暫時休憩いたします。
  午前11時23分休憩
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  午前11時33分再開
○議長(加藤喜三男) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) これにて質疑を終結いたします。
 案第90号ないし議案第92号の3件は、いずれも議事日程に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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  程第8 認定第1号、認定第2号
○議長(加藤喜三男) 次に、日程第8、認定第1号及び認定第2号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました認定第1号及び認定第2号につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 まず、認定第1号、決算の認定につきましては、平成16年度新居浜市水道事業会計決算及び平成16年度新居浜市工業用水道事業会計決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。
 次に、認定第2号、決算の認定につきましては、平成16年度新居浜市一般会計歳入歳出決算並びに平成16年度新居浜市貯木場事業特別会計歳入歳出決算外9特別会計決算について、監査委員の意見をつけ、議会の認定に付するものでございます。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(加藤喜三男) これより質疑に入ります。
 認定第1号及び認定第2号の2件に対して質疑はありませんか。大條雅久議員。
10番(大條雅久)(登壇) 認定第1号、決算の認定についての新居浜市水道工業用水道事業会計決算書について質疑させていただきます。
 決算書の13ページに始まる報告書の概要の中に具体的な数字が出ておりますが、当年度は給水人口11万7,620人、前年度比1,415人、1.19%減、給水戸数5万87戸、前年度比3戸、0.01%増と以下説明がありますが、昨年、同じ9月議会で質疑させていただきました。瀬戸・寿上水道組合の事業範囲は、新居浜市水道局の事業認可区域内であります。その際お聞きしました給水人口、給水戸数に瀬戸・寿上水道組合の世帯数は入っているのかどうかという質疑に対して、水道局長からは「新居浜市上水道計画の中で給水区域に当然瀬戸・寿上水道組合が編入されておりますことから、給水人口、給水戸数につきましては、指摘のとおり、今後含めるべきと考えております」という答弁をいただきました。今回、入っているのでしょうか。その点をお教えください。
○議長(加藤喜三男) 答弁求めます。竹林水道局長。
道局長(竹林義孝)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えいたします。
 平成16年9月現在でございますけど703戸、給水戸数として計上しております。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はありませんか。大條雅久議員。
10番(大條雅久)(登壇) 済みません、よくお答えがわからなかったんですが、入っているということと、この平成16年度決算の数字には数からして合わないんですが、入ってないということですか。
 入っているんでしたら戸数が変わりませんよ。ちなみに、平成14年度、平成15年度の推移は、平成14年度が4万9,383戸、それが平成15年度が5万84戸、そして今回が5万87戸。平成14年度から平成15年度ふえてますが、これが組合の戸数だったんですか。何か時期が違うように思うんですが。私の間違いでしたら申しわけありません。
○議長(加藤喜三男) 答弁を求めます。竹林水道局長。
道局長(竹林義孝)(登壇) 大條議員さんの質疑にお答えいたします。
 一応、議会で御指摘されまして当然把握しておりまして、先ほど御説明いたしました703戸につきましては、計上しております。戸数の今年度わずか3戸ということですけど、そういった数字につきましては、いろいろ給水申請等によりまして、いわゆる重層とかそういった形で1戸当たりの戸数がマンション等でありましたら1戸のメーターでも何人もかかっておると、そういうふうな経緯もありまして、結果的にそういった形に計上されております。
 以上でございます。
○議長(加藤喜三男) ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) これにて質疑を終結いたします。
 諮りいたします。認定第1号及び認定第2号の2件については、9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号及び認定第2号の2件については、いずれも9人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
 諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、明智和彦議員、岩本和強議員、西本勉議員、真鍋光議員、大條雅久議員、伊藤優子議員、仙波憲一議員、白籏愛一議員、山本健十郎議員、以上9人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9人の議員を決算特別委員に選任することに決しました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 お諮りいたします。議事の都合により、9月7日から9月12日までの6日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤喜三男) 御異議なしと認めます。よって、9月7日から9月12日までの6日間、休会することに決しました。
 9月13日は午前10時から会議を開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
  午前11時43分散会