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平成17年第2回新居浜市議会臨時会会議録 第1号

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平成17年第2回新居浜市議会臨時会会議録 第1号

目次

議事日程 
本日の会議に付した事件 
出席議員 
欠席議員 
説明のため出席した者 
議会事務局職員出席者 
開会(午前10時03分) 
市長議会招集のあいさつ 
田村収入役就任のあいさつ 
議長報告 
休憩(午前10時07分) 
再開(午前10時09分) 
日程第1 会議録署名議員の指名 
日程第2 会期の決定 
 表決 
日程第3 報告第1号~報告第4号 
 佐々木市長の説明 
 笹本総務部長の説明 
 泉水企画部長の説明 
 委員会付託省略 
休憩(午前10時29分) 
再開(午前10時43分) 
 表決 
休憩(午前10時44分) 
再開(午後 1時30分) 
議会議案第1号 
 山本健十郎議員の説明 
 岡崎溥議員の質疑(1) 
 山本健十郎議員の答弁 
 岡崎溥議員の質疑(2) 
 山本健十郎議員の答弁 
 委員会付託省略 
休憩(午後 1時54分) 
再開(午後 1時54分) 
 表決 
休憩(午後 1時56分) 


本文

平成17年5月17日 (火曜日)

  事日程 第1号
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 報告第1号 専決処分した事件の承認について
         (委員会付託省略)
   報告第2号 専決処分した事件の承認について
         ( 同   上 )
   報告第3号 専決処分した事件の承認について
         ( 同   上 )
   報告第4号 専決処分した事件の承認について
         ( 同   上 )
第4 常任委員の選任
第5 常任委員長の選任
第6 議会運営委員の選任
第7 議案第47号 損害賠償の額の決定について
         (環境建設委員会付託)
   議案第48号 和解について
         ( 同     上 )
   議案第49号 市長及び助役の給料の特例に関する条例の制定について
         (企画総務委員会付託)
   議案第50号 平成17年度新居浜市一般会計補正予算(第1号)
         (各常任委員会付託)
――――――――――――――――――――――
  日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 報告第1号~報告第4号
議会議案第1号
――――――――――――――――――――――
  席議員(30名)
 1番   明 智 和 彦 2番   藤 田 豊 治
 3番   太 田 嘉 一 4番   高 橋 一 郎
 5番   岩 本 和 強 6番   西 本   勉
 7番   藤 原 雅 彦 8番   真 鍋   光
 9番   大 石   豪 10番   大 條 雅 久
 11番   山 岡 美 美 12番   藤 田 幸 正
 13番   伊 藤 優 子 14番   藤 田 統 惟
 15番   二ノ宮   定 16番   仙 波 憲 一
 17番   白 籏 愛 一 18番   伊 藤 初 美
 19番   石 川 尚 志 20番   佐々木 文 義
 21番   真 木 増次郎 22番   岡 崎   溥
 23番     欠 員   24番   山 本 健十郎
 25番   堀 田 正 忠 26番   井 上 清 美
 27番   橋 本 朝 幸 28番   小 野 利 通
 29番   田 坂 重 只 30番   村 上 悦 夫
 31番   加 藤 喜三男
――――――――――――――――――――――
  席議員
な   し
――――――――――――――――――――――
  明のため出席した者
 市長          佐々木   龍
 助役          鈴 木 暉三弘
 収入役         田 村 浩 志
 企画部長        泉 水 克 規
 総務部長        笹 本 敏 明
 福祉部長        神 野 哲 男
 市民部長        神 野 師 算
 環境部長        井 原 敏 克
 経済部長        西 原   寛
 建設部長        新 田 一 雄
 消防長         三 浦 弘 二
 水道局長        竹 林 義 孝
 教育長         阿 部 義 澄
 教育委員会事務局長   佐々木 清 隆
 監査委員        渡 邉 易 雅
――――――――――――――――――――――
  会事務局職員出席者
 事務局長        原   敏 樹
 議事課長        檜 垣 和 子
 議事課副課長      伊 藤   聡
 議事課副課長      多田羅   弘
 議事課議事係長     井 上   毅
 議事課調査係長     飯 尾 誠 二
 議事課主事       岩 崎 美由紀
 議事課主事       秦   正 道
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時03分開会
○議長(井上清美) ただいまから平成17年第2回新居浜市議会臨時会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  長議会招集のあいさつ
○議長(井上清美) 市長より今議会招集のあいさつがあります。佐々木市長。
○市長(佐々木龍)(登壇) おはようございます。
 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。
 本日、平成17年第2回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には早速御出席をいただきましてまことにありがとうございます。
 今議会に提案いたします案件は、専決処分をいたしました事件の承認についての報告及び平成17年度一般会計補正予算などでございます。
 議員の皆様には、十分に御審議をいただきまして、適切な御議決、御承認を賜りますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  村収入役就任のあいさつ
○議長(井上清美) この際、新しく収入役に就任されました田村浩志収入役からあいさつがあります。田村収入役。
○収入役(田村浩志)(登壇) お許しをいただきまして一言ごあいさつ申し上げます。
 私、本年4月1日付で収入役に就任させていただきました田村浩志でございます。
 この大役に身の引き締まる思いがいたしておりますと同時に、職務の重要性を痛感いたしております。
 私、もとより微力ではございますが、議員の皆様方を初め関係各位の御指導をいただきながら、与えられた職務に専念いたしまして市政発展に尽くしてまいる所存でございます。
 今後ともより一層の御指導を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが就任のごあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  長報告
○議長(井上清美) この際、議長報告を申し上げます。
 報告事項は、会議出席報告であります。
 平成17年4月13日、赤坂御苑において、天皇皇后両陛下御催しの園遊会に招かれ、出席いたしました。
 次に、去る4月1日付で人事異動のありました議場出席者等からあいさつがあります。あいさつは休憩中に行うことにいたします。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時07分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時09分再開
○議長(井上清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより日程に入ります。
 本日の議事日程につきましては、お手元に配付の議事日程第1号のとおりでありますが、日程第7終了後、議員全員協議会も予定いたしております。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第1 会議録署名議員の指名
○議長(井上清美) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において佐々木文義議員及び真木増次郎議員を指名いたします。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第2 会期の決定
○議長(井上清美) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日限りと決定いたしました。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  程第3 報告第1号~報告第4号
○議長(井上清美) 次に、日程第3、報告第1号ないし報告第4号の4件を一括議題といたします。
 説明を求めます。佐々木市長。
長(佐々木龍)(登壇) ただいま上程されました報告第1号から報告第4号までの4件につきまして一括して提案理由の説明を申し上げます。
 まず、報告第1号、専決処分した事件の承認につきましては、新居浜市税賦課徴収条例及び新居浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、地方税法等の一部を改正する法律が、平成17年3月25日に公布、4月1日から施行されたことに伴い、条例の一部を改正する必要が生じたため専決処分をいたしたもので、報告し承認を求めるものでございます。
 次に、報告第2号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市一般会計補正予算(第9号)についてでございまして、地方交付税、地方消費税交付金等が確定したこと及び市債の最終見込みが得られましたことに伴います財源補正、財政調整基金への積み立て措置並びに被災者生活再建支援費の最終見込みが得られましたことに伴います減額措置等につきまして補正予算の専決処分をいたしたもので、報告し承認を求めるものでございます。
 次に、報告第3号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市平尾墓園事業特別会計補正予算(第6号)についてでございまして、市債の最終見込みが得られましたことに伴います財源補正につきまして補正予算の専決処分をいたしたもので、報告し承認を求めるものでございます。
 次に、報告第4号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についてでございまして、老人医療費が確定したことに伴います医療給付費等につきまして補正予算の専決処分をいたしたもので、報告し承認を求めるものでございます。
 なお、詳細につきましては、担当部長から補足説明をいたします。御審議よろしくお願い申し上げます。
○議長(井上清美) 補足説明を求めます。笹本総務部長。
務部長(笹本敏明)(登壇) 報告第1号につきまして補足を申し上げます。
 報告第1号、専決処分した事件の承認につきましては、新居浜市税賦課徴収条例及び新居浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
 今回の改正は、国の平成17年度税制改正に係る地方税法等の一部改正に伴います改正でございます。
 第1条で新居浜市税賦課徴収条例の一部改正を、第2条で新居浜市税都市計画税条例の一部を改正する条例について、制定いたしたものでございます。
 まず、新居浜市税賦課徴収条例の一部改正につきまして御説明をいたします。
 個人市民税では、年齢65歳以上の者に適用される非課税措置の廃止、特定口座で管理されていた上場株式等が無価値化した場合のみなし譲渡損失の特例の適用など、また固定資産税関係は、震災等で被災し住宅用地として使用できない土地に対する住宅用地の課税標準の特例適用期間の延長、特別土地保有税関係では、徴収猶予の延長期間の制限などが主なものでございます。
 それでは、参考資料に従いまして御説明を申し上げます。
 参考資料の1ページをお開きください。
 まず、新居浜市税賦課徴収条例の個人市民税関係でございます。
 第24条、個人の市民税の非課税の範囲でございますが、年齢65歳以上で前年の合計所得金額が125万円以下の者に適用される非課税措置を廃止するものでございます。
 ただし、経過措置として、平成17年1月1日において65歳に達していた者であって、合計所得金額が125万円以下である者については、平成18年度は所得割及び均等割の税額の3分の2を減額し、平成19年度は所得割及び均等割の税額の3分の1を減額するものでございます。
 次に、第36条の2、市民税の申告につきましては、給与支払報告書の提出対象者を退職した場合まで範囲を拡大するものでございます。
 次に、附則第19条の2、特定管理株式が価値を失った場合の株式等に係る譲渡所得等の課税の特例でございます。
 特定口座で管理されていた株式が、発行会社の清算結了等により無価値化した場合、申告により株式等の譲渡損失とみなすことができるものでございます。
 参考資料の2ページをお開きください。
 附則第20条、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡損失の繰越控除等及び譲渡所得等の課税の特例につきましては、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡所得等の課税の特例、いわゆるエンジェル税制を2年延長するものでございます。
 次に、固定資産税関係でございます。
 第63条の3第2項、法第352条の2第6項に規定する特定被災共用土地に係る固定資産税の案分の申し出につきましては、字句の訂正及び今回の法改正により従来の被災年度から2年間に限られていた住宅用地の課税標準の特例適用が、避難等解除日の属する年から3年間に延長されたことに伴う案分の申し出を要する期日の延長に関する規定の改正でございます。
 まず、第74条の2第1項は、被災住宅用地が住宅用地の課税標準の特例適用を受けるための申告を要する期日の延長に関する規定の改正でございます。
 次に、第74条の2第1項第2号は、字句の訂正のみでございます。
 次に、同条第2項は、固定資産税の課税標準の特例を適用される被災住宅用地につきましては、第74条に定める住宅用地の申告義務を適用しない旨の規定でありますが、住宅用地の特例適用延長に合わせて申告義務を適用しない期日も延長する規定の改正でございます。
 参考資料の3ページをお開きください。
 新居浜市都市計画税条例でございます。
 第2条第2項につきましては、地方税法第349条の3第12項及び第21項の削除に伴う項の繰り上げによります条文の整備でございます。
 なお、今回の改正に伴います市税の影響見込みでございますが、個人市民税では年齢65歳以上の高齢者の非課税措置の廃止により、平成17年度を基準として、平成18年度については450万円程度の増収、平成19年度については900万円程度の増収、平成20年度については1,400万円程度の増収を見込んでおります。
 なお、固定資産税及び都市計画税につきましては、税額の影響はほとんどございません。
 以上が専決処分をいたしました内容でございます。
○議長(井上清美) 泉水企画部長。
画部長(泉水克規)(登壇) 報告第2号から報告第4号につきまして補足を申し上げます。
 まず、報告第2号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市一般会計補正予算(第9号)についてでございまして、今回の補正予算は、地方消費税交付金、地方交付税、市債等の額が確定いたしましたこと等によります歳入歳出予算等についての補正でございます。
 それでは、処分書に基づきまして御説明を申し上げます。
 処分書の1ページをお開きください。
 今回の補正は、1億9,324万4,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ541億5,777万8,000円といたすものでございます。
 これを前年度同期と比較いたしますと、101億5,763万1,000円、23.1%の増となっております。
 次に、2ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入についてでございます。
 第2款地方譲与税につきましては、自動車重量譲与税が2,563万4,000円の増額、第5款株式等譲渡所得割交付金につきましては1,188万7,000円の増額、第6款地方消費税交付金につきましては1億2,468万9,000円の増額、第8款自動車取得税交付金につきましては3,041万1,000円の増額、第10款地方交付税につきましては1億9,069万3,000円の増額、第14款国庫支出金につきましては2,218万8,000円の増額、第15款県支出金につきましては、台風15号及び台風21号に対する災害救助法の適用に伴います災害救助費負担金が1,625万3,000円の増額、被災者生活再建支援費の確定に伴い県補助金が2億1,133万9,000円の減額、第16款財産収入につきましては2,000万円の減額、第20款諸収入につきましては災害に伴う市有物件災害共済金等で1,044万円の増額。
 次に、処分書3ページに参ります。
 第21款市債につきましては、事業費の精算等によりまして780万円の減額、第22款特別地方消費税交付金は滞納繰越分の交付があったことにより18万8,000円を増額いたすものでございます。
 次に、4ページの歳出についてでございます。
 第2款総務費につきましては、地方消費税交付金、地方交付税等の増額分を財政調整基金へ4億7,000万円積み立て措置するもののほか、国及び県支出金の増額に伴う財源補正でございます。
 第3款民生費につきましては、被災者生活再建支援費の事業費の確定に伴う減額及び老人医療費の確定に伴う老人保健事業特別会計への繰出金追加措置により、2億7,815万6,000円の減額のほか、県支出金の増額に伴う財源補正でございます。
 第4款衛生費につきましては、平尾墓園災害復旧費の事業費確定に伴う平尾墓園事業特別会計への繰出金の追加措置140万円及び国県支出金の増額並びに市債の確定に伴う財源補正でございます。
 第7款商工費、第8款土木費、第9款消防費、5ページ、第10款教育費、第11款災害復旧費につきましては、国県支出金の増額及び市債の確定等に伴う財源補正でございます。
 次に、6ページの第2表地方債補正の変更についてでございます。
 臨時地方道整備事業ほか24事業につきまして、事業費の精算等により限度額を780万円減額し、96億3,950万円に変更するものでございます。
 次に、報告第3号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市平尾墓園事業特別会計補正予算(第6号)についてでございまして、今回の補正予算は市債の額が確定いたしましたことによります財源の補正でございます。
 それでは、処分書に基づきまして御説明を申し上げます。
 処分書の2ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入についてでございます。
 事業費の精算によりまして、第5款市債を140万円減額し、第3款繰入金を同額増額するものでございます。
 次に、4ページの第2表地方債補正の変更につきましては、限度額を140万円減額し、4,880万円に変更するものでございます。
 次に、報告第4号、専決処分した事件の承認につきましては、平成16年度新居浜市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)についてでございまして、今回の補正は平成16年度の老人医療費の額が確定いたしましたことによります歳入歳出予算についての補正でございます。
 それでは、処分書に基づきまして御説明を申し上げます。
 処分書の1ページをお開きください。
 今回の補正は、5,194万2,000円の追加でございまして、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ151億3,536万4,000円といたすものでございます。
 次に、処分書の2ページをお開きください。
 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入についてでございます。
 第1款支払基金交付金につきましては3,609万8,000円増額、第2款国庫支出金につきましては4,373万5,000円減額、第3款県支出金につきましては145万4,000円増額、第4款繰入金につきましては3,994万円増額、第5款諸収入につきましては1,818万5,000円増額いたしております。
 次に、3ページの歳出についてでございます。
 第1款総務費につきましては、国庫支出金327万8,000円の増額に伴う財源補正、第2款医療諸費につきましては、老人医療費の確定に伴い5,194万2,000円を増額いたしております。
 以上で補足を終わります。
○議長(井上清美) これより質疑に入ります。
 報告第1号ないし報告第4号の4件に対して質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 質疑なしと認めます。
 諮りいたします。ただいま議題となっております報告第1号ないし報告第4号の4件については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、報告第1号ないし報告第4号の4件については委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時29分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午前10時43分再開
○議長(井上清美) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 れより報告第1号ないし報告第4号の4件を一括採決いたします。
 以上の4件はいずれもこれを承認することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上清美) 御異議なしと認めます。よって、報告第1号ないし報告第4号の4件はいずれもこれを承認することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時44分休憩
―――――――――― ◇ ――――――――――
  午後 1時30分再開
○副議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――― ◇ ――――――――――
  会議案第1号
○副議長(仙波憲一) お諮りいたします。ただいま山本健十郎議員外13人から議会議案第1号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よってこの際、議会議案第1号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議会議案第1号を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。山本健十郎議員。
4番(山本健十郎)(登壇) 井上清美議長に対する議長の辞職勧告に関する決議について御説明申し上げたいと思います。
 昨年5月17日に開催された臨時議会において選出された現議長については、御高齢でもあり、お体が十分でない中、議長としての激務に耐えがたい状況であり、最近になっての、議会運営で議員の名前を再々読み間違えたり、代表者会でも十分進行できないなど、問題が出てきたように思われます。
 議長はまた防犯協会の顧問で、協会より予算額の増額要請を受けるなどしておきながら、総会に出席して本年度の補助金削減の意義など、説明できる立場でありながら、総会を欠席するなど、議会の信用を失墜するものであります。
 さらに昨年の災害においても、あたかも自衛隊の派遣は、議長が要請して実現したかのように、議長が発言なされているが、本来これは行政の長からの要請で実現されるもので、議長の権限を越えた行為であります。
 また、現在国道11号新居浜バイパスが、国の御努力で着実に進んでいますが、この予算についても議長が要請して国土交通省から多くの予算獲得を、議長が取り組んだように発言されております。
 以上のことなどから、私どもは、今後の議会運営、議長の言動、発言が議長職にとどまることは、問題を抱えていると考えられます。
 以上の理由により、井上清美議長に対して議長の辞職を勧告するものであります。
 以上の決議のとおり決議しますが、それぞれ議員の皆さんの御賛同をお願い申し上げたいと思います。
○副議長(仙波憲一) これより質疑に入ります。
 議会議案第1号に対して質疑はありませんか。岡崎溥議員。
2番(岡崎溥)(登壇) ただいま提案されました井上清美議長に対する議長の辞職勧告に関する決議という提案に対しまして、質疑を申し上げたいと思います。
 昨年5月17日に開催された臨時議会で選出されたということでございます。現在の議長、選出されたのは自民クラブだったように思いますが、そのときは高齢ではなかったんでしょうか。
 それから、身体が十分でないということは何を指していらっしゃるんでしょうか。
 それから、いろいろ議会運営で名前を読み違えると、あるいはちょっとど忘れするということは私も最近出始めたわけでありますが、高齢化してきますと、比較的議員さん高齢者が多いんですけれども、ありがちなことなんですが、これが致命傷になるんでございましょうか。
 また、いろいろ、中で、防犯協会の云々と、それから自衛隊の云々と、それから国道11号バイパスの問題ということで、私も真偽のほどをちょっと議長に伺ったわけでありますけれども、ここの表現では自分がやったみたいなことになっとるんですけども、しかしそれぞれのとり方もあるかと思いますけれども、私がそのどっちが正しくて正しくないという立場にはありません。
 しかし、伺いますと、防犯協会の関係では1回目は行ったと、2回目は都合が悪くて副議長が行ったと。このことがどうして問題になるんでしょうか。
 それから、災害で自衛隊の派遣について、松山の関係では私は何も言ってないけども、善通寺に対しては直接かかわったというふうなことをおっしゃってましたけども、努力されたんだと思いますけれどもね。
 そういう話でしたが、その辺だとか、国土交通省も、高松へ行かれて用地買収が3班が5班になったり、いろいろ進み始めた側面があるというふうに伺ったんですけれども、これらはいろいろ私も自民クラブさんがこういうことで次の議長を選出するためにいろいろ検討されてるというふうに伺ってますし、今回非常に朝から混乱してるということは、このことについてであったというふうに認識しております。
 そもそもこの議長の問題につきましては、自民クラブさんが大体1年ごとにたらい回しするということが恒例になってるというふうに思うんですが、その点どうなんでしょうか。議長さんがやめないので、これをおろすためにこういういろんな理由づけをしてきたというふうに考えられないこともないと。
 私、これ私の判断ですよ、個人的な判断ですけれども、いろいろ伺うところによりますと、これらの問題については、自民クラブさん自身の問題として考えないといけない問題があるんじゃなかろうかというふうに思うんですけれどもね。それら、とりあえず質疑しまして、また伺いたいと思います。
 以上です。よろしくお願いします。
○副議長(仙波憲一) 答弁を求めます。山本健十郎議員。
4番(山本健十郎)(登壇) 岡崎議員さんの質疑に対して答弁をいたしたいと思います。
 まず、選出されたのが自民クラブだったと思うがということですが、これはもう間違いない事実であります。また、それぞれ投票につきましては、ほかの会派の御協力も得たと思います。まず、これは1点ですね。
 そのときは高齢ではなかったのかということですが、それは高齢だったと思います。高齢で、そのときは体力が十分だったか十分じゃなかったかということについては、そのときは十分だったと思いますが、今現状、それぞれ御承知のとおり、井上議長さんはつえをついて、出張、陳情に大変御苦労されておるようですが、一応それ以上は差し控えさせていただきたいと思います。
 名前を呼び間違えたことが問題なのかということですけども、これはこの議場でも再々、これは議員だけじゃなしに理事者のお名前も再々、これは一番大事なことだろうと思いますが、確かにそれぞれだれでもそういうことがあろうかと思いますが、私はかなり最近ひどくなっておるんじゃないかと思っております。
 それから、防犯協会、国道11号、自衛隊云々のお話がありましたが、まず防犯協会につきましては理事会には出席しとったようですが、総会に欠席して代理で副議長にも要は出席要請もしてなかったようであります。このことについては、お話しを聞きますと、御承知のとおり、1,000万円強あったやつがたしか半分に補助金削減になったと思いますが、このことにつきましては4億5,000万円の削減で、これはもう議会も理事者も一緒になってそういうことに努力をしとる中で、恐らく議長に要請があったと思いますが、その要請をされて、それぞれ理事者とお話ししとんだと思いますが、その辺について協会としてもそれぞれ増額要請だったと思いますが、その辺の話も、出席して、本当は大事な総会ですから、顧問もしておられるんで、出席を、恐らく公務もなかったというお話だったと思います。
 それから、それぞれ努力は、恐らくこれはそれぞれ歴代の議長さんされとる方はそれぞれ理事者が進めておるそのそれぞれの問題については、車の両輪ですから一体となって、そのことについては、ここ市長もおられますが、そういう難しいときには議会を代表した議長が一緒に同行したり議長みずからその問題について解決するように努力するのは、これは当然だろうと思いますが、あくまでもこれは議長がしたという話じゃないんですけど、最近、先ほど岡崎議員さんのありました国道11号バイパスであるとか、国土交通省の予算を獲得したであるとか、ここへは書いてございませんが、県道の問題もお話が各所でされておるようです。
 それから、先ほど自民クラブさんが1年たらい回し、やめないため、理由づけを行っている。自民クラブ自身として考えてほしいと。これはいずれにしたって、自民クラブとしてそういうことで選出して、議会で承認を得て議長になられとると思いますが、いずれにしてもこういうことになったということは、選出した時点ではそれぞれお考えあろうかと思いますが、議長としてふさわしいということで推薦したと思いますが、その1年間の動向の中でこういう結果になったということでございますので、以上、答弁といたします。
○副議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。岡崎溥議員。
2番(岡崎溥)(登壇) 御答弁ありがとうございました。
 今、山本健十郎議員の質疑に対する答弁を聞いておりましたら、全然内容的には理解できないと思うんですよ。
 議長をこの1年間やって、もう激務に耐えがたいということで云々と言われとんですけれども、彼が例えば入院されて議長の職を果たせてないとか、あるいは致命的な問題を起こしたとかということだとか、その体の問題、健康上の問題についてその1年前と現在、その読み間違いの云々ということだとかという点については、私の知る限りにおいては少々数はふえてるなというふうに思いますけれども、実際、致命傷になるようなというふうには感じませんけどね。
 例えば1年前、そのことは十分皆さん、高齢者については大抵その辺はわかっとる問題で、その後の経過でこれが致命的になってきたよという点では、説明に私はなってないと思うんですよ。
 それともう一つ、それぞれの件について、私は、3点ここへ挙がってるんで、当事者にこの3点についてどういうふうに、どういう事情だったのかということで伺ったんですけれども、山本健十郎議員、提案者にも、それで努力されたことは認めるというふうに言われてますように、現実に彼はかかわったと。それで、その表現の問題は確かにあるんだろうと思いますけれども、事実であることについては間違いなかったというふうなことは、山本議員の今の提案者の説明でも明らかになったと思うんですよ。
 やっぱり、自民クラブから選出したよと。もちろん、他の会派の協力もあったということはそうなんですけれども、自民クラブさんから提案して、それでもってこの1年間やってきたわけですが、どうしても今回1年来たのでかえなければならないという、致命的な、自民クラブさんからいいましてですよ、選出した議長として問題があるというふうに挙げている、みずから選出した議長をこういうふうに辞職せえというふうに言わにゃあならんような根拠は全くない、いうふうに思うんですよ。
 その点、どうしてこういうことが出てくるんだろうかという点で、私はたらい回しという表現を使ったんですが、その点でどうなんでしょうね。やっぱり、選出するに当たってその辺の自民クラブさんの、いわゆるちょっと表現まずいですけどね、失礼かもわかりませんけれども、やっぱりたらい回しがど真ん中に座ってると。これで、何も言うことを聞いてくれんから、こういう理由にならない理由をいろいろ挙げて不信任すると、辞職せえということになってるというふうに思うんですけどもね。
 ですから、私、自民クラブさん自身の問題じゃないかというふうに思うんですけれども、率直なところ、私言いにくいことも言っとるわけですけれども、その辺やっぱり議会の民主的な運営、議長のやっぱりその議会での民主的な運営の問題について、このたらい回しというのは余り妥当ではないというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
 以上です。
○副議長(仙波憲一) 答弁を求めます。山本健十郎議員。
4番(山本健十郎)(登壇) 岡崎議員さんの質疑にお答えをいたしたいと思いますが、ちょっといろいろありますが、まず自民クラブ自身の問題、そうじゃなしに、国道11号バイパスであるとか、自衛隊の問題であるとか、そういうことについて山本さんも認めとるというか、私は認めておるのはここへ提案にも書いとんじゃけど、議長としてそれは同行もするし個人的に行く場合もあると思いますが、予算の獲得等、これはもうお願いですから、これはあくまでも支援者の立場ですが、御自分が予算獲得をしたとか、そういうことを言われよんでね、それは私とこの理事者の前でもそういうことを言われましたが、各所で言っておるということに対して、これは非常に大きな問題であると。
 そういうようなことで、認めとるというのは、それは議長として当然のことですから、そういうことを私は言うたんで、ちょっとそこだけはお間違いのないようにしとってほしいんですけどね。ここ、提案の理由の内容とちょっと違いますから。
 もう一つ、この提案内容が理解できんということ、これはそれぞれ見解の相違になると思いますが、激務に耐えがたいであるとか、入院して議長の職を、したときだったら問題ですが、そういうことになってないんじゃろということありますが、私も近くですから、見ておりましても、最初はつえは余りついてなかったように思いますが、そういう、私は特に問題にしとんのは体力のことじゃなしに、特にいろいろと行政の方にかかわっとるところの方が問題だろうと思います。そういうことであります。
 もう一つは、自民クラブ自身の問題であるというか、自民クラブ自身の問題であれば、こういうようなことは自分ところで片づける。これはもうあくまでも議会全体で承認されて議長になられとんで、それぞれ1つは今御提案しとるのもそういうことでございます。
 たらい回しというか、これ、歴代、世良議長も2年やられたこともありますし、たらい回しということはちょっと通らんではないかと思いますが、以上です。
○副議長(仙波憲一) ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(仙波憲一) これにて質疑を終結いたします。
 諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第1号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(仙波憲一) 御異議なしと認めます。よって、議会議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午後 1時54分休憩
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  午後 1時54分再開
○副議長(仙波憲一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありません。よって、討論なしと認めます。
 れより議会議案第1号を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○副議長(仙波憲一) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕
○副議長(仙波憲一) 起立多数であります。よって、議会議案第1号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩いたします。
  午後 1時56分休憩
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       〔自然閉会〕